以下のコンテンツは「とらのあな」のけえにひ様から提供していただいた、"The Creature Companion" (Chaosium Inc. 1998)におけるモンスター・データを翻訳したものです。
ありがとうございました。
「触手を生やした、膨れ上がった生の内臓と眼球のようなものの塊。」
教団:地球以外の世界において異種族によって礼拝されている可能性はありますが、人間による教団は全く知られていません。
その他の特徴:ムナガラーの出現は、その前ぶれであるシューシュー、ブツブツという音、あるいは水気を含んだ何かが身もだえしているかのような音によって知らされます。遭遇したり召喚されたりした場合、ムナガラーはむかつくしぐさで自らを引きずりながらその場にいる者達の方へと地面を横切り、体液を滴らせて蠢動する内臓のような触手で犠牲者につかみかかってきます。このグレート・オールド・ワンを召喚した者達でさえ、何らかの方法で防護されていたり怪物の視界から隠されていたりしない限り、この癌のような神性に襲われる事になります。
攻撃及び特殊な効果:ムナガラーに捕らえられた者は即座に潰されてしまうか、そのヌルヌルした触手に身体の開口部から無理やり侵入され、次のラウンドで身体の内部を外側へとひっくり返されてしまうかします。そのような犠牲者の血塗れになってけいれんしている死体は、ムナガラーの膨れ上がった内臓のような塊の中に引き込まれ、この異界の神性の一部となってしまうのです。
STR 55 CON 80 SIZ 50 INT 21 POW 30 DEX 25
移動 16 耐久力 65
ダメージ・ボーナス:+6D6
武器:触手 80%、ダメージ 1D6+6D6または次のラウンドでの自動的な死
装甲:なし。ムナガラーは毎ラウンドごとに25ポイントの割合で耐久力を再生する事が出来ます。
呪文:グレート・オールド・ワン及びその眷属を扱うもの全て。キーパーが適切と考える他の呪文も同様に使用する事が出来ます。
正気度喪失:ムナガラーを見て失う正気度ポイントは、1D8/3D10です。