05年09月06日 語学留学
英語に興味ある人は次の問題やってみよう。
http://www.angelus.co.jp/engtst.html
ラクシーの結果→(註1)参照されたし
留学と言えば、「ゴローニン事件」ってのをTVで放送してたけど、高田屋嘉兵衛とか言う商人、千島列島に軟禁されていた8ヶ月でロシア語を覚え、盗み入った将校の部屋でロシア政府の手紙を読むなんてすごいですなぁ。(註2)
高田屋嘉兵衛のわかりそうなHP
http://kouhou.city.kobe.jp/kids/data/kr/kr02/kr02014.htm
http://www.nemuroya.com/rekisi/takadaya/takadaya.htm
<注釈解説>
註1) 最初の2問見て「100点いけそ。」、とやってみたら段々難しくなり、1問間違え92点。 高齢の割りによくできたと自負。(Gifじゃないぜ) でもアタクシ語学留学には殆ど興味ありません。 「学」と言うスタイルが自分に合いません。 そんな若者が多いせいか、「語学留学」と称し親の銭で自由奔放に遊びまくっている人が多いようで、肖(あやか)りたいです。自分のスタイルなら、米国へは寿司屋の丁稚に行って米国流握り寿司の修行し(註2)、日本に持ってくる位のこと考えたい。(もう既にあるか?) 寿司を学ぶのでなく、米国の商売スタイルを学ぶのです。 そのとき言葉もついてくる。
註2) 盗みが凄いのではなく、政府の手紙級の難しい言葉を読めるようになるところが凄いのです。
05年09月05日 若返りの水
今朝、突然「メラトニン」という言葉が浮かんできた。 気にもしていなかったのに。 「クマは冬が近づくとメラトニンという内分泌が増え冬眠したくなる」、と覚えている。 メラトニンをHPで検索すると、なんとびっくり。 販売までされている。 健康補助食品、主として眠くなる薬。(着床後1分で眠れる自分には全く不要) 若返りの効果があるかもしれない。
若返りというとあの童話を思い出す。 昔々あるところに・・ お爺さんがその湧き水を一口飲んでみるとあ〜ら不思議。 どんどん若くなり、若者に戻りました。 家に帰ったお爺さんからその話を聞いたお婆さんは、勇んでその湧き水の場所へ。 早く若返らなくっちゃって、たらふく水を飲んだところ、娘を通り越し赤ちゃんになってしまった。
--- 続きを考えてみました。---
このお爺さん、赤ちゃんになったお婆さんを手塩に掛けて育て上げ、美しい娘になり・・ お爺さんは言いました。 イヒヒヒ ・・一粒で二度オイシイ
・・ってな事にはなりそうもなく、次のようになるのが現実でしょう。
この若返ったお爺さんの名前を仮に亀吉としよう。 お婆さんをヨネとしましょう。 やがて亀吉は嫁をもらいました。 一方、おヨネは成長して後に生まれた亀吉の嫁の子を虐めたので、それが元になり、嫁もおヨネを虐待することになりました。 更に時は流れ娘に成長したおヨネは亀吉と密通(ってゆうか元々夫婦なんだからこれが正しい姿か?)しました。 おヨネと嫁と亀吉の三角関係が出来上がり、嫁の子とも憎み合うという、泥沼のような家庭が出来上がりました。 めでたしめでたし。
こうしてみると、人間若返ったりすると、自分にも次の世代にも苦難が持ちうけていそうです。 長生きする事を考えず、適度な寿命にしましょう。 そのためには、暴飲・暴食・喫煙もして体を傷めておかないといけません。
先日ラジオを聞いていたら、「キツネとぶどう」の話をしていました。 日本ではキツネは負け惜しみを言う胡散臭い者にされていますが、この話の原作のフランスでは、この物語の結末は、ぶどうが取れなくてウジウジした気持ちでいるより潔いキツネの態度は賞賛されるのだそうです。 フランスのキツネのイメージは「賢い」で、日本のように賢いの先に「ズル」がつかない。 王様がライオンで、悪者がオオカミ。 王様と悪者の間に上手く取り入る民衆の賢さを象徴するのがキツネだそうです。
050905 VANESSA CARLTON "A Thousand Miles"
05年9月1日 時計屋の広告
子供の頃から腕時計には異常なほど関心があった。 テクノス・ウォルサム人気コンテストには毎年応募して、当選を期待していた。
時計屋の広告。 エンジンが中古という奇妙な販売
http://zthppgdvjfcj039.wat6ch3znowbymail.com
そういえば、覚えてるだろうか。 昔流行った「サファイヤカットガラス」 文字盤のカバーが9面とかそれ以上の多面に立体カットされていた。
スミソニアン博物館 http://www.si.edu/guides/japanese.htm
05年8月31 アクセク日本人
ある外国人が尋ねた。 「日本人は何故そんなに働く?」 「将来ラクになるため」と日本人は答えたが、このぶんでは日本人は生涯ラクすることなくアクセクしたまま一生を終わりそうだ。 日本人も海外に行くと少しアクセクから開放される。 でも日本に帰ってくるや否や、たちまちアクセク・モード。 のんびりした海外生活を送った日本人は帰国すると浦島太郎になっている。 浦島太郎になるまいと思う人は、海外でも日本の新聞を必死に読み、BS放送のニュースをチェックしたりする。
日本人のアクセクの原動力は「欲」であると誰かが言った。 一歩でも人よりも前に出ようとするその意欲がなくなったら日本は先進国でなくなるかもしれない。
先週、オランダ駐在の知人が日本に一時故国した。 彼曰く、「日本人って、休みもアクセクで、何処行った、ここ行ったなんだよ。 この前同僚のオランダ人が”凄く充実した終末だった、っていうんで、何があったかと尋ねたら、一日何もしないで過ごしたって言うんだよ。 日本人って、じっとしていてもアクセクなんだよ。 ドイツもフランスも仕事は定時で皆帰るし。 あの違いを見ていると、日本の何処が先進国かと思うね。」
彼は続けて言った。「定年退職した人達は裕福そうだし、田舎に別荘もってる人も結構多い。 ヨーロッパなんて町から一寸はなれりゃ、ずっと畑が広がる。 食料自給率も高い農業国でもある。」
日本人は将来ラクするために働き、その将来が来てラクできるようになっても、まだラクできることがあるんじゃないかと、さらに一生懸命働く。 あ〜あ、ラクしたいなぁ。
昨日、水木しげる氏(ゲゲゲの鬼太朗の作者)のインタビューをTVで見た。 売れる前は原稿料が安くて、お金があれば悩みはないだろうと考えていたが、別の悩みが出てきて、結局お金があってもなくても同じように悩みがある。 「神様は上手く人を作ったもんだと思うよ。」 と話していた。
この図式を当てはめると、つまりお金をラクにかえて考えると、ラクでも苦労でも同量の悩みはありそうである。
8月28日 台湾の広告サイト
台湾のサイトを見ていたら広告サイトがポップアップした。(註)
タイトルは「我的虚擬女友」 女の子にメール送るサイトのようだ。
http://www.mygirl.com.tw/
意味わかんないけど、日本の似たようなヤツより清清しいような気配がする。
註)普通広告はブロックするGoogleのソフト使ってんだけどHDやられて、インストールしてなかった。
05年8月25日 泰語辞典
泰泰辞典(タイの国語辞典)が届いた。 「厚さはこのくらいのヤツ」 タイで知人のチムに1000バーツ渡して帰国。 届いた辞典は丁度いい大きさ。 A5版厚さ4.5cm。 日本の地味な国語辞典とは大違い。 表表紙はカラー写真でタイの寺院、民族衣装、仏像、舞踊などの文化、裏表紙は姉妹図書の紹介これまたカラー。
05年8月24日 ハードディスクエラー
ついにきちゃいました、ハードディスクエラー。 結論はメーカー修理。 6月29日預けて8月12日やっともらってきた。 CompMartとか言うお店。 修理完了の電話を留守録に入れたってゆうけど、こっちは留守録なんて聞いた試しがない。 それでメーカー修理完了から1ヶ月もお店に寝ていた。 なんてズボラ。(お互いに) それからタイに行ったりなんかで、放置、やっと使う気になった。 すなわち2ヶ月を経てやっと使えるようになった。 代替のコンピューター使ってた。 コンピューターがないと色々なものが見えてくる。 コンピューターなんかなかった時代に戻りたい。
さて、エラーの症状は・・1時間も使っていると、ディスクからカチカチ音が出た。 アームのシークする音のように思える。 読み出しに成功すると(と思える)コンピューターは動くが、直ぐにまたカチカチ音。 そのストロークは時間と共に多くなりついにはカチカチ音が鳴り止まずコンピューターは動かなくなる。 ハードディスクがやられたと直感し(註1)、CDにバックアップした。
とりあえず販売店に持ち込んだ。 ハードディスクを買ってつけるのが一番安い方法だが(註3)、NEOSONIC(仮名)と相性が合うかどうかわからない、との店員のアドバイスもあり、修理することにした。 おそらく純正部品で市価の2倍くらいする筈だ。 その値段では同じスペックの中古も買うことができる。
このPCは前回はCDリーダー交換で、修理保険”お守り君”で補償、今回は実費となった。 ハード・ディスクもCDもコンピューターの主用部分。 その主要部分が4年で2箇所もやられるとは脆弱だ。
値段と重要度から言うと、プロセッサ→メモリ→ハードディスク→モニタ→CD 5箇所のうち2箇所も。 5人兄弟の3番目と5番目が不良息子の親御さんって気持ちだ。 2人は一応立ち直り社会復帰したが、1番、2番、5番もいつ不良事件を引き起こすか・・
<注釈解説>
註1) ハードディスクのエラーは、購入後1年くらいでSMART(註2)の警告が出たがその後そのエラーはなくなり、自然治癒かと思っていた。
註2) SMART 組み込んだ最初のシークタイムと毎回起動時のシークタイムを比較し、値が悪くなると警告を発する仕組み。
註3) 知人の一人も自分のあと2週間後くらいにHDが不良になった。 彼の場合はバックアップがなかったので、データー惜しさに市販のHDを買い、元のHDは接続キットを買って外付け、まんまと成功した。 工業製品に詳しい友人江崎大王土氏によれば、ハードディスクの不良の中で一番多いのが、本体とを繋ぐコネクタ部分の接触で、再ハンダで治るそうだ。 江崎氏にはマウスの修理してもらって、キーボードも貰った。 因みにマウスの不良で一番多いのが、ボールから動きを拾う部分のフォト・トランジスタとそのセンサーの間隔で、指でつまんで調整で直ぐになおる、と言って実演して見せた。 因みに自分の修理してもらったのはケーブルの付け根で導体部分が切れていた。
05年8月22日 結構です
中部国際空港バンコック行き22番ゲート バンコック行きJL5057便(仮名)。 「バンコック行きにご搭乗のお客様のお呼び出しを申し上げます。・・・チェック搭乗カウンターまでお越しください。」 手荷物に異常あったかぁ?(註1)
カウンターというと、昔 関西空港で登場券を落として、搭乗カウンターに行ったら拾い物の届出として保管されていたことがあった。 ・・とか・・バンコック空港で機内持ち込み手荷物にナイフが入っていて、そのとき搭乗券を預けてそのままになり、搭乗券は再発行されたのか一応もらった・・な〜んてことも思い出した。
さて、当の呼び出しの件だが・・ 服務員は言った。 「当方の手違いで客席がWってしまい申し訳ありませんが、ビジネスクラスのお席にお願いできませんでしょうか。」 エコノミーで買っているので、思いがけないグレード・アップに勿論二度返事。 ってゆうか顔に出さずにいられない程嬉しかったけれども、平然を装い、「ええ、結構です。」 と言ってのけた。
他に2人が同様の措置が取られていた。 手違い・・本当かなぁ・・重複するかなぁ、何か他の理由でもあるんじゃないかぁ? でもタイで買ってもらった切符だから本当に手違いかも。 帰国後、米国を中心に200フライト以上しているという、江崎大王土氏に話すと、「まだ そんなこと一度もないなぁ。」と羨ましがられた。
10年ほど前に中国の地方都市から香港に行く便でリコンファーム(註2)を2日前にしたら満席で乗れない(註3)、ってこともあった。 このときは次便を翌日まで待つと、香港発名古屋行きに間に合わないので広州に一度飛んで、広州から香港に飛んだ。 同じ頃、江崎氏からもオーバー・ブッキング(註4)で、搭乗手続きできなくて、次便に乗ったと聞いたことがある。
バンコックからの帰りは行きとは裏腹にずっと揺れっぱなし、飛行機酔いで頭痛。 さらに連続3席中央で隣がやっと席に入れる大柄な米国人(風黒人)が丸くなって乗っており、強い圧迫感があり、最低だった事を覚えておこう。
<注釈解説>
註1)以前は提携貨物のチェックは搭乗手続き前にしていたが、最近は搭乗手続き後、異常のある人のみ呼び出す仕組み。
註2)切符はあってもフライトの確認入れておく。 通常72時間以上前。
註3)飛行機会社がキャンセルする人がいる事を見越して、予め定員より多く切符を売るのでこうなる。 最近はリコンファームは必要ないようだ。
註4)ブッキングとは予約のこと。 上記註2と同じ
05年8月20日 グリコ・ポッキー |
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タイによく行く人は知っていると思うけど、グリコ(タイに工場がある)のポッキーのラープ味というのがあって、日本へのお土産によく買われている。 自分では一度も買ったことがないが、まさしくお土産でもらったことが何度かあった。 このポッキーはタイ人が転職したいので手相を見て占ってほしいと言って、占い料と称し2箱くれたものである。 (自分はいかさま占いなので占い料は頂かないが)
ピリ辛ラーブと書かれている。(写真緑色の部分)が、ラープと言うよりもヤム味と思う。 大箱もある。 日本で売られている普通のポッキーもある。
このラープに因んで書くと、最近は日本語が至る所に出てくるようになった。 TVでもラジオでも食品名でも。 |
05年8月4日 波のプール
初めて波のプールに行った。 愛知県のリゾート開発地の遊園地。 海の感じが出ている。(註1) 鼻から水を吸って鼻の奥で匂いがした。 サーフィンで波にもまれた(註2)ときと同じ臭いだ。 波が来る。 岸に向かって一生懸命漕ぐ。 波が盛り上がってきた。 板の鼻先が水面を走りだす。 ・・などと一瞬波乗りを臭覚で思い出したのでした。 今では波の立つところまでパドリングできんでしょなぁ。
<用語解説>
註1) プールの底が平坦で殆ど形状が変わらない波が岸まで届く。 実際の海底は様々な起伏があるので、波の形が様々である。 同じ波のパワーでも潮の干満で変わる。 台風が来れば海底の形がコロっと変わり、同じところで波が立たなくなる。
註2) 板から落ち、板と共に波に揉まれる。 このとき鼻から水を吸うことがある。 とにかく板で怪我しないように丸くなっている。 友人の一人はボードのフィンで腿を切り8針縫った。
05年8月1日 セルフ給油の危険性
タイ人の友人からメールが届いた。 セルフ・サービスのガス・ステーション(旧称ガソリン・スタンド)で給油中、静電気を原因とする出火について、シェルのマークの入った警告文だった。 何処の国のシェルが発行したかは不明。
以下意訳と抜き出し(原文の重複部分と段落訳を是正)
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ガソリンから揮発したガスが静電気により発火し燃えることはよく知られている。 この種の出火150件の調査から言えることは
1)給油中、車への出入りが多い女性は男性より発生率が高い。
2) 大部分の場合、給油中、車内に入った後、給油を終えた給油ガンを抜き取ろうと、車外に出たとき静電気が引火している。
3) 多くは身に付けているゴム底靴と化繊の服が影響している。
6) 29件は、車内に入った後で給油中の給油ガンに触れて発火した。
これは様々な型の自動車で発生している。
7) 17件は、タンク・キャップを外す前後またはその途中、そして給油し始めに発生している。
■ 給油の心得
○ 停車しハンドブレーキ引き、エンジン、ラジオ、ライトのスイッチを切る。 給油中に携帯電話を使ってはいけない。
○ 給油中は絶対に車内に戻ってはいけない。
静電気は搭乗者が乗り降りの際に衣類が座席の素材を擦った結果として生じることがよくある。
これを避けるためには給油中は誰も車に出入りしない。 車の出入りは、給油前、あるいは給油を終えてキャップを完全に閉めてからにする。
○ 車乗り降りにはドアを閉めることを習慣づける。金属に触れることで静電気は放電する。 ドアを閉めて、給油ガンに触れる前に車体の金属部品に触れる。
これで人体の静電気はその金属に流れ給油ガンには流れない。
○ もしガソリンがこぼれたり地面にはねたら最大の注意が必要になる。
ガソリンは燃性の高い気化状態になり、電気機器(携帯電話、リモコンなど)のスイッチ、あるいはエンジンのスパークによって、引火する。 エンジン始動前に、こぼれたガソリンは拭き取るか中和する必要がある。
05年07月28日 脱出
エレベーターの点検で整備士がエレベータの天井部分を床の高さに下して点検していた。 ワイヤーで吊り下げられているブースの天井部分が上から見える。
「天井の部分から脱出しなくっていけない時が来るかも知れないから良くみておかないとね。」 とこちらに注意を向けた整備士に言って覗いた。
「これは開きませんよ。」 と整備士は言う。
「えっ! じゃ、映画のブルール・ウィルスみたいにココから出て脱出できないんだぁ。」
「映画はメチャクチャやってますけどね。」
「地震になったら閉じ込められちゃう。 東京みたいに。」
「停電になった場合は慣性で最寄の階で停止するようになっています。 東京は基準が甘いようですね。」
「へぇ。 それって条例なの。」
この年になると怖い物知らずで、疑問に思ったこと何でも聞いちゃう。
でも、エレベーターが最寄の階で止まったとしても、ドアが開かないようじゃ閉じ込められることに変わりないけど、どうなんだろ?と後で気付いたのでした。
05年7月24日 客は偉くない
ドコダ・ショップ(仮名)に40歳前後の大柄な・・体重90kg、身長185cmあろうかという男がお子さんを連れて入ってきた。 「海外で使える機種・・」 とか始まって、「海外で使える機種」を店員に説明していたが、「当店で扱っておりません。」 と店員が言うと(註1)男は、「だったら初めからそう言えよ!」と粗い口調になり、出て行くと思いきや引き返して接客カウンターに近づき、「責任者を出せ!」と大声で言う。 「店長は不在です。」 さらに店員に接近して、「ワシは客やぞ!」などと横柄な態度で言った。 踵を返し出て行くかと思いきや、戸口で振り返り、「名前は!」と店員に名前まで聞く始末。
取り扱っていない機種があったくらいで何がそんなに不満なのかわからないが、「体が大きい客と言うだけで威張るな!」、と心の中で叫んだ。 他人事でも頭に血が上ってしまい、話がややこしくなったら、自分が介入したかもしれない。 立場や腕力を利用して理不尽に威張る人を見ると敏感反応してしまう悪いクセがある。 (あ〜なんてバカなアタクシ)
日本は接客が世界一丁寧な国(とか聞く)。 南ナントカと言う歌手は「お客様は神様です。」と言った。 商売する以上、どんな客でも神様という訳にはいかない(註2)し、かの店員は彼を客でないと思ったハズ。 この大男は、「客はエライ」とずっと叩き込まれて現在に至るかもしれないが、客はエラくない商売は一杯あるし、ドコダもその一つという事を解っていない。
携帯電話は話すだけで精一杯、という自分には、彼の言っていたサービスはとても難しい。 カードを差し替えてどうとか。
多分これ → http://www.itmedia.co.jp/mobile/0305/19/n_kokusai.html
ではないか?
自分のように、中途半端にタイに行く人間には携帯電話は非常に中途半端に欲しい。 朝から晩まで出ずっぱりになり、ホテルに帰ると日本は夜中になっている。 しかも料金が高い。(註3) 携帯電話が必要だ。
タイで携帯電話を利用する方法を考えてみました。(・・ってゆぅか、以前から考えている)
・海外で使える機種を選択する ・・ コスト・パフォーマンス悪い
・日本の空港 ローミング・サービス(註4)・・ プロセスが面倒
・タイの空港 レンタル・・ デポジットが高い (タイ人からは一番掛け易い)
・タイの知り合いに借りる ・・ 相手が面倒
・タイで買う・・ 保管が面倒。
ところで、ドコダのオネエサン達、回転率が高いようですが、イヤな客が多いんでしょうか。
<カタカナ用語>
@ コスト・パーフォーマンス = 単価/成す仕事 〜が”悪い”=サービスの単価が高い。
A ローミング・サービス = 現地の携帯電話会社に接続することで、外国でも日本と同じ番号で通話できるサービス。 現地の電波に対応できる機種の持込が必要。
B デポジット = 預かり金
<注釈解説>
註1) ドコダ・モールでは取り扱えないサービスがある。
註2) 最近は客の甲乙がはっきりついてきた。 利益をもたらす客は神様だが、利益の少ない客は足手まといにされる。 価値組み
註3) 昔、海外長期出張猛反対の奥さんをなだめるのにホテルから日本に電話で月10万円掛かった人がいた。 結局 彼は海外出張が元で離婚、10万円/月はムダになった。 彼は離婚して心晴れ晴れ、心おきなく海外出張を繰り返し、ついには駐在員になった。 結婚は懲り懲りだが、嫁は欲しいそうで、訳がわからん。
註4) 昔、衛星電話ってのを空港で貸していた。 さる営業部長がそれを持っていって日本近隣諸国で1ヶ月使ったら33万円にもな
ったという話を聞いた。 その電話はドイツの国番号になっていたから頷ける。
05年7月23日 元切り上げ
意外と期待外れです。 もっと大きく動くかと思いましたが・・これからでしょう。 変動相場に移りますか。(期待) 変動相場になると、中国の政治も大きく変わらねばなりません。日本は中国製品が物価を押し上げる日が来るでしょねぇ。 そうなると、昔の経済理論が通用する時代も来る。 世の中が読みやすくなるでしょうか? タイの日系企業の間では中国のカントリー・リスクが高まり分散させているそうです。
05年7月22日 新興宗教
現代科学や現代医学ではどうもならないことが多い中(註1)、健康食品で体質を、宗教で運命を変えようとすることは昔から変わらない。 自分自身も「絵に描いたような自分になれる」宗教があれば、入門したい。 ホリ、フクナガ、アサハラの名前は覚えておこう。
<注釈解説>
註1)裏を返すと自分の運命を諦めきれない人が一層多くなった。 科学や医学でどうにもならないことは、運命と諦めることが必要である。 諦めきれない人はずっと思い続けていれば20年後くらいに何とかなるかもしれない。 我々の時代には、小学校ではあたかも全て努力で報われるかのように教育されたが、運命はどうにもならない。 努力で報われる人は、努力する運命であり、報われることも運命である。 努力しない人は、努力した結果が実りにくい運勢であり、過去の経験として生かし、努力しない方が利口、という教訓を得たのである。
05年7月21日 タイの祭日
7/21はワン・アサハラ・ブッシャー(三宝節)、釈迦が「仏」「法」「僧」を弟子に説いたとされる日。
7/22はワン・カオ・パンサー(入安居 ワン・カウ・パンサー) 一般人はタンブンする日 出家僧が出家する日。
じゃぁ「仏」「法」「僧」ってなんだ? ってことで調べてみました。 (当サイト、タイの宗教ご覧ください。 ラクシーワールド > タイの宗教)
さる宗教団体HPによれば、仏教の信仰の三つの要素とは
仏:釈迦
法:修行の実践方法
僧:教団、指導者としての僧
goo国語辞典(関連部分の抜粋)によれば
仏: (1)真理を悟った者。すべての煩悩を打ち消し、完全な真理を実現している者。覚者。仏陀。(2)特に釈迦のこと。
法: (1)真理。根本的な規範。(2)教え。教説。教義。(3)仏の教え。釈迦の言葉。それを記録した経。(4)教義・信者・教団などによって具体化されている仏教。(5)仏事・法要・祈祷などの儀式。
僧: 出家し、仏門にはいって修行する人。僧侶。出家。法師。沙門。比丘。
確かに信仰の要素=信じる対象にはなりそうです。
05年7月14日 憲法改正
政治のことは殆ど関心ないが、軍隊のことになるとちょっと関心が出てくる。 自分の身内が戦死するかどうかも含めて、真っ当な国家になるかどうかということなのである。 米国は日本が軍隊をもたぬ憲法を作った。 頭がよくてお金持ち、だけど一寸拳を上げられると引っ込んでしまう子はクラスのリーダになれるのか? リーダーになんかならなくったっていいよ。 自分の身を守られれば。 そんな奴が家族を守れるのか? 米国の庇護にあるばかりに損得いろいろある。 米国の庇護が無ければイラク派兵はあったのか無かったのか。
戦争はエヤコンの効いた部屋でヌクヌクと作戦会議と称し煙草を吹かしている役人の成り上がり将校のいる一方で敵以外にも暑さ寒さと飢え虫刺されと戦い、血まみれ兵隊のいる前線があるのである。 これほどの天地の差がある国家行事は他にない。 「その通り。 だから俺達戦争なんか行かないもんね〜」、というかも知れない。 けれども敵国の兵隊はそんな難しいこと考えないかもしれない。
兵隊に行くと「只飯食えて、給料出るらしいぞ、行こうぜ」とか、「息子よ。 俺達の家族を守れ。 弟が家は守る。 彼も兵隊に行くのなら、下の弟が、更にその下もいるから安心して死んで来い。」 というかもしれない。 そしたら戦意も士気もない日本はまんまと敵国に攻め込まれる。=家族や身内はどうなるか解らないと言うことだ。 仮に隣の4000年の歴史の国が日本を飲み込むとする。 そうすると法的な迫害という事だって考えられる。 米国先住民達がそうされたように。
7月12日 女王様の教室(仮名)
女王様と聞いて淫らな気持ちになってはいけない、オヤジ達! これから書く事に”様”はつかないよ! 小学校女性教諭が担任する教室の6年生達を屈服させる番組になっている。(今までは) ストーリーはどうでもいいが、シーンごとのストーリーには良く作ってくれた、と言いたい。 シーン毎が反語と反面教師になっている。 僕らの世代では教師の言葉は絶対的な意味を持って、つまり、親以上の重みがあった。 教師には服従なのである。 家ではムチで打たれなくとも、学校では打たれた。 宿題やってなくても、家ではな〜ンにも言われないけれども、学校では叱られる。 教室では先生は皆、王様であり女王だった。 世の中の美徳が崩れ、王様と女王の中から暴君が出てきて、保護者から猛反発食らうまでは。 いつも的になって青アザ作ってる生徒がいた。 うずくまって無抵抗の生徒に蹴り続ける教師がいた。 これも今では考えられないことになった。
今、全ての公立小中学校教諭は教育のアドバイザーにしかなれなくなった。
昔なら |
今は |
「宿題忘れた者、前に出て来い!」と言ってムチで打たれる。 他の児童生徒はあ〜痛そう、宿題忘れたらいけないぞ、無条件に思う。 |
「宿題やった方がいい、君のために言ってるんだよ。」と大人しく先生は言う。 大部分の児童生徒は、君の為・・はぁ?
いい加減なこと言うんじゃないよ。 分数の掛算が何の役に立つの? 平方根なんて孫の代になっても使わねぇ・・などと思う。 |
「調子に乗るんじゃない!」といって皆の前でビンタを食らう。 他の児童生徒はあ〜恐い、調子に乗るとああなるんだ。 心を引き締めよう、と思う。 |
「騒ぐのをやめなさい。 皆の迷惑です。」と小声で言う。 児童生徒の中には不尊な不良児童生徒がいる。 皆の迷惑? はぁ? 一番迷惑なのはお前だよ。 be動詞がどうした! ルせぇ! おめぇは生理的に好かねぇ、もっと騒いでやる・・などなど。 |
今朝、夢を見た。 「小学校の2年生の学力で驚くべき事実が判明」という新聞の見出しを見ている夢。 内容は殆ど記憶にないが、確か国別比較で日本の小学2年生の学力は世界で相当落ち込んでいた。
05年7月11日 国語辞典
インフォシーク大辞林(国語辞典)で「シナジー効果」はヒットしない。
グーの国語辞典はヒット。 「ハロー効果」が思い出せなく、「効果」を後方検索してまたヒット。 愛用していた大辞林は主役を降りた。 効果と言えば物理で学習した「ドップラー効果」に代表されるように大抵は言葉では難しい現象の説明が多いようだ。
グーの国語辞典(http://dictionary.goo.ne.jp/index.html?kind=ej&mode=0)
05年7月8日 葉巻
シガリロ(註1)を吸うので空港の免税タバコ売り場にはよく寄る。 2週間前、帰りのバンコック空港で格安葉巻(シガー)を発見し衝動買いした。 何が格安かって、一本一本アルミの筒(註2)に入っている。 しかもブランドは時々買うシガリロと同じ髭オヤジ。(註3) タバコといえばキューバ。 愛地球博キューバ館で売っていた1本の値段で、アルミ筒入りの髭オヤジ5本は買える。
<解説>
註1)シガー(葉巻)に対し、小さな葉巻タバコをシガリロという。 あるいは女性という意味で「セニョリタス型」(英語のMiss.)とも言う。
註2)アルミ筒は品質保持もあるが、吸いかけを入れに使う。 葉巻は一旦消しても焦げた部分を葉巻カッターで切って何度も吸う。 ツウになると葉巻貯蔵庫がある。
註3)髭オヤジ:オランダのダニーマンとか言う会社。 「プランテーションで儲けた」って感じの男性の斜め横顔が商標になっている。 ジャワ葉を使っている。
05年7月5日 万博北米組
愛地球博って・・米国とカナダ、北米組みは手抜きか?? 観光案内にすらなっていない。 それとも・・テロ防止策か? EXPO'70大阪万博、米国館は2時間待ちだの4時間待ちだのと大人気・・何故かってえと、アポロ計画の宇宙船とか、月の石があった。 それに引き換え、今回は一体なんだろ。 映画見せて終わり。 展示品は衛星探索機のモデルがあっただけ。 カナダに至っては何もない。 もっと日本人が期待するようなモノ欲しいねぇ。
米国に期待するのはNASA秘蔵の宇宙人の写真とか、軍事機材みたいな日本で見れない展示かねぇ。 ややマイルドに航空機の文化みたいのでもいいかも・・ 角度を変えて性産業やドラッグの紹介(日本に無いなぁ)も新鮮でしょう。 生産物の販売は、火星の土はムリでも、マイケル・ジャクソンの家の土とか。(裁判に負けないお守り) シリコン・バレー純正メモリもどうですか。 解り易いように"made
in Silicon Valley" "Geniuin"(本物)とプリントしておく。 パソコンに張る
"Silicon Valley" シールはもれなくついてくるな〜んて。
カナダなら、カナディアン・インディアンとか、イヌイットの文化紹介とか、野生動物の映像でさぁねぇ。 生産物の販売はサケやトナカイの肉、実用カヌーとかいいですよねぇ。 カナダ人の制服の様になっている格子縞のウエスタン・シャツや、ランバー・ジャケットもいいんじゃないですか。
あの企業館の入場制限に国民は怒らないといけない。 予約が無いと入れないとか、何時間も待たないと入れない。 自分のように行き合ったりバッタリで時間のない人間には全く不快だ。 高い入場料は一体何なんだ。 その証拠に、あそこで見る人の中に働き盛りのオヤジが非常に少ない。 今、日本が必要とするのは、働き盛りのオヤジの気合・・というか新風だ。 いつも見ている自社の商品や、同業者の同じ製品ばかり見てないで、たまには違うモノ見てサービスの仕方や、新商品の開発を思いつきでもしないと、日本は陳腐化するばかりだ。 もっとオヤジ達はあそこに出かけていって、苦情を言えよ。
05年7月3日 愛地球博
タイのパビリオン(と言うのかな)ボディ・ペイントやってました。 北部の傘職人でしょうか? (傘がたくさん並べてあった) 花や虫をモチーフにした図柄を瞬時に書き上げます。 子供たちが行列を作って順番を待っていました。 |
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タイには絵を描く工芸がたくさんあり、同じ様な図柄の絵を機会のように早く同じように描きます。 当のタイのパビリオンは他のアジア諸国のパビリオンと同様の手の掛け具合に感じられました。 北米グループよりずっと良い。 意外だったのがラオス。 もっと何もないかと思っていましたが・・
愛地球博、あと2回くらいは行きたいですなぁ。 |
05年7月2日 不思議なメール
「大化け株」というタイトルで株式について。 米国のある会社の素性や商売が紹介され、「今買い時、月曜の取引を見てろ」と書かれているが、末尾の一文は、この情報は投資家向けでなく、エンターテイメントとして配信されている、と締めくくられている。
05年6月29日 日本人の道徳
江崎大王土氏は 「日本人は妬み社会」、と言った。 そういえばそうだよ。 相手が儲かっていそうだと、妬むことから始まり、妨害を企てる。 全く気付かなかったけれど彼の説明では、長者番付を税務署が発表すのは日本人の妬みの心理を利用した役人の作戦だそうだ。 長者番付を見た人が密告する。 「あそこはこういう商売をしていて、税金の額が少なすぎる。」 って。 それで、税務署が乗り込んで調べ上げるという図式になっている。 妬み社会では、名前や顔が世間に出たら税金の対象になるってことで静かに密かに暮らすが一番ってことなのだそうだ。 XX鑑定団も税務署の録画番組ということだ。
米国映画で良く見るシーンを思い出そう。 苦難を乗り越えて恋人同士が再会できるシーンでは、見ず知らずの人々が拍手でたたえる。 あるいは、スピーチで苦労の末成し遂げたというストーリーに大きな拍手がある。 妬みの効いた日本人にはない(ありにくい)。 譲るとか、助けるの感覚も少ない。 道路においては我先で、ニラミのきく奴が優先される。 公共の場所でも老人や妊婦を手伝うとか譲るもない。
どうしたって道徳的(註1)に日本人は欧米人に負ける。 ・・が、日本の隣にある4000年の歴史と言われるデカイ国、あの国民は我先、自己優先度では日本人の数段上だ。(註2) 飛行機に乗るとよく解る。 飛行機が着陸するや否や必死に出ようとするので揉みクシャになる。 あんなに広い国で何をそんなに急ぐのかと思える。
日本人は程度の差はあるが彼らの仲間だ。 それに同じ顔をしているのは事実だ。 そう見られている事を意識しながら欧米に出よう。
仕事で米国によく行っていた前述の江崎大王土氏の話を引用しよう。
「欧米社会では列を乱す行為はあからさまに批判される。 ヒドイ場合にはつまみ出される。 知人が列にいるからと言って横入りしたりしない、用事があって一旦抜けたら一番最後につくのがマナーだ。 道路も同様で、信号機のない交差点に2方向から車が殺到していると、必ず互い違いに1台ずつ交差点に入るのがマナーになっている。 日本だと、前の車に付いて行って、横から入れないだろ。 米国でアレは一番感心したね。」
<注釈解説>
註1) 日本は敗戦からマッカーサー仕込の米国流道徳で洗脳されていますからね。 何がホントの道徳か解りませんよ。 でも自分が、弱者になったときの事を考えると、欧米社会の道徳の方がいいですね。 弱者になったことが無い人は、肛門に指栓したいぐらいのヒドイ下痢に悩まされていると思ってください。
註2) 段々よくなっていると思います。 自分が最初に上陸したときはベンツと自転車とリヤカーが渾然一体となっていましたから。 物の売買も、自分の知るどの国よりも刹那的だ。 不良品は掴んだ方が負け、品定めが甘いのは消費者の責任だ。(註3) 切符を買うときも人1人入れる分が空くと横から入ってくる。(腕を出して遮ると良い) 従って列を作ることがない。
註3) 買物をするときは、手にとってジロジロ見る。 商品が箱に入っている場合がある。 「箱から出していいか?」と聞くと「ダメ」と答えられたら、一か八かで買うしかない。 不良品だったら自分が泣く。 昔、邱永漢(台湾人)の講演会で彼は本気で言った。「中国人は世界で一番商売が上手い。」 そうかなぁ。 もしも同じ商品並べている店なら他の国の人が経営してるところで買うね。
05年6月25日 マヤク(註1)
近頃海外から毎日パイアグラの広告メールが入ります。(註2) 薬のサイト広告から、一寸した作文付き、カモフラージュされたタイトルのものなど、色々な種類があります。 元タイの駐在員の遠い知人に使ったことのある人がいます。 「効いたぞ!」(本当に使ったのかどうかも解りません)とのことでしたが。
昔、日本がそれほど、所謂法の定めるところの、マヤクという物がまだ少なかった頃、マヤク大国の米国人に尋ねた。 「おクスリってどう思う?」 すると意外な答えが返ってきた。 「やったことないから解りません。 葉など原形が解るものはまだいいけど、粉モノはやめた方がいい。 品質がまるで解らない。」
タイも一寸前まではヒドかっらしいが、最近は取締りが厳しく多くの販売チャネル関係者が逮捕されたと聞く。 バンコックに住む知人の息子は高校生で中毒に掛かり、今、学校の寮で軟禁状態にして禁断しているそうだ。 タイは不正薬物の取り締まりを強化する一方で中毒者救済にも力をいれており、彼は10日間の入院治療が無料なのだそうだ。 バンコックのイケナイところに、興味本位で出入りしたあるタイ出張者は服に匂いが染み付き、空港でマヤク犬に吼えられ、身ぐるみ剥がされた上、持ち物と服を没収となり、八床サットコ許してもらえたそうで、大変でしたなぁ。
今日はイケナイお薬について考えてみました。(鉄拳風に言う)
こんなお薬は変だ。
○飲み方が毎夕食後30分以内と書かれている。
○警察管がアルバイトで売っている。
○「合法」と書かれた袋に入っている。
○パッケージの裏に販売者の住所と電話番号が書かれている。
○で、実際にそこに行ったら売っていた。 数日後、黄色いテープが張られ立ち入り禁止になっていた。
註1) お薬やハっぱの類で検索エンジンでヒットするのも何なので、文中表記を変えてあります。 その道の専門家はこんなダイレクトな言葉使わないと思いますが。 文字数が多い編集後記はロボット検索でヒットしやすいので。 同様の理由で、最近流行のブログ、これも当「編集後記」同様の好奇心+生半可な情報で書かれている。 それがランキング上位でヒットするのが迷惑です。 このサイト読んでるあなたにも迷惑でしたね。
註2) 因みに私、広い意味でも狭い意味でも性欲でトクした思い出が全くありません。
05年6月23日 日本語電話帳
これはたまげた。 タイのホテルで日本語の電話帳発見。 タイに住む日本人向けの職業別電話帳ですべて日本語で書かれている。 (電話の先はおそらく99.9%日本語が通じないであろうが) 日本ではイエロー・ページとか言ったか? あ、これは米国の呼び方だって・・日本は何だっけ? これじゃ丸でタイは日本だ。 便利だけど悲しい。
05年6月21日 円安
円相場は一体どうやって決まるのか・・世の中の大物数人によって操作されてんじゃないの・・いくら日本の政治家が円をどうにかしてくれって言っても、円相場で儲けている人は誰も耳を貸さない。 今ごろ、お金持ちのブレイン達が電話で相談している・・ 「このまま円/ドルは115円近辺まで下げて、市場がついてきたら円買いに転じましょうか?」などと。
動きがあるところに儲けがあるわけですから、上がっても下がっても儲かるわけです。 投資信託なら上がっても下がっても儲けなければいけない。 なのに彼ら、「株式相場が下がり続けて元本割れ」、とか平気で言います。 本来は理由になりませんよねぇ。 全員クビです。 その程度ならバブル時代の社内ファンドマネジャーと同じです。
相場の世界はシロアリの巣のよう。 巨大な女王蟻にメチャクチャ小さなオス蟻、もっと小さな働き蟻が群れている。 働き蟻にはオス蟻の操作や女王蟻の思惑を事前予測するなんてムリ。 聞くところに依れば 2部から1部になるのを事前に教えてもらうとか、株を吊り上げて贈賄するワザに同調するとか、世の中にはウマイ話はあるもんですなぁ。
昔、ベストキッドなる映画があった。 空手を教えてくれとせがむ米国人に日系のミヤギは言った。「右側を歩くもよし、左側を歩くもよし。 真ん中を歩くと車に跳ねられる。」 中途半端にやっても投資は市場の肥やしになるだけ・・と反省する。 それに損しないと止めれません。 (ギャンブルってのは損するのが目的かもしれませんね)
05年6月19日 サザレ石(細石)
”夏はきぬ”という唄があった。 古典を学ぶまでは”夏は絹”と思っていた。 来ぬ=”来る”の現在完了形。 現代日本語では現在完了は個別の形を持たないので、何のことかわからない。 ”夏がやってきた”ぐらいか? 昔の唄は文語なんで解り難い。
例えば”ふるさと” ♪兎オイシかの山〜 作詞者の故郷では兎(の肉)が美味しかったのだろう、などと思っていた。 ”さくら”では ♪やよいの空は〜 ”やよい”ってなんだぁ? ♪匂いぞいづる〜 イ蔓ってどんな蔓だろ? ってかんじ。
一番解らないのが”君が代” 6月18日琵琶湖畔の博物館でサザレイシを見た。 小学校のときはサザレは解らずとも”石の”はわかったんで、次の”巌となりて”は”石の岩音鳴りて”と思っていた。 サザレイシは堆積した小さな石が原形を留めたまま集まって固まった礫石である。 国民がサザレ石のように纏まるってことか?
05年6月3日 日本人の歯の寿命
歯の敵は虫歯ばかりでないが、6月4日は虫歯の日。 人の歯は一体何本あるか・・
4本の親知らずを含め上下左右に8組合計32本ある。(人種差の有無は不明) 日本人の歯について厚生省のデーターを元にグラフ化された資料が偶然手元にある。
歯の寿命 |
右下奥 45年
下前歯6本 67年
(奥ほど短命) |
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抜ける歯の数と年齢の関係 |
40歳-2本
50歳-5本
60歳-11本
70歳-17本
80歳-23本 |
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目に留まったところを抜粋した。 最近では毎食後歯を磨く人が増えている。 場所によっては磨かないとハズカシイくらいだ。 虫歯の膿が溜まった人って臭いよなぁ。
05年 5月31日 アニメ
かつてはTVアニメーションも「漫画」と呼ばれていた。(註) 国際化と共にマンガからアニメへと呼び名を変え、かつては「アニメ」は英語でないから「アニメーション」と言うなどと聞いていたが、今では「アニメ」と言う単語は英語になった。 ところがアニメは外国人によって作られると言うから驚き+危惧。 最期まで残る日本の産業と考えていたが、これも日本の残業として残るのはムリそう。 そのうちアニメも中国化され「陳くん」とか「李さん」が主人公に・・日本人の「スズキくん」や「トヨタさん」をやっつけるようなストーリーが出来そうです・・かな。 (アニメ関係者は頑張って日本の産業を守ってください)
註)自分の覚えている一番古いTV漫画は「狼少年ケン」。 熱中できた一番最初のTV漫画は「ルパンIII世」 思い起こせば昔はいろんな米国漫画も放送されていた。 「チキチキマシン猛レース」「Uバード」「スーパーマン」 「スカイキッド・ブラック魔王」 ケンケンの登場するヤツ。 米国漫画ではマンボ・ズボンやサブリナ・カットも良く見られたねぇ。
5月30日 母系血族
かつては大家族制の中で母親というよりも家族皆から引き継がれた家風は、核家族と少子化の傾向が強まる今、母親性が非常に高くなった。(それがどうした?! という人にはどうでもありません。 最初に言っときます。) 胎児が母親から学ぶことは既に知られている。 子供時代も父親よりも母親と過ごす時間が遥かに多い。 母親の言動が子供に刷り込まれて行く。 その子が女性ならばまた孫にと連鎖します。 これからの社会は物理的、金銭的引継ぎよりも、精神性の引継ぎが重要員なってきます。 すると現代の日本は母系血族です。 お母さん達は日本の未来を背負っています。 日本のオヤジは更に株が下がりました。
05年5月23日 コンピューター・ウィルス
ウィルス駆除に関わるコストは全世界ではたいへんな額だ。 悪い人がいると警察が必要という人の世に似ている。
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コンピューター |
人の世 |
根源 |
ウィルス |
悪い人 |
処置法 |
排斥、駆除プログラム |
法律と警察官 |
対処者 |
ソフト会社 |
国家 |
費用負担 |
使用者がサービス購入 |
国民の税金 |
傾向 |
凶悪化 |
増える+凶悪化 |
その結果 |
駆除会社が増える |
検挙率が下がる。 |
さらに |
対処ソフト費用が増す |
自己防衛強化 |
安全を確保する為に警察官が必要になり、その分が税金になって国民に掛かってくるのと同様、ウィルス駆除コストにはそれぞれの使用者が負担している。 日本では悪い人は増える一方で、更に凶悪化した結果、警察も検挙率が下がっている。 その分一般国民は自己防衛を上げる必要がある。 ウィルスは検挙率を下げるわけには行かない。 自己防衛できるほどナマやさしくないから。 ウィルスと真面目に戦う人々には申し訳ないが、ウィルスの発生がないと、ウイルス駆除会社が干上がってしまう。
最近ウィルスがないので、そろそろどうかと思うのである。 悪い人を自分の周りから出さなければ警察官も難しい法律もいらないのと同様、ウイルスを作る人を自分の周りから出さなければ我々の負担が減るのであるが。(誰でも解ってる) ところで最近の凶悪犯罪は田舎で発生する傾向にあるが、田舎の方が都市よりも凶悪な人が多いのか、都市は完全犯罪ばっかりで見つからないのか一体どっちだ?
05年5月17日
BA BSc MA MSc MBA PhD 何か科学元素記号の様でもある。 英語で書かれた広告宣伝メールだ。 辞書で調べてみると 文学博士 理学博士 文学修士 理学修士 経営学修士 哲学博士 らしい。 その内容は要約するとこんあことが書いてあった。
「あなたから出世を阻むのは僅か二三文字の肩書きです。 勉学せずして2週間以内に博士、修士が取れます。 このニュースは既に報道されており、法の抜け穴が塞がれるのは時間の問題です。 すぐに電話しなさい。」
当メールか類似か不明ですが、同内容が日本のニュースになりました。
ところで、自分の知人のタイ人でも何人か博士を取っていますが、猛勉強からソコソコまでいます。
留学の参考になるかも知れません。
国立大学リスト http://studyinthailand.com/univ_national/
私立大学リスト http://studyinthailand.com/univ_private/
05年5月12日 マイクロソフト ワルイ!
今日は本当にひどい目にあった。 マイクロソフトにロス・タイム分のコストを請求したい。 マウスのボールがケシゴムのカスを拾って巻き上げたのがいけなかった。 ケシゴムのカスは取れたものの、マウスのポインタが動かなくなった。 ついでにブラウザもフリーズ。 最初は何がなんだかわからなくて、強制終了とスタートしては停止をくりかすこと約10回。 もうどれだけの時間が失われたことだろう。
ついに原因発見。 マイクロソフトのマウスを仰向けにした瞬間にポインタが停止した。 マウスに衝撃が走ると止まることもは解った。 早速、江崎大王土氏に電話した。 彼は電気と化学が得意で、有機物の分子構造や電気回路図を一瞬のうちに書いてしまう。
「すぐに持ってきなさい。 ワシが診てあげよう。」 江崎氏は電気機器の修理が得意で、生き甲斐ですらあるようだ。 大量消費時代の製品が修理もされないで捨てられることに心の痛みを感じているらしい。 こちらもそんな気持ちが少しはあるが、今は一刻も早くコンピューターを動かしたい。 彼は一瞬のうちにマウスを割って、「大抵はここの部分が悪いんだよね〜。」などといいながら、部品を突っついて、埃類も除去した。 「これでやってみな。」 持ち帰って早速使う。
「やっぱりダメだよ。江崎さん。」 「なんかマウスくれるの無いですか〜?」 「あるよ。」 江崎氏のうちに行くと棚からマウス箱を引き出してマウスを選ぶ。 この箱にはマウスが・・そう・・20個くらい入っている。 「古いのばっかしでホイールつきがあんまりないんだ。 USBじゃなくっていい?」 二つほど放り出した一つを貰う。 「その代わり不良のマウスは置いてってくれ。 故障の新しいモードだから研究する。 多分どっかの接触不良だと思うよ。」 やれやれ、何とか動いてよかったなぁ。
江崎氏は修理した電機製品を沢山持っている。 使われなくってもったいないんだよ、と嘆いている。 彼は寄せ集めで作られているコンピュータを持っているが殆ど使わない。 電化製品の修理は好きだが、使わないようだ。 エヤコンやTV使うよりも魚介類取ったり、山芋掘ったりするのが好きなのである。
地球にやさしいとは、こういう人のことかもしれない。
05年4月27日 唐辛子と習慣病
その人の食生活から5年後、10年後の健康状態を推測するTV番組を偶然見た。 ある芸能人は毎日3食に七味唐辛子や一味唐辛子をかけて食べ、毎日唐辛子を持ち歩いている食生活を取材。 これに対し、医師団の分析は、唐辛子の大量摂取で刺激が強すぎ胃から肛門、膀胱に病気の可能性があるとした。 この結果は非常に楽しみだったのに、素人でも想像がつく回答にガッカリ。 これが最新医学の回答とは思えない。(ヤラセでそう言わされているかも知れない)
この回答が真実なら、タイ、インドをはじめとする唐辛子諸国の人はどうなる。 一味唐辛子や七味唐辛子など赤ちゃんレベル。 殆どのタイ人は1本丸々かけても満足できない。 そんな彼らは医師団の判定どうりなら10年後、消化器系の病気を通り越し皆ガンで死んでなくてはならない。 視聴者を納得させられる回答が欲しいものだ。
唐辛子の辛さを体が受け付ける許容量は、アルコールの分解機能同様に摂取限度の個人差が大きい。 登場した唐辛子に強い芸能人は多分、タイ人に近い辛さ許容量を持っている。 タイでは赤ちゃんは生まれながらにして唐辛子なれしているが、大人と子どもでは違う。 だんだん大人と同じように辛さに対し強くなってゆく。 イタチョーに言わせると、日本人よりも欧米人の方が唐辛子の辛さに慣れるのが早いという。
4月25日 新しい日本語
"日本語が乱れている" と報道される。 しかも言葉は常に進化する事を知ってる人達が言う。 学者が呼ばれて解説する。 文法が・・、とか発音が・・などなど。 そう言う一方で英語は安易に受け入れている。 発音もカナ綴りも関係なく。 例えばマーケット、あるいはメンテナンス。 対応する日本語もあるし、活字では日本語よりも長いのに。 日本語の乱れはむしろ外国語の安易な輸入でしょう。(註3) メディアが使えばそれは正しい日本語になるってぇもんじゃない。 大正時代の祖父宛の手紙は殆ど漢字だけで書かれている上に文末は候(そうろう)で終わっている。 文語なのである。 この時代の人がNHK出版(註1)の書物見りゃ、解らない文法と言葉だらけだぞ。 流行やお仕着せは消えてなくなり(註5)、発音も造語も大衆に受け入れられたものだけが残る。
<注釈解説>
註1)NHKが日本一正しい日本語を国民に伝道するとして。 NHKの番組に関する書籍を発行している。 難しい教育テキスト/CDから、グッチゆうぞうのお料理テキスト(註2)まで扱っている。 NHKに関していうなら、公共機関としてはお偉方の給料が高すぎる。 それで受信料を払わない人が多いんじゃないのか?
註2)グッチゆうぞうのお料理を紹介している。 これまでの料理の枠を超えた素材の組み合わせと出来栄えが斬新である。 NHK第2放送でやってる。 全く関係ないがドランクドラゴンズの塚地氏の常識を超えた調理法と素材の組み合わせは納得したり驚いたり。
註3)それにしても、最近の歌やアルバムの殆どが英語の主題になっていたり、歌詞が英語だったり。 ヒットチャート見ても、上から下まで殆どアルファベットになっている。 歌い手も殆どがカタカナあるいはアルファベット名。 漫才コンビの名前までもが英語を語源としているのはちょっと英語イキ過ぎの感じ。 「中学校で英語嫌いって言ってたのに、英語が好きになったのかぁ?」って言いたい。
そんな中にあって、若い世代中心に生まれる新しい言葉は殆どが日本語を語源とすることは日本語にとって救いだ。 例えば「チョー」、あるいは「ウザイ」。
註5)70年代、メディアが使った若者とその世代を指す、英語を語源とする言葉「ヤング」は大衆に受け入れられず、死語となった。
4月23日 給料
日本は何をするにも人件費を真っ先に考えなければならない時代になった。 返せば日本人の給料が高すぎる。 日本人の給料は今の半分ぐらいが適当かもしれない。(註1) 人件費を安くすれば仕事も分配されるし、工業生産も多少日本に戻る。 日本型の企業構造ではノラクラ管理職が多過ぎる給料をもらっていることも水準を押し上げている。 ノラクラ管理職は給料を半分にして、その分で新入社員を増やしなさい。 ノラクラ公共企業は人を半分にして税金を減らしなさい。 財政赤字が減る。
中国の反日暴動を見たか?(註2) 中国は日本をはじめとする外国の投資を受けて経済発展してきた。 工業生産を取ってみても日本を凌ぐものも多くある。 一方日本は海外に生産を移し経済成長は鈍重化、今後も経済成長の大幅な伸びは期待できない。 このままで行くと中国経済は日本を追い抜き、力を持つようになる。(註3) そんな時代に反日運動はどうなるか考えると居たたまれないのである。 (註4)
<注釈と解説>
註1)1985年12月 ニューヨークのプラザ・ホテルで、アメリカさんは言った。「この頃、日本は生意気だ。大人しくしてもらおう。」 (・・かどうか定かではないが、米国の輸出力をつけることが狙いだった。) こうして日本円は急に2倍の貨幣価値が出た。 「半分」の所以である。 円の価値を上げるのが目的でなく、輸出品の値段を2倍にし、日本から工業製品を買わなくさせることが目的である。
註2) 日本はODA支援してきているというのに、そんなこと国民は知らない。 けれども、未だに戦争の事をとやかく言っている、などとは決していえない。 祖父が日本軍に・・・とか、母の兄弟は日本軍に・・という人も沢山いる。 中国人のどれだけかは日本を敵(かたき)と真剣に思っている。(註5)
註3)眠れる獅子は本物になる。
註4)優勢が劣勢を攻撃するのである。 人権尊重、慈悲深いアメリカさんとは明らかにやり方が違うはずだ。 ホームレス殺人事件を思い出す。
註5)日本も同様に、艦砲射撃で家が壊滅とか、大空襲で、アメリカ軍にやられて・・という人はいっぱいいる。 戦争を憎んでもアメリカを憎む人は殆ど無い。 それは理論上、正しいかもしれない。 なぜなら古今東西、戦争を進めるのは人の上に立つ者あり、大部分の国民は戦争被害者なのだから。
05年4月18日 アルドステロン
副腎から分泌される内分泌物(ホルモン)の一種である。 英和辞典でこんな専門用語載ってるかなぁ?と引いてみたら出た! いい辞書だなぁ。 原発性アルドステロン症。 5年くらい前にこの病気のために左副腎を取った。(註1) インターネットで調べると難病になっている。
症状は血圧が猛烈に高い。 安静状態でも上は220-230mHgある。(註2) 本人に自覚が全く無いことは返って危険にさえ思えた。 副腎に腫瘍ができ、アルデストロンというホルモンが通常の人の5倍くらい分泌されていたのだが、発見されるまでには10年間かかった。 ホルモンの分泌量以外に決め手になったのはCTスキャン映像で腫れた左副腎の形状だった。 担当医師の話ではこの病気は原因がわかってまだ10年とのこと(当時)だった。 彼はそれまでに50症例ほど見てきた。
<用語解説>
註1)手術で一番心配だったのは手術結果よりも麻酔から覚めないことだった。 麻酔は歯医者でするように、註射でもして眠らせると考えていたからで、その量や個人差でどうにかなってしまうかもしれないと思っていた。 手術の前日、麻酔医から麻酔の説明を受けた。 その説明では、患者の状態を見ながら麻酔をコントロールすると聞いて安心したのである。 腹空境手術という切開せず、体外からの操作で副腎を摘出する方法をとった。 回復が早いのがメリットだが、時間がかかる。 通常胆嚢の摘出に有効だが、副腎は奥のために上手く行かない場合は切開に切り替えるとの説明を受けた。
註2)血圧計の目盛りは300mHgまでしかない。 高血圧症になったことが無い人は何のことだかわからないかもしれないが、通常、高齢と共にやってくる高血圧は安静状態で上が140mHg以上を高血圧症と言う。 血圧が高くなれば血管が切れるという事態になる。
05年4月13日 反日運動
反日運動(暴動)の映像を見ていると、安保闘争や学生運動の事を思い出す。 といっても、自分はまだ小学校低学年だったので、はっきり覚えてもいないが。 反体制の学生はヘルメットを被り、顔にタオルを巻いて、石や火炎瓶を投げた。(註1)
中国でこの反日運動が無くなるとすれば、それは教育が変わるという前提があって更にその次の世代くらいだろう。(註2) 丁度、日本がそうだったように。 「鬼畜米英」と学校教育された、まさにその通りに米国に、絨毯爆撃受け、更に世界唯一の原爆投下(実験)になった。(註3) けれども教育によって次の世代ではアメリカに憎しみを忘れ、3代目になるとアメリカを崇拝すらするようになった。 勿論戦死の原因は日本国家にもあるのだが・・ (註4)
中国には根強い反日活動分子が昔からたくさんいるし、(註5)首相を含む日本人が何を言っても痛くも痒くも無いので、状況は変わることがない。 中国に日本人は何万人(8万とか聞く)もいるし、中国からの輸入品が無くなれば、食品を始めとする生活必需品に先ず困る。 僕らに出来ることは、せいぜい中国に観光に行くのをやめて、親日国のタイ、オーストラリアに行くことぐらいしかない。
<語句解説>
註1)火炎瓶は瓶にガソリンやら灯油やら入れて紙の栓に火をつけて投げる。
註2)おそらくその日はこないであろうが。
註3)病院と称し、投下後のヒロシマに調査棟を設置したとか読んだことがある。
註4)日本軍はアジア各地で極悪非人道的な振る舞いをしたとされている。 そんな戦争資料館がタイ・カンチャナブリにある。
註5)元中国駐在員の友人によれば、年1度反日の日があって、町の映画館では一日中戦争の日本軍の中国攻略の映画を見せる。
05年4月11日 尺八(註1)
首振り3年だそうですが、首を振るのには2つ意味があるのでした。 一つはビブラート。 もう一つは音程を変える為。 トランペットのように同じ指穴の開閉でも吹き込む角度で音が変わります。 (初めて知りました。) 尺八は日本古来のものと思っていたら、8世紀に中国から伝わったようなんですなぁ。 正倉院にその伝来の1本があるんです。 TV番組(註2)でやっていました。 驚いたことに尺八演奏者は人種を越えて沢山いたのでした。 もっと驚いたことは、番組ゲストの五代目という、尺八のお師匠さんは全て英語でインタビューに答えられちゃうんです。
<語句解説>
註1)文部科学省推薦の意味でとらえてください。 邦楽器です。 叔父や知人のおとっつぁんが趣味でやっているので、でコンサートに招待されたり、生演奏を身近で聞いたことがあります。 美化し過ぎかもしれませんが、尺八の音色は西洋の楽器に比べて奥深さを感じます。 個々に形状や性質の異なる竹を使っているからでしょうか? 「尺八を吹くことは単に音を出すだけでなく、演奏の呼吸により自然の”気”を取り込むという、哲学的な意味を持っている。」とお師匠さんは言っていましたが、そのあたりにも理由があるかもしれません。
註2)Japanology(ジャパン+テクノロジーか?)と言う番組。
05年3月25日 KISS(註)
キッズというキャノン・カメラのTV広告がある。
4人の子供が奇抜な化粧をして画面いっぱいに並んでいる。 70年代一斉風靡したロック・グループ、KISS(キッス)模倣のいでたちと、彼らの曲がBGMになっている。 デジタル一眼レフの消費者として、KISSの全盛時代、つまり70年代に青春を過ごした世代へターゲットを持っていく計算が見える。 この世代は一眼に興味を持ち、また購入できる時期に到達した。
そんな事とは関係なく、最近のTV広告や番組の挿入歌、BGMで70年台のハード・ロックの曲がよく使われている。 KISSの曲もNHKの子供向け番組に使われているが、そんなことは彼らが知る由もないのである。
先日CD屋の前を通ってこのCMを思い出し、KISSのDVDを探した。 カバー(今でもジャケットなどと言うのか?)に昔の曲を思い出す。 即座に買った。(この瞬間買わないと二度と出会えない物は数多い) 何日か経って記憶に無いビニル袋を開けたらこのDVDが出てきた。(年とるとこんなもんです) 早速見て、驚いたのは彼らが2003年現役だったことである。 30周年とか言っている。 メルボルンとか書いてある。 前に記述したローリング・ストーンズといい彼らといい、年齢的に凄い。 音楽界で何十年も現役を続けていられるという事は、年をとっても感性が時代に遅れていないのだ。 自分もそうありたい。
<註釈>
註) KISSはで、ビジュアル・アーティストの元祖とも言える。 当初はその奇抜な化粧や出達がウケていたが、実は実力もあった。 ラジオできいたデトロイロ・ロックシティは斬新でした。 当のDVDはピーター・クリスは小太り爺さん化し、リード・ギターのエース・フューレィはいなくなって別のオヤジになっていた。 ジーン・シモンズの怪獣のようなブーツはシンプルになってがっかり。 やっぱり最期はギターを叩き折って観客に投げていた。 あ〜あ、それにしてもウラヤマシイ。 あんなコンサートに行けるなんて。
05年3月18日
この季節、特別な感覚が沸き起こる。 強い日差し(註1)、冷たい北風、入学入社の思い出、遠くから来る花や芽の匂い。 渾然一体となって一つの感覚を形勢している。 この日差しは同時にタイの地を始めて踏んだ日の事を思い出す。 乾季の日差しがストレートに通行する車や街路樹に当たっていた。(註2)
<文中註釈>
註1)空気が乾燥=太陽光線の衝突する水の粒がないので、光が直線的、コントラストのハッキリした景色になる。
註2)1993年2月20日 タイ国道1号線上にはの高速道路の高架はまだなかった。
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