ミドルフェイス08:神社にて…全員
- GM:
- 今回のシーンがミドルフェイズのラストになりそうです。
青葉高校に行くというプレイヤーの意思をぶった切って物語は一気にクライマックスへと向います(苦笑)。
今回はガキの気紛れに振り回される雰囲気を作りたいというのもありますので、これはこれでいいかな?
それでは前シーンの続きからになります。
乱麻のMTBが見えるところまで降りきたところで、乱麻が泉の母親に電話する。
数回の呼出音のあと、「はい?」と泉の母親の声。
乱麻が答える前に携帯はプツッっと切れる。そして、周りの空気の流れがとまる感覚…。
<結界>だ。神社全体を覆う結界に君たちは閉じ込められている!!
そして、君たちの背後から女性の声、
「ひどいじゃない。鬼が先に帰っちゃうなんて。ちゃんと搜してよ。」
ここからスタートしましょう。
- 乱麻:
- また結界!今度も大きい!
どうやら私たちを家に帰してくれる気はなさそうね……。
「その声は天神沢さんね……。いいわ、最後まで付き合ってあげる。泉も範夫くんも一緒に隠れてるのね?」
こうなったら、とことん付き合うわよ!
- GM:
- 乱麻の返事を聞いて、その女性はクスクスと嗤う。
「やだなぁ、麻衣ちゃん。わたしは美子ちゃんじゃないよ。」
君たちの後ろ数十メートル先に立っているのは天神沢ではない。泉だ。
「だめだよ、みんな。途中で勝手に帰っちゃみんないなくなっちゃうよ…」
と彼女は真顔で君たちに言う。
- 乱麻:
- 女性の声でもしやと思いましたが、遂に登場ですね。
声の方に振り向き、泉を発見!
「泉…、みーつけた。」
思わず指を指して、なんか間抜けな発言(笑)。
- GM:
- みつかっちゃった♪ とは言いたいところですが(笑)。
- 竜之介:
- 「泉さん、無事だったッスか!?」
一瞬喜びかけるが、あきらかにおかしい泉の言動に青ざめる。
- 乱麻:
- 「ちょっと、これどういう事?」と泉に聞きます。
- GM:
- 「麻衣ちゃん、見つける相手はわたしじゃなくて範夫と白いキツネだよ。だから、そこの涼くんをはやく捕まえて。そうすればノリちゃんが助かるって神様が言ってるんだから…。それとも、麻衣ちゃんもイジワルしているの?」
- 竜之介:
- 「何言ってるッスか。範夫の病気と茂宇先輩は関係ないッス・・。」
- ちみ丸:
- ふ…。どいつもこいつもお稲荷さんやらキツネやら。そんなに言うなら正体明かしてやるよ。もう…誰も止められないぜ。
バック転一閃!ポヤ〜ン。キョトンとちみっちゃい修験者のキツネ人が現れた。
オイラを捕まえるって?できるもんなら、やってみな!だっと駆け出すが、ベタっと転ぶ…。
- 竜之介:
- 「先輩〜・・わざわざ捕まりやすくなってどうするんスか(汗)」
見事なドジっぷりに思わず右手で顔を覆います(笑)
でも、ちみ丸さんが正体を現したってことは、本気出すってことッスね・・
- ちみ丸:
- まだ倒れたままで。
「そういうことだい!!」
- GM:
- ズッコケるちみ丸を見て、ニッコリと笑う。
「ふーん、これが本当の涼君なんだ。こっちの方がわたしは好きだな。」
- 竜之介:
- 「神様って、天神沢のことッスか?だったら泉さん、天神沢に騙されてるッス!そんなことで、範夫の病気が良くなるわけないじゃないッスか!!」
必死に泉に呼びかけます。
「範夫はまだ入院中なんッスよ!パジャマのまんま攫われて、病気が重くなったらどうするッスか!」
- GM:
- クスクスと笑いながら、「そんなわけないじゃない。竜君も面白いこと言うね。神様は神様だよ。わたしずーっとずーっとお願いしていたの。そうしたら神様が突然教えてくれたのよ。範夫の具合が悪いのはキツネのせいだって。キツネを捕まえれば範夫が治るって。」
- 竜之介:
- 「だから、そんな訳ないじゃないッスか!例えキツネだとしても茂宇先輩じゃないッス!泉さん、どうか目を覚ましてください!第一、泉さんは今まで何処で何してたんッスすか?お母さんに・・大切な家族に心配かけて平気な神様なんて、そんなの神様じゃないッス!」
- 乱麻:
- では、私はちみ丸を抱きかかえて泉に言います。
「で、このキツネを捕まえたけど、これで範夫くんの病気になにか変化があるの?泉の神様は何を叶えてくれるの?」
- ちみ丸:
- おいコラ!離してよ乱麻!とジタバタ。
- GM:
- きみたちの問い掛けに泉はいままでとは違う、いつもの泉の雰囲気に戻って答える。
「そうだよね。キツネを捕まえたからといって範夫が良くなるかはわからないよね。」
と寂しそうな声で話す泉。
「でもね…もう、それが本当なのかはもうどうでもいいんだ。わたし、もう疲れちゃったんだ。そう、もう疲れちゃったの。ねえ、聞いてよ。わたし一回だけ範夫に意地悪したことあるんだ。幼稚園の頃、範夫がかくれんぼで全然見つからないから無視して帰ったことがあったの。そしたら、範夫が戻ってこなくって…」
目に哀しみの色を浮べてほとんど独り言のように続ける。
「それから、範夫は病気ばっかり。わたし、毎日毎日、神社でお願いしていたんだよ。範夫が良くなるようにって。ごめんなさいって。もう意地悪は絶対しないから範夫を助けてって。」
「でも、範夫はもう駄目なんだって。生きる力がもう無いんだって。そんなの酷いじゃない。だって、わたし・・・」
「たったの一回だけ意地悪しただけじゃない」
と言うと泉はパラパラと紙切れのようなものを大量に地面に落とす。
「それでね、あるとき神社で声が聞こえたんだ。範夫から力を奪ったのはキツネだって。キツネを生贄にすれば範夫が助かるって。」
- 乱麻:
- 「泉が昔の事件を引き摺ってるのは分かるわ。でも、範夫くんの病気とは関係ないよ。」
泉を見つめて真剣な表情で伝えます。
- GM:
- 「本当なのかはわからない、でももういいんだ。もうわたし疲れちゃったよ…」
そのとき泉の落とした紙切れから何かが「とびだして」くる。それは猫だった。
猫、猫、猫。あっと言う間に泉の周りに数十匹の猫が現われる。
「ごめんね、麻衣ちゃん、涼君、竜君。だから、涼君の「力」をわたしたちにちょうだい。」
と言うと、泉とネコの集団はジリジリときみたちの方に近づいてくる。
- 竜之介:
- 「何てこった。あのとき俺を一度殺したのが、泉さんの仕業だったなんて・・」
呆然と呟き、痛々しい泉の姿を見つめるが、意を決して泉との戦闘に備えます。
- GM:
- というわけで、泉は残念ながら攻撃をしてきます。
- 乱麻:
- 「病気と関係があるのは、泉の信じてる神様だよ。神様が範夫くんを連れ去った。神様が泉を惑わした。そして、神様が私達を襲った……。神様を信じる前に、病気と闘っている範夫くんを信じてあげてよっ!」
片眼鏡のシャードとワイズロッドと時空マントを用意して、怪盗乱麻の姿になります。
「そして、私達は泉と範夫くんを連れ戻すために戦う。だから……、私達を信じて!」
バッとマントを翻し、ワイズロッドをネコの群れへ向けます。そして決めセリフ。
「私は怪盗乱麻。狙った獲物は逃さないっ!」
- GM:
- セットアッププロセスに入ります。セットアッププロセスでの行動を宣言してください。
とは言え、セットアップでできることは竜之介の<夢幻の刃>ぐらいなんですよね。泉は<絶対先制>を使用します。
- 竜之介:
- 「天神沢もきっと『神様』とやらに騙されているんだ。家族を想う純粋な気持ちを
平然と利用するなんて、絶対に許せない!!」
<夢幻の刃>使用。燃える闘魂を拳に宿して炎の属性とします。
「泉さん・・痛い思いをするだろうけど、どうか堪えてください。きっと貴女を
以前の優しい泉さんに戻してみせるッス!!」
泉とは戦いますが、殺す意志はありません。スペクターとしての泉を倒すことで、
彼女を奈落の影響から救おうとします。
「範夫、どうか無事でいてくれ・・きっとお前の姉さんを取り戻してみせるから!」
- ちみ丸:
- …あわわ。たいていの事を先にみんなに言われちゃった、オイラ。
まあ、そういうことだね。えーっと奈落伏滅、ちみ丸見参!
ズビシっ!とチャンバースタッフで前方を指すが、乱麻に逆向きに抱えられているので、その先には誰もいない(涙)。
あ、あれ?
- GM:
- それでは、戦闘の順番ですが泉→ちみ丸→乱麻→竜之介→ネコです。
泉はなにか小さな袋のようなものを掲げる。袋から「黒い光」が電撃のように走りちみ丸へ向っていくぅゥゥゥゥ!!
<闇の電撃>2D6 → 4 + 5 + (9) = 18
ちみ丸は抗魔値で対抗してください。当ると痛いですよ(笑)。
- ちみ丸:
- あわわ。乱麻、早く離してよ!
抗魔値は…げ!5?!ちょっと低い、というか無理じゃん!
≪繕う因果≫!泉、<闇の電撃>の魔導値判定振りなおしてもらおうか。
- GM:
- 振り直します。
<闇の電撃>2D6 → 6 + 5 + (9) = 20
クリティカルになりました(笑)。
- 乱麻:
- ちみ丸、ちょっと、なにやってんのよ!……おいしすぎっ!(笑)
- ちみ丸:
- オイラの抗魔値判定しておくよ。
坑魔値判定 2D6 → 1 + 1 + (5) = 7
うきゃ〜。ファンブルだし!
- GM:
- ダメージを振ります。
6D6 → 5 + 2 + 4 + 5 + 6 + 6 = 28
このままだとブレイク確定ですね。
- ちみ丸:
- 麻の腕から抜け出して、空中でクルクル回転してシュタと着地。決まった…。
てところに電撃が!あぁぁーれぇぇー。骨まで透けて見えてます(笑)。ひぃぃー!
乱麻!早く、≪マジックシールド≫ちょーだい。
- 乱麻:
- ごめん、その大きさは私の力じゃどうにもどうにもならないわ。見事なやられっ振り、堪能させてもらいます(笑)。私の手番で≪ヒール≫は可能よ。
- GM:
- マジックシールドでも1d6+1しかダメージを軽減できないので焼け石に水ですね。
- 竜之介:
- うーむ、逆転運命を使おうかと思いましたが、攻撃がクリティカルで防御がファンブルでその上クリティカル追加ダメージ減らしてもダメージロールが5D6とあっては、かなりの高確率で無駄遣いになりそうですな。ここはじっくりとキツネ人の骨格を拝ませて頂きましょう(笑)
まあ、最悪の事態にはガイアがあるから何とかなるでしょう・・・・・多分。
- GM:
- <闇の電撃>は電撃というよりも<光線>の光と闇を逆にしたようなものです。<闇線>といったところでしょうか。闇属性のダメージです。でも、ちみ丸の骨が透けるのは面白いので、その描写は採用しましょう(笑)。
- ちみ丸:
- ピギャー!あっというまにHPは0以下…。なんかオイラ眠くなっちゃったよ…。おやすみパトラッシュ…。
その時、オイラの首にかかっている勾玉のシャードが激しく発光する!そしてオイラはすでに悠然と立ち上がっている。瞳が本物のキツネのようになり妖しい光を放つ。
ブレイクします。
竜之介、さっきオイラが本気だと言ったな。見ていろ、これがオイラの…、クエスターの本当の力だ!
…って、さっき竜之介もブレイクしたんだっけ(汗)?
- GM:
- 番長学園!!は体力1で遊ぶゲーム、ALGはブレイクして遊ぶゲームだと認識していますので、これで良いのではないかと(笑)。
ちみ丸のHPは基本体力値である9まで回復します。
次の行動はちみ丸→乱麻→竜之介→猫(モブ3グループ)です。
- ちみ丸:
- よーし、オイラか。いきなり全開でいっちゃうぞ!
≪ファイアアロー≫≪スフィアマジック≫で泉とネコ3匹まとめて攻撃だいっ。
紅蓮の炎を纏った矢が4本、天に向かって飛ぶ。そして空中から泉とネコ3匹めがけて落下する。
魔導値判定 2D6 → 6 + 6 + (9) = 21
クリティカル!オイラを怒らせるとこうなっちゃうんだぞー!
- GM:
- む、流石本気を出したちみ丸は強いな。クリティカルは躱せないです!!
ちみ丸を仕留めたと思った泉は一瞬ニヤリと嗤うが、光に包まれたちみ丸を見て目をカッと開き驚愕の表情を浮べる。
ネコは単体ではなくモブなので、弓矢の数を増しますね(笑)。無数の矢がネコを仕留めていく。そして泉にも矢が迫っていく・・・が、ネコが泉を「かばい」ます。ネコ数十匹が泉を守るように矢に飛び込んでくる!!
- ちみ丸:
- ダメージは2D6、クリティカルで+1D6、さらに≪チャージショット≫で+1D6。
つまり4D6!ぎゃはは。ブレイクしているから特技使いたい放題だ。
ダメージ 4D6 → 1 + 5 + 3 + 3 = 12
これでどうだ!
- GM:
- Wnyyyyyyaaa(ウニィィィィィイヤアァァァ)!!!と叫びながらネコ3グループが火達磨になって消滅します。
あとに残ったのは泉だけだ。
次は乱麻→竜之介の順です。
- 竜之介:
- ネコが一瞬で消えちまった!流石本気のちみ丸さんは一味違うッス!
- 乱麻:
- ちみ丸スゴイじゃない!ちみ丸はいつかやってくれる子だって、お姉さん信じてたわ!
でも肝心の泉には届かず…か。
私は≪アイスブリット≫を泉に撃ちます。冷たい氷で頭をクールダウンして!
「泉、これで眼を覚まして!」
ダイヤの8のカードを泉に投げます。
命中判定 2D6 → 6 + 5 + (8) = 19
ダメージロール 2D6 → 5 + 1 + (2) = 8
- GM:
- こちらの抗魔対抗は14。氷の弾が泉の体を貫く!!
8ポイントそのまま受けましたが、まだピンピンしています。
次は竜之介ですね。
- 竜之介:
- 乱麻先輩も流石ッス!自分もこの燃える拳で奈落に立ち向かうッス!!攻撃するのは気が引けるけど・・
「泉さん、すんません!」
泉の鳩尾(みぞおち)目掛けて正拳突きを入れます。
命中判定2D6 →4 + 3 + (4) = 11
- GM:
- 回避2D6 → 2 + 5 + (6) = 13
素手だから竜之介の命中修正は少ないんですね。。。。
竜之介の燃えあがるほどヒートした拳は空を斬る。
- 竜之介:
- うーん、ここはいっそ演出重視でスカもアリかなとも思ったりしてます(笑)
笑顔の泉が脳裏に浮かび、
「くっ・・・やっぱり俺には出来ない!!」
とか言って打ちひしがれてみたり。まあ、次のターンまでには、何とか立ち直る予定ですが(笑)
- ちみ丸:
- 回避されたんじゃ、フォローできないですね。ごめんなさい。
「本気で殴って外したんだろ。オイラは見てたよ。」(笑)
- 竜之介:
- 「そ、そんなこと無いッスもん!」
とっさに言い訳するも、竜之介の双眸からは滝のように涙が溢れ出しているorz
- GM:
- 了解。演出でいきますか。って、いいのかな^^;
では、この戦闘ラウンドは終了します。竜之介の拳の炎は消えます。夢幻の刃は一回の戦闘につき1ラウンドしか使用できないので、あとは素手でガシガシ行くしかないですね。
では次のラウンド。セットアッププロセスでできることはなしです。
泉→ちみ丸→乱麻→竜之介の順です。
「竜くん…やっぱり優しいね…。」と竜之介の躊躇した攻撃を躱しつつ泉が微笑む。
「さてと、じゃあ、今度は麻衣ちゃんから捕まえてみようかな。」
と、再び手から闇の光線!!それは乱麻に向かって進んでいく!!
闇の電撃 2D6 → 4 + 1 + (9) = 14
乱麻は<抗魔>で対抗してください。もうおわかりかもしれませんが、こちらのダメは5d6ですので宜しく(笑)。
- ちみ丸:
- 乱麻に闇の電撃ですか。さて、どうしようか。。。(^_^)。
- 乱麻:
- 心配御無用、抗魔値は7あります。私には当たりませんっ!
「泉、私を捕まえようなんて100光年早いわよ。」
とステッキ(ワイズロッド)を泉に向けた瞬間、避雷針の様に雷撃が落ちる。
対抗値は13で、惜しくも撃沈(笑)。
抗魔 2D6 → 4 + 2 + (7) = 13
- GM:
- 避雷針か。それナイス(笑)。
ダメージ振っておきますね。
<闇の電撃>5D6 → 3 + 4 + 5 + 2 + 3 = 17
乱麻のhpは14なのでこのままだとブレイク確定です(笑)。
- 乱麻:
- はうっ!ちみ丸同様、骨が透ける…のは避けたいので、自分に≪マジックシールド≫張ります!
実ダメージ4点軽減で、なんとか残った!
≪マジックシールド≫ 1D6 → 3 + (1) = 4
- GM:
- hp1ギリギリ残ってます(笑)。
「あれー?おかしいなぁ。手応えはあったんだけど…」
次はちみ丸→乱麻→竜之介の順です。
- ちみ丸:
- スカート燃えてるよ、乱麻。
オイラの攻撃だね。今度は猫にかばってもらうことはできなからねーだ。
≪ファイアアロー≫≪スフィアマジック≫で泉を攻撃だいっ。
再び、無数の紅蓮の炎を纏った矢が天に向かって飛ぶ。しかし今度は一点集中、地上の泉のみをめがけて落下する。
魔導値判定 2D6 → 1 + 3 + (9) = 13
爆音とともに発生する半円形の巨大な爆炎(大袈裟)。それを見てきゃっきゃっと喜んで飛び跳ねてるオイラ。
- GM:
- ちみ丸、出目が低いですね。それぐらいでは泉は倒せない!!
抗魔値で対抗します。
2D6 → 2 + 5 + (6) = 13
あら、本当に回避しちゃいました(笑)。
- 乱麻:
- 「コラーッ!私のスカート見てるから外すのよ!」手でパタパタ火を消します。
屋上での戦闘もそうでしたが、支援系の特技を書き込むタイミングが難しいですね。
私はちみ丸に≪クイック≫を使いたいのですが、GM様の回避の後だと都合が良すぎますよね?
ちょうど+2されると命中なんですよね(笑)。
- ちみ丸:
- オイラも≪クイック≫持ってた(汗)。使えばよかった。
ちなみに≪スフィアマジック≫は意味なかったね(^_^;)。
- GM:
- 書き込むタイミングは難しいので乱麻がちみ丸に<クイック>をすることを認めます。
本来ならばちみ丸の動きが加速されるのですが、みなさんの発言と整合性を取るために以下の描写にしましょう。
間一発泉が矢を躱したと思ったそのとき、数本の矢が速度を増し泉に突き刺さる!!
- 乱麻:
- ありがとうございます。では、ちみ丸の矢と私のカードが融合して加速したって演出で(笑)。
- ちみ丸:
- ≪チャージショット≫で3D6!
ダメージ 3D6 → 6 + 6 + 2 = 14
よし!いいぞ。
- GM:
- 次は乱麻→竜之介の順です。
- 乱麻:
- それでは私の攻撃。
再び泉に≪アイスブリット≫を撃ちます!
「泉、お願い!そんな事しても範夫くんは喜ばないよ!」
今度はダイヤの9のカードです。
ちょっと達成値低め……。私の思い、届いてー!
命中判定 2D6 → 6 + 1 + (8) = 15
ダメージロール 2D6 → 5 + 2 + (2) = 9
- GM:
- むむ、抗魔で対抗しましょう。
2D6 → 6 + 1 + (6) = 13
乱麻の気持ちが届いたか。アイスブリッドが泉の体を貫く!!
これでトータルのダメージは31ですね。しかし、まだまだ元気そうです。
次は龍之介です。
- ちみ丸:
- 竜之介の攻撃はオイラが≪クイック≫かけてやるよ。
竜之介は武器持ってないんでしたっけ(^_^)?
- 竜之介:2007/07/15(日) 13:01:11
- ちみ丸さん、感謝ッス!
素手攻撃は命中率低いので(まあ、常識で考えて魔法やら刀剣の世界に素手って無謀ですもんねえ・汗)ありがたいッス。
よし、今度こそ!!
<クイック>でスピードを増した鋭い手刀を繰り出します。
命中判定2D6 → 5 + 3 + (6) = 14
微妙な達成値・・・当たってくれー!
ダメージロール
1D6 → 6 + (9) = 15
マキシマム!!これでどうだ!!
- GM:
- むむむ。クイックで少々確率が上がりましたね。
<回避>2D6 → 1 + 6 + (6) = 13
絵に描いたようにギリギリの命中(笑)。
<殴>ダメージなので3点弾き飛ばします。このままなにもしなければ12点ダメージ加えて、累計44。
次のターンで決まるかな?
次のターンです。泉→ちみ丸→乱麻→竜之介の順です。
泉「竜ちゃんまで・・・」と竜之介をにらむと片手を上げ(以下略)
<闇の電撃>2D6 → 2 + 4 + (9) = 15
竜之介に対して攻撃です。
- 竜之介:
- うは、来ましたな。抗魔弱いのよね(>_<)
2D6+4=4+4+(4)=12
ああ出目は悪くないのに・・
骨太なシルエットが透けるかな?(;^_^A
- GM:2007/07/17(火) 01:37:11
- とりあえず、気になるダメージを振っておきましょう(笑)
5D6 → 3 + 6 + 6 + 2 + 2 = 19
む。竜之介はhpが高いからまだブレイクしないか。
- 乱麻:
- 竜之介に≪マジックシールド≫使います!
「泉、もうやめてー!」
クラブの6のカードを竜之介に向かって投げます。大きな樹木の様なシールドが張られ、ダメージ6点軽減です。
≪マジックシールド≫ 1D6 → 5 + (1) = 6
- 竜之介:
- 「面目ないッス、先輩!」
ありがたく乱麻のマジックシールドに護っていただきます。しかし、マジックシールドの効果でも結構満身創痍状態ですね。
- ちみ丸:
- 竜之介ーっ!大丈夫か。
- 竜之介:
- 「押忍!これしきカスリ傷ッス!」
満身創痍と書いておいてなんですが、実は一番体力残っているの竜之介でした(笑)
「泉さん!俺たちは泉さんの味方ッス、倒すべきは人の心につけ込んだ奈落!!どうか希望を捨てないでください・・範夫を悲しませないでください!」
今の泉には無駄と知りつつ、必死で呼びかけます。
- GM:
- 竜之介へのダメージは13でhpは10ですね。
君たちの必死の呼び掛けに泉が少し反応する。
「グゥゥゥ。。。。」
泉が苦しそうに呻くと闇の電撃を放った右手から黒い「煙」がみたいなものが広がっていく。
- ちみ丸:
- みんな、泉が相手だからって手加減しちゃだめだよ。あれは奈落なんだ。オイラは泉が手加減しないからね。
≪ファイアアロー≫≪クイック≫で泉を攻撃するよっ。
チャンバースタッフを振ると、高速化した紅蓮の炎を纏った矢が泉めがけて射出される。
魔導値判定 2D6 → 3 + 3 + (9) = 15
≪クイック≫効果足すの忘れてました。判定結果は17ね。
命中した場合。≪チャージショット≫で3D6。
ダメージ 3D6 → 4 + 6 + 1 = 11
辺りの木々も爆炎につつまれる。それを見てきゃっきゃっと喜んで飛び跳ねてるオイラ。
- GM:
- 抗魔値で対抗します。
2D6 → 4 + 6 + (6) = 16
むむむ。またクイックのおかげでぎりぎり当たってます。。。これでダメージ累計は55。
ちみ丸の攻撃を受けて泉は片ひざをつく。苦痛で顔をゆがめている。
そして、泉の右手の黒い煙はどんどん大きくなっていく。
次は乱麻→竜之介の順です。決めてください(笑)。
- 乱麻:
- 「コラーッ、ちみ丸!はしゃいでる場合じゃないでしょ!」
泉の右手の黒い煙を見て言います。
「あれが泉に憑いていた奈落ね。待ってて。今すぐ消してあげる!」
黒い煙に向かって投げたダイヤの9のカードは……。達成値12で無理っぽいです。
≪アイスブリット≫ 2D6 → 3 + 1 + (8) = 12
- 竜之介:
- 乱麻先輩の命中判定、出目が悪いので「逆転運命」を使いましょうかね。
「頼む、決まってくれ!!」
と竜之介が叫ぶと同時に、放ったカードの軌道が変わる演出で(^^)
- GM:
- 「逆転運命」了解です。乱麻は振り直してください。こんどは当るかな?こちらの抗魔も振っておきます。
2D6 → 4 + 5 + (6) = 15
乱麻が命中させるには8以上を振らなければならないですね。少し厳しいかな?
- 乱麻:
- 竜之介、サンキュー!
実はダイヤの9は2回目なんです(笑)。
「あーっ!カード間違えたーーっ!」
達成値は同じく12。運命は変わりませんでした。
軌道の変わったカードはジョーカーの絵柄に変わり消滅する。
≪アイスブリット≫ 2D6 → 1 + 3 + (8) = 12
ここは竜之介に決めてほしいです。≪クイック≫使います。
- GM:
- 了解(笑)。放ったカードは軌道を変えて泉の髪に掠ったことにしましょうか。
では、次は竜之介で。クイック了解。
- 竜之介:
- クイック感謝ッス!泉の手から迸る黒煙めがけて回し蹴りを放ちます。
「こいつが泉さんを苦しめてるんだな!とっとと消えろおォ!!」
命中判定2D6 → 4 + 1 + (6) = 11
ギャー!低!!逆転運命は先刻使っちゃったし(T_T)
ダメだろうけどダメージも振っておきます(空しい・・・)
1D6 → 1 + (9) = 10
・・・ああ、呪いのD・S・C(ダイススクリプトチャット)
かえってあきらめがつきました(号泣)
- GM:
- 出目が悪いですなぁ。まあ、それがRPG(笑)。防御します。
2D6 → 1 + 3 + (6) = 10
あれ? 当たっちゃった(笑)。
- 竜之介:
- 流石ガチのダイス、奇跡は前触れもなくやってきますね(笑)
では、目標(煙)を外した!と思った蹴りが泉の腹にクリーンヒットしたことにしましょう。
- GM:
- グゥと泉は呻くとその場に崩れ落ちる。そして、煙は四散して風に流されて消える。
泉は俯せに倒れたままピクリとも動かない。
戦闘終了です。やっぱり戦闘は時間がかかりますなぁ。
- 竜之介:
- 「あっ、泉さん!申し訳ないッス!大丈夫ッスか!?」
思わず狼狽えるが、煙が消失したことに気が付いて泉に駆け寄ります。
- 乱麻:
- 「コラーッ!竜くん、女の子になんて攻撃してるのよ!」
思わず竜之介を怒鳴り、泉に近寄ります。
- ちみ丸:
- よーし、オイラのとっておきの魔法を見せちゃうよ。轟け!雷!
あり?竜之介やっつけちゃったの…?
ポケーと見てたら、先ほど詠唱して呼んだ雷がオイラを直撃する。
ピギャー!また骨が透けちゃうオイラ。
- 竜之介:
- 「ああっ、大丈夫ッスかちみ丸さん!今度死んだらマジで死ぬッスー!!」
- 乱麻:
- ちみ丸の行動はスルー。見もしない(笑)。
- 竜之介:
- 「泉さん!意識をしっかりするであります!!」
- GM:
- 竜之介がみたところ、泉は気絶しているだけのようだ。どうやら命に別状はなさそうである。
黒煙(そして闇の電撃)が出た泉の右手はなにかを握っている。それは稲荷神社のお守りであった。
お守りは内側から何かが突き抜けたような穴があいている。
- 乱麻:
- 泉の傍に寄り、大事に至らなかった事を確認して、ちょっと一安心。
「ん?この御守り、稲荷神社のだわ。この中に泉を苦しめた奈落がいたみたいね……。」
- GM:
- 乱麻がお守りの中を見ると、大豆ほどの大きさの透き通った石が入っていることに気がつく。
- ちみ丸:
- 頭からブスブス煙を上げつつ。乱麻に近づく。
何だ、それ?シャードか?
- 乱麻:
- ドリフのコントの様な格好で普通に話しかけられてもね……。
「これが奈落の正体かしら……。」
お守りから透き通った石を取り出して、灯りに照らして見ます。
ちみ丸は病院で「お守り」を見つけてるけど、関連はあるの?
- GM:
- お守りの中の石は水晶の欠片のようだ。乱麻が灯りに照らしてみると、水晶に自分の姿が写る。
しかし、その姿は「乱振麻衣」の姿ではなく「怪盗乱麻」の姿になっている。
ちみ丸が病院で見つけたお守りと泉の持っているそれは「同じ袋」である。
但し、病院ではお守りの中を見たわけではないので、その中に石が入っているかはわからない。
- ちみ丸:
- あ、そのお守りは範夫の病室にもあったぞ。ほら、これだよ。
- 竜之介:
- 「はうう〜・・女の子を蹴飛ばしてしまうなんて、俺は最低ッス・・・」
乱麻に叱られ、頭を抱えてその場にしゃがみ込み、しばしイジける竜之介(笑)
ふと気が付くと、二人が何かをのぞき込ん覗き込んでいるようにしているので
少々バツが悪そうにしつつも、のそのそと近づいていきます。
「何ッスか?・・あ!そのお守り、範夫の病室にもあったッスね。やっぱりこの神社、何かあるッスかね?神様がどうとか言ってたし・・」
- ちみ丸:
- こっちのには何が入っているのかな。
お守りの中のものを取り出してみる。
。。。そして奈落に侵されるオイラ(笑)。
- 乱麻:
- ちみ丸の身体から黒い煙が……。
「ちみ丸、正気に戻って!」とアイスブリッドを放ちます。…うそです。
- GM:
- いやいや、ちみ丸。それはないない(笑)。
- 乱麻:
- 「範夫くんの病室にもあったの?確かに、この神社と関係ありそうね。」
ちょっと考えて、みんなに提案します。
「そういえば、天神沢さんも神社で待ってるって言ってたわ。それに、昔、かくれんぼをしてて範夫くんがいなくなった時も、次の日発見されたのが神社の本堂だって、おばさん言ってた……。この神社の本堂に何かあるんじゃないの?」
- GM:
- ちみ丸はお守りの中を覗く。しかし、石どころか何ひとつ入っていない。
- ちみ丸:
- あれ。こっちのお守りには何も入ってないや。
- GM:
- 竜之介も乱麻の持っている石を覗くのですね。
乱麻の持っている石を見ると、ちみ丸も竜之介も全員「クエスター」の姿になっていることがわかる。
君たちがお守りを見て考えていると、突然階段の上の方からパシャッっという音とともに眩しい光が放たれる。
一瞬目を閉じた君たちが再び目を開けると、乱麻の持っている石と泉が綺麗さっぱり無くなっている。
光の方向を見るとそこには・・・眼鏡を掛けた三つ編みの女生徒、天神沢美子がいた。
- ちみ丸:
- あ。天神沢み〜つけた!
泉はまたいなくなっちゃったけど、あとは範夫だけだな。よーし、こうなったらみんな見つけてやるからなっ!
と興奮してバタバタ暴れる。ウキャー♪
- 乱麻:
- 「あ、石がない……。泉もっ!」怪盗の私が取られるなんて!天神沢許すまじ!」
あれ?天神沢さん隠れてるんじゃなかったの?ちみ丸に見つかってるし(笑)。
- GM:
- 「泉…可哀想に…」
と、誰にでも言うでなく自分の手元のカメラに向って呟く。君たちの方を向くと、
「神社でノリちゃんが待ってる。ずっとずっと昔から。見つけてあげて。私たちじゃ…ダメだったから…」
と言うと<マリーシ>を使って退場しようとします。
- 竜之介:
- 「範夫も神社にいるんだな!絶対に範夫も泉さんも取り戻してみせる!」
キッと本堂と天神沢を睨みつける竜之介。マリーシは阻止しません。
- 乱麻:
- 「出たり消えたり、ほんっとに身勝手な人ね……。」退場しようとする天神沢さんを見て呟きます。
加護で<マリーシ>を防いでもいいですけど、元を断たないと解決しない気がするので、加護は使いません。
「ちみ丸、竜くん、本堂に行くわよっ!」
- ちみ丸:
- そうか。範夫は本堂の中だな!突撃〜。バタバタ…。
- 竜之介:
- 「押忍!何が立ちふさがろうとも、絶対に突破するであります!!」
足駄をガラゴロ鳴らしながら、本堂への階段を全速力で駆け登って行く。
- GM:
- では、みなさんが本堂に向って階段を駈け登っていくところでシーンを切りましょう。
いよいよクライマックスフェイズに移ります。
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