GM：

<マスターシーン>簡単に行きます。

----闇のなか神社に一人佇む幼稚園児ぐらいの男の子。
「ひどいや。みんな先に帰っちゃったんだ。」
あとでどうやって仕返しをしようか。
そのとき本殿からなにかの呼ぶ声。恐しさよりも好奇心が打ち勝ったのか男の子は本堂に向い中を覗いてみる。
そこには一つの石。透き通るような透明の水晶。男の子はそれを手にとる。後に残るは水晶ばかり。
誰かの声で目覚める。目を開けるとそこには二人の女の子の泣き顔。
子供たちは帰る。後に残るは砕け散った水晶ばかり。

----神社の本堂の前に天神沢美子はいた。彼女は目の前の黒い影にカメラを渡す。
「我ノぼでぃ、来タカ。」と黒い影。
「良イ具合ニ成長シタモノダ。コレナラアノきつねニ不覚ヲトルコトハアルマイ・・・ガ」
「マダ我ニハチカラガイル。アノくえすたードモヲ捕エテ我ガチカラトセネバ・・・行ケ。」
黒い影は再びカメラを天神沢に渡す。天神沢はそれを無表情に受け取ると神社の階段を下っていった。

そしてシーンは「神社にて」に移ります。

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