ラクシーのタイ料理解説 編集記
ラクシー・ワールド 編集後記では、関連サイトを紹介する場合がありますが、何れも参考です。 推奨ではありません。 (註) 直接リンクはしていませんので、URLをドラッグ・コピーして使ってください。

05年11月8日
 今日のニュースで送電線の錘〔おもり〕が落ちて電車が普通になった、と聞いた。 江崎大王土氏と話してる現場には丁度その装置があった。 電車の送電線に夏冬の温度差で伸縮があっても一定の強さで、電線を引っ張っておく。 電線の一方を固定、片方は滑車を介して送電柱に錘をブラ下げてある。

  「あれ、夏冬でどのくらい伸び縮みするんですかねぇ。」と尋ねてみた。 
  「1度あたり2*10の-5乗くらいじゃないか?」と、江崎氏は答えた。(註2)
  「ってことは1mで20ミクロン、1000mで2cm、30度の差で6cm。 あの錘の高さなら余裕で大丈夫ですね。」
  「最近の電車ってパンタグラフ少ないな。 3両で1つ、しかも片持ち。(菱形の片側だけ) 昔は新幹線も富士川(註1)のところで一瞬あかりが切れたけど、最近は切れんなぁ。」、と大王土氏。
  「あれ? 50Hzと60Hzでモーターの回転が変わらないんですか?」
  「うまくやってんだろ。 それに新幹線は交流送電だけど、直流モーターだから周波数そのものは関係ないだろ。 最近のは交流になっているみたいだけど。」
  「へっ、ホントですか?」、と自分は電車が直流モーターということに驚く。
  「東海道線は直流モーターで直流送電じゃないかなぁ。」 (註3)

 江崎氏は凄い科学的知識がある。 昨日もブロジェクトXを見て知識を増やしたようだ。 少年時代は電話で将棋出来たって言うから記憶力すごい。

<文中注釈>
註1) 富士川: 日本の交流発電の周波数が二分化されている境界線。 この川を境に東に50Hz、西に60Hzとなっている。 明治時代の導入元の違いである。 米国式発電機とドイツ式発電機の違い。
註2) 後のラクシー調べ: 銅の低温線熱膨張率 16.7*10-6乗 アルミ 23*10-6乗。 惜しい&凄い、大王土氏)
註3) この後調べて、在来線の送電は直流と交流の両方があることがわかった。

<ラクシー調べ>
--送電--
・直流 送電の電圧が落ち、変圧設備が交流より高い。 しかし電車は直流モーターに直接電気をながせる。
・交流 電圧を簡単に上がられるので送電に掛かる設備にコストがかからない。 しかし車両が直流モーターの場合は整流しないといけない.。
--車両のモーター--
直流 制御が簡単、だが整流が必要。 発進時の力がある
交流 交流電源をそのまま使える。
この結果からすると、今後の電車は交流電源と交流モーターに向いていきそうである。 運行率の高いところでは車両が多くても整流コストがかからない直流送がよい、運効率が少なければ交流送電で、車両に整流装置をつけるほうがいいとも書かれていました。


江崎大王土氏のお言葉: インバーター=ACをDCに、DCをACに切り替える。 コンバーター=周波数を替える。 蛍光灯は周波数が高い方が寿命が延びる。
05年11月5日 
 イグニッション・モジュール=点火機構部品。 米国製モーターサイクル用のエンジン・カスタマイズ部品(註1)、一種のコンピューターである。 デフォルトで100パターンが選択でき、更にカスタマイズしたい人は自分でメモリに書き込む。 RS-232C(註2) + Windowsで書き込みできるという触込み。 ところが愛用のMeでは一向に書き込めない。 1週間奮闘して、特定の数値しか書き込めないことが判明した。 不良ではないかと問い合わせたところ、 販売元もMeなんか使ったこと無いらしい。 ついに日本語Meではダメらしい、ってことが判明した。 「こんなの最初から説明書に書いとけ!」 公正鳥匹法違反じゃないのか、(エラそうに言っただけで、この法の中身は知らない)といいたいが、世の趨勢であるXpさえ使えば何てこと無いので泣き寝入りすることにした。

 Meで何とかならないものかと、コンピューターの師匠、ネズミ小僧に問い合わせる。 彼はこの10年間、英語やタイ語のWindowsを弄りまわっている。 明快な答えが返ってきた。 「オレなら迷わずXpにするね。 MeはWindows史上最も信頼性に欠ける。」 明快だが、常用ソフト+ハード20種あまりは動くのか? 3年くらい前にMeの格上げ版で数ヶ月動かしたことがある。 アボって(註6)もフリーズがしにくかった。(註7) あのときはドライバ格上げも含め殆ど動いたが、ライブ・アップデート中にフリーズ。 それを機にMeに戻した。 使わなくなった理由はこの場では言えません。 そろそろXpも終わりで(註3)、次の出るまで待ちたいところだ。 件の部品を動かす目的なので、Xpしかないと解ってるが・・。 自分の認識では大掴みに、PC利用者の70%がXpで、10%が98。 Me + マックー + 2000 + その他各々5%で計20%。

 今回のこの部品に限らず、そのうち車屋はコンピューター弄れないといけなくなる。 丁稚奉公をレンチで殴りつけ、「バカヤロウ、技は盗め、体で覚えろ!」と怒鳴りつけるモータースのおっさん。 アセと油のしみこんだツナギをまとい、爪先に詰まった黒ずんだグリースは年中消えることが無い。 機械の理屈はわかってもコンピューター弄れないと丁稚奉公にすらも頭が上がらない時代になる。 
 「オヤジ、クリックだよ、クリック。 おっせぇなぁ。 それじゃWクリックになってねっだろ。」 
 「ハイ解りました、丁稚さん。」
 「ヤル気あんのか! 体で覚えろ! 体で! これだから20世紀生まれはダメなんだよ。」 と逆奉公。  安心しろよ、おっさん。 もうすぐ隠居だ。

<注釈解説>
註1) コンピュータにもカスタマイズがあるように、今や何にでもデフォルトとカスタマイズが存在する。(註5) 一昔前はカスタマイズのことを「改造」と言い、「車両の改造=排気系=騒音=悪い」、の図式だったが、規制緩和以来、部位に関わらず改造が増加、アフターマーケットを大きくした。 一方では騒音規制、二酸化炭素規制などの「地球にきびしい」部分は強化されている。 最近では轟音の車も少なくなった。 音(94db)やCO2排出量の測定は車検場外に於いては一般的でないためにお巡りさんの主観による場合もあると聞く。
註2) RC-232C 縦の信号を並列に置き換えるインター・フェイス。 (と書いてあった)
註3) アルファベットもXまで来りゃ後は大抵Zで、次にはSやRくらいか。 X-不明、extra(余裕)。 Z-究極。 R-race(競争)、S-Special(特別)。
註4) これで何か解った人は似た環境で生きてますね。
註5) デフォルトの事を車用語ではノーマル、部品に至っては純正(genuine)、ストックという。 人間もデフォルトとカスタムがあるとすれば、ラクシーはカスタムです。 
註6) アボる=Abortする=コンピューター用語で異常終了
註7) Xpはフレームを分けて動かすので、他の動いているソフトに影響を与え難い、とネズミ小僧が教えてくれた。

 今回ネズミ小僧から聞いたアクティベーションという言葉、初耳。 ソフトのライセンスのことらしい。 
http://e-words.jp/w/E382A2E382AFE38386E382A3E38399E383BCE382B7E383A7E383B3.html
05年11月4日  下痢の薬
 今日は下痢の薬について語り合いましょう。 タイの下痢はひどい。 日本にいれば入院くらいでしょう。 水を飲んでも5分ぐらいで下痢します。 2週間は腸のの調子が良くない。 日本のものよりも相当強力です。
 昔はタイで下痢すると日本から持っていったセイロガンをひたすら飲んでいました。 自分の場合、太鼓のマークは全くダメで、ラッパのマークが合います。 その後、欧米系のイモジウムなる薬が良く効くと噂で聞きました。
 そんなことに関係なく、自分がタイの診療所でもらう薬はいつもこれです。 黒いのは炭のようなもので、果物の絵のついた袋は水に解いて飲むオレンジ・ジュース味の粉薬です。 大抵は炭を4錠、袋を2つもらいます。 かかったかな、と思ったら早めの経口投薬で、幸いにして、これまでは大抵1袋で治っています。
05年10月29日 タイ
 バンコックで売られているお菓子を2つ紹介しましょう。
左: ドリアン・チップス。 スライスしたドリアンを通常乾燥させています。 正直言って、興ざめです。 ドリアンの味も香りもしません。 ポテトチップスのような味がします。 空港の土産売り場の方は真空乾燥で多少ドリアンの香りがあります。
右: リンゴ・チップス。 中国からの輸入です。 冷凍乾燥(真空乾燥)でリンゴの味がします。 泰産でないので土産にはならないかもしれません。 

05年10月29日 中部国際空港&バンコック空港
 バンコックのドンムアアン空港も古くなり、引越しするそうで、今回が最後の着陸になるかもしれないと、撮影しました。 最近の出発時におけるパスポートチェック(出国審査)は混んでいると1時間以上かかりますから、早く新しい施設にして欲しいものだと思います。 因みにタイは観光が外貨の柱です。 航空写真など、以下のサイトに掲載。
セントレア 中部国際空港   バンコック ドンムアン空港
05年10月28日
客席からこちらを見ていた。殆ど視野から消える寸前。 目が合った。 笑みを浮かべている。 互いにタイ風会釈。 この娘(昔の)どこかで見たことあるなぁ。

 バンコック、ドンムアン空港の日本食屋。 日本人友人達と食事(註1)のあと、彼らに別れを告げて出国しようと席を立ってすぐ。 「こんばんわ。」 タイ語で挨拶された。 う〜だれだっけ?? とりあえず、「あ、こんばんわ。」 如何にも会った事が嬉しいように笑みを繕い乍ら言う。 「本田さん、お久しぶりです。」 「そうだね。」

 ・・誰だったかなぁ?? 直感で彼女が不自然だと感じた。 なぜ不自然?なぜ・なぜ・なぜ 頭はフル回転で理由を考える。 1つに典型的な泰人の顔。 2つに、ここの日本食屋は一般的タイ人はあまり来ない。(註2) 3つに彼女一人で席に座っている。 「どうしてここに?」 「日本からのハンド・キャリイ(註3)を待ってるんです。」 

 !!思い出した。 以前いた会社のスタッフだった。 輸出入、特にBOI(註4)関係の仕事をしてた。 彼女は自分が初めてに泰に来たときからその仕事をしていた。 当時はいつも3羽烏(註5)だった。 もう9時を過ぎてるってのに重い仕事を押し付けられているようだ。 つかの間の話をした。 出国手続きに遅れそう(註6)で時間が気になっていた。 うわの空だったかもしれない。 彼女、古(いにしえ)の知人に会えて嬉しそうだった・・と勝手に思い込んでおこう。

<注釈解説>
註1)日本食: 日本に住んでる自分はタイに来てまで、しかも最期の食事で和食を食べる習慣はないが、現地に住む日本人と付き合っていると、彼らはどうしても日本食を選択するのでこちらも合わせる。 空港で食事するときは大抵出発フロアの階上、オープンになっている一番北のタイ食+洋食屋で食べる。
註3)ハンド・キャリィ: 手荷物。 通常の輸送業者よりも早く到着させたいとき、航空旅客の手荷物として運び、相手に引き渡す。 国内輸送〜通関までの短縮ができる。 
註2) 何故なら@空港内にあるA巷に比べ高価。 
註4) BOI タイ政府の免税措置の一種。 輸出される製品の材料に輸入関税をかけない仕組み。 輸入された材料は製品として輸出されるまで、保税扱いとして各企業で管理されているので、ソコに人が掛かる。
註5) 3羽烏: 仲のいい友達3人組を現す、昔の言葉。
註6) 出国手続き: 最近のバンコック空港、金曜の夜は出国審査が非常に混雑している。 出国審査の部屋で1時間前後かかる。 
05年10月21日 ロボット相撲
 昨日TVで見た、ロボット相撲出場機。 人間の相撲っぽくないので興ざめだが、ポテンシャルがモノ凄い。
@押し出す力が桁外れ
A人を超えた俊敏性
B知恵を持つ
 ヨタ系電動モーター・メーカー社員で作る同好会の出品作品。 磁石で土俵の鉄板に付いているので、スリップしない。 弁当箱程度の車体には物凄い力が篭っている。 樹脂の箱に入た大人を押し出してしまう。  しかも高速走行、急停止、急転が可能。 即ち俊敏。 更には、機械自身の判断で動くので方向転換や速度制御は人間を超えており、動きは網膜に残像が残る程度の場合もある・・つまり肉眼で追えない。 
相手めがけて突進すれば一撃だろうが、相手の横に回る手段も持っているという。 あれは正しく昆虫の動きだ・・そう、ゴキブリ。

 将来はゴキブリやネズミを追いかけてくれるかもしれない。 コンピューターの計算速度がどのくらい速いのか数字(指数)でよく表されるが、10のマイナス何乗とか言われてもピンと来ない。 「計算が速い? はぁ〜?」(註1) 小学校で算数の計算が早くできる子程度(註2)に思っているアタイらにゃ、「それがどうした?」ってくれぇしか思い浮かばねぇんだよ。(註3) それが物理的動作に応用された物凄さを目の当たりにして、ロボットってのはこういう物なんだと気付いた。 

<注釈解説>
註1) 魔邪コング風(註4)に言う。
註2) 決して計算の早い子がたいしたことない、という意味ではないので安心したまえ、計算のできる小学生。 計算の速い子もそうでない子も生活にそれほど大きな違いがないという意味です。
註3) 魔邪コングが残っている。
註4) 魔邪コング: 女子プロレスラーをパロディにしたお笑い芸人。 最近はエンタの神様という番組にほぼ毎回出ている売れっ子。 「お〜い、世の中のチャラチャラした奴ら、今日はお前らに言いたい事がある。 よ〜く聞け。 ひと〜つ・・」と始まるプロレスの前口上のようなセリフが超気持ちいい。
05年10月19日
 タイでの宿泊先の近くに足マッサージ屋がある。 最近、東方アジアで流行の足裏マッサージだ。 足裏マッサージは’98年に中国で最初に行った。 自分はマッサージはくすぐったくて大嫌いだという事を知っている友人が全身はムリと判断し、足裏だけのマッサージに誘ってくれたので消極的にそれに応じた。 マッサージの事を日本語で按摩(あんま)と言うが、中国ではアンモウ(モウの漢字も違っていたような)と言った。 その頃タイでは足裏マッサージの店は見たことがなかったがその数年後からにわかに増えたような気がする。 後に日本にも伝染した。 今の日本ではタイ・マッサージも盛んである。

 さて、当の足裏マッサージ屋であるが、日本人がよく泊まる宿の隣とあって、日本語で「マッサージ」とガラス張りの構えや看板にかかれている。 友人・・奇しくも前述の中国で足裏マッサージに連れて行ってくれた友人・・が誘うので、入った。 足裏だけでなく、全身もする。 足裏の1階店には4席があり、我々で満席になった。 北欧風外国人女性3人が入店しようとしたが全身も足裏も満席で50分待ちと聞き、過ぎていった。

 看板の日本語とは裏腹に施術師は4人は殆ど日本語を喋れない・・が日本語に興味があるようだ。 自分の施術師を含め3人の施術師(娘1+昔の娘2)はそれぞれの客にマッサージしながら、当人達の商売に関する日本語で何と言うか尋ねてくる。 「私たちの先生になってよ。」 「いいよ。 ・・1時間400バーツ。」 「あたし達より高いじゃないの。」 「当然だろ。 売上向上の手段なんだから。」  ”いらっしゃいませ”の発音と使い方のタイミングから始まり、客引きの言葉、マッサージの言葉など、20語くらい用法を含めて教えただろうか。 「じゃ、今日の授業料として足の爪をサービスで切ってよ。」 「いいわ。」 ところで、海外に行くと、日本語で喋りかけてくる土産屋の売り子。 ワザワザ外国にきてるってのに日本語とは気持ちが悪い、興覚めだ。  その興覚めを作ってしまった。
05年10月18日 数詞
 偶然見つけたサイト。 これで見るとタイ人でタイ語を喋るのは1/3程度ですか。
http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/numberj.html 世界の言語の数体系
日本語のところをクリックして意外なことが判明。 我々が使っている数え方は中国語から輸入されたもので、日本古来のものじゃない。 日本古来の数え方は、ひとつ、ふたつ って数え方なのでした。 10はとお、11はとおあまりひとつ。
http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/number/ancient_japanesej.html 古代日本語の数体系
インターネットっていいですなぁ。 火の次に偉大な発明(以前このサイトにも記した)
10月10日は体育の日
 秋雨前線で日本国民の年中行事の一つ、運動会と村祭りが中止、中断、延期したところは多いものと思う。  そんな事とは全く関係も無く、米国デルファイ(註1)破綻とう新聞記事を偶然見た。 従業員の医療費手当増加、GM業績不振が理由で、負債額いくらとか書いてある。 それは置いておき、ここで取り上げたいのは従業員の時給である。 この記事によれば、(米国)業界平均の時給は25-27ドル(手当て込み)、日本車メーカー平均は20-23ドルに対し、デルファイは65ドル、GMが70ドル。 (米国自動車部品メーカー) どんなデーターの取り方か知れないが、2-3倍の給料ってのはいいですなぁ。 倒産じゃ元も子もないが。 日本の場合を引き合いに出すと、労働時間2000時間/年、年収500万円/年とすると2500円となる。 1000万円では5000円/時間 だが、それ以上の給料ってことになる。
<注釈解説>
註1) 米国の自動車部品メーカー。

05年10月9日  銀塩カメラ(註1)
 写真屋(註2)、民田氏(仮名)と話す機会があった。 彼はアンチ・デジタル派である。
  ラ: 「最近のデジカメって凄いね。 レンズ明るいし、人間の目以上によく写るよね。」
民: 「赤なんか凄くよく出ている。」
ラ: 「あ、俺の持ってるデジカメ、赤の表現が単純。」(註3)
民: 「白人と俺達とは同じ赤でも違って見える。」
ラ: 「へぇ、そうなんだ。 確かに白人は瞳の色が薄くて太陽に弱いって聞いたけど、色まで違って見えるのかぁ。」
民: 「コダックの色が日本人に合わなくて日本で売れなかった。」
ラ: 「デジカメは使わないの?」
民: 「銀塩が人間の目に一番近い。 35mmフィルムは最初にライカが作った。」
ラ: 「子供のとき、ライカ版って耳にしたなぁ。 でも、レコード盤がCDに代わったように、銀塩フィルムもなくなっていくんじゃないのかねぇ。」
民: 「アナログが人間に一番近い。 アメリカのミュージシャンで昔のレコード盤で出してるのもいる。」
ラ: 「CDが発売されて最初にCD聞いたとき、音がはっきりし過ぎて耳が疲れたもんなぁ。 写真もそうだよね。 輪郭がはっきりし過ぎていて、何かまぶしい。」
民: 「雑誌でも広告でも人の目はもうデジタルに成れちゃっている。 今また銀塩に戻る傾向もある。」
<注釈解説>
註1) 利用した写真技術をデジタルカメラと区別するための言葉。 銀塩は光に反応する塩化銀をはじめとする銀の化合物。
註2) 写真屋という昭和初期のような気がするのは自分だけだろうか。  自分はカメラには興味がないが、写った映像の美しさと保存性にはいささか好奇心がある。 それは当サイト、ラクシーワールドでもお解かりと思う。 彼には興味本位で、カメラの事やレンズのことは良く聞く。 F=1.4って何ってぐらいの質問から。 (答えを生かすに到らないが。) 何に関しても情熱を注ぎ込む彼は自分に理解できる言葉を選んで熱っぽく語る。  レンズはなんとか言うドイツのメーカー。 日本製と全然違うという。 彼は人間の目に近い・・人に優しいのが到達点なのである。
註3) 自分のデジカメで、赤を写すと色の分解機能が未熟で、濃淡の表現が非常に単純。 これは1000倍位に拡大すると良く分かる。

05年10月8日 顔文字
 顔文字は人が使う分には分かりやすくて良いが、自分としては使ったことがないし、これからも使わないつもりだ。 どうやって出すのかが解らないし(註1)、表情を相手に見せないことが美徳(註2)とされていた世代の日本人なので抵抗がある。(と後から付けた様な事を書く) この理屈が解り難い人は、ノースリーブが裸同然という北朝鮮ぐらいに思ってよい。 こんな世代でもコンピューターの師匠、ねずみ男は昔から使っている。 (KOボウイだからか?) 
 歴史的には割りと古く、最初の顔文字の登場は1953年、新聞ニューヨーク・ヘラルド・トリビューンの広告という説が有力らしい。 近頃はメールがテキスト形式からHTML形式になったことで、外国から来るメールにはスマイリー(註3)といわれる表情を現した黄色い丸顔の絵が付くようになった。
<注釈解説>
註1) 最初に持ったPC、Windows3.1(Compaq)では「かお」と打ち変換キーを押すと沢山の表情が表わされたが、それ以降のものでは見ることがない。 アルファベット地域の顔文字は横向きである。 例えばスマイルは :-) , 舌出しは :-p となる。 emoticon(emotion+icon)と呼ばれている。
アルファベット地域の顔文字の参考サイト
http://en.wikipedia.org/wiki/Emoticon#endnote_beginning
註2) 昭和40年代つまり1975年ごろまでは、日本人は無表情で解り難いと欧米人から言われていた。 喜怒哀楽を表情に表さないことが美徳とされていた。 無表情は手段でなく、「あらゆることに対し平常心で臨む」という哲学(禅か儒教か?)の結果なのかも知れない。 ベトナム戦争終結後、米国文化の強い影響で、感情はもっと表面に出していい、という風潮に日本中が変わり、時代を経て円高や企業進出で、日本人の感情表現は米国人により近くなり、今日に至る。
註3)スマイリーと呼ばれる絵文字の参考サイト
http://www.myemoticons.com/


05年10月5日 タンザナイト
タンザニアン・ブルーという名の缶コーヒー、微量のピンクと紺を混ぜたような青に色の素地にキリマンジェロ100%と書いてある。 この色とサンザニア・・タンザナイトを連想する。 タンザニアで取れる深く青い石。 一攫千金を夢見る若者が掘っている。 加熱して色を出す。 
<参考>
タンザニア大使館公式サイト

http://www.tanzaniaembassy.or.jp/
タンザナイトのサイト
http://www.yk.rim.or.jp/~ofukumot/gem_encyclopedia/ta/tanzanite.html
ブルース・ブラザースの曲で She caught the Katyって歌う部分があるけど、the Katyってなんだ? 
05年10月3日 諺
年齢別言葉の認知度のTV番組 ある言葉が何歳以上からは、あるいは以下から知られなくなるかを日本人1万人の調査結果を元にスタジオの解答者(註1)と比較する。 驚いたことに、若年(20歳前後以下)では諺の認知度が非常に低い。(註3) 「豆腐に鎹(かすがい)」、「二階から目薬」 目薬も鎹(かすがい)も現代の店で売ってのに既に死語かよ、って。 これ国語不足じゃないかって思ったが、自分を振り返ったところ、諺の多くは社会人になって覚えたものが多いことに気付いた。 「二階から目薬」もそうだし、「のれんに腕押し」や「夜目遠目に笠の内」、「目病み女に風邪引き男」など等。 難しい漢字も大人になってからが多い。 流石(さすが)、乍(ながら)、無花果(いちじく)等々。 こういう日本語って教育じゃなくって自分で覚えるもんだよなぁ、と結論を出すのであった。 
<注釈解説>
註1) 毎回クイズ番組見てると回答者の芸能人って漢字よく知ってる。 彼ら漢字検定2級(註2)くらいは持ってるんじゃないかと思うね。 自分は「爪楊枝」の漢字間違いました。 「妻楊子」ぐらいに思って。
註2) 知人に50歳代の小学校教諭います。 彼はこの前2級受かったって言ってました。
註3) 諺辞典ってのがあるくらいですから諺は沢山あるんでしょうなぁ。
諺といえば、ある年の正月、僕ら兄弟3人で昼食作り始めた。 「男3人台所に立って・・」「船頭多くして舟山に登る。」「それを英語で言うと?」「Too many cooks spoil the broth.」というアカデミックな会話があった。

エンドルフィン:脳内分泌のひとつ。 モルヒネの5-6倍の鎮痛作用がある。
05年10月1日 電子郵件宛先変更
いよいよキレました。 堪忍袋の緒。 コンピューター界のDM。 何のトクも無いスパムメールが1日70件に達したので、メールの宛先を変えました。 快適です。 メールは1件も来ません。 対策として宛先は画像にしちゃいました(註)ので御用のある方はお手数ですが、宛先をインプットしてください。 
<注釈解説>
註)おそらくプロバイダがアドレス売ってるんでしょう。(HP情報運ぶ全てのプロバイダにその可能性はある) そこをを通過するとき流れるHPのメール宛先サイトの@くらいでメールアドレスと判定していると仮定しました。 文字情報無ければアドレスも拾いようがありません。 アドレス変えちゃうと、アラブの富豪宛ての間違いメールもこなくなっちゃうので残念です。(2005年9月18日の当サイト参照されたい。)
05年9月30日 運転免許証の書き換え
 今日は免許証更新に行った。 更新の手続きを待つ間、校正の度合いにより講習の時間と支払い金額が決まる。 講習を受ける度に、「心を引き締めて運転しよう。 さもなくばまた免許証がなくなる」、と思う。 しかし、実際に運転者席に座ると、そんな考えはどこへやら。  所持する免許証の類の中で、一番役に立ているのが自動車の運転免許証である。 一旦無くすとそのありがたみが分かる。 2回無くした。 一度は事故で免許停止。 もう一度は更新忘れである。 

 スピードと酒はいかん。 両方とも好みであるからして、運転者としては最悪なの。 酒も車のパワーもふんだんに出しておいて、制限って、ムリだよなぁ。 麻薬を目の前に置いた麻薬患者に、もう麻薬は止めろってゆうようなもの。
二輪二人乗りの解禁
 今年の4月から高速道路の二輪二人乗りのが解禁になり、14件の事故、3人が死亡と聞いた。(何月までか不明) 自分は日頃モーターサイクルに乗るので尚更言うが、高速道路に2人乗りは反対だ。 生身の人間が投げたボールくらいの速度でブチ当たればどうなるかぐらい日本国民なら誰でもわかる。 運転者一人だけ綺麗に散る迄は結構だが、それ以上は被害者も加害者とその家族も責任が重過ぎる。 運悪く転倒した人を轢いたら漏れなく加害者。 人身事故は刑事事件。 被害者があの世に行くと、加害者は牢屋に行く。 大変な迷惑だ。  日本の交通事情で米国のマネはできない。 
 結論・・日本は二輪の二人乗りには高速道路の交通量が多すぎる。
<参考>
私だけでしょうか。(だいたひかる風に言う) 太平洋ベルト地帯は交通量に対して道路が狭すぎると思う。
東名高速道路って35年くらい前に開通したと思う。 その頃、自家用車は流行り始めだったと思う。 そんな時代の設計で未だに車線数が同じだってぇんですから昨今の事情に合うわけないよなぁ。 首都高も今の倍の車線数にするか、シンガポール並に車毎に走れる日を規制しないといけない。(そうすると曜日毎に車持つ人が出て又困るか。) 05年09月30日 立ち上がりが早くなった気がする
ハード・ディスクの修理後、ウィンド渦の立ち上がりが早くなった。 感覚的には1/2。 最初は修理後入れたウィンド渦の構成かと思っていたが、ハードディスクの速度が速いのでは?と思った。 ねずみ小僧にそのことを話すと、ハード・ディスクの読み取り長が大きくなってきているのだそうだ。
05年9月29日  無礼者
 メールで質問の回答を受けても黙っている不届き者がいる。 「解りました。」とか「私はこう思います。」、の返信くらいしたらどうだ。 他人を敬え。 礼節を持て。 お前の幸せは見ず知らずの他人が作ってくれるからだ。 これまでの人生を振り返ってみろ。 大抵の吉運・凶運は見ず知らずの他人だったヤツが作ってるぞ。 先ずは父母からだ。 その顔。 だれがこんなに・・ 父母の遺伝だろ。 父母だってお前から見りゃ、知らないヤツだった筈だ。 何かを志すキッカケだって殆ど他人が作っているハズ。 ジャックとマメの木・・知らない老人。 シンデレラ・・関係もない魔法使い、浦島太郎・・出会ったカメ。 みんな赤の他人が発端だ。 チョっと話が主題から外れた。
05年9月26日  通訳
通訳を頼まれてタイに行った。 思いきりお断りしたが、専属通訳がどうしても出席できぬという理由で承諾させられた。 講義の通訳なので日本語のタイ語訳だったことも幸いした。 

 初日は自分が通訳し、翌日はタイ人の専属通訳者が通訳した。 彼は日本人と変わらぬ発音、専門用語も熟知というずば抜けた能力で、現地日本人から高い評価を得ている。 日本のお金で某国立大学に留学しており、政府高官やセレブの通訳仕事をしても何の不思議もない。 一流の通訳とはどんなものかを目の当たりにした。 メモは取らなくとも、吹替VTRの再生かの如く漏れなく滞りなく通訳して行く。 これがプロなんだぁ〜と思わせる流麗さがあった。 が、もっと重要な事を学んだ。 彼の通訳はこれまでに経験のない形だった。 我々は良い通訳者とは、双方の言語の微妙な匙加減ができ、話し手の意思を額面通り伝える人・・などと思っていないだろうか。  少なくとも自分はそう考えていた。 彼の通訳に会うまでは。 彼の通訳は話し手の言葉に説明を加える。 ときには具体例を自分で作りたりして、あたかも彼自信が説明するかのように聞こえる。(註1)
<注釈解説>
註1)例えばこんな風にやっている。
 「取引条件はCIF(註2)の場合は保険が有効なのは・・」という通訳をするとしよう。 先ずソースを一旦通訳する。 次に聞き手がCIFについて理解不十分という事を前提で、CIFという言葉の説明を付け加える。 さらには具体例を作り、「・・のはCIFであって ・・という場合C&Iになる。」 と、こんな風に話すのである。 勿論、彼自信が講義の内容を理解していないとこんな通訳はできないのである。 
註2) CIF:輸出の条件。 シフと言う場合もある。 cost, insurance and freight 価格+保険料+運賃 送り先の港に着くまでの運賃と保険料を輸出価格に含む。

05年9月25日  砂金
砂金採りやってみたい。(註1) 皿を手に川砂を洗う。 金は石の10倍くらい重いので水の中で皿を回すと皿に金だけが残る。  川に遊びに行ったとき、皿で砂を選り分けるが金の粒らしき物は一度も見たことがない。 石英(石の一種、石英ガラスの元)があるところに砂金が出やすいそうだ。 
砂金採り編/いろいろな体験ができるスポット
http://www.pocketmate.net/leisure_guide/taiken/gold.htm
浜頓別町(はまとんべつ−ちょう)
http://www.kita-nikkan.co.jp/town/hamatonbetsu.htm
浜頓別 ウソタンナイ砂金採掘公園
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/youyomi_05/wed/t_050720.htm
<注釈解説>
註1)砂金の採掘を生業とする人、TVで2度見た。 最初は約30年前。 日本の老人。 山に住み洗濯板のようなものに引っかかる砂金を拾う。 今月はこれだけ、と布に包まれたホオズキ大の砂金を見せた。 バケツ一杯採れて仲間の一人が気が狂った。 2度目は20年程前。 カナダからアラスカに流れるユーコン川で大規模な採掘をする家族。 パワーショベルやブルドーザーで川砂を掬いベルトコンベヤでフルイにかける。 川の凍らない夏だけの仕事。 
米大陸開拓イメージと重なる。 1848年カリフォルニアで金が発見された。 翌1849年にはゴールドラッシュが始まり、世界中に広まった。 当時の金採掘者をフォーティナイナー(註2)と呼ぶようになったことは学校で学んだ。 
世界的にはクロンダイク(カナダ)が有名、この地名はゴールド・ラッシュと一攫千金のイメージでいろいろな商品名に流用されている。
クロンダイク(Klondike)国民歴史公園
http://www.nps.gov/klse/index.htm
註2)フォーティナイナー(49年者) 米民謡「クレメンタイン」の中で”フォーティナイナーの娘”と歌っている。
オーマイ・ダーリン・クレメンタインの歌詞
http://www.lyricz.org/lyrics/54778/Traditional/Oh+My+Darling+Clementine


05年9月24日  映画 ファンタスティック フォー
http://www.foxjapan.com/movies/f4/image/opening.swf
 誘われて見た。(註1) この映画は昔・・米国アニメの輸入全盛時代(註2)、TVで見た、「ゴームズ」という主題(タイトル)の米国アニメの映画版だということが、ポスターで分かった。  「ゴームズ」は主題歌の一部まで覚えている。 主役のリードが吹き変えアニメでは「ゴームズ」と呼ばれていた。 岩男のシンクは「ガンロック」と呼ばれていた。 他の2人は記憶に無い。
この映画の公式サイト探していて気づいた。 
@ネット上には映画評論家が多い。
A彼らは映画を見て難しいことや細かいこと考えている。 (評論するんだから当然か)
B彼らは画像コピーが多い。
<注釈解説>
註1) 自分の信条に合わないので自主的に見に行く事は考えにくい映画だ。 スパイダーマンなら見る。 どこが違うかなぁ。
註2) 今から35年とかそれ以上前だな。 米国アニメ輸入時代の作品は栄外になりそうなものは一杯ある。 以前この時代のことはこのサイトに書いた。(05年5月31) あの時代の米国アニメは発色が茶色がかっていた。 今の米国にはあの時代のような作品ってのはあるのか無いのか?
05年9月21日
 中国駐在員だった須田氏に聞いた。 「これ日本の漢字だと、どの字なのかネェ?」 ご存知のように今の中国の共通語では日本の漢字よりも画数を減らした漢字(通称簡体字)を使うが、元の字は日本で使っている字も同じなのである。 すると須田氏はコンピューターにあるソフトを使ってその漢字を出して見せる。 中国語の電子辞書でピンイン(中国語のローマ字表記)と発音をサッと出して見せた。
 興味本位で中国語の場合、インターネットや電子メールはどう書くのかと聞いた。 けど忘れてしまったので家に帰って、ネット辞書で調べた。 
日中・中日辞典サイト http://www.excite.co.jp/dictionary/chinese_japanese/
インターネット: 因特网
電子メール: 電子郵件  ・・とでてきたが、須田氏は 「伊妹儿」だと言っていた。 
05年09月20日
この頃気付いたこと・・ 80年代初めからに流行ったハイソ・カー。 今は流行でない気がする。 NEETを反映してKカーが流行り。
05年09月21日  タイ文字
 漢字でもアルファベットでも、上から下に、右から左に筆先なりペン先を動かす大原則がある。 しかし、タイ文字はどちら方向もアリで、タイ文化のようだ。 今までに見たどんな指導書くも丸くなった部分から書き始めるようになっている。  順方向でないとペンや筆は紙に引っかかる。 そうしてみると、タイ文字とはペンでも筆でもない筆記用具で書かれてきたということになるまいか。 何で・・? 更にはタイ文字を生んだとされる、ジャワ文字も筆記用具は筆でもペンでもなかったということになるのか? 石墨か?(註1)

 ところで、 タイ文字の原形はジャワから今のカンボジアを経て入ったとされる説がある。(註2) 表形文字だと聞いた。 そのつもりでみると、そのように見える文字もある。 水牛のコーは水牛がこちらを向いているように見える。 猿のローは猿が手を突いて座っている姿に見える。
<注釈解説>
註1) 石墨: タイ人のオジサン、オバサンの小学校時代は4年間が義務教育だった。 あとは働くのである。 その頃、学校での筆記用具は石墨だったそうだ。 柔らかい石でチョークに近い。 石版という木枠に縁取られた石を薄く切ったような濃い緑の板に筆記の練習をする。  戦後まで日本でも石墨を使っていた。(と聞いたし、現物も見た)  辞書で「石墨」と調べると、「黒い泥質の石。黒鉛。」と出てくるが、今の70歳くらい以上の日本人のイメージは白く書ける石の事である。
註2) タイ文字の歴史は 当サイト、「タイ文字の歴史」参照されたい。 トップ > 婆ちゃん&キーボー
http://www5d.biglobe.ne.jp/~laksi/pasa_thai/keybow/guide1.html
05年9月19日 敬老の日
 敬老の日は国民の祝日。 皆さんはどんな敬老行為をしたでしょうか。 敬老行為と共に、国民全員が「老」について考えると良いでしょう。 現実に老人とお近づきになり、老人になるとどんなことが待っているか聞いておくのも良いかもしれません。

 「おメもこの年ンなってみょ」とバサマはよく言いましたが、現実に走れなくなったり腰が曲ったりすることがよくわかりません。 正直言って「老」は心配です。 若い頃は中年オヤジになるのがイヤでした。 でもなってみると、どうってことありません。 (オヤジ狩りに会うのが心配です)  同様に老人になってみると、どうってこと無いかもしれません。 老人狩りが無ければ良いですけど。

 小学校のとき「老人を敬いなさい」と学習しました。 「老いては子に従え」という史上の人物の言葉も学習しました。 近ごろは年金のご加護で、老人は「子に従う」ことはありえません。 「老いて子に従う」老人なら敬う気もしますが、ツンツンしている老人など敬うのはゴメンです。 要は年金が多すぎるってことです。 老人は子にすがるようにすれば、年金問題解消、敬老思想の回復、少子化問題解消など昔のようになると思います。(しかし姥捨て山は増えるだろなぁ)
 我々の世代は、年金が無いと言われています。 厚生年金と称し若いうちは当時の老人に吸い上げられ、自分が老人になると年金は貰えない、という現実が待っていそうです。 そんな現実を見れば、中年は貯金に励み、グウタラ息子を働かせ、遊び銭セビル娘を嫁に出す。 早く結婚して子作りに励むのではないでしょうか・・かなぁ。 (離婚と捨て子も多そうだなぁ)
2005年9月18日 受取人
 マタマタ着ましたよ。 「振り込む」メール。 (「振り込」ではない) 「南アフリカ、xxxx銀行口座に11,500万ドルのお金を持つMr.xxxx がお亡くなりになった。 その35%が貴方の取り分になっている。 面談、契約を取り交わし致したく、早急に貴方の講座番号の詳細、並びに電話、FAX番号を連絡されたし。 契約書類は現金受け渡し直後消滅させる。 受け渡し2日前に我々は貴国に飛ぶ用意がある。」 とされ携帯電話の連絡先が記されている。 要約して書いたが、長文の英文になっている。 

 自分のところにはこのような映画モドキのメールが時々くる。 どこかの大富豪とメールアドレスが似ているらしい。 以前も同様の誤配メールをこのサイトに掲載した。 (編集後記3、04年4月29日年 )

 最近は援助交際斡旋やら、愛人斡旋のスパム・メールがたんまり届きうんざりしていたところ、久しぶりのヒットだ。 
05年9月17日  ヒート・パイプ
江崎大王土氏のところに立ち寄った。 顕微鏡で何やら覗いていたようだ。
 「何ですか?それ。」と対象物をしげしげと眺める。
 「シーモス。」(註1)と簡潔に答えが返ってきた。
 「へっ? なんか聞いたことあるなぁ。」
 「デジタル・カメラの目だよ。」
 「CCDじゃなくって?」 
 江崎氏は顕微鏡の手(この場合目か?)を休めてシーモス(CMOS)の理論と製造方法をメモ帳に図解などしながら説明し始めた。 余りに難しいので、何か他の話題がないかと見回すと、半開きの机の引き出しから、冷却ファンのついたユニットを見つけた。

江崎氏は自分の視線に気づいて言った。
 「あ、これねぇ。 面白いから取っておいた。 水冷でね、ノートパソコンのUPU。」
 「へぇ〜。CPUって水冷なの?」
 そのユニットは板チョコ大のアルミフレームに径約50mm程のファンがついている。 裏にはキャラメルのを潰したような銅色の部分が見えた。 そこから冷却フィンに向かって銅色の径約5mmパイプが伸びている。 
 「これがCPU。」、と江崎氏は銅色のキャラメル部分を指した。 銅を使っているのは多分、熱伝導率を狙っている。 江崎氏は続けて説明する。
 「これねぇ、ヒート・パイプっていって、中に水が入っている。 傾斜が付いて・・こう付いている。 いやこうかな?」、と取り付けの状態を示す。 
 「CPUで熱くなって気化した水が冷却されて液体になってまたCPUの所に垂れてくる。 パイプの中で水が巡回するんだ。」
 「へぇ〜。 そんなことまで知ってるんですか?」 
 「ハイ、指導料1,000円戴きます。」  彼は説明の後、判で押したように毎回同じ句を繰り返す。

 江崎氏は今、真っ黒に日焼けしている。 高齢なのにサッカーのサークルに入っていて、休日には走り回っている。 運動も勉強も修理再生も好きだ。 従って自分と同じように時間がいくらあっても足りない。
<注釈解説>
註1)シーモス=CMOS、フルスペルで、Complementary Metal-Oxide Semiconductor 
CMOSの説明サイトは以下のところ。 
http://d.hatena.ne.jp/keyword/CMOS
 CCDのフルスペルはCharge Coupled Device 電荷結合素子

05年9月16日 タイの果物の誤り訂正
マコークとなっていた果物、全く違う名前 マトゥムだった。 タイ語のイディオム、「カタイ トゥン トゥム」(註)のトゥムを調べて解った。 英語名Bale fruitまたはEagle marmeloとされている  詳細は本文参照されたい。 いちばんわかりそうな絵のサイト
http://www.vitaherbthai.com/products/Thai/balefruit.htm

 雀巣(日本で言うNestleネスレの香港語)何と読むのかなぁ。 中国土産の喉飴(かどうか)に書いてあった。 マクドナルトはマイタンロー(麦当傍)、コカコーラーはクオコウクオラー(可口可楽)ってくらいだから、発音はネスレでもネッスルでもないだろなぁ。  佳能・・これな〜んだ。 答えはキヤノン  
<注釈解説>
「ビクつき兎」とでも訳そうか。 タイ語の門 > イディオムで覚えるタイ語 の1ページを作っている。 そのうち完成予定。
05年9月15日  洪水
 タイの友人から送られてきた昨日の洪水の様子です。 米国のハリケーンと違い、この程度は日常茶飯事ですから、どうってことないですが、渋滞するのがイヤです。  バンコックとアユタヤの間に位置するナワナコーンの写真です。

05年9月14日  タイ語設定
 タイ語を打とうとしたら、タイ語モードにならない。 HDやられてからタイ語の設定してないことに気付く。 コントロール・パネル > キーボード設定 ・・もタイ語がない。 これ、Windowsのダウンロード必要だったような・・。 「タイ語キーボードの設定」という、自分で作ったサイト見る。(註1) 

www5d.biglobe.ne.jp/~laksi/pasa_thai/ThaiKeys.htm
↑ココです。 Googleってゆう検索エンジンに ”タイ語 キーボード 設定” って3つの検索語入れると、このサイトは4番目に並んでる。 こんな程度で検索エンジンに乗ってしまうなんて検索した人には何か申し訳ない気がします。(註2)
 ここの良いところ(差別化)は、文字の配列表が載ってるんで、糊つきのシートにプリントして、キーボードに貼り付けると使えます。 便利です(かなぁ)。 自分の場合はタイ文字専用キーボドを持ってますけど、繋ぐのが面倒で、少ない文字数なら、この表を見ながらインプットしますが。

<文中注釈>
註1) すっかり忘れてるんです。 最近はこの自己嫌悪にも免疫ができてきて落胆の度合いが小さいんですなぁ。 昔は記憶力がよくって神童・・なんて呼ばれて・・ってこたぁない。
註2) 某検索エンジンで「タイ」って検索すると、「ケイタイ」(携帯電話)がトップページに入ってくるよりはいい。

05年9月13日  選挙
 日曜日、選挙に行った。 政治に興味はないが、国民の義務と思ってゆく。(こともある) 昔、何とか党という、与党に何でも反対するのに代替え案の1つも出せない妙な政党があった。 その党の名を借りに理科党としよう。(註1) 結局、理科党は潰れた。 中身がないので潰れるしかない。 理科党は総理大臣を生み出したが、彼は大災害の対応が遅れ犠牲者数を増やした。 その件で彼と関係責任者が裁判に架けられなかったことは不思議だ。 このところは、理科党がなくなっていい世の中になったと思っていた。 ことろが、最近のニュースを見ていると、またあの頃に戻って行くんじゃないかと思えるようになってきた。 
 消去法で残った人の名を書く。 でも・・この人・・国家公務員出身。 郵便局員の兄を持つ友人から聞いたところによると(郵政民営化に関係ない)、何にもしない局長がお上からやってくる。 彼らは地方に派遣された国家公務員で20代でも局の中で一番エライ。 きっと彼女もそんな立場を経てきているんだろう。(と勝手に決め付ける) 国家公務員はどうも・・。(註2) でも、消去法ではこの人しか残らない、と自分を納得させ投票箱に票を入れる。 選挙は悩む。

<文中注釈>
註1) 日本中の労働組合が理科党を押していたことが彼らの存続を伸ばした。
註2) 国家公務員はよく目にする。 日本の入国管理局とタイの日本領事館(註3)には何度も行ったし、これからも行く。 遠目には彼らは民間人を装っているが、接すると、「お前達民間人より一枚上だゼ」風を吹かせる。(註4) 「人の上に人を作らず」の福沢諭吉の風上に置けない。 初対面草々高飛車な人物が多数いる。
註3) タイの日本領事館(多分外務省の派遣)には何度もイヤガラセを受けている。  ビザの出る日は聞いても答えない。 ビザの発給されない理由も答えない。 人を職業で差別する。 日本側で招待する人の職業と地位でも差別する。 領事館職員はタイ国民をバカにしている・・と憤りが止まなく、アドレナリンが出てキーボードを打つ手が早くなる。 
 しかし、冷静に考えると、ここの職員のタイ国民を見下した対応の成果で、日本国内の不正滞在者が減って、タイ国とタイ国民の評価を上げている。  そんなことはともかく、国家公務員を国民の目で監視しよう。 そして真面目に日本に行こうとするタイ人は日本大使館に怒れ!
註4) 外務省の不正が次々暴露されたとき、そんな背景から、「さもありなん」、と思った。 「外務省との癒着」を切った、田中真紀子議員は心の底から(気持ちだけ)応援しました。 外務大臣は他の議員になって癒着してなければいいですけど。
 
05年9月12日 白象
 昔、白鯨(註1)という映画があった。 白い動物は何か特別な意味があるように思える。 タイの国旗が今の3色旗になる前・・つまりシャムの時代・・は真ん中に白い象がついていた。 タイの象は動物の中でも最も神様に近い。 ことに白い象はタイ国内に十数頭しかいなく、全てが国王の所有物になっている(とか聞いた)。 ところが、英語では白い象(white elephant)、は厄介者、無用の長物ということになっている。 語源はこうである。
 昔シャム(註2)で神聖だという理由から白い象は王に献上されていた。 しかし王は飼育に金がかかるので、気に入らない家来にその白い象を与えた。 その家来は乗ることも手放すことも許されず、白い象は膨大な飼育代を必要とする巨大で厄介なものになり、飼育代が嵩んだ家来は破産した。

タイでは白い象は依然として神聖なままである。 にも関わらず、英語の語源がタイにあるということは奇異である。 この逸話をはじめとして、白い象は何か特別な環境を作ってしまう可能性があり、国王の所有物にしてしまうのが国民にとって一番安心な方法かもしれない。  タイ語では、チャーン・プアク(白子の意)= ช้างผือก と呼び、チャーン・カーウ= ช้างขาว とは言わない。 これも英語のwhite elephantと違えるように区別しているかもしれない。  タイでは白い水牛も時々生まれる。 使役家畜としては遜色はないが肉として売る場合は安いそうである。 その理由で、他の水牛に近づけるといけないと言う。

<用語解説>
註1)鯨取りの映画。 グレゴリー・ペック主演(と書いてある) 昔の鯨漁で、小さなボートから銛(モリ)を投げて打ち込む。 その銛はロープでボートに縛ってある。 ロープが鯨に引かれると、ロープを巻いてある軸が摩擦で焼けるので、そこに桶で水を掛けるシーンが印象的だった。 元の映画が白黒だったのか、TVが白黒だったか思い出せない。 TVでそれを見たのは小学生だった。 他にもサーカスの檻の中で白いトラをみた。(註3)  ”白い巨塔”という番組もありましたか。  白クマ、あれは元々白い種類のエアコンだ。
註2)タイ国の昔の呼び名。 シャムと発音されているが、タイ語ではサヤームと発音する。
註3)あれは5年くらい前。 サーカスの巡演のタイの象使いの兄ちゃんと知り合いになり、家に遊びに来た帰りに送って行ったところ、サーカスの舞台裏を見せてもらったときのことだ。 訓練が不十分な為か、出演はしなかった。 大きなトラで恐ろしさを感じた。
三ッセイのおばちゃん(註1)
 生命保険会社も鎬(シノギ)を削って大変だ。 昔のような高配当は望めないし、安易に加入してもくれない。 店長、支部長候補の社員は高給取りのようだが、一線で働くおばちゃんの中にはノルマに追われ、時間に追われ、会社を追われる人も少なくない。 今、彼女には生命保険以外に車4台がお世話になっている(註2)ので、更新の度に電話で話したり顔を見る。(〜程度) 当に自動車保険期間延伸のお知らせに来た帰りしなである。  「これがウチの保険に入っているオートバイですね。 大きいわネ〜。」 と、三ッセイのおばちゃんは車庫に近づき、モーターサイクルを後輪の方から眺めた。 「ええ。 メチャクチャ重いです。 300kg。」 「タイヤだって軽自動車くらいありますものね」 ・・など通り一遍の社交辞令でもなさそう。 彼女の年齢推定50歳を考えると小さな驚きがあった。

 「じゃぁ、見て行ってもらいましょうか。」 とモーターサイクルを車庫から玄関前に引き出す。 「これって、スピード出すオートバイじゃないでしょう。」 割と詳しい。 「ええ、200Km/hぐらい出せるらしいですが、100km/h以上になると風圧が強いんでスピード出す気になりません。」 燃費はどう? ブレーキを踏むには足が長くないとダメね、とかとか何とか、不通のおばさんでは思いつかないような質問が一杯出てきた。 「オートバイの運転は、カーブで体を傾けるのが中毒になって(註4)、やめられなくなるんですよ。」 とも答えておいた。

<用語解説>
註1) ♪三ッセイのオバチャン自転車で〜 と歌うTVコマーシャルが昔あった。 TV放送がカラーになって間もない頃だった。 時代は段々裕福になり、おばちゃんは、自転車→バイク→軽自動車→普通車になった。 あれから約30年を要している。
註2) 微妙な違いこそあれ自動車保険なんてどこでも同じと思っている。 事故すると格下げになる等級は、保険会社同士で共有しあっているのはその証拠だ。 ソフトなカルテル(註3)ですか。
註3) ソフトなカステラじゃないよ。 よく読んで! カルテル・・企業同士が安売り競争をしないために申し合わせて価格をあわせること。 独占禁止法で制限されている。
註4) 運転したことはないが、飛行機もカーブのとき傾けるのは同じ。 3次元だからもっと中毒になるんじゃないかなぁ。
※ 保険という面で考えると、事故の相手が2輪だったら4輪よりも人身事故になる確率が格段に高くなり事態は厄介だ。 安全か危険かで言ったら2輪は危険だし、保険会社から言うと2輪撤廃運動したいくらいだ。 管理社会になれば2輪はこの世から無くなる日が来るかもしれない。 そうなる前に思い切り乗っておこう。

05年9月12日 サメのあそこ
サメのあそこはどうなってるか? 魚類だからあそこはないのである。 あそこったって、ヘソでっせ! 卵から生まれるものにヘソも臍の緒もございません。 ところで、サメといえば卵とヒレが有名なのですが、昨日はサシミを見ましたが買わずに後悔。 そんなことはどうでもよくって、バンコックのフカヒレのお土産について考えてみました。 日本語で書かれていたりするのでわかりやすいと言えばそのとおりですが、ちょっと興ざめです。 (チョウザメじゃないぜ。 古典風に言えば”あしきもの”:枕草子)  
 上の二つはどちらもレトルトパック。 どっちも不味い。 再調理しないといけません。  昔サイアム・スクウェアだったかその付近にフカヒレ屋(干物を売る)がありました。 フカヒレは石巻港かどこか忘れたけど、東北の方の港でたくさん水揚げがあり、中華料理の食材としてたくさん輸出されているそうです。 もしかするとこれらのフカヒレも日本産かもしれませんぞ。

05年9月8日 凸面鏡
 中国や台湾、タイの中華系の店に行くと、まじないの類と見られるものを見かけ、風水ではないかと思うことがある。 タイスキの専門チェーン店MKで見かけたステンレス板を船底型にした80CM程のデコとも思えるものが壁に3連で取り付けてある。 チョット不自然だったので、「これは何の為?」とタイ人に聞いたところ、「これは風水(註1)ではないかなぁ」と言う意外な答え(註2)が返ってきた。 台湾で、凸面鏡をぶら下げてあったが、これと同じ意味かもしれない。
<文中注釈>
註1)タイ語で風水を何と発音したかハッキリ覚えていないが、中国語に似ていた。
註2)まじないだったことが意外ではなく、「風水」という言葉が意外だった。 タイ独特のまじないを期待して尋ねたから。

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