5月7日 Saint John周辺
今日も快晴。お土産も買いたいし、今日はSaint John周辺をターゲットにすることに。
午前中は、少しだけ、裏の森を探検。森の様子も、
森の中の地面の様子も、マサチューセッツの森とはずいぶん違う。
その後、サチおばちゃんの旧職場の大学近くの森を散歩。
赤く見える木の枝の先を良く見ると、そこには小さな赤い花。これがメープルの花なんだって。
お、道の脇につくしを発見。日本で見られるものをとってもしょうがないとは思うんだけど、ついつい撮ってしまう。こちらでは、a horsetail(馬の尻尾)というそうだ。
カラスよりひとまわり小さくて、きれいな紺色の羽に白い筋模様のある鳥Blue Jayが飛んできた。でも、残念ながら、写真撮影には失敗。
今度はおなじみ、Robinが道の先のほうでぴょんぴょんはねている。これだけいろいろなものに出会えると、ただの散歩も飛び切り楽しい。
大学の図書館前には、満開のレンギョウ。
この大学は高台にあるので、窓からは、Saint John Riverと、Saint Johnの街が一望できる。
図書館には、カナダの大学だってことを忘れてしまうほど、たくさんの中国人留学生。この大学、最近中国人留学生が非常に多いんそうだ。
午後、お土産を買いに、City Marketへ。去年行った、Market Ssquareのすぐ近くにある。1876年からあるという、かなり古いマーケットで、食材、革製品、みやげ物など、いろいろなお店がたくさん軒を連ねている。
野菜売り場で、ぜんまいみたいなものが売られている。こちらの人は、これが店に並びはじめると、春が来たのを感じるそうだ。
中華食材の店には、おなじみのインスタントラーメン、出前一丁も売っている。
肉売り場のお肉は、こんなに大きい。
ここで、定番のメープルシロップをいくつか買って、車に戻る。
古風な教会や住宅が点在する市街地の周辺を一回りしてみた。海側は工業地帯で、石油工場などが並んでいる。
地図を見ると、1号線の南側に突き出した市街地の部分を取り囲むように伸びている東側の海岸線から長い防波堤のような部分が延びていて、そこに道路があるように見える。海からSaint Johnを見てみようということになり、地図を頼りに防波堤を目指すが、そこは立ち入り禁止の模様。でも、ここまで来たからには引き下がれない。もう少し南にいけば見えるかも、海岸線を南に下る。Red Headという岬にいくと、海を挟んで市街地を見渡すことができた。
ついでに、いけるところまでいってみるかと、さらに車を南に走らせる。この先行き止まりの表示を見ながら車を進めると、まったくひとけのない、Mispec Beachにたどり着いた。
ここは氷河が半楕円形に削り取った湾になっていて、潮がひくと広大な砂浜が出現する。
砂浜はとてもきれいで、打ち上げられている海草もごくわずか。
日も傾いてきたので、サチおばちゃんちに帰宅。
今日は、風が強く、夕方になってどんどん気温が下がってきた。庭木に止まっているWhite-throated Sparrowも見るからに寒そう。
日暮れ前、犬の散歩に同行。アキ(左)とジェシー(右)はうれしくて、あちこち道草をしたがる。
この寒いのに、アキは道端の小川の中にじゃばじゃば入っていき、歩きながら豪快に水を飲んでいる。エスキモー犬が混じっているらしいから、寒さには強いんだろうね。
明日は、とうとう出発だ。