ミドルフェイス06:神社へ…ちみ丸
- GM:
- 竜之介とちみ丸が病院を出たところからスタートします。乱麻のシーンも終了しています。
竜之介は携帯電話で乱麻を呼びだす。乱麻の携帯に竜之介から着信があります。
- ちみ丸:
- ようやくオイラのシーンだ!
前のシーンでは竜之介にこの後神社に行くことを提案していますね。
とりあえず。竜之介の電話が終わるのを待ちますね。
- 竜之介:
- 「そうッスね・・今はこれしか手がかりが無いッス」
と、ちみ丸の提案に同意します。
それから乱麻先輩に電話を入れます。
「あっ先輩、大変ッス! 範夫が、範夫が病院から消えてしまったッス!!」
興奮気味に、病院であったことをかくかくしかじかと説明します。
「それで、自分は病室にあったお守りの神社に茂宇先輩と向かうところッス。茂宇先輩の話では、お守りに邪悪なモノを感じるそうッス。範夫、ただでさえ病気なのに、パジャマのままで連れ出されるなんて・・心配ッス」
「泉先輩はどうでした?家にいたッスか?」
- 乱麻:
- 「実は泉もいま行方不明なの。昨日の夜から家に戻っていないのよ。」
きっと、範夫くんが何者かに連れ去られた事と関連があるわね。
「私はちょっと「クエスター」として泉を捜してみるわ。」
「ロケーション」で泉を捜します。
「奈落が絡んでたら、それも無理かもしれないけど……。」
じゃあ、また連絡するね。と言って一旦電話を切ります。
そして、鞄に仕舞ってある時空マントからジェラルミンのステッキ(ワイズロッド)を取り出します。
MP1消費して「ロケーション」。達成値は12。ちょっと難しいなぁ。
ロケーション 2D6 → 2 + 2 + (8) = 12
ちなみにジェラルミンのステッキはカメラの一脚です(笑)。
- ちみ丸:
- 「お守り」から神社の具体的は場所はわかるんでしょうか?神社名が書いてあるとか?
- GM:
- はい。稲荷神社の健康祈願あたりのお守りにしましょう。今回はシンプルに(笑)。
- ちみ丸:
- よし!稲荷神社に急ぐぞ。竜之介。
- 竜之介:
- 「押忍!急ぎましょう!」
- GM:
- 乱麻のロケーションで泉の大まかな位置がわかります。ズバリ「稲荷神社付近」(笑)。
- 乱麻:
- えっ、分かっちゃったの?!(笑) 流石、私という事で(笑)。
- ちみ丸:
- すげー。一撃で分かっちまった(笑)。
- GM:
- はい、わかっちゃいました(笑)。泉とはコネクションもありますしね。「かくれんぼ」では「ロケーション」は便利なんですよ。良い選択でした。
- 乱麻:
- 速攻、竜之介に電話します。
- 竜之介:
- 神社に向かおうとした途端に携帯電話が鳴ります。着信音は例のテーマ曲です(笑)
- 乱麻:
- 「わ、私もそっち行くからっ!泉は神社の近くにいるみたい。」用件を言って直ちに切ります。
MTBでダッシュで神社に向かいます(笑)。
ロケーションで分かったって事は結界はまだ張られていないようですね。
- 竜之介:
- 「了解ッス!じゃあ、神社の前で落ち合いましょう!」
電話を切り、猛ダッシュで神社に向かう!・・筈だったが、神社の場所が分からないことに気づいた竜之介(笑)数歩走り出したところでピタリと止まって茂宇先輩の方を振り向き、
「えっと・・・どっち向かって走ったらいいッスか?」
と、真剣な表情で尋ねます。
- ちみ丸:
- ふ…、竜之介。そういうときはな…。
GM、我々は稲荷神社の場所わかっているんでしょうか(汗)?
- GM:
- 失礼、情報が無かったのでちみ丸のリアクションができませんね。
ちみ丸はいろいろな神社のことは知っていることにしましょう。
ということで、知っていると仮定してリアクションしてください。
- ちみ丸:
- 何を隠そう、俺は神社マニアだ。俺について来い!
- 竜之介:
- 「押忍!流石はお稲荷様ッス!何処までとも付いて参るッス!」
颯爽と走る茂宇先輩の散歩後ろを、足駄をガラゴロ鳴らしながら追いかけます。
- GM:
- ちみ丸と竜之介は稲荷神社へと向かった。稲荷神社は白梅山と呼ばれる小さな山(とはいっても丘みたいなものだが)にある。
二人は神社への登り口に到着した。階段が神社へと続いている。ちょうど日も落ちたばかりで、まわりは薄暗くなっている。
入口の脇には乱麻のMTBがある。どうやら、二人より先に到着して神社に向かったらしい。
二人が階段を登って神社へと向かっていると、階段の脇の雑木林から女性の声。
「…茂宇君、待ってたよ。来ると思っていた。絶対。」
- 乱麻:
- う〜ん、流石MTB。先に着いてしまった(笑)。
- ちみ丸:
- 声の方に向き直り。
「そうかい。天神沢か?高森範夫、どこにいるか教えてもらおうか?」
- GM:
- いきなり直球ど真ん中ですか(笑)。流石ちみ丸、スパっとしていていいなぁ。
雑木林に人影はみあたらない。探すならば<知覚>で判定してください。
姿無き声は続ける。
「ノリちゃんを探しているの? 茂宇くんじゃ、みつからないと思うよ。だって、あの子隠れるのうまいんだもん。」
と言うとクスクスと嗤う。ちみ丸の予想通り天神沢の声だ。
「それに、今は茂宇くんが鬼じゃないよ? 鬼はわ・た・し。それじゃ、いまから20数えるから、隠れてね♪」
書き忘れましたが、乱麻は登場難易度8でいつでも登場できます。ちみ丸とコネクションがあるので+2のボーナスがあります。
- ちみ丸:
- 声を頼りに周囲に目を走らせる。
<知覚> 2D6 → 3 + 6 + (4) = 13
- 竜之介:
- 「天神沢!範夫と泉さんに手を出してたら絶対許さないッス!」
ビシッと声が聞こえて来る(と思われる)方向に指を指します。
知覚達成値は11です。 2D6 → 6 + 2 + (3) = 11
- GM:
- ちみ丸も竜之介も声の方向を見るが、闇の雑木林では彼女の姿を捉えることはできなかった。
- 乱麻:
- では、私は登場判定します。達成値は10で、成功♪
登場判定 2D6 → 2 + 2 + (6) = 10
なにやら下の方が騒々しいわね。ちみ丸たち到着したのかしら?
ん?隠れる?鬼?……かくれんぼ?
「ちょっと、私も入れてよね!」丘の上より、ドーンと登場しましょう!
- 竜之介:
- 乱麻の声にハッとして上を見上げます。
「乱麻先輩!やっぱり現れたッス、下手人の天神沢ッス!!」
そして声の方向に向き直り、
「かくれんぼの時間はおしまいだ!子供の遊びは、無事に家に帰るまでが遊びなんだぞ!」
と、教師っぽい台詞をキメます。
- GM:
- 「いーち、にーい、さーん…、あれ? あなたは確か…麻衣ちゃん、だっけ? 泉から聞いているよ。そっか、屋上の三人みんな集まったんだ。うふふ、楽しい遊びになりそう。」
と嬉しそうな声を上げる。
「家に帰る? そんな必要もう無いよ。よーん、ごー…」
彼女は数を数え続ける。
彼女が20数えるまでにやりたい行動を宣言してください。時間的に考えて、できることはメジャーアクション一回分ぐらいでしょう。
- 乱麻:
- その声は、屋上で聞いた……。天神沢さん?
「天神沢さんが、ここにいるのね?」
階段を駆け下りてちみ丸と竜之介に合流します。私も知覚判定出来ますか?
知覚判定 2D6 → 3 + 6 + (3) = 12
私は手にワンズロッドを持っている事にしていいですか? メジャーアクションで再びロケーションをします。対象は天神沢さん。
「かくれんぼで鬼が隠れててどうするのよ!私が見つけてあげるわっ!」
ロケーション 2D6 → 6 + 4 + (8) = 18
- GM:
- 乱麻も知覚判定では見つけることはできません。
ロケーションでは、「雑木林の中、およそ30mの距離」というザックリした情報がわかります。
- 乱麻:
- 「茂宇くん、竜くん!天神沢さんは30メートル先よ!」
と言ってクローバーの3のカードを雑木林の中に投げます。あとは二人のアクションに任せるわ。
- 竜之介:
- 相手の出方が予想できないので、ここで「運命の予感」を使います。
我々は一カ所にまとまって応じるべきか、散らばった方が有利か?
- GM:
- 運命の予感ですか。よいタイミングです。
かくれんぼをイメージして竜之介に一つの考えが浮びます。
「同じ場所に隠れるのはマズイ。」
- 竜之介:
- 了解。では、咄嗟に駆け出しながらそのことを伝えます。
「先輩方!ここは固まってたらマズそうッス!ここは散会して敵の出方を見ましょう!」
シャードの同調を利用して、天神沢には伝わらないようにします。
- 乱麻:
- 了解です。私は同意します。竜之介、ちみ丸と愛のホットラインを結びます♪
「分かったわ。今後はシャードで連絡を取り合いながら行動しましょう。」
片眼鏡に納まったシャードを装着し、竜之介とちみ丸から離れた距離にある木の陰に隠れて様子をみます。
結局、かくれんぼに参加してるみたいね……。
- ちみ丸:
- チャンバースタッフを構えます。
「これは…、ヤバいぜっ」と言って散開します。
そしてこう言います「コーラを飲むんだ後ゲップがでるくらい確実にヤバいと感じた」。
- GM:
- JOJOですか(笑)。
- ちみ丸:
- 加護≪ツクヨミ≫使って、スカウトの≪ヘイルダム≫強制発動させて、<知覚>判定クリティカルしようかと思ったら、スカウト誰も取ってないんですね(涙)
- GM:
- 確かに<ヘイムダル>が無いと色々とキツいんですよね。ルルブにあるように基本4クラスはPCでカバー推奨しているのがわかります。
<ガイア>で代用できますが<ツクヨミ>の対象外なんですよね。
それでは、全員散開して乱麻がカードを投げたあたりを注視しつつ、身を潜めようとするわけですね。
「じゅーく、にじゅー・・・もういいかい?」
と天神沢の声。
みなさんは<知覚>でロールをお願いします。それから、隠れるための<反射>の判定もお願いします。
隠密状態になるためにはメジャーアクションを行なう必要があります.
ちみ丸は今回行動をしていませんので、十分な時間が取れたとし判定に+1、乱麻と竜之介は行動しているため、判定に-1のペナルティとします。こちらがみなさんを発見するための<知覚>達成値は乱麻に対し12、竜之介に対し13、ちみ丸に対し8となっています。
- 竜之介:
- (範夫まで巻き込んで、何が目的なんだろう・・)
と思いつつ、手近な木立に身を潜めます。
知覚 2D6 → 5 + 4 + (2) = 11
反射 2D6 → 5 + 1 + (3) = 9
- 乱麻:
- ノリ的には「ま〜だ、だよっ!」と言いたいところを我慢して、敵?の出方を伺います。
反射 2D6 → 4 + 5 + (2) = 11
知覚 2D6 → 3 + 5 + (3) = 11
- ちみ丸:
- ちっ。どういうことだ?泉や範夫もどこかに隠れさせられているのか?
<反射> 2D6 → 1 + 6 + (3) = 10
<知覚> 2D6 → 2 + 3 + (4) = 9
- GM:
- では、乱麻がカードを投げたところからそれほど遠くない場所に人影がすっと現われる。三つ編みでメガネ。天神沢美子だ。彼女はあたりを見まわすと、竜之介が隠れているあたりを見て
「竜之介くん、みーつけた♪」
と言うやいなや、天神沢の手元から閃光が発っされた!!
竜之介は<魔導値>で対決してください。こちらの達成値は12ですが<ヘイムダル>を使用してクリティカルにしています。
ちみ丸、乱麻からは竜之介の体は見えていることにしてください。
距離はPC同士は全員15メートル程離れています(同一エンゲージではありません)。天神沢からは30メートル程離れています。
- 乱麻:
- 私も加護使いますっ!
≪オーディン≫の効果で≪ヘイムダル≫を打ち消します。
それでも2dで8以上か。竜くん、後は自力でなんとかして(笑)。
≪ブラギ≫で≪ヘイムダル≫をコピーするとか、色々方法はありますね。
≪オーディン≫はちみ丸と被ってますから、出し惜しみせずに使いますよ。
- GM:
- それではお約束でこちらもその<オーディン>を加護を使用して打ち消します。
- 竜之介:
- 魔導値対決ですか。よりによって一番弱い竜之介が(笑)こちらもクリティカル出さない限りはダメですね。
2D6 → 1 + 5 + (4) = 10
・・見つかっちゃった(涙)
- GM:
- 天神沢の手元から放たれた閃光に君たちは思わず目を瞑る。
- 竜之介:
- 手強いな、天神沢。
「しまった!・・」
閃光に包まれた瞬間、竜之介は補足されたことを覚悟した。
- ちみ丸:2007/06/18(月) 22:29:54
- 竜之介、あきらめるな。≪ツクヨミ≫で天神沢の≪ヘイムダル≫を再起動!竜之介の<魔導値>判定をクリティカルにします。
- GM:
- 加護のおかげで何事も起きない!!
- ちみ丸:
- クールに決めよう。チャンバースタッフを竜之介の前に投げる。地面に刺さったスタッフに宿るマナが、天神沢の閃光を弾き返す!
閃光がおさまると、しなやかな動作で眼鏡の位置を正す。
「竜之介、大丈夫か?」
- 竜之介:
- おそるおそる目を開くと、足下に突き刺さったチャンバースタッフが視界に入る。
「お、押忍!面目ないッス、先輩」
助かったと思った途端に、全身から冷たい汗が噴き出してくる。
- GM:
- みなさんが目を開くと、カメラを手にした天神沢がいる。一瞬驚いた表情を見せると、君たち3人を見て楽しそうにカラカラと嗤う。
「ふーん、やっぱりみんな強いんだね。竜之介ちゃんは捕まえたと思ったんだけどなぁ。でも、麻衣ちゃんも、涼ちゃんも見つけたよ。じゃ、次の鬼はそっちだね。」
- 竜之介:
- 先輩方のおかげで助かった・・。でも、そのせいで全員見つかってしまったのか。
範夫と泉さんも、今ので天神沢に捕まってるんだろうか?
早く助け出さないと・・!
- 乱麻:
- 閃光はフラッシュ?回避できなかったら竜くん、写真に取り込まれていたかも……。
ちみ丸エライっ!
「ちょっと、なに勝手な事言ってるのよっ!いいから泉と範夫くんを還しなさい!」
攻撃したから私とちみ丸も見つかっちゃたのね。
- GM:
- 「還すって? 誰を? 泉ちゃんもノリちゃんも隠れているだけじゃない。捜せばいいじゃない。」
と真顔で天神沢は言う。
- 竜之介:
- 天神沢、何を他人事のように・・この竜之介、絶対に二人を取り戻すッス!!
- ちみ丸
- 「なぜ俺の正体を知っている。何が目的だ。」
- GM:
- 「わたしには正体が視えるんだ。あなたの正体がね・・・。」
天神沢の声が虚ろな響きになっていく。
「ワタシは見つけた。折角ミツケタのに・・・。キツネがワタシを隠した。モウスコシダッタノニ・・・。今度ハ離サナイ。後ハワタシガ隠レルダケ。」
そして、彼女の手にあるカメラのレンズがキラリと光った。乱麻は<理知>で判定をお願いします。
- 乱麻:
- <理知>判定行きます。達成値は15。高めです!
<理知> 2D6 → 4 + 6 + (5) = 15
- GM:
- 理知は15ですね。高いです。
乱麻は天神沢のカメラに見覚えがある。泉の愛機だ。よく見るとレンズの部分がいつもと違うことに気がつきます。
- ちみ丸: なんだ?シャードか?
- 竜之介:
- あのレンズの力で、俺のことも先刻閉じこめようとしたッスかね。
そうすると、やはり泉さんも捕らえられているということか・・。
- ちみ丸:
- まさかそのカメラの中に泉や範夫が”かくれている”なんてことねえよな。
- 乱麻:
- 「あれは、泉のオリンパスM-1だわ!」
同じ名前のカメラを出しているライカからクレームがきてOM-1に変更したから、稀少なの。お父さんから譲ってもらったって聞いた事があるわ。
と勝手に泉のカメラの設定してみたり。
「でも、いつも使ってるズイコーレンズじゃないわ。その妙なレンズで何を撮るつもりなの!」
- 竜之介:
- 竜之介(の中の人)はカメラに詳しくないのでよく分からないが、流石はカメラ部の先輩!と感心しきり(笑)
- GM:
- 泉のカメラの設定ありがとうございます。実はもうおわかりでしょうが、私は詳細の描写はPLに任せてしまうので、敢えてカメラの機種とかは決めてなかったりします(笑)。
- 乱麻:
- 実は、乱麻の中の人も詳しくないんです。一応、写真部という設定なので、それらしく(笑)。
- GM:
- みなさんの質問には答えず、天神沢はクスリと嗤うと
「じゃ、今度はそっちが鬼の番ね。ちゃんと見つけてね。神社で待ってるから。」
と言うと<<マリーシ>>を使用して消えます。
- 乱麻:
- 天神沢さん退場ですか!振り回されっ放しですね(笑)。
「ちょっ……、もう、何て身勝手なの。まるで子どもじゃない!」
勝手に人を巻き込んでおいて!と怒り心頭ながら半ば呆れたように頭をポリポリ掻いて、茂宇くん、竜くんを見ます。
「どうする?今度は私達が鬼だって。隠れてるのは、泉、範夫くん、それと、天神沢さんかな?」
これじゃ、チーム戦でドロケイじゃない(笑)。
「そういえば、茂宇くん、天神沢さんと知り合いじゃなかったっけ?」
- ちみ丸:
- 別に知り合いじゃねえよ。…あ、昨日電車で合った時、あの女、将監駅で降りると行っていたな。
そして着ていた制服は青葉高校のものだな。
- 乱麻:
- 流石、茂宇くん。市内の女子高並びに共学高の制服は全てインプット済み!更にリボンの色で学年が分かったりして(笑)。
- ちみ丸:
- んなわけねえだろ(汗)。
- 乱麻:
- 「私はここへ来る前に「ロケーション」で泉の居場所を探ったの。カードが示した場所はこの神社付近だったわ。でも現れたのは天神沢さんだった……。」
「そして彼女は私たちを”捕る”事に失敗して<マリーシ>で姿を消した。私たちは彼女の事、知っておく必要があると思わない?」
茂宇くんと竜くんに青葉高校に行く事を提案します。
と、言っても私たちって放課後に色々行動してたけど……。腕時計を確認します。
- GM:
- 天神沢とのやりとりの間に日はすっかり落ちてしまった。
乱麻が時計を見ると午後7時近くになっている。
- 乱麻:
- もうそんな時間なの!
私の大切なオレンジ色のひと時がいつの間にか過ぎ去っている……。
- 竜之介:
- 7時ッスか・・自分はそろそろ帰らないといけないッス。夕飯は二葉(次男)に任せて来たけど、風呂は自分が付いてないとまだ恐いんスよ。それに、今から学校に行っても誰もいないと思うッスし・・明日の朝はどうッスか?自分は、ちい子が熱出したことにすれば学校休めると思うッス。
- ちみ丸:
- 俺は構わないぜ。
目がしぱしぱしてきた。今日はここまでだな。俺は帰るぜ。早く寝よ…。
- 乱麻:
- うん、賛成。善は急げって言うものね。本当は今すぐ探したいけど、状況的に無理かも。私も泉のお母さんに、明日もう一度心当たりを探しますから心配しないでくださいと電話して帰る事にします。
朝7時くらいから校門の前で張ってるってのはどう?当然、学校はサボリで。
- ちみ丸:
- なに…。俺の貴重な睡眠時間が。
- 竜之介:
- 自分は毎朝5時起きだから全然問題ないッス。サボりは良くないけど、範夫と泉さんの非常事態だから致し方ないッスね。
泉のお母さんには範夫がいなくなったって連絡が、病院から行っている頃かも知れないッス。さぞや心配だろうなあ。気の毒ッス・・
- GM:
- それでは、みなさんの意見がまとまったようですのでシーンを閉じます。
君たちは明日青葉高校に集合することにして、白梅山を降りる。
乱麻のMTBが見えるところまで降りきたところで、乱麻が泉の母親に電話する。数回の呼出音のあと、「はい?」と泉の母親の声。乱麻が答える前に携帯はプツッっと切れる。そして、周りの空気の流れがとまる感覚…。
<結界>だ。神社全体を覆う結界に君たちは閉じ込められている!!
そして、君たちの背後から女性の声、
「ひどいじゃない。鬼が先に帰っちゃうなんて。ちゃんと搜してよ。」
と、ここでマスターシーンに移動します。
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