日本キリスト教団  越谷教会            
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〒343-0811 埼玉県越谷市御殿町4-33
 

 教会とは?

教会について知りたい方へ、教会に行ってみたいと思う方へ

礼拝について
  ここではプロテスタントの教会についてお話したいと思います。(それは越谷教会がプロテスタントだからです)
 教会では日曜日の朝に礼拝を行います。皆で会堂に集まって讃美歌を歌い、聖書を読み、牧師先生のお説教を伺い、祈ります。
 皆が一つに集められ、神様に出会い、神様の言葉を聞き、神様に祈りと讃美を捧げます。礼拝に出席し、神の言葉を聞くことによって、人間にとって何が一番大切かを教えられます。また、それは生きる力と生きる糧を与えられる機会でもあります。
 礼拝は教会の命です。生きた神の言葉が語られるからです。私達はその言葉を聞くことによって励まされ、神様に守られていると感じ、その後の一週間を心を強く持って生活できるのです。
 どうぞ、臆せず教会の礼拝に参加してみて下さい。もちろん初めての方も大歓迎ですよ!どの教会でも!

聖書とは?

聖書について
 聖書は「旧約聖書」(39巻)と「新約聖書」(27巻)からなっています。
 新約聖書は旧約聖書の後ろに編集されていますが、新しく1ページから始まっています。
 聖書は書名、章と節によって成りたっています。これは聖書のどこにある言葉かが、はっきりわかるようにするためです。たとえば書名・・・「マタイによる福音書」、章・・・5章、節・・・10節、とすると その場所を開くと聖句が書かれているのです。住居表示と同じで。すべての聖句に番地がつけられ 日本キリスト教団では、「聖書 新共同訳」 を採用しています。これはカトリック教会とプロテスタント教会の共同事業として1987年に発行されたものです.。現代の言葉に直し分かり易く書かれています。
 聖書は、神と人間との歴史における出会いの物語です。
 旧約聖書は、アブラハムの子孫であるイスラエル民族と神との関係を述べています。神は、この民をエジプトでの奴隷状態から解放し、シナイ山で契約を結び、約束の地カナンを与え、さらにその後の歴史の歩みによって自らを知らせます。そこには、神による救いの体験に基づいて、未来の決定的救い主を待望させる数々の劇的な物語も織り込まれています。
 シナイ山の契約を中心として書かれた諸書を「旧約聖書」としているのです。イエス・キリストを約束の救い主と信じ、イエスによる新しい契約を中心として書かれた諸書を「新約聖書」と呼んでいます。
 聖書の著者はすべて、その名前が知られていると否とにかかわらず、共通して神の言葉の証人であり、彼らのおかげで今日もこの言葉はわたしたちの生き方を 照らし、教え、導き、人々に新しい救いを与えてくれているのです。
 聖書について詳しくお知りになりたい方は ここ「日本聖書協会」http://www.bible.or.jp/index.htmlをご覧下さい。

交読文について
 交読文は詩篇を基本にして聖書の各所から集めた讃美と祈りの詩です。
 讃美歌の後ろのページに載っています。 (讃美歌第2編がついている讃美歌では1編と2編の間にあります)
 司会者と会衆が交互に読むようになっています。司会者がまず讃美を述べ、それに会衆が応えるからです。文語体ですので読むのが難しいところが ありますが、臆せずおおきな声で神への讃美の気持ちで読んでください。


礼拝順序

礼拝の順序は?
 越谷教会の礼拝の順序とそれぞれの意味と心構えを説明します。
 礼拝とは?皆が一つに集められ、神様に出会い、神様の言葉を聞き、神様に祈りと讃美を捧げるのが礼拝です。
 礼拝に出席し、神の言葉を聞くことによって、人間にとって何が一番大切かを教えられます。また、それは生きる力と生きる糧を与えられる機会でもあります。神様をほめたたえる心で出席してください。
 
<奏楽> 礼拝前にはオルガンの前奏があります。心を静かに落ち着かせ。神様からの招きに応える心の準備をして下さい。
<讃詠> 神様を褒め称える歌です。讃美歌の番号のページを開いて下さい。伴奏が始まったら立ち上がると良いでしょう。
主の祈り イエス様の弟子たちが祈りのしかたを教えて下さいとイエス様に頼んだときに教えられた正しい祈りです。聖書のマタイによる福音書6章や,ルカによる福音書11章にその時のことが書いてあります。文語体の祈りの言葉になっていて言いにくいかもしれませんが、皆と共に声を上げて読みましょう。初めの内は朗読して、やがては暗唱できるようになるといいですね!
(受付でお渡しする週報の裏表紙に印刷されています)
<交読文> 讃美歌の後のページに載ってます。詩編を基本にして聖書の各所から集めた讃美と祈りです。まず司会者が1行目を読み続いて会衆が2行目を読み応える形になっています。会衆の読むところは、声を揃えて神様に対する精一杯の気持ちが表れるようにするといいでしょう。
<讃美歌> 「信仰の歌」「歌う祈り」ともいわれています。神様が私達を召して下さり、救いのみ業によって新しい生き方を許してくださったことへの感謝を表したものです。歌詞をよく見ながら、その気持ちで神様に向かい、終わりのアーメンまで心をこめて歌いましょう。アーメンはヘブライ語で「ほんとうにその通りです」という意味です。
<聖書> 聖書は礼拝の中心を示しています。説教も聖書に基づいて語られます。指定のページを開いて、司会者が朗読される時には心をこめて耳を傾けてください。そして、一緒に黙読をしてください。
<祈祷> 教会全体の祈りを代表して司会者が声に出して祈ります。ご一緒に心の中でお祈りください。祈りは、はじめに神様へ呼びかけ、終わりに「主イエス・キリストのみ名によって祈ります。アーメン」と結びます。この結びの言葉はヨハネによる福音書14章にある”キリストの名によって祈る時には神様はその祈りを必ず聞かれる”という約束によっています。
<讃美歌> ご一緒に神様を讃美しましょう。
信仰告白 これは神様に対するわたしたち教会の信仰の告白です。皆と声を合わせて唱えて(読んで)下さい。神への引きしまった気持ちを持つことが出来ます。
(受付でお渡しする週報の裏表紙に印刷されています)
<説教> 神の言葉の解き明かしです。説教は講演とは違います。神の言葉として受け入れる態度が大切です。「神の言葉によって、ガツーンと撃たれるような思いで、毎週礼拝に出席している」とおっしゃる教会員もおられるそうです。その場で聞くだけでなく、一週間の生活の指針を与えられる機会です。
<祈祷> 牧師が祈られます。共に気持ちを併せて祈りましょう。
<讃美歌> 説教・神の言葉を聞いたあとの恵みに応える讃美歌です。皆と声を揃えて讃美しましょう。
聖餐式 毎月第一主日、イースター、ペンテコステ、クリスマスに行います。
<献金> 神の恵みに対する感謝と献身のしるしとして捧げます。
越谷教会の場合、受付で献金袋をお渡しいたしますので、お気持ちを入れて、係りの者が席に回ってきた時に入れて下さい。ご用意のない方は、袋をそのまま入れて下さい。
<頌栄> 神様をほめたたえる歌です。頌栄は初代キリスト教会(2世紀頃)から伝統を持った讃美の歌(グローリア)です。
<祝祷> 祝福が告げられます。立ったままお受けください。礼拝で受けた神様の恵みを感謝して、さあ一週間のスタートです。
<後奏> 各自祈りながら耳を傾けてください。
<報告> 新来者の方のご紹介、集会の案内などを致します。

主の祈り

天にまします我らの父よ。
願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ。
御国(みくに)を来たらせたまえ。
みこころの天になるごとく、
地にもなさせたまえ。
我らの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日も与えたまえ。
我らに罪を犯すものを我らが赦(ゆる)すごとく、
我らの罪をも赦したまえ。
我らを試(こころ)みに会わせず、
悪より救いいだしたまえ。
国と力と栄えとは、
限りなく汝(なんじ)のものなればなり。
アーメン。


日本キリスト教団信仰告白

 我らは信じかつ告白す。
 旧新約聖書は、神の霊感によりて成り、キリストを証(あかし)し、福音の真理を示し、教会の拠るべき唯一の正典なり。されば聖書は聖霊によりて、神につき、救いにつきて、全き知識を我らに与ふる神の言(ことば)にして、信仰と生活との誤りなき規範なり。
 主イエス・キリストによりて啓示せられ、聖書において証せらるる唯一の神は、父・子・聖霊なる、三位一体(さんみいったい)の神にていましたまふ。御子(みこ)は我ら罪人(つみびと)の救ひのために人と成り、十字架にかかり、ひとたび己を全き犠牲(いけにえ)として神にささげ、我らの贖(あがな)ひとなりたまへり。
 神は恵みをもて我らを選び、ただキリストを信ずる信仰により、我らの罪を赦して義としたまふ。この変わらざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔めて義の果(み)を結ばしめ、その御業(みわざ)を成就したまふ。
 教会は主キリストの体にして、恵みにより召されたる者の集ひなり。教会は公の礼拝を守り、福音を正しく宣(の)べ伝へ、バプテスマと主の晩餐との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来たりたまふを待ち望む。
 我らはかく信じ、代々(よよ)の聖徒と共に、使徒信条を告白す。
使徒信条
 我は天地の造り主(ぬし)、全能の父なる神を信ず。我はその独り子(ひとりご)、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリアより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまへり、かしこより来りて、生ける者と死ねる者とを審(さば)きたまはん。我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の命を信ず。
                               アーメン。

聖餐式について
 第一日曜日の礼拝や誕生主日(クリスマス)や復活主日(イースター)などには、聖餐式が行われます。イエス・キリストが十字架につけられる前日に行われた「最後の晩餐」に由来するもので、キリストの救いのみわざを記念して執り行われる儀式(礼典)です。
 パンとぶどう酒の聖餐にあずかるには、キリストを主と告白し洗礼を受けていることが必要です。まだ洗礼をお受けになっていない方は、共に聖餐の交わりができますように祈り、その日がくるのを待ち望みたいと思います。

 


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