GM：

クリアンはカラオケボックスにいた。
『フォーチュンクエスト』から耳寄りの情報があるらしい、とのことで内容を聞きに来たのだ。
カラオケボックスに入るとき、店員の女の子が不審そうな目で見ていたのが妙に気になる。
まあ、店長がその後やってきて顔パスで入室したので問題はないだろう。

クリアン：

ミラーボールが照らす部屋の中。拙者はソファーにちょこんと正座している。
クリームソーダをストローで啜る。

…美味。結構なお手前で。

そしてカラオケの画面を観て。

北島三郎どのか。ブルースフィアにも武士（もののふ）はいるものとみえる。

GM：

サブちゃんキター！！ｗ　

画面には暫くすると女性が現われる。店長の高坂橙子である。
「お久しぶりです、クリアンさん。実はあなたにお知らせしたい情報があります。」

クリアン：

これは橙子どの、いつもかたじけない。深くお辞儀。

GM：

「禁止された未来技術を使ってホムンクルスを作っている者がいるらしいのです。」
「どう? あなたにとっても興味ある話だと思いません?」

クリアン：

よもや、それが我がエドガルドを滅亡させる奈落となるやもしれぬと？

GM：

「その可能性があります。噂ではホムンクルスを大量に生産して殺人兵器として利用しようと企んでいる組織もあると聞きます。」
「いずれにせよ、この事態を放置しておくわけには行かないと思います。どうです？あなたご自信で調査してはいかが？」

クリアン：

それは捨て置けぬ。他ならぬ橙子どのの頼みでもある。
拙者、急ぎ調査に参るが。して、どちらに行けば？

GM：

「S市のT大学に容疑者がいます。今、容疑者の顔を配信しますね。」
というと、画面が切り替わり女性の姿が映る。
グラマラスな妙齢の女性だ。メガネをかけていて知性をうかがわせるその顔は少し性格がきつそうだが美人である。

クリアン：

なんと美しい。…ふむ、遊郭であれば太夫にふさわしい器量とお見受けいたす。
なるほど…（ぶつぶつ）。

GM：

「これが容疑者の遠野未来です。T大学の研究者です。年齢は２８歳。他に情報は必要かしら？」

クリアン：

そのような女子に会えるのならば申し分なし。
あいや。これは失礼(汗)。拙者、早速T大学に参上つかまつる！

GM：

クエストは「遠野未来の作成しているものを調べる」です。

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