裁判日記

労災のこと 3



労災の申請を終えた後、私とじーちゃんは、

彼の職場に挨拶に行きました。



以下、じーちゃんの言い分

「このたびの事で、私どもはいづみの夫に全面的に非があるとはどうしても思えない。


責任の大部分は職場のほうにあると考えています。


よって、この事について徹底的に争う姿勢も覚悟しています。(裁判の事)」






・・・・・戦線布告・・・かもしれません。






そして、後は 申請の事は意識的に忘れる事にしました。



だって、生活していかなきゃならなかったから。


申請の結果報告を寝て待つわけにはいきませんでしたから。






やがて 


私と娘達は、しばらくお世話になった実家を出て、

職場の寮に住まう事になります。





申請を行って1年数ヶ月後、


労働基準監督署の方が2名。ヒアリングのため、出向いて来られました。





当時の状況確認の為でした。





確認の根拠は、私の提出したレポート。



何をお話したかは よく覚えていませんが、それほど難しい事を聞かれた記憶もありません。



だって、1年後の私の記憶よりも確かな 1週間後に作った私のレポート。



これ以上に確かな 事実はありません。




「大変ですね。私達も何とか頑張ってみます。」と



思いがけず、励ましの言葉を私にかけて下さって

労働基準監督署の方達は帰って行かれました。



一地方都市で申請された労災申請は、

何度もヒアリングや状況確認をされた後、

東京の本部で、さらに審査され、

そして認可・・・・


という流れだという事を教えてもらいました。


そして、認可までかなりの時間がかかるという事も・・・・。