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ドイツ旅行4)バーナデッタの農場 #3


7月1日はカナダの"誕生日”で祝日でした。今年はウイリアム王子夫妻がオタワで行われる祝典に参加するため来加、そのあとケイトさんの要望でプリンスエドワードに今日二日来るのだそうです。「赤毛のアン」のフアンなんですよね。ウイリアムさんはこの初めてのカナダ公式訪問のため一生懸命フランス語を勉強したようです。お店はどこも閉まっていて町には車はほとんど見えませんでしたが、ガーデンショップだけは開いていて、私はアケビとリンドウの鉢を見つけたので買いました。

さて、マリールイーズの誕生祝の話をする前に、お”城”の中の様子をちょっと書きます。建物の一階は何に使われているか分かりませんが、二階には案内してもらいました。なにしろ古いですから、階段はちょっと暗く、壁には家系図や先祖の人たちの大きな肖像画が掛かって居ました。印象深かったのは20頭ぐらいの鹿の頭蓋骨がずらりとドアーの上に並べてあったことです。私だったら気味がわるいですが、これ全部お義母さんが射止めたものという話です。みな角付きでした。先週送った写真の中にホストが卵を仕分けているのがありますが、彼の後ろに冷蔵庫がありましたね。カナダに帰る最後の日、またここに寄ったとき、地元の人が射止めた鹿をこの冷蔵庫から持ち出すところに出くわしました。このあたりの鹿は小さくてカナダの鹿の半分ぐらいしかないかも知れません。宮島の鹿も小さいようですが。なんでも義兄によると3年間で雄だけ25頭狩猟できると言っていました。ちなみにカナダのwhite tail deer は大きいもので220kgはあるそうです。

二番目の写真は二階の居間。縦に長い大きなブルーの陶製のものは暖房用ストーブではないかと思います。ホストの家にも形は違いますがおなじような物があります。燃料は木でしょう。そとに出たら、レオポルドのガールフレンドのジェニフアーが馬の手入れをしていました。ものの役には立たない趣味の動物という話です。ここには4頭いて他人の馬の世話もしているそうで、全部で6頭いると言う話でした。

帰る途中花屋に寄って誕生日祝いの花を買いました。

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