03年3月10日 タイ文字編集ページ 「婆チャン&キー坊」
自分勝手なフォントをブラウザで使いたい。 ・・と思って「付け焼刃」で作ってみることにした。 自分だけで使うのももったいないので、ついでに公開した。 ・・自己満足作品です。
迷惑、と知りつつやっていないことがいっぱいある。 文字潰れも起きるし、文法上禁止の記号付けもできてしまう。 逆に必要でも付かない記号があるかも知れない。 「使える」か「使えないか」と「面倒くさい」の判断によって作られているのである。
NetScapeは使えないこと、 Exploler4.0では動かないことが、非常に心苦しいのである。
「Laksi KeyBord]を使い、打った文字を正規コードで表示するページも作ってみようか・・などと考えている。 ブラウザのタイ語の設定なしで文字編集が出来るところは同じで、WordやExcelにそのまま貼り付けられる・・なんてヤツ。
<タイ文字>
昔、タイ人の翻訳者が言っていた。 英語を翻訳してタイ語の手書きにすると、1ページの英文が2ページになるそうだ。 タイ語は基礎的単語の組み合わせで難しい単語を表現するから、文字数が多くなるし、記号などで、アルファベットの2倍の行が必要になるのがその理由と思う。 コンピューターでタイ語フォントを表示する場合、ハッキリ見るためには約2倍のポイントで表示しないといけない。
フォントを自分で作っていて解ったことは、ドット表現できれいな文字のカーブを出すことは困難で、きれいに見せるために、文字を変形させていることである。
<パソコン> パソコン(註)は、今だに"未完成"と思える理由は、扱うのに専門知識が必要なこと。 テレビや電子レンジなどのように、知識がなくても使いたい。 ダウンロードは許せても、インストールはユーザーにあるまじき仕事だな。 仕事用や大小コンピュータならまだしも、「パーソナル=個人用」なのだから、素人にも使えるようにして欲しい。 ウイルスやハングアップなど絶対に許せない。 もしかして人類はWやMを選択したことで余計に仕事をしていないか?
(註) 日本ではパソコン、というが、アジアでは単にコンピューターというので、どうもそれが正しい呼び方のように聞こえるのである。 そういえば英語でもコンピューターといっている。
名前は存じませんが・・2月9日、またも、プリック・キーヌウを沢山いただき、ありがたく存じます。 タイ料理に入れる以外では、焼酎付けにして飲むといいです。
03年2月10日 ラクシー画廊追加
ヒロ・ヤマナシ氏の異色作品です。 ちょっと象の尻尾が太いように感じますが・・。 タイのことわざでは、「象を見るなら尻尾をみよ。」 といいますが、この絵の象なら、大丈夫そうですね。 関係ないかもしれませんが、タイの象祭りで有名なブリラムでは象の尻尾の毛を編んで指輪のお守りにするそうです。
タイにもスズメはいます。 日本のスズメと違ってめっぽう人慣れしている。 手の届きそうなくらいのところまで来て、餌をついばんでいるんです。 スズメの焼き鳥などないので安心しているのでしょうか。
03年2月5日 燕の巣
小学校の時、中華料理に使う燕の巣は、中国の南の海岸に生息する岩燕(海燕ではなかった)の巣のこと、と聞いた。 日本の軒先に燕の作る巣をみて、こんなドロだらけのもの、どうやって食べるんだろ。 1Kあたり5万とも20万とも聞くが、乾燥重量か未乾燥重量か、はたまたどんな状態で流通のどの段階のものか解らない。 とりあえず、販売価格は生産者価格からみて割高であることは否めない。
話は飛んで、中華料理の高級品の代名詞、フカヒレ。 日本から香港に輸出しているというのが、なんとも驚きだ。 確か本州の北の方の港からだったと思うが、日本で取れるならもっと安くしてほしいね。 因みにタイでもフカヒレは中華料理の食材として売られていますが、日本よりも安いんですが、やはり高級品ですね。
100ページ達成記念
・・といっても何にもない。 当初目標の100ページに到達したことを記録しておこう。 ちなみに100ページとは、見かけの100ページで、目次ページや、HPテクニカル上のページは含まない。 03.01.24
03年1月24日 タイ語のことわざ
タイ語の諺やイディオムは、日本人的には解釈しにくいものから日本語と全く同じようなものまである。 本文に載せているのは、異文化色と解釈の容易さのあるものを選択している。 日本と同じもので「スズメの涙」とか「猿も木から落ちる」などがある。
【ソーを奏でて水牛に聞かせる】
音楽の生き物に与える影響は研究され、本文中の乳牛のほかに、花に聞かせ、開花に役立てることも実践されている。 サボテンに聞かせて、電気抵抗の波形を測ると喜んでいる波形が出るなんてのは古くからある。 どんなジャンルが好きなどと言う実験結果まででている。 犬にハーモニカを聞かせると、一緒に歌うように吼える。 ニッティ・グリッティ・ダートバンド の アンクル・チャーリー・インタビュー で収録されているが、ハーモニカに合わせて歌うのはこの犬だけではないことは他に2度ほど見た覚えがある。
02年12月30日 タイの占い
古今東西を問わず、占いの類は必ずある。 タイの占師の多くは仏教のお坊さんである。 私自身も占ってもらったことがある。 ドンムアンの近くだったと思う。 生年月日を聞いて本を見ていた。 彼らの占い方もいろいろで、人相で解る人もいれば、手相を見る人もいる。
王族専属の占い師に見てもらったことがあるが、的中に恐ろしくなった。 占星術のようなもので占い、手相を見る。 過去も未来もわかってしまうのである。 身近なところでは、家族構成、亡くなった年ごろ、住んでいる場所の風景。 自分に関していえば、ほぼ100%で過去は当たった。 未来は・・解らない=まだ来ていないから。
彼は私に人生の対策を教えてくれた。 黄色を身にまとわない。 月曜の葬式は出席しない。 占いで重要なことは対策である。 占うだけで、対処しないのなら意味がない。 占いは対処して初めて生かせるが、大きな運勢には対処しても無駄のこともあるそうだ。
02年12月4日 タイ語
タイ語を喋る上で、日本人が一番苦手なのが声調であろう。 反対に、楽なことは文法かな。 主語がなくてすむ。 主語がほしいときは、人称の強調のときだけ。 南ヨーロッパ語のような、主語を省略する代わりに動詞の変化をさせるようなこともないし、英語のようにいつも主語をつけないといけなくもない。
中国語も英語ほどでないが主語がほしい。(ようだ。 中国語の勉強のとき、主語をとばして、「誰が?」と講師からたずねられることがよくあった。)
日本人に覚えやすいことは、言葉の組み合わせ方が、あたかも漢字の熟語のようになっていることである。
チャーローン = 熱い + 心 = いらだつ、怒る、短気
クルアンキットレーク = 機械 + 考える + 数字 = 計算機
このような組み合わせは、タイ語表現のかなりの部分を占めている。 おそらく中国文明の影響ではないだろうか。
02年11月21日 タイのくだもの
熱帯の果物、日本では見られないものが 沢山ありますね。 私の持っている写真だけでも、これだけあるのだから、ジャングルの中でひっそりと結実する珍味もあるでしょうね。 そんな熱帯ジャングルの果物をいつか取材に行きたいですね。 探検帽とサファリジャケット、双眼鏡片手にジャングルの獣に怯えながらの取材いいですねぇ。
ところで他の国の果物はどうかな〜。 検索する・・う〜ん、なかなか一面で出せるサイトは見つからないなぁ。 果物の写真ばかり掲載するなんてよっぽど・・・ あった、あった、台湾の果物。 → http://www.ops.dti.ne.jp/~pantrvl/shashinpage/shashin.html いろいろあるなぁ。 タヒチの果物はこちら → http://www2u.biglobe.ne.jp/~manuia/eat.htm#tamarind 注釈がイケテます。
お手元の現代地図帳(ガッコで使ったx十年前のヤツ)で調べると、マレー半島からミャンマー国境沿いの山脈とシャム湾のカンボジア国境付近がAf(熱帯雨林気候)あるいはAm(熱帯モンスーン気候)になっている。 AfとAwの違いは雨季乾季の有無だが、この地図上は同じ赤で区別がない。
おそらく南部のハッジャイ(註2)付近だけAfで、他はAmに違いない。 その他はAw(サバナ気候)である。 じゃ、台湾は・・海流の為か台南付近だけAm、その他はCfa(湿潤温暖気候)、東京と同じなのである。 世界はひろいですなぁ、東京と台湾は同じ気候の分類なのだから。
関係ないけど、以外に驚くのが香港(実際行ってみてもそうだが)Cw(湿潤冬季乾燥気候)で中国内陸部と同じ気候分類なのである。
<注釈解説>
(註2)マレー半島南部の町。 航空会社はこの町の名を、「ハトヤイ」と発音しているが、大きな間違い。 タイ人は勿論、在タイ外国人が聞いても、サッパリわからない。 タイ語では、ヤとジの間くらいの発音がある(=ハッヤイに近い発音)からジャがヤになっても仕方ない。 けれども、促音のところをトの発音にし、公的に使っているのは耳障りである。
02年11月15日 タイのくだもの
タイに初めてきたとき、日本で見たこともない果物ばかりを目の当たりにし、世の中には、こんな果物があったんだぁ、感服する一方で、日本人はなんて画一的な果物ばかり食べている(=食べさせられている)んだろう、と落胆してしまった。
日本ではバナナやバイナップルは殆どフィリピン産ばかり。他国産が殆ど入っていないことを考えると、妙な感じがする。日本の農産物とのバッティング? それとも昆虫? 何か政治力が働いていないかなぁ、某プランテーション・・。 中国で、マンゴスチン、ドリアン、竜眼を食べたことがある。 輸入先は全てタイとい聞いた。 中国が良くても日本はだめ? ・・陸続きじゃないしね。
02年11月12日 タイ・ジオグラフィ
タイは台風と地震がないことが一番羨ましいですね。 建物に保存とか頑強という言葉を必要としません。 コタツも要らないし、コートや布団も必要ない。 それを保管する押入れやタンスだって要らない。 ラクです。 お金もかかりません。 年中つかえるものばかりで、コスト・パフォーマンスも高い。
キリギリスはバイオリンをずっと弾き続けていても平気です。 キリギリスの国に冬は来ません。(寓話のキリギリスはアリの国に遠征公演に行って帰国が遅れた。)
日本人はアリの国に生きています。 冬の蓄えや台風、地震の備えが必要です。 頑張ってください。 明日からでもいいですけどね。 因みに私は備えもなければ、蓄えもありません。(笑わないで〜)
多くのタイ人は平坦な土地で育っているので坂や階段が非常に苦手です。 そして高いところも。(註1) それ程の勾配でなくても非常に厳しい様子です。 特に女の子には筋肉をつけない(美容の為)ように育ってますから尚更です。 スカイトレインが出来たときだって、「あんなの乗らない。 階段、疲れるもん。」、などと聞いています。
<注釈解説>
(註1) 反対に高いところへの憧れもあったのでしょうか。 アユタヤなどの遺跡に代表される高いパゴダの寺。 バンコックのワット何とか(註2)は盛り土で高くした丘に建てられました。 因みに日本の城で小高いところに建てるのは地の利を使った戦国時代の敵避け様式だそうですが。
(註2)そのうち仏教特集でもしたときに写真を載せましょう。 観光案内でも良く出ています。 バンコックの小高い丘の寺といえばここしかありません。
02年11月4日 タイ・ジオグラフィ
石筍は100年で0.6cm伸びると、ある本に書いてあったが、インターネットで見てゆくとこれが千差万別。 鍾乳石と石筍でも又違う。 じゃ、気温別ではどうなんだろ。 プーケットにしてもカンチャナブリにしても、鍾乳石はみな赤みがかっていた。 鉄分とかなにかふくまれているんでしょうかね。
さすがに台風のないところ。露出部分でも鍾乳石はツララ状にとがっている。 それから、バンコックの水道はカルシュウムが多くって、蛇口の付近にカルシュウムがよく溜まる。
鍾乳洞に関心のある人はこちらのサイト。
○日本の観光洞 ・・たくさんありますなぁ。 さすが石灰石の国。
http://www.netlaputa.ne.jp/~ssj/caving/commercial.html
○全国鍾乳洞ランキング ・・興味の度合いが指数表示されている
http://member.nifty.ne.jp/windyfield/cave.html
02年11月2日 タイ料理の食器
タイの器と言えば紺色の鱗模様のものが先ず思い浮かぶ。 この模様の歴史は知らないが、伝統の継承と言う意味では、根強い人気がある。 次に思い浮かぶ器はアルミの草花模様である。 コップから仏具にいたるまで幅広く利用されている。 一世風靡したこの種の器も最近は伸び悩んでいる。(とは言えダントツ一番よく見る) 3番目に思い浮かぶのがベンジャロン焼き。 これは高級品なので巷で見る機会はアルミ器や紺鱗から見れば格段に少ない。(土産物屋にはこれでもか!って位おいてあるけど)
ジムトンプソンの家でもベンジャロン焼きがあったが、こちら、年代物ばかり。 色合いが渋い・・ってゆうかぁ、色の出方がぁ、日本の焼き物と似てるじゃん。 現代の着色の鮮やかさは技術進歩?それとも、好み?
ベンジャロン焼きに興味のある方はこちらのサイトにどうぞ。
http://newroad21.com/index.htm http://www.takeyu.co.jp/arita/index.html こちら有田焼オンラインショップ。
ジム=トンプソンの家にあったベンジャロンと同じ色合いを感じさせる有田焼。
有田焼の窯元や販売店、資料館などいろいろなサイトはあるが、1ページでどんなものかを知るのに一番いいと思えるページ。
10月15日 音楽の回想
連想:太鼓→チャーリー・ワッツ→ローリング・ストーンズ
ということになって、ローリング・ストーンズを検索したら、ローリングストーン誌の方が先に出ていた。 話戻って、彼らのスゴさは、今も現役として活躍していること。 TVでコンサートを見たときは、「職人」を感じた。
ローリング・ストーンズのサイト=http://www.rollingstones.com/
チャーリー・ワッツのサイト=http://www.sanspo.com/music/closeup/charliewatts/close.html
タイの居住者ではないので、今タイで人気のミュージシャンは誰か解らないが、このカテゴリで好きなのは、マイ・チャルーンプラ。 CDを何枚か持っている。
10月1日 魔のEメジャー・コード
観光地などのレストランには流しの歌手やバンドがいる。 自分はバンドの生演奏や生唄が好きなので、必ず演奏してもらう。 プーケット島にもいた。 選曲に迷っていると我々が日本人と見たかサクラサクラを演奏した。 プーケットではサクラサクラがどれほど似合わないか知ってか知らずか。
彼らの持ち曲は英語の歌が主になっているようだが、主要国の唄は最低1-2曲は歌えるようだ。
プーケットとは別に、中国のホテルにあるイタリアン・レストランで歌ってもらったバンドはコントラバスとギター2本の3人組だった。 エルビスやビートルズ、スペイン語のラバンバなどできてしまうし、日本の曲も何だったか演奏した。 彼ら3人とも南米系のようなインド系のような国籍不明の顔立ちなので国籍を問うとフィリピン人だそうだ。 レパートリーは実に4000曲という。 流石にホテルに入っているだけに実力がある。
こんなこととは裏腹に、ズブの素人・・以下・・にも出くわした。 中国のさる新興経済都市。 屋台村と呼ばれる小さなオープンレストランが軒を並べる一区画がある。 流しのミュージシャンが沢山いて、売り込みに来る。
中国らしく、大部分は胡弓奏者と歌い手2人組みあるいはギター奏者と歌い手の二人組みで殆どが20代の女性だ。 選曲は曲目リストを持ち歩いているのでその中から選ぶ。 折角胡弓を持ってるのだから中国らしいのをやってくれ、というが、彼らは我々のイメージする中国らしい、がわからないようだ。 外国人が殆どいないので、外国人慣れしていないのかもしれない。 漢字ばっかりの選曲リストからどんな曲かも知らず、指差して唄と演奏をしてもらう。 さすがに胡弓だけでも中国のイメージだ。 選曲に迷っていると、北国の春が日本の原曲と知ってか知らずか、演奏してくれた。
これに気をよくした我々は次にギターの2人組に演奏してもらうことにした。 ところが・・これが素人以下だった。 曲は台湾で人気の歌手のものだ。 ギター奏者はEのコードを最初から最後まで掻き鳴らし続けている。 彼女はこのコードしか知らない。 これには閉口した。 聞き苦しいのでお帰り戴いた次第だ。
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