ラクシーのタイ料理解説 編集記

ラクシー・ワールド 編集後記では、関連サイトを紹介する場合がありますが、何れも参考としての紹介です。 (註) 直接リンクはしていませんので、URLをドラッグ・コピーして使ってください。


04年6月10日 パソコン ワープロ 携帯
 パソコン、ワープロという言葉はゴロが悪いので聞き苦しい。 最近はパソコンと言わず世界標準用語で「コンピューター」という人がでてきた。 パソコンと言う言葉が死語になって欲しい。 ワープロは実機と共に死語になったのでよかった。 

 携帯電話の携帯と言う言葉はゴロは悪くないとして、電話そのものを表現していないので聞き苦しい。 中国語ではコンピューターのことを「電脳」と書く。 携帯電話のことを「手機」(完全には「手機電話」というが口語では殆ど「手機」と言われる)と書く。 「パソコン」や「携帯」よりも「電脳」や「手機」のほうが気が利いている。 因みにタイ語では携帯電話のことはトーラサップ・ムゥトゥ(手持ち電話)と言うが、口語ではムゥトゥ()だけだ。

 何れも、”電話”に何らかの単語をつけて携帯電話をさし、短縮形では電話と言うむしろ主人公の方の単語を省いている。 これまでの日本語のパターン(パーソナル・コンピューター=パソコンや道路交通法=道交法)から言うと、携帯電話は携電となるハズだが・・。 だから何だ? といわれると何でもない。


04年6月9日 ジョシコーセー
 先日、数人でアルコールを摂取しながら親睦を深めた。 ねずみ男が携帯電話メールを使っている。 最もメールなど使いそうも無い男なのに。 別のオヤジから共通の友人のアドレスを聞き出している。 「アレッ、@ってどうやって出すんだっけ。」 たいしたことは無いようだ。  これを見た自分は言った。「君ら、まるで女子高生だなぁ。」  メールを使わない自分にはそう思える。 「そっ。 ジョシコーセー・オヤジ。 けど女子高生はもっと早い。 このくらいだぜ。」といってグローブのようなでかい指で素早くキーを押すフリをした。 彼は体がでかいので、日本人がもつような繊細な物は全て似合わない。 タイ土産に買い間違えた西洋人用のTシャツだけは似合ったが。 そんなシーンを回想していると、彼は続けて言った。 「エンコーもしないぜぇ。」 皆は笑った。  ところで、携帯の文章って、気持ちや事実を短文で表す必要があって短歌や俳句の世界に似ている。 カオ文字などを混ぜて一種の芸の世界に思える。 「サラリーマン川柳」(註)のように、携帯電話メール風のウィット会話集がヒットするかも知れない。 

註)サラリーマン生活の喜怒哀楽を詠った七五調の詩。 例えば「満員電車、人のズボンで靴磨く」 (これはクレージーキャッツの歌詞)


04年06月6日 タイの蟻(あり)
 タイの蟻塚を地上高く作ったり、木の上に巣を作ったり、日本にはそのような生態をもった蟻がいません。 知人で化学に強い(科学では無い)江崎氏は、タイは洪水になるんで、生きる手段として、高いところに巣を作るのではないか、と言ってましたが、理にかなっていると思います。
04年06月5日  詩集(1)

       オヤジに向かって走れ!(註)

 新しいことに興味の無い人っているもんですなぁ。
   好奇心が無いんですかねぇ。 
 物に触ったことがない人ってのはいるもんですなぁ。
   子供のとき何やってたんですかねぇ。
 休日に行動しない人っているもんですなぁ。
   その年で自分の好きなことってないんですかねぇ。

1) これに該当するからって気を悪くしないように。 大人になったと理解しましょう。
2) こんなことどうでもいいモーレツ会社員、役員の方は”人”を”会社”に変えて読んでください。 企業にも当てはまりませんか。 特に企業歴のあるようなところ。 そう考えると見過ごせません。  もしも、こんな企業だったら、その企業がオヤジを作っているかも知れません。(逆もまた真)

註)ジョン・レノンの「真夜中を突っ走れ」に似せたタイトルにしてみました。 全く関係ないけど「真夜中を突っ走れ」で何故か連想してしまうのが「明日に向かって打て」。 この映画は名作であるのは勿論だが、ジーン・ケリーの(rain drops keeps to folling on the feet とか何とかで始まる歌詞)歌も有名。 ポールニューマンが自転車で芸を見せてくれるBGMで使われていた。 あのシーンがありありと思い浮かびます。  ビバリーヒルズ・コップ(1)の中で、ビリーとタガート警部補が武装ガードマンに囲まれたとき言った。「明日に向かって打てって知ってる? ニューマンとレッドフォードの。 ボリビア警察に取り囲まれてさ。」とか何とか。 

「真夜中を突っ走れ」 原題 Whatever Gets You Thru the Night http://www.lyrics007.com/John%20Lennon%20Lyrics/Whatever%20Get's%20You%20Through%20The%20Night%20Lyrics.html


「明日に向かって撃て」  原題 Butch Cassidy and the Sundance Kid
http://www.netlaputa.ne.jp/~sakura3/butch&sundance.htm

「雨にぬれても」 原題 Raindrops Keep Fallin' On My Head ( B.J. Thomas ; B.J. トーマス)
http://rei136.hp.infoseek.co.jp/midi/yougaku/ameninuretemo.htm
 上のサイトは演奏曲です。 著作権上ホンモノの歌は出せませんでしょ。
 ついでに書いておくとBJトーマスはレコーディング当日、風邪を引いてしまってこのような声になったそうですが、これがヒットに繋がったとも聞いています。

04年06月03日  米国商法と中華経営
 サラリーマンのボーナス目当ての折込広告。 最近コンピューターも安くなったよなぁ。 中国ではもっと安い。おそらく北米も。 どうして北米は安いか。 量販のメリットを使った買い方が上手い。 毎月何十万台と同じ物を買う。 大抵は中国の会社に注文する。 同じ仕様で複数の会社から買う。 安い方から買うといって注文は寸前にならないと出さない。 注文の見込みは提示されても買うとは限らない。 当然買わないとなれば作らない。 特にクリスマス商戦が始まる前にはそんな攻防がある。 こういう機敏な対応ができるのが中華系の製造会社だ。 労働組合が無いから、雇用がどうとかを考えないでよい。 人はすぐに集まる。 要求と供給が合致している。 米国はこんな機敏な動きができる中国系の会社が好きなのである。 とてもじゃないが日本の労働者や企業はついてゆけない。

 ところが、米国は自分の国で作っている自動車となると話は180度違う。 売れるから急に作るといった計画はないので従業員がメチャンコ働かされたりしない。  日本も昔、売れると増産する国と言われた。 日本は欧米と中国の中間にある国かも知れない。 

 何と言っても米国は日本よりもずっと品質と価格が優先である。 品質の良い物を買う。 従ってビジネスもストレートだ。 日本は接待で商売を決める。 飲み屋でケリがつく。 一般消費者は関係ないと思ってはいけない。 商流のどこかのポイントでこれがある。 究極を言えば彼らの酒代も商品価格に含まれている。 という訳で日本のサラリーマンは会社が終わっても付き合いで自由時間が少ないのである。

 欲しいものを欲しい時に欲しい量だけ。 人の欲望は我侭だから仕方がないが、これに合わせる為にムダは相当ある。 日本の何とか方式で何時までに何個納品とか、前述の中華企業でも、売れる前提で作っているものが売れないとか。 一日何回も運んだり、余剰材料や供給会社のそのまた材料など捨てる。 それでも利益が出るんですからムダをなくせばもっと安くなるんでしょうねぇ。 何倍も走ってCO2出したり、余計に作って捨てては地球環境にも良くないし。
04年6月1日
 このサイト内の以前作った記事を眺めていると、沢山の誤字や和文文法ミスがあることに気づきます。 閲覧者ご自身により修正をかけながら読んでください。 見つけた都度訂正はかけていますが、おそらく訂正は追いつかないでしょう。 解説文は日々解ってくることもあって、常に更新かけています。 最近もエビ・ビーフンとマコーク(タイのくだもの)の記事を追記したところです。
04年5月24日
バンコック在住のタイ人から電話で聞いたところ、バンコックはソンクラン(註)以降ずっと雨が降るらしい。 「それじゃぁ、田植えの心配は無いね。」 タイは米の輸出国、雨が降らないと田植えができない。 一方、昨日香港から帰ってきた友人のネズミ男によれば、先週は向こうも連日雨だったそうで、雨の日が多かった先週は日本だけではなかったんですなぁ。 
(註) ソンクラン ・・ 毎年4月の12日から14日 水掛祭り。 タイ正月とも呼ばれる。

明日の世界の天気は・・・
http://www.wunderground.com/global/Region/A2/Temperature.html
リンクのページにあり
" " メロンのこと。 おそらくタイ語の語源は米語。 で、米国ではマスクメロンのことをcantaloupeというらしい。 最初にこの言葉を聞いたとき、"健太郎"と聞こえ、「こりゃ覚えやすい。 メロン=健太郎だな。」 と思って綴りを見たら、ケンタルップになってた。 そこまではよかったのだけれど、寄る年波には勝てず、健太郎が一体なんだったのかを忘れてしまった。 何か果物だったよなぁ・・、などという会話が先日あった。 どんどん減り行くタイ語の語彙。 「老人力」がついてきましたなぁ。
04年5月23日 ワット・パノム・ランの編集・発行
 タイのお寺シリーズ第20弾(ぐらいか?忘れた)。 沢山の事を新しく知ることができた。 おそらく、タイを訪れる日本人はこのお寺に行くチャンスが少ない。 スリンの像祭りを見る人を除いては。 自分がここを訪れたのも殆ど偶然で、1997年の初め、ヴィエンチャン行きを断念した代替えであった。 当時は、何の予備知識も無く、いきなりここを訪れ、歴史的、文化的に重要な遺跡があることは全く知らなかった。 (この時代の自分は歴史や文化に殆ど興味が無く、珍しいモノ撮りで撮影していたに過ぎない。(註1)) ヒンズー教の寺というよりは仏教のお寺の宗派違いと考えていた。

 タイ民族が中国からクメールに南下していったこと、タイの仏教はアショカ王の時代に拡大したこと、アンコールワットを含むカンボジアのお寺がヒンズー教であることなどを考えると、インドシナ半島のビンズー教について興味が出たが、調べかかると時間ばかり使うので、やがて来る老後の第2の人生にでも調べることにする。 (早くこい、老後! 第2の人生! でも年金は期待するな)

 イサン地方(タイ東北部、コラート高原より東北)でもこのあたりはクメール民族の影響を受け(あるいはクメール人そのもの)、周辺イサン人と異なる。 周辺地域ではラオ語(ラオス語の方言)を話す中でこの地域だけが今もクメール語を日常語として話す。 ラオ語とタイ語は似通っているが、クメール語はラオ語のようにタイ語に似ていないと思える。 以前、この地域の出身者にクメール語(公用語でないので方言だろうが)を喋ってもらったところ、全く知らない言葉であった。
 
 以下はイタチョー談。
 ・ この地域の人々は舌が柔らかく(比喩)どんな言語もすぐに覚える。 
 ・ カンボジアとの国境は一時緊張状態にあったが、最近は開放される日があり、市がたつ。
 ・ カンボジアの内戦時代にはタイに密入国した武装強盗の略奪が小規模ながらも多くあった。

 ところで、公開サイトに足りない重要な写真がある。 参道の写真である。 ラクシー写真館に保管しているはずなので見つけたら付け足すことにする。

註1) 写真に興味があるわけでもないので、写真も今見ると粗悪品ばかりではある。 じゃ何でこんなに沢山写真もってるかというと、モノの形と機能の関係(機能美)に興味があるので、そのリマインド用に持っている。 (お寺で言えば建造物の目的と形) 最近、肉饅製造機の原理を知ったときは目からウロコが落ちた。 製産機械やモーターサイクルにも機能美を感じる。 「カメラだって機械じゃん。」という理屈好きの人に説明しよう。 カメラの機構は殆どシングル・アクションで、機構よりレンズ(=光学)で産物(写真)の品質が決まると解釈している。 従って機能美を感じない。 カウルに包まれたバイク、自動車は流線型の美しさは感じるが、機械が剥き出しになっていなく、機能美は感じない。 コンピューターは電気であって機械ではないのでキライである。 電気は動きが目に見えない。
2003年05月22日 迷信
 自分が子供の頃は迷信が多かった。 子供だったからかも知れないが、大人達から聞いたものも多かった。 迷信か本当のことかを同級生と言い合ったりしたものだ。  ところが、今では、迷信という言葉そのものを聞くチャンスさえも少なくなった。 科学的根拠の無いものは殆ど根絶したかのように思える。

  例えば、「風邪に玉子酒が効く」といわれる。 これは迷信のような事実のような境目にある。 「盲腸にはごぼうの汁が効く。」これは実際試していると死んでしまうかもしれない。 子供のころ、母から「上の歯が抜けたら縁の下に、下の歯が抜けたら屋根に投げると早く大人の歯が生えてくる。」と聞いた。 「乳歯が抜けかかって気になるときは、寝る前に、抜けそうな歯と自分の足を糸で縛る。 短く縛っておくと、寝返ったときに引っ張られ抜ける。」 これは迷信ではないが。 抜けた乳歯については国や地域によってもいろいろあるようだ。 因みにタイ人のイタチョーの母も 「乳歯は屋根に投げると良い」 と教えてくれたそうだ。  食い合わせも迷信の一種かもしれない。

 自分の生家の近くに「イボの木」という木があって(見たことはない)、幹は樹皮にイボがいっぱいある。 イボができたら、この幹とイボを箸で結び、「イボ、イボ、この箸渡れ」というとイボが取れるのだそうである。

 こんなこととは関係なく、「迷信」といえば、何十年も前にスティービー・ワンダーの「迷信」(Superstition)なる曲がヒットした。 この曲のベースの音には目からウロコが落ちたものである。 因みに母方の家紋は丸に三鱗(マルニミツウロコ)である。

迷信の歌詞
http://www.absolutelyric.com/a/view/Ben_Harper/Superstition_(Stevie_Wonder)/

ついでにスティービー・ワンダーの紹介も
http://www.soulwalking.co.uk/Stevie%20Wonder.html

もっとついでに丸に三鱗の家紋
http://www.tctv.ne.jp/chouchin/kamon/kamon.htm

これでもかってくらいに家紋一覧
http://www.aa.aeonnet.ne.jp/~gosikiya/newpage0042.htm
2003年5月21日 ヌウ
 ネズミというと、日本では害獣というイメージだ。 タイでは大型の野鼠を食べる。 秋の刈入れ(穀物の収穫でそ草木を刈ること)のときエサをめがけて集まった野鼠を捕まえるTV放送があった。 他に、エサに寄ってきたところを散弾銃で撃つ場合もある。 タイ語ではネズミのことをヌウと言う。 プリック・キー・ヌウのヌウである。 この言葉は女の子への呼びかけの時に使われる。 このネズミという単語はフランスでも同様に子供の呼びかけ使われているようだ。(註)

註)ラジオフランス語講座5/21からそう聞こえてきた。 決してフランス語に興味があるわけではない。(ネズミ=souris、ソリ)

2004年5月20日 広告メール
 以前は無差別攻撃だった広告メールも例の法律(註1)ができてずいぶん少なくなりました。 でもこれは外国には適用されない。 最近外国からの広告メールで急増してるのが、ダイエットの広告。 これは結構手が込んだメールになっていて、一種のロボット配信と見られタイトルや配信元名が次々と変えられ一日何通か入る。 昨日は珍しく避妊剤の広告メールだった。 

註1) 未承諾広告とタイトルに表示する。 大抵は皆よく守っている。 過剰な広告メールも一種のサイバーテロと見なし重罪に処すべき。


2004年5月18日 タイ・スタイルの家
 数ヶ月連絡とっていなかったバンコックに住むタイ人の友人からEメールがあったので、先日行ってきた浜名湖花博(横文字で書くと ”Pacific Flora 2004”)の紹介をした。 タイ料理店があったことや川沿いのタイの家があたかもアユタヤのようだった事など。 彼は返信してきた。 「タイの家というのは大きく分けて4種類、北・南・東北・中央(これは料理も同じだが)それぞれ違った形なのだけれど、外国人の想像するタイの家というものは90%が中央部の形になっている。」と書かれていた。

 そういわれてみると伝統的タイの家は北部、南部、東北部それぞれスタイルが違う。 ということを再認識した。 それぞれの地方の家の写真は「ラクシー写真館」にあると思うので、編集発行してみようと思う。 
2004年5月17日 ADSLのワーム
 メールやWEBサイト以外にもネット上を「ワーム」といわれるウィルスが走りまわっている。 ADSLのような繋ぎっぱなしの状態では書き込み可能な共有フォルダを自動で探して自分の複製を書いたり、WINDOWSの弱点をついて書き込んだりする複数の増殖手段を持ったものが多い。 その排除をしてくれる機能がルーターにある。 以上はねずみ男に聞いた。  ルーターを検索する。 沢山あるもんだ。 余計に解らなくなる専門用語ばっかり。

トムヤム・セート・ヌア 牛肉の腱の部分をヤム味つまり、タマリンド、唐辛子、マナーウなどと煮込む。 トムヤム味よりも油とゼラチン質が先に出る。 ヘビーな料理だ。 腱の部分は硬いので時間をかける、又は圧力釜で煮る。 

コイ・ヌア
ひき肉で作る場合もある。 ラープ・ムウの牛肉版。 日本人に馴染みやすい味といえる。 写真は牛肉のほかにミノを入れている。 ハーブはフォラパー。 他の生野菜などと一緒に食べる。

2004年5月16日 松露
 松露について、昔は良く採ったという、江崎大王度氏に聞いた。 松露は楕球形で中はスポンジ状、石突きの部分がなく細い菌糸が生えている。 マツタケが赤松につくのに対し、松露はクロマツに付く菌である。 砂地の海岸のきれいに手入れされた松林にできる。 以前はマツタケよりも高価で取引されたらしいが、最近は売ってもいない。  参考 フクロタケ:ヘッ・ファーン 稲につくキノコ。 傘の部分が袋状になって石突きの部分を包む。

松露
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Lavender/9466/photo-kinoko/kinoko.html

松露のことがわかりやすいと思われるサイト
http://www.seaside.karatsu.saga.jp/shoro.html


2004年5月12日  素因数分解
 素因数分解って中学校でやったけど、一体何に役立つのか検討もつかない。(行列の計算も同様) WEB検索してみる。 数学関係ばかり。 もう1語入れる。 「利用」  今度はコンピューターの色が強く出てきた。 「活用」 を入れてもやっぱり同じだ。 素因数分解は数字の遊びやコンピューターを動かすだけの為にあるように思える。 (コンピューターに素因数分解させると時間がかかって面白いらしい。)

 一体何に使われるのかわかる数学にしてもらいたい。 (コンピューターのデジットチェックかパスワードだったかには使われるようだけど、素因数でないとできないってぇ事はないでしょう)

 これじゃぁ、サッカー部に入ってグランド走りとボール蹴りばかりで、ゲームをやりもしなけりゃ見もしないのと同じでさぁねぇ。 学習する生徒、学生の身にもなってもらいたいですよねぇ。 仕事では99%使わないのだろうけれど、役立つ事もあるということがわかってこそヤル気も出るというもの。

 さる会社で、クビにしたいけど「クビだ!」と言えない社員がいる。 彼にはこういう仕事を与える。 適量の荷物がある。 これを今置いてある所から別のところに移動してもらう。 完了したら、それを元の場所に戻してもらう。 これを繰り返すと彼はイヤになり、自分から退職届を出すそうである。

 素因数分解に限らず、現代、というか西洋文明の勉強方法ってちょっと勉学だけが先走りしてるのではないでしょうか。

そんなこととは別に、数学の世界ってぇなぁ深いもんですなぁ。 数字だけはわかっても、意味は1語たりとも理解できませんぞ。

素因数分解の基礎
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/math/m3in00.htm

素因数分解の解読コンテスト
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/28/2970.html


5月10日 水玉模様  また昔話になってしまいますが、(昔話が好きでない人が時々いらっしゃるので)(註1)1960年代の中ごろまで、米国が美しかったといわれる時代(註2)、その時代流行した服に大粒の水玉模様のワンピースがある。(註3) 先日、日本の広告でその服を見つけた。 モデルが着て、大きく出ていた。 この水玉柄も「こうでねぇとおねぇさん」に入れた。 「こうでねぇとおねぇさん」に頭髪色の選択を作ってよく解ったけど、ブロンドには水色と白がよく似合うんですなぁ。

<文中注釈>
註1) 祖父は自分の誕生前になくなり、祖母は太平洋戦争の苦労、大家族の中での苦労などのために昔を思い出すことすらも拒んだ。 その理由で祖父母の生きた時代を殆ど聞く機会がない幼年時代を送った。 その反動の為か、人一倍祖父母や父の生きた時代には興味をもった少年は大人になった今も彼らの時代を知りたい。

註2) この時代はしばしば賞賛され、アメリカン・グララフティという懐古映画にもなった。 その後、米国は泥沼の戦争と言われるベトナム戦争に突入し、経済の疲弊、反体制の世論の高まりなど美しさを失う。

註3) 昔の米国人はみんな趣味志向もストレートで派手だったから、ハッキリした模様がよかったのかも知れない。 今水玉模様を見ると、必ず映画アメリカン・グラフティを思い出す。 ♪僕はずっとボビーソックスとポニーテールの女の子を捜している。〜♪ という曲があったとおり、この時代はフレア・スカート、ポニーテールとボビーソックスだった。 水玉模様は日本でもそのまま受け入れられ、流行となった。 その後、単純でやや地味な花柄のプリントが流行り、やがて世界規模でブームになったヒッピーによって、幾何学的な模様などが流行るようになった。(だったかなぁ) 余談だが60年代はネクタイ幅は3-4cmと細かった。 

 この時代、つまり60年代の後半は高度成長期でモノは作りさえすれば売れる、国民は物欲を満たすのに必死だったのでデザインがどうとか、色がどうとか言う人は今よりもずっと少なかった。 写真で自分の子供時代に着ている服など見ると、情けないほど趣味が悪い。 兄姉の使いまわしはもとより、殆ど他人のような親戚から回ってきた古着は序の口。 古いセーターの糸を解いて編みなおして別のセーターを作るのだから色など選びようもない。 この時代は手編みのセーターから機械編みセーターへのシフト真っ盛りの時代だったから、主婦や娘の手作りが多かった。

 ・・・というような事は団塊の世代の人たちは経験していることなのだが、皆忘れて、今のように繊維業界では30年分も在庫があって、好きな色やデザインを選ぶことを通り越し、タグの文字で服を選ぶ時代に最初から生きているような顔をしているのは日本の生活水準が極端によくなったことを表している。

04年5月9日 「こーでねぇと おねぇさん」にシャツの選択肢追加
 ウィルルスの開発者は見つかったそうで、よかったですなぁ。 サイバーテロは1人でやっても物凄く影響力大きいですね。

 シャツを選択肢に加えることは初めから計画済みでしたが、まずはシャツ無しでデビューさせました。 美人画「しょうぞうクン」も同じですが、こういう、バカバカしくて売っていなけど、一寸やってみたいソフトってあるんですよねぇ。 ラクシーはニッチですから。 (メジャーになれない)

 ところで、ラクシーは新入社員など、殆ど見ないのですが、今年は研修中の彼らの姿を偶然見かけてしまいました。 遠くから見たらお葬式の帰りかと思ってしまいました。 皆真っ黒なんですねぇ。(下の絵@参考にして頂戴) 中には少数違う人がいる。 おそらく本人は気になってると思いますね。

 昔、ラクシーが新入社員を見るチャンスがたくさんあった頃はグレー(灰色)一色という時代もありましたし、紺一色という時代もありました。 就職活動の季節になると、TVのレポーターが、彼らにマイクを向ける。
 「どうしてグレーなんですか?」
 そういうレポーターの君らも就職活動の時は紺色を着たんだろう。 答えが解ってること聞くなよ。

@ 今年の新入社員

A 昔の新入社員

B もっと昔の
新入社員

C 一寸前に
流行ったメンズ


 就職活動とは関係ないけど、一寸前(若い人から見れば”一寸”はつかない)に黒のスーツに濃紺のシャツが流行りましたねぇ。 民家から離れると・・つまり繁華街に近づくとこんな服装の男達が多かったですよ。 (上の絵C)

 リクルート活動は一種の儀式ですから、奇抜な服装である必要はないでしょう。 ただし、皆同じである必要もありません。  服装の個性を無くしてるのは日本のアパレル業界。 「リクルート活動したいんですけど・・」 「今年はこの色ですよ。 これなら合格間違いありません。」 などというに違いありません。 自分の系列だけが流行から遅れないように、業界で流行させる色決めているわけです。 だから店員に相談する前に、今年の色とデザインしか店頭に並んでいないののも実態です。 日本のアパレル業界も個性を考えてほしいもんですなぁ。

 ところで春といえば桜。 バックは桜色を選びましたが、桜色と灰色は似合わない気がしますね。
04年5月7日 携帯電話商法
最近、近よりもしなかった電気屋の店頭で、偶然某社のファミリー・コピアをみた。 安い! これなら買っても惜しくないなぁなどと思いながら、どんな方式かと思いつつジロジロ見ていると、コピアの値段と同じぐらいカートリッジが高い。 実機を安く売り、消耗品で儲かる仕組みになっている。 携帯電話もそうだが、「お金を使う手段を先に売り込み費用で回収する」のである。 購買力の落ちた現代に当てはまる商法かもしれない。   実機を安く経費を高額に・・ テレビは既にそうだし、音楽も。 (そう言う意味では音楽が一番時代的に早い・・と言うよりデフレの世の中で音楽業界がお高い) 結婚もこれに当てはまるか。 自分を安く売り込み、銭食い虫だったりとか。

    モデムのレンタル
 モデムレンタルしてる? ADSLが出始めの頃、モデムのオーナーの誘いがあった。 簡単に言えば出資してモデムを買い、レンタルするというものだ。 勿論万の単位で買う。 一種の株のようなものだ。 「お金を使う手段を先に売り込み経費で回収する」方法とセットになるとレンタルもかなり有効になってくる。 そこに投資システムがからめば今の消費時代にマッチしているといえるかもしれない。   モデムの場合は通常のレンタルと違い、利用期間が長引くほど儲かる。 このようなシステムが働いているということはまだ余力がある証明である反面、コンピューターの専門性が成せるワザの一面もある。(後に値下げ合戦に入ってゆくが)  このような傾向を見ていると、家庭用コンピューター(パソコン)自体もレンタル化するかも知れない。 機器代金が通話料金に上乗せになっている(本当はX万円の機器が0円なのだからそう言うことだろう。)携帯が既にレンタルのようなシステムになっている。 コンピューターもインターネット接続が当たり前になると、そこからお金が引き出せる。 ブロードバンドと一体化させれば月々X万円でプロバイダ+受信料+コンピューター代金がセットになるので、消費者は面倒がなくなる。 これが流行る頃は地上波は荒れているかも知れない。  商業の一番原始的な形は物々交換で現物がないと商売ができない。 次に貨幣経済で、現金取引しかなかったが、割賦払い(ローン)が出て、今はレンタルになった。 (証券・債券や電子取引は消費財を買う訳ではないので論外)  これからどんどんレンタルは増えそうだ。 そうするとレンタル製品のオーナーがたくさん必要になる。   あぁーあ、こうしている今もウイルスsasserは暗躍している。 ワクチンが膨大になる。 ほんとにワクチン屋はウィルスを流していないのか?

04年4月26日 フリーズドライ 真空凍結乾燥
この前、冷凍乾燥したタイの果物を食べて、冷凍乾燥について、ラクシーの友人で化学・物理に強い江崎大王度(註1)氏にそのことをたずねてみた。 

 真空凍結乾燥(フリーズ・ドライ)はスポンジ状になって乾燥していることから、在来の乾燥果物と違い歯ざわり、味などがスナッ菓子に近い。 色や香りなども保てるので、カップ・ラーメンの具がこの方法で乾燥させてある。

 江崎氏は答えた。 「14mmHg(註3)になると常温で沸騰する。」 自分には何をいってるかわからない。 彼はキョトンとしている自分を察して説明を続けた。
 「気圧を下げると沸点が下がるだろ。(註2) もっと下げて沸点が氷点下になると氷が水蒸気になって飛ぶ。 これを”昇華”ってゆうじゃん。 それで乾燥するんだ。」 
 自分は反論した。
 「そんなバカな。 氷がいきなり水蒸気になんてなるわけないよ。 じゃ、ここにあるアルミの椅子はアルミがガスになって飛んでゆく? ナフタリンの昇華は知ってるけど、氷がそんなになるわけないよ。」 

 そんな会話の後、インターネットで凍結乾燥について調べてみた。 
@この乾燥方法は真空凍結乾燥とよばれること。
A気圧が下がると沸点が下がり、氷点下で沸騰する。(これが昇華)
ということが解った。 これで江崎氏のいったことは解明された。 その有難いサイトは以下の通り。

http://www.nissei.co.jp/freezedry/genri/law01.html

註1) 専門分野でもないのに化学に強く、有機物の分子構造がスラスラ書けたり、化学式がスパスパ出てくる。 彼の解説は学問の化学で終わらず、工業としてどんな役に立っているかを教えてくれる。 殆ど仕事をしないでお金をもらっていることは尊敬に値する。 1日の大半を腕組みして、居眠りしない程度に目をあけている・・らしい。 会社のことを「ぶら下がり健康器」と呼んではばからない。
註2) 富士山の上の方では気圧が下がり、湯が100度にならないので、米が炊けない。 ・・と小学校のとき町田センセは言った。
註3) 水銀(Hg)を一杯に入れた1000mm(=1m)の「ガラス管の一方に蓋をする。 蓋のほうを上に、管のもう一方を容器に入れておくと水銀は自重で落ち、容器に水銀がたまる。 容器からは気圧がかかるので、1000mmのガラス管では760mmの高さでその均衡が保たれる。 それが真空になると、全部出てしまうので0mmということになる。 以上の説明で不足の人は以下のサイト参照ください。
http://www12.plala.or.jp/ksp/thermo/onepress/
14mmはほとんど真空に近い。

註4) 沸点。 沸騰する温度。 蒸気圧と気圧が同じになり液体が気体に変わる温度。 水なら100度C。  固体が液体に変わる温度は融点という。


04年4月20日 「こうでねぇと おねぇさん」 完成
 思いつきの作品。 服飾に目を向けようと広告を見ていると、広告のモデルが着ている服は割と地味な色なんですなぁ。 服の流行は繊維業界が決めるというから、今春は地味な色を売り込むんでしょう。 昨日、ラクシーの関連サイトを検索エンジンで閲覧していたら、米国のモデルのページが出てきました。 モデルの宣伝ページでしょうか。 いろんなモデルがいますなぁ。 

 それにしても、Google(註)で見るラクシーの関連ページはどうして外国のページばっかしなんですかネェ。 どんな視点で見るとモデルのサイトが関係サイトになるのかわかりません。

註)Googleのツールバーをダウンロードしたので、エクスプローラーを開くとウェブ検索のキーワードインプット窓口がついている。 これは便利。 矢風の商用化されている検索エンジンよりも正直なイメージがあります。


04年4月16日 レジストリ
ねずみ男(註)もワルいよなぁ。 再インストール以外にシステム復元の方法があるなんて教えてくれない。 レジストリの復元。
 「この機能は98以降はついてる。 DOSにしてスキャンレグって入れるとできるぜぇ。 Meならシステムツールの・・ Xpはやったことないけど・・」
 再インストールしてバカ見た。 レジストリとは・・正確に解らないけど、宇印度渦が参照する台帳みたいなものと思う。(以前、ハッカーにやられたとき、変更したことがある) それが逐一更新されながら宇印度渦が動いている。 レジストリの書き込みにエラーが発生すると宇印度渦は動かなくなる。 そこで正常動作時の状態に戻すのだが、98以降は自動的に前の状態を退避(バックアップ)している。 これを元のサヤに戻す。 
 ねずみ男が言っていたように途中までやってみる。 ほほう〜。 何日の状態に戻すか選択できる。 
 ねずみ男は1年半前、引越のおり矢風BBに加入した。 何ヶ月間か無料とかで電話もその仲間。 海外に電話しまくって、こりゃ何万もトクしたよなぁ、といっていた。 先日、矢風BBキャンペーンの兄ちゃんに聞いたところ、どこかがこれで大赤字とかでこのキャンペーンはもう終了したそうだ。

註) 知人のコンピューター・オタッキー


04年4月13日
当サイトは前身である「タイ料理ラクシー」のサイトより掲載内容をそのまま引継ぎ「ラクシーのタイ料理解説」に変わりました。 


04年4月12日  閉店のお知らせ。 
タイ料理ラクシーファンの皆様、突然ではございますが、当店は閉店させて戴きました。 長きに渡りご愛顧ありがとうございました。


04年4月6日 チャンマイ・ローヤルゼリー
 ローヤルゼリーとは働き蜂が体内で作った女王蜂専用で唯一の食べ物であるが、どういう訳か健康食品として根強く存在する。 効能は体験したことがないが、滋養強壮、美容などに効果があるという。 チェンマイ・ローヤルゼリーはタイではよく知られているが、販売量は知らない。 このブランド、日本国内の健康食品屋よりもお値打ちなのである。 10年以上前に贈り物としてタイから日本に送ったのが最初であるが、花粉アレルギーや皮膚のアレルギーに効果があるか試すため、最近また買ってみた。 

ローヤルゼリーについて2つ思うことがある。 

 一つは含有量。 ドリンク剤などにも成分として記載されているが、どの程度入っていれば成分表示できるのだろうか。 錠剤もまた同様。 (タブレットという言葉がハヤリのようだ。) どの程度がローヤルゼリーなのかわからない。 含有量と効果と価格が消費者の視点ではあるが、結論を言えばどんな成分でも効果を出すことが目的なのである。 但し含有量は偽りと誤解のない記載にして欲しい。 自分は100%に限りなく近づく目的で、一番自然に近い生のペーストを買っている。 溶かしたチーズのように感じるが刺激があり、喉越しに一寸でも呼吸器の方に行くと咳き込む。 自分は割りと好きな味だが、誰もが好む味とはいえない。 

 次に蜂という生き物・・その前に昆虫全てであるが、昆虫、特に成虫はその体と比較すると、大変な運動能力がある。 ジャンプ力や飛行能力などは哺乳類、鳥類の比ではないし、落下しても生命の危機は殆どない。 幼虫においては芋虫などのように運動能力があまりないものもあるが、変体(幼虫→さなぎ→成虫と形を変えながら成長すること)は大変なエネルギーである。(註1)

 女王蜂のパワーをそのまま戴こうという思いがこのローヤルゼリーの摂取にはある。 何ヶ月か前にどこかの国の研究者が、「昆虫を食べよう、昆虫には栄養が一杯。」と言っているTV映像をみた。 タイは昆虫を食べる習慣がある。 日本では山間部でハチの子、イナゴくらいだがタイは種類がもっと多い。 一番身近なところでは料理店で出されるアリの卵(カイ・モッ・デーン)、露店で売っているバッタ(タッカテーン)や芋虫の唐揚げ、タガメ(メンダー)の漬物などである。 アリの卵は以前取り上げた。 から揚げはあまり味は感じない。 タガメは強い芳香があり、料理には芳香剤として使われる。 この芳香は日本でもケーキ・菓子用芳香エッセンスとして合成物が販売されていたが、何と言う名前か忘れた。 それ以外にもセミの幼虫、コオロギなどもあるがバンコックではこれらが売られているのを見たことはない。

註1) 昆虫の運動能力を人間に当てはめると、大変便利である。 ノミの場合は自分の体の180倍の距離をジャンプするというが、バッタやノミなら、自動車や鉄道など不要だ。 更には羽根もあるので、海外旅行も飛行機など要らない。 日本海側の人がハワイに行く場合などは、日本列島を10分くらいで飛び跳ねて横断し、九十九里浜あたりから羽を伸ばして飛行に切り替える。 飛行機ほどは早く飛べないが、飛行機開発などというまどろっこしいことをしないで済む。 乗り物自体が殆ど要らない。 国内出張ならどこでも自分の足で日帰りだ。 歴史的にそんな生活を続けているので、国境や言語の壁がなくなり、一つの言葉と一つの国だけが地球にある。

 食べものは一種類だけだから、栄養バランスは無関係。 何しろ太ることがないのでダイエットは無用。 幼虫期には大食しなくてはいけないので、美食家にはもってこいだ。 成人(成虫)と未成年(幼虫)が人目でわかるので、お酒とタバコを売ってはいけない人もわかるし、補導も簡単である。 ひょっとすると、成虫なりすましセットとして、外骨格の鎧と、偽物羽根が出回るかも知れない。

 ずっと昔、フライ(蝿)という映画があった。80年代の半ば、そしてその前にも。 これらの映画は人間がハエになるという映画だが、先に作られたほうは断片画像しか見ていないのでストーリーは不明。 80年代の方は、物質転送装置のインプット側のブースに人と一緒にハエが入り、アウトプットには人とハエが混合されて出てきたという物語である。 この映画は昆虫がものすごい体力を持っていることを示していた。


04年3月29日 再インストール
 も〜ういいでしょう。(水戸黄門が印籠を出す前の競合いの最中にいうセリフ)
宇印度渦(ういんどうず)もメタメタになりました。 再インストールです。(註1) ファイルを残したまま再インストールする方法を実施、CD20枚近くのソフトを入れて(註2)みたものの、どうも動きが良くない。 仕方がないのでファイルを全部消す方法をとって、再度20本くらいソフトを入れた。 10日くらい掛かった。

 昔、宇印度渦が世の中にはびこる前、パソコンに再インストールなんてなかった。 宇印度渦はおかしい。 専用ソフトだった昔と多くのソフトが入る今の事情は違うが、素人の我々はそんなマニアックな話は説明されても納得出来ない。 消費者側からはパソコンは家電だ。 洗濯機やストーブが誤動作したら嫌だよねぇ。 車なら生命に関わるから物凄い損害額だ。 TVや洗濯機のように間違いなく動いて、再インストールなど必要ないものになっていただきたい。

 誤動作による損害と修復の時間と手間、原因の多くは宇印度渦にあると考えている。 消費者組合作って失った時間と手間を返してもらいたいと主張する。 そしたらメーカーは言うでしょねぇ。
  「”動作不良が起こる場合があります。”と書いてある。(多分) 承知で買ったんだろう?」
弱い立場の消費者は泣き寝入りか・・ しかし裁判官は言う。
  「動作不良は事前に予測できた。 半ば独占的市場を持ちながら、予測できる消費者の損失を放置した。」
・・・となるかも知れません。 

 この波及効果は大きい。 ソフトウェアメーカーは製品に「セキュリティ・ホールが〜」とか「誤動作の可能性が〜」などといえない。 誤動作は確実に消費者の損失になるからだ。

 一方ではNet犯罪者の国際捜査組織ができる。 Net上で公開捜査する。 自爆系、暴走誘発系のソフト製作・配信(註3)は重罪にし、犯人には賞金がつく。  例えば・・ ウイルスの配信をする。 皆が賞金目当てにその発信者を探す。 特にプロバイダとサーバーではトレース機能を充実させる。 犯罪者を追うNet上の捜査組織と賞金稼ぎ。 サーバーに囮や罠などが仕掛けられる。 まるで映画のよう。 ついに犯人の特定ができるが・・・それはネット上のことで、本人は現実の世界で逃げ回る。 追跡は在来警察にお任せしよう。

これで、我々消費者は安心してPCを購入、操作できるっちゅうことですわ。 

註1) 友人のコンピューター野郎「ねずみ男」でさえも再インストールしている。 安直な方法だが、これが一番時間的には早いようだ。 彼の場合は影で動いている余計なソフトは抹消して使っている。 「良い子はマネをしてはいけません。」 などと切り替えされ、詳しく教えてくれない。
註2) HP、絵や写真なんかを扱うとこのくらい必要なんです。 細かく言えば名のついた物だけでもこの倍くらいになるでしょうけど。
註3) その他のイケナイとされる行為の中には倫理の真偽に関わる問題もあり、全てが犯罪とは断定できないと考えています。


3月26日 服飾色あわせサイト 「こうでねぇと おねえさん」 作成中
 このサイトの紹介をしましょう。 上着、スカートもしくはバンツ、靴の色を組み合わせてみるサイトです。 イメージに合わせた服選びにご利用いただけると思います。(かなぁ) 自分でも、こんなもの、と思っていたのですが、たとえワンピースでも色を変えるだけでイメージはかなり変わって見えることに気づき、遊びでつくってみました。 といってもまだ製作中ですが。

  最近は唄を忘れたカナリヤになった為に、服装など殆ど気に掛けませんが、ハイ・ティーンの頃は服装に興味をもったものでした。 当時、友人の一人は、服の組み合わせについて、「マネキンが着ている服をセットで買っちゃうね。」と大胆なことを言っていましたが、これも正解かもしれません。 先ずは色の組み合わせ+素材の組み合わせが基礎です。(とか聞く) 次に幾何学模様 → 絵柄 という具合にステップアップします。(とか聞く) ブランド物にこだわるのはそれからでしょうねぇ。

 外国人からみると、和服の絵柄が芸術なのだそうです。 外国の服であれだけの面積を使った絵柄の鮮やかな服は他にないのでは? アロハ・シャツはハワイの日本人移民が和服を潰して作ったシャツということで、派手な絵柄になってると聞いています。

 自分の色の志向性は濃いハッキリした色です。 別の言い方で「くどい」傾向です。 「こうでねぇと おねぇさん」の配色も濃い色中心になっています。 ホームページを見ていると、若い女性の作品に薄い色使いが多く見られますが、自分には到底出せない配色です。

 モデルの子、なかなかいい味が出せません。 特に顔の表情に表現力がありません。 イラスト家の作品は完成度高いですね。 人間のモデルもやはり同じように表現力とか言われるんでしょうなぁ。 そうすると、富士藁ノリカさんなんてのは表現力があってモデルになってるってことですかね。 ニヤニヤだけではモデルは勤まらんっちゅうことでしょうか。


04年3月21日 ウィルス・メール
  ウイルス・・昔はビールスと発音したもんですが。 長いですなぁ、今回のウィルス。 まだまだ来ますぞ。 ワクチンの投与が遅れているようです。 これだけ長い間配信されるということは、このウィルスは自覚症状がないんでしょう。 潜伏する一方で感染し続け、ある日一斉に活動させる。 Webサイトだって危ないです。 Webは基本的にダウンロードしていることを知らない人は多い。 今のところ携帯電話のハッカーもセキュリティホールも少ないことは電話業界の救いだ。 もしもこれがWindows並なら、プロテクト領域の占めるコストが電話機本体又は電話料金に加算される。 そう考えると、Windowsもプロテクト・コストが必ず発生しており、それに関わるコストは消費者に付け替えられているということになる。 


04年3月20日 
コンピューターは見える部分と見えない部分があって、見えない部分では何が起こっているか解らない。 宇印度渦の画面表示されていないで起動しているものはたくさんある。 ウイルス・プログラムが進入先で情報を送り続けているかもしれない。 ADSLなんかでずっと繋ぎっぱなしにしていたらそんな可能性はずっと高まる。

 去年、土地と家屋に関する登記資料を見る機会があった。 明治5年の登記の資料、墨で書かれている。 100年以上も残っている個人資産の台帳の保管のよさに驚いたものである。 このようなものがコンピューター化されたら危険かも知れない。 どんなにコンピューターが進んでも紙という証拠は残りつつけるだろう。 紙以外の記録媒体として信頼が置けるのはせいぜいマイクロフィルム(註)くらいまでかもしれない。 

註)マイクロ・フィルムは資料を小さな(自分の見たものは爪の大きさ)写真にして残す。 フィルム自身は顕微鏡でないと見えないから、閲覧には拡大投影機を使う。 1970年代の終わりに友人がアルバイトでこの仕事をしていた。週に2〜3回、夜中に銀行の取引帳簿を写して保管するのである。 他に1970年代に見たUSAのTVドラマでは図書館で古い新聞がマイクロフィルム化されていた。 この頃、同じくUSAのTVドラマで見たシーンの中では、図書館で全米の国土、人口などの調査データーをコンピューターの公開情報から検索するシーンを思い出す。 日本の図書館とは仕組みが違うかもしれないが、USAの情報インフラのよさに驚かされたものである。


04年3月16日 コンピューター・ウイルス WORM_NETSKY.D
10日から16日までの累積ウィルス数は累計6件、最後のドット以降のコード順で、jp:4件 com:1件(実際は香港) sg:1件 my:1件。(註1) 興味本位で動かしてみたい衝動に駆られます。

 配信元のサバーのコード・ネームなどをじっくり見ていると、一人の人物が見えてきました。 6件とも彼に関係ないと言い切れません。 タイで活躍(暗躍)する通称ゴリライモ(註3)と関係ありそうです。 タニヤを棲家として足掛け10年。 ソイを渡りきれないない程面が割れています。

 自分の作品が世の中にデビューするのはクリエイティヴな仕事をする人達には大変な喜びです。 ウィルスはワクチンに対して即座に屈服させられますが、永遠にワクチンにその名が刻まれる。 それが喜びなんでしょうかネェ。

註1) sgはシンガポール、myはマレーシア。 配信元には、8256e97.150f0afcみたいな数字が多用されているアドレス4件で、ツウか配布コードかどちらか解りません。 コンピューターに詳しい知人ネズミ男(註2)に聞いときましょう。

註2) ネズミ男とは、友人のコンピューター野郎。 コンピューターのマウスに由来する。 体は180cm, 86kg±3kgとでかく、「ゲゲゲの喜太郎のネズミ男とは全く関係ない。 大酒飲んで、体から想像つかないが、コンピューターばかり弄りまくり、奥さんに興味を示さなかったので、ついに離婚になった。 ローンで買った住宅と2人の子を残して、追い出されたが、家庭での義務を怠っていたのだから仕方がない。 酒とコンピューター以外は何も要らない幸せそうな男。 離婚してその生活には益々磨きが掛かった。

註3) ド根性ガエルという1970年代のアニメに登場する、ゴリラと人間を併せたような風貌の中学生の番長。 芋をかじっている。 学生服を羽織って、後ろの方がビリビリになった学生帽を被っている。 因みに、「編集後記」、「暁の痔」に登場する町田先生はこの番組に登場する中年教師の名前をそのままもらった。 番組の中では「キョーシ生活25年、この町田 ・・・」という決め台詞(キメゼリフ)を持っている。 
 今日、タイ土産に乾燥トロピカルフルーツを食べた。 マンゴー、マンゴースチン、ドリアン、ランブータン。 冷凍乾燥のように思う。 でサクサクしている。 ドリアンが一番よかった。



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