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論壇 揺らぐ中央集権体制 好二郎後援会、21世紀型の組織へ 5月10日付「好二郎の動静」に興味深い一節がある。 「私の先輩で、「好二郎後援会長」(以下、会津の会長と呼び、いつもこのHPに登場する自称後援会長と区別する)」…… これまでピラミッド構造の指示・命令系統で末端まで支配してきた後援会長の力に陰りが見え始め、鉄壁の中央集権体制をしく後援会長の権力集中支配が大きく揺さぶられている。 これは三遊亭好二郎の活躍の場が、首都圏から全国へ、ミニコミからマスコミへと幅を広げつつあり、従来の中央集権型の組織では立ち行かなくなったためであると見られる。これまでのトップダウンのやり方では、各地で開催される公演に対応できなくなっているのだ。 今後、理想とされる組織は、各地の有志や各界で構成される小グループがニーズに合わせて結合しあう21世紀型の組織であろう。末端構成員までが独自の意思決定機関を持ち、有機的に交流しあうことが求められていくと見られる。構造的には逆ピラミッド型の組織だ。 行き詰まる日本経済を例として見ても、多くの企業が従来型の中央集権体制型組織を見直し、各部門に大きな権限を与えることが潮流となっており、21世紀型組織への移行が加速。トップの若返り人事も増加傾向にある。 特に古い体質を維持する落語界の中で、「革命児」との異名を持つ好二郎が真っ先に組織見直しを図ったことは、おおいに歓迎されるべきことであろう。好二郎には、落語界の牽引車的存在となってもらい、落語界全体の若返りと活性化を図ってもらいたいものである。 (2002年5月27日配信) 後援会長が逆上 本頁記事に抗議のメール 後援会長が本頁の記事は事実と異なるとして、抗議のメールを本頁編集人に送っていたことが明らかになった。 問題となった記事は「後援カー、クラッシュ」で、後援会長が後援カーを多面的に撮影した事実と、後援会長が高速道路を利用してこなかったことを解説した部分。車を溺愛する「異常なカーマニア」、あるいは「カー〇チ」であるという印象を読者に与えたとして、猛烈に抗議している。 メールの件名は「だからちがうっつーの」といった書き出しで、のっけから逆上ぎみ。記事が杜撰であるとして批判した。 後援会長はかつて、本頁編集人に件名のみを明記し、本文はカラのメールを送信するなど、精神的な圧迫を加えることはあったが、これほど強い抗議は初めて。本頁関係者は対応に追われている。 (2002年4月26日配信) 【訂正】 4月14日配信の「後援カー、クラッシュ」の記事で、後援会長があたかも異常なカーマニアであるとする印象を与えかねない表現があったことは、事実と乖離がありました。訂正します。後援会長が高速道路を利用しない理由の大きな要因は、後援カーの性能が高速運転に耐えられないという判断によるもの。高速道路の利用は、むしろ極めて危険で、破滅的な事故を呼び込む可能性がありました。多面的な写真撮影の目的は明らかになっていませんが、異常なマニア的な思考による撮影ではありませんでした。とは言え、本頁は、いかなる抗議や精神的圧迫を加えられようとも事実を追求していきます。万が一誤りが発覚した場合は素直に認め、謝罪することにためらいはありません。しかし不当な圧力を加えたり、自由な言論を打ち砕こうとしたりする勢力に対しては、常に解き放たれた自由な発言をすることを貫く方針で、編集・配信します。今後ともご期待ください。 (2002年4月26日配信) 追撃スクープ 好二郎、熟女とも熱愛か 幅広いストライクゾーンに驚愕 三遊亭好二郎氏と抱擁している女性の写真を本頁が報じた問題で、その後の調査から、相手の女性は外国人であることが、濃厚となった。 さらに本頁は取材過程のなかで、新たな写真を入手(=写真)。この写真には、60から70歳代と見られる女性と好二郎氏が写り込んでおり、既報の写真と同様にアツアツぶりをアピールする表情を見て取ることができる。 好二郎氏は最近、何らかのルートを介して「回春・琉球ハブ酒」を入手したと見られ、日常的に飲用。公私共に「元気ぶり」をアピールしており、いわゆる「ストライクゾーン」が広がったようだ。年齢や国籍をとわない交友振りで、今後、芸の幅に厚みが増していくと期待されている。 また、好二郎氏の行動の変化から、「ハブ酒」の効果が今後、見直されていくとみられ、ハブ関係者は驚きを隠せない様子。本州と比較して、かなり厳しい状況下にある沖縄経済が、これによって活気付く可能性もあるという。 ![]() (2002年4月21日配信) 衝撃スクープ 好二郎、熱愛宣言か? 三遊亭好二郎氏が神奈川県北の某所で女性と抱擁している現場を、本頁が撮影に成功した(=写真)。 三遊亭好二郎氏は当日、タガログ語で卑猥な意味と思われる単語をとめどなく絶叫するなど、興奮ぎみ。ふたりの空間は異様な雰囲気を醸し出していた。 相手の女性の身元は確認できなかったが、かなり親しげな様子で、ふたりでダンスをおどるなど、特別な関係にある可能性も指摘されている。 三遊亭好二郎氏は「プライベートな時間は撮影しないでほしい」と事前に申し入れることが常であったが、当時はそうした申し出がなかったことから、積極的な熱愛宣言であるとする見方もある。 ![]() 「ご機嫌だぜ!ベイベー」、しあわせそうな好二郎さん (2002年4月21日配信) 後援カー、クラッシュ 追突され、あわや大惨事 4月14日午前2時40分頃、東京都世田谷区玉川台付近の交差点で、赤信号のため停車していた三遊亭好二郎後援カーに白色のスポーツカーが追突した。追突された後援カーの運転席には後援会長が、助手席には本頁編集人が乗車していたが、幸い二人とも命に別状はなかった。後援カーは最近買い換えたばかり。以前の後援カーは老朽化しており、仮に買い換えていなければ、大破は免れず、あわや大惨事の事故だった。 ふたりは事故当時、ざま昼席落語会に出演していた三遊亭好二郎氏を自宅付近まで送ったあとの帰途にあった。終始無言の車中にはカーステレオからエルビス・コステロやロッド・スチュアート、エルトン・ジョンらの音楽が静かに流れており、祭のあとの空虚さと心地よい疲れに浸っていた。そこへ突然「ガツン」という衝撃が背後から襲い、「やられた」とつぶやいた後援会長は車を路肩に停めて下車。バンパーのへこみを確認した。 追突した車の運転手は20代前半と見られる男性で、助手席にはやはり同年代と見られる女性を乗せていた。「よそみしていました。すみません。どうしたらいいでしょうか」と動揺する加害者に対し、後援会長は「別にいいよ」とその場で許し、懐の深さをみせた。この事故処理の対応で後援会長の株もあがり、さらに人望が厚くなっていくと見られている。 【解説】後援会長が後援カー(本頁「ニュース速報」欄の2月10日付関連記事に写真あり)を購入したのは4ヶ月ほど前とされる。年式や車種などにこだわり、首都圏全域を探し歩いて見つけた逸品とも言える車。購入直後には正面、背後、側面などあらゆる角度から車体を撮影するなどの入れ込みぶりで、「(この車の)顔が気に入っているんだよね」と、まるで我が子のように写真を見せていた。実際、車のあつかいは実に丁寧で、遠距離でも原則として高速道路は利用せず、一般道路をゆっくりと走行させるなど、後援カーを酷使せず、いたわっていた。事故当時も、本来なら首都高と東名高速道路を利用してもおかしくない距離ではあったが、国道246号線を走行。車へのいたわりが逆に事故を呼び込む結果となり、後援会長の思いが裏目に出たかっこうだ。また愛車を破損させた加害者をあっさり許した要因は、破損が軽度であったことと後援会長の懐の深さにある。特に加害者は助手席に女性を乗せており、デートの最中であった可能性もあった。そのため後援会長は、無意味な争いは避け、お互いに許しあうことの尊さを、若いふたりに行動で示したい意向もあったとみられる。(2002年4月14日配信) ひとつのメルヘン 編集人より おことわり 本頁で4月1日に配信いたしました「好二郎の動静が本に」の記事は、いわゆるひとつのメルヘンです。架空の御伽噺であり、フィクションであることをご了解ください。 この記事は、4月1日のエープリルフールにちなんで配信されたものです。 行き詰まる日本経済に不安を感じたり、闇夜のような日本政治に対して不信を抱いたりと、何かといらだつ毎日の暮らしの中にあって、景気のいい話でほんのつかの間、笑っていただければと企画しました。 ご笑読いただけていたら幸いです。編集人の遊び心ですので、信じてしまった心優しく純粋な方は、お許しください。 ともあれ、かわいたココロも笑いを通じて潤うことは、事実です。好二郎氏のピリリと風刺の利いた噺は、最良の笑いの源です。世の中、笑顔で乗り切りましょう。今後とも応援のほど、よろしくお願い申し上げます。 重ねて、遊び心が過ぎたことをお許しください。 編集人 (2002年4月2日配信) 好二郎の動静が本に 大手出版社から来月刊行 本頁で好評連載中の絵日記「好二郎の動静」の出版がこのほど、決まった。版元はまだ明らかにできないが、全国紙大手の経済新聞社系の出版社と見られ、5月中旬には全国の主要書店に並ぶ見込みだ。 出版にいたるきっかけは、ウェブ上の絵日記が編集者の目にとまったこと。その後、本頁を通じて出版化が打診され、関係者によって快諾された。連載開始から1ヶ月程度での出版化は極めて珍しく、三遊亭好二郎氏は驚きを隠せない様子だった。 本の体裁は、まだ明らかにされていないが、イラストを中心とする絵本になると見られ、担当編集者によれば「ナンシー関の消しゴム版画と相田みつをの書画を掛け合わせたもの。内容は、ベストセラーの『世界がもし100人の村だったら』、あるいはロングセラーとなっている『地雷ではなく花をください』のように老若男女誰もが共感できるような仕組みを作った」とヒット作をなぞり、ピリリと辛くもココロ優しい本に仕上がっているという。 初回刷り部数は、異例の大部数となる10万部で、定価1500円(税別)。大部分が未発表原稿になっている。著者の三遊亭好二郎氏は「落語家もいいけど作家もいいね」と満面の笑みを浮かべていた。 (2002年4月1日配信) |