You're My Best Friend・・・キキ
- GM:
- シーンプレイヤーはキキ。他のみなさんは登場判定10で登場可能です。
場所は「来々軒」、キキの家です。
キキが家に戻ると、まだ約束の時間には早いのに既にウッちゃんはカウンターでラーメンをズルズルと食べていた。
「ウマー!!おやっさんのラーメン超サイコー!!カニか?カニのダシなのか?!やっぱりカニなのか!?」
と相変わらずハイテンションでご満悦だ。
キキが入ってきたのに気がつくと彼女は左手をぶんぶんと大きく振って
「あ!!キキちゃーん。遅いぞー!!」とキキに声をかける。
- キキ:
- ウッちゃん早ッ!!テンション高ッ!!
「おおよ、カニよ!カニなのよ!く〜っ、お嬢ちゃん、味ィ分かるじゃねェか!」
頭にタオルを巻いた無精ひげの店主は、厨房の熱気で赤くなった顔をウッちゃんに向けて満面の笑みを作る。
あはは、もうジジとウッちゃん打ち解けてるし・・・。
「おいコラァ、キキ!おせェじゃねェか!お嬢ちゃん待たせてどこほっつき歩いてやがるンだ!」
ジジは店内に入ってきたキキを見つけると赤ら顔を更に真っ赤にさせ、阿修羅の様な形相で怒鳴りつけます。
約束はお店の手伝いが終わってからだし、それにまだ6時前で夕飯の時間には少し早いと思うんですけど・・・、とは言えずに、ハイハイ、今支度しますからとエプロンと三角巾を身に付けて、メガネを外してお店の手伝いの準備をします。
「ハイは一度でいいって言ってンだろが!」と間髪入れずに返ってくる。
あはは、いつもこんな感じなの。ウッちゃんゴメンね。お店の手伝いが終わるまでちょっと待っててね。と、学園内とは少し雰囲気の違う私は言います。
- GM:
- 「いやいやいや、おやっさん。わたしが早く来ただけなんで。
それに、おかげでおやっさんのラーメン堪能できたし、結果オーライっしょ。
じゃ、キキちゃんの仕事が終わるまで待ってるよ。」
と、カバンからごそごそと本を取り出す。タイトルは「MHKやさしい宇宙英会話。徹底トレーニング」とある。
さて、時間は経って夕食時になると常連さんがぞろぞろと店にやってくる。
みんな半分ジジのラーメン目当て、半分キキ目当てといった様子。
そんな中でウッちゃんはブツブツと宇宙英会話に夢中だ。
「うーん、さっき折角出会えたのに、話できなかったなぁ。やっぱ、咄嗟に喋るには駅前留学(MOVA)しないとダメかな?」
ルイとクリアンとツェッペリンは約束の時間までに登場できるかどうか登場判定10を行ってください。
- クリアン:
- キキへのコネクションがあるから登場判定に+2ですかね。
登場判定 2D6 → 6 + 5 + (5) = 16
大成功!
すでにカウンターで椅子に正座。ラーメンをズルズルすすっている。
これは美味…、結構なお手前でござる。
- キキ:
- おっ、ボウズも分かるか!実はこのダシはなァ・・・」とクリアンにカニ談義を始めるジジ。
- GM:
- 早! いつの間にw
背が低かったので気がつかなかったことにしましょうw
「あれ?クリアン殿?いつの間に。未来の技術は凄いねぇ。」
と腕を組んでフムフムと頷く。
- ツェッペリン:
- ツェッペリンの登場判定は失敗しました(笑)。
というわけで、ルイの登場判定が成功したときは、キキの家の近くにあるガソリンスタンドで給油中ということでルイは徒歩で登場してくださいw
流石にここで《ヘルモード》使ったら大馬鹿野郎ですよね。
- ルイ:
- それはツェッペリンが望んでもルイが全力で却下しますから(笑)
登場判定は11、コネクション効果でギリギリ成功。
待ち合わせ時間15分前に慌てた様子で入店。
「ハァハァ・・良かタ、まだ食べる時間あるヨネ。
も〜腹が減って堪らないヨ。おやっさん、タラバスペシャル塩ラーメンお願い!」
※説明しよう!ルイは体内にバイオエタノール合成装置を備えているので、普通に食事をすることができるのだ!
味覚センサーも搭載されているので、カニのダシも心ゆくまで堪能できるぞ!!
- キキ:
- 高性能ですね。素敵です(笑)。
- ルイ:
- と言うわけで、出てきたラーメンを夢中で旨そうに啜ります。
バイト中から腹が減り、ラーメンのことで頭がいっぱいだったため、
ツェッペリンをバイト先の駐輪場に置いたまま、スッカリ忘れています(笑)
- ツェッペリン:
- そのシチュエーションの方が面白いな(笑)。それでいきましょう。
- ルイ:
- 出てきたラーメンを夢中ですすり、食べ終わってからようやくウッちゃんとクリアンに気づく。
「アレ、二人とももう来てたんだ!早いなあ〜。キキはまだ忙しいのカナ?」
と、ツェッペリンの存在を忘れたまま、にこやかに話しかけます。
- GM:
- 「ん?昼間のバイクの人か。キキちゃんならもうすぐ仕事が終わるけど、先約はわたしなんだよね。」
と手をひらひらとさせる。
ウッちゃんはまだルイが一緒に行動することをわかってませんw
- キキ:
- 私がお店の仕事に追われている間に全員集合ですね(ツェッペリンはいませんが)。
そしてカニラーメンは大好評(笑)。カニ嫌いな私は複雑な気持ちだわ・・・。
ウッちゃん、彼(ルイ)は私が呼んだの。ついでに言うなら、その子(クリアン)もご一緒なの。
相手がどんな化物か分からないし、男の人がいた方が安全かなと思って・・・。ダメ、かしら?
とウッちゃんに提案します。
- GM:
- それを聞いてウッちゃんの目がキラキラと輝く。
「そっかー、キキちゃんエライ!!いやー、正直キキちゃんがそこまでやる気満々だとは思わなかったっす。」
と、仲間を集めたことにご満悦な様子。
- キキ:
- はぁ〜、お陰様で今日も忙しかったなぁ・・・。
エプロンと三角巾を外し、前髪を下ろし、メガネをかけていつものスタイルに戻ります。
お待たせしました。ゴメンね、お店終わるまで待ってもらっちゃって・・・。ウッちゃんとみんなに申し訳なさそうに頭を下げます。
- GM:
- 「オッケーオッケー。全く問題ナッシングっす。」
「よーし、それでは皆さん、参りましょうかな。おやっさん、ゴチソーさま!!」
と水戸黄門をまねして(しかも似ていない)店から出ようとする。
全員<知覚>で判定してください。
これはみなさんが店を出て、しばらく歩くと適当なタイミングでイベントが発生するためその際に使用するためのものです(予告w)。
- キキ:
- 「おうっ、嬢ちゃん、また来てくれよな!」とジジは元気に答える。
うん、行こっか。とウッちゃんに従います。
お店を出て、知覚判定の結果は13でした。
知覚 2D6 → 4 + 5 + (4) = 13
- ルイ:
- 「チ、チョト待ってみんな。まだ最後の一口が・・」
急いでスープを飲み干し最後に店を出る。
理知判定は11でイマイチ。これではツェッペリンを忘れっぱなしかなぁ(苦笑)
知覚2D6→4+2+(5)=11
- GM:
- ウッちゃんが「バイクの人」と呼んでいるのに気がつかないとは最高ですw
いや、気がついたからといって登場するわけではないのですがw
- クリアン:
- ラーメンで火照った体を夜風で涼めるのもなかなか風流であるな。
理知判定は12でした。
理知 2D6 → 2 + 6 + (4) = 12
- GM:
- 「クリアン殿だとラーメンよりも盛りそばの方が似合ってそうだけどねぇ。」
- クリアン:
- エドガルドのそばも美味であるぞ。ウっちゃん殿にも一度ご賞味いただきたいのう。
- GM:
- 「そっかー。未来に行けないのがとても残念っす。」
それでは、君たちがラーメンの余韻を楽しみつつ?ウッちゃんと一緒に大学の近くを歩いているとクリアンとキキは何者かが争っているような音を聞く。
やかんのお湯が沸いたときのような音。そしてバタバタと足音らしきものが混ざっている。
どうも左手の道の向こうから聞こえているようである。ここからはそれらしい人影は見当たらない。
- クリアン:
- む?何事。キキ殿、ルイ殿、ご用心めされい。
と言いつつ、音のする方に静かに近づいていく。
- キキ:
- そうですね。この先に何かが居るみたい・・・。
クリアンの後ろを静かについて行きます。
- GM:
- 「おお。これはもしかして大当りってやつですかー?」と小声で真面目に答えるウッちゃん。
- ルイ:
- 「エ、どうかしたの?」
と一人気づかなかったルイ(笑)状況を教えて貰い、気を引き締めて行きます。
「ウッちゃんも気をつけて、イザとなったら・・」
ツェッペリンに乗って逃げてね、と言いかけてようやく忘れてきたことに気づく(笑)
<ツェッペリン、こちらルイ。大学近辺で怪しい物音あり、直ちに待機地点から出動願う!>
とりあえずシャードを使ってツェッペリンに特撮っぽく呼びかけます。
待機とか言って置いてけぼりにしたことをごまかそうとしています(^^;)
- GM:
- ツェッペリンからの反応はない。ルール的には流石にシーンに登場していないところまでは能力が発動しません。
でもロールプレイ的には最高ですw
君たちは左手の道を進み、静かに音の方向に近づいていく。
100mほど前方で左に曲る角がある。ここからだと大学の外壁があり死角になって見えない。
音は大きくなり君たちにもはっきりわかるようになった。音はその死角の方から聞こえてくる。
「あのこをかえして!!」と女性がヒステリックに怒鳴る声が聞こえる。この声は聞き覚えがある。遠野未来の声だ。
そして、ミー、ミーという音とともに「光線」が死角の方からとびだしているのが見えた。
どうやら、遠野と何者かが光線銃で争っているようだ!!
- クリアン:
- 剣呑であるな。遠野の声と<光線銃>の音。
ウっちゃん殿を危険に巻き込むことはできない。
拙者はしばらく様子を見たい所存であるが…。
- ルイ:
- クリアンの言う通り、一般人のウッちゃんがいるから、今出ていくのは危険そうだ。
- キキ:
- 確かにそうですね。このメンバーって誰も結界張れないんですね。
- ルイ:
- あの子って、遠野先生と写真に写ってた子供だろうか?先生も大事な人をバケモノにさらわれたとか?
争ってる相手も分からないし、何とか様子を視認できないかなぁ・・
- GM:
- ここからは死角になっているので見えません。
ウッちゃんは「光線」を見てポカーンと口をあけて放心状態。
流石の彼女もびっくりしているのか!(笑)
- キキ:
- ウッちゃん気絶してくれないかしら?
- GM:
- 皆さんが慎重に考えてゆっくりと角の方に進むと、「ああ!!」と女性の悲鳴が上がる。
もしかすると遠野が撃たれたのかもしれない。
皆さんと角との距離は50mほどとしましょう。
(遠野たち?)(角)
50m
(君たち)
の位置関係です。
- キキ:
- 様子を見ない事には何の対処も出来ませんので、確認しに行きます。
先生っ!と思わず声を上げて表に出ます。
- ルイ:
- 「今の悲鳴、遠野先生がやらレタのか!?」
先に走り始めたキキを追いかけ、角を曲がります。
- GM:
- ウッちゃんはその場で固まっております。
キキが角まで走りこむと、遠野が右腕を押さえて跪き呻いている。彼女の足元には光線銃が落ちている。
そして、その周りをサングラスを掛けた黒服の男5名が手に光線銃をもって取り囲んでいた。
キキの姿をみて、男たちはキキの方に向けて銃を構えなおそうとする。
- キキ:
- 先生!と叫びますが、光線銃が自分に向けられるのを感じて反射的にイリュージョナリィアーマーを装備します。
とりあえずウッちゃんの視界からは外れたので安心して戦闘準備ができます。
その人を放しなさい!と柄にも無く悪漢どもに言います。アーマー装着すると人格変わるかも(笑)。
- ルイ:
- 状況は不明、だけど一人の女性にに五人で襲うなんて、明らかに黒服組が悪っぽい!!
「この暴漢ドモめ!遠野先生から離れろ!」
と言うわけで、即座にアサルトライフルを構えます。
- クリアン:
- 言葉だけ聞くと、街中でおもむろにアサルトライフルってすごいな(笑)。
- クリアン:
- キキとルイが行くのなら拙者はここに留まろう。
ウっちゃんどの、しばらくじっとしておられよ。
- キキ:
- そうしていただくと助かります。彼女が絡むとややこしくなること必至!
- GM:
- w 確かにそのとおりです。
クリアンの言葉でハッっと正気に返るウッちゃん。「いや、キキちゃんが!!ほっとけないっしょ!!」
と(はた迷惑にも)走り出そうとする。
- ツェッペリン:
- と、その時、君たちの後ろからブォォォォォン!と爆音と共にツェッペリン登場(判定成功しました)。
ウッちゃんを軽々と追い越すと、その目の前で急ブレーキする。
- GM:
- 「キャア!」と珍しく可愛らしい声を上げてびっくりするウッちゃん。
- クリアン
- 御免。ウっちゃんに当身して気絶させます。
- キキ:
- 「い、痛い・・・。くりあん殿・・・、何をめされる・・・?」とウッちゃん。
などと勝手に演出してみたり。
- クリアン
- えー!?気絶してねえ。
ならば。ゴスゴスと殴り続ける。
↑ツッコミよろしく。
- GM:
- いやいやw クリアンの当身でウッちゃんは気絶の予定でしたがw
では、クリアンにボコられながら「友人が危機でござる。キキちゃんが危機でござる〜。武士の情け〜」とか言って気絶したことにしましょう。
緊迫感なしw いや、そんな予定ではなかったのですが。
- キキ:
- ウッちゃん、可哀相・・・。
って、私のせい?(笑)
- ツェッペリン:
- ”チェ!相棒の奴、俺を置いていくなんて酷いぜ!!って愚痴を言ってる場合じゃないな。おい!クリアン、特別に俺の背中を貸してやる!”
とヘッドライトをパッシングする。ツェッペリンは最初の行動で結界を張る予定です。
- GM:
- クリアンはツェッペリンに乗りたければ今回は特別にフリーアクションでできることにします。
- クリアン:
- かたじけない。シュタっとツェッペリンに跨る。はて?手綱はいずこ。
- キキ:
- あなたホントに未来人?いちいち時代掛かってて好きです。
- ツェッペリン:
- そんなクリアンの言葉は聞こえているのかいないのか、”しっかりつかまってろよ!!”と爆走するツェッペリン。
反動でバイクが揺れ、バイクのサドルがクリアンの股間に会心の一撃!!
- クリアン:
- チーン♪とコントのような効果音。そしてサドルの上で悶絶する拙者。
- キキ:
- こっちも可哀相・・・(笑)。
- ルイ:
- ツェッペリンの爆音に思わず振り向く。
「良かタ!来てくれたんだ。クリアンと合流しタンだな」
でも、何だかクリアンの眼がすっごい虚ろに見えるケド・・ナニがあったんだろ?(笑)
「とにかく、コイツら何とかしないと!キキ、援護よろしくね!
そしてクリアン・・早く正気に戻ってクレよ」
- GM:
- 書き忘れましたが5人のうち一人がリーダーで残り4人はモブ1グループで処理します。
全員の位置関係は以下の通り
(5人組、遠野) 10m (キキ、ルイ) 角を曲がって 25m (ツェッペリン、クリアン、ウッちゃん)
ルイ→ツェッペリン→エネミー→クリアン→キキの順です。
ルイはセットアップ&戦闘行動をお願いします。
- ルイ:
- とりあえず、同一エンゲージに入られる前に黒服組にアサルトライフルぶっ放します。
結界張る前ですが、<携帯許可>持ってるから、一般人に目撃されても何故か合法(笑)
命中判定は18で、かなりイイ感じ。当たった時のダメージは<刺>8です。
- GM:
- 回避は全員失敗。範囲攻撃のアサルトライフルは多人数の敵には効果抜群だ。
だが、彼らの黒服は防弾チョッキの役割を果たしているようであり、リーダーは7ポイント、部下4人(モブ1)は5点を防具によって防ぎます。
- ルイ:
- うーん、やはり属性が<刺>だとダメージが減殺されてしまいますね。
- GM:
- 「な?なんでここにクエスターがいるんだ?」と驚いている様子。
次はツェッペリン。
- ルイ:
- コイツら、クエスターのこと知ってるんだ。やっぱり、ただの強盗じゃないな。
っていうか、ただの強盗は光線銃なんか持ってないか(笑)
- ツェッペリン:
- まるで梅干でも食べたかのように口をすぼめて苦悶しているクリアンを乗せて、全力移動(こうしないと、敵と対面できないんですよね)。というわけで、結界は張れませんでした orz
- GM:
- (敵)10m(ルイ・キキ・クリアン・ツェッペリン)角 25m 気絶しているウッちゃん
その次は敵の攻撃。ミーと音を立ててゆっくりと光線がルイとキキを襲う(このセッションでは光線中はこの描写で固定しましたねw)。
リーダーはルイに対して命中が13。モブがキキに対して16です。
ルイとキキは回避してください。
- キキ:
- その値は高すぎです。クリティカル出さないと回避できません!
へヴィクリスタルもまだ現出させていませんので、回避値は9で失敗です。
キャーッ!
波打つ白線が命中して体の輪郭が白く点滅します。
- GM:
- 意外に強いぞモブw
では、キキへのダメージは<光>8点です。
ダメージが1点でも通るとキキはこのラウンドの間、あらゆる達成値に-1のペナルティを負います。
- クリアン:
- 間に合え!キキ殿。1MP消費して<マジックシールド>。3点ダメージ軽減。
- ルイ:
- 回避ですが、ラッキーな出目で何とかかわせました。
2D6=6+4+(6)=16
- GM:
- おお!やるなルイ。魅せるときは魅せる漢だw
「くそ!」と悪態をつくリーダー。
次はクリアンです。
- クリアン:
- クリアンはキキに<ヒール>です。
ここで戦列を整える。<ヒール>でキキどののHPを9回復。
全快ですね。あれ、<マジックシールド>しなくてよかったですね。なるほど、今後の勉強になりました。
- GM:
- そうですねw
- キキ:
- 先程受けた衝撃がウソのように消えていく。なんて不思議な力なの・・・。
クリアンくん、ありがとう!あの黒服は私が倒してみせます。
- GM:
- GMのぼやきなんですが、<光線銃>にしたのは失敗だったと思っています。
<光>属性だとキキの鎧が役に立たないので見せ場が減ってしまうんですよね。
- キキ:
- それは仕方がないですよ。未来戦闘を演出するのは、あの光線銃ですからね(笑)。
- GM:
- そうなんです。あのミーという音が出ないと未来感がありません(笑)。
- GM:
- というわけで、キキのターンです。
- ツェッペリン:
- キキが攻撃するのであれば<クイック>を使用します。
- キキ:
- 私は右手にヘビィクリスタルを現出させて、マイナーアクションで黒服モブまで戦闘移動して同一エンゲージに入ります。
そしてメジャーアクションで力いっぱい殴ります。
バッドステータスの-1はツェッペリンの<クイック>のおかげで+1修正になりました。
命中値は15。通れば15点の<殴>ダメージです。
- GM:
- キキの攻撃は命中です。但し防具で5点軽減して累積ダメージは13。4人のうち3人倒れた感じです。
ぐは!と血を吐いて倒れる雑魚3人。
次のターンになります。
(リーダー・モブ・キキ)10m(ルイ・クリアン・ツェッペリン)
セットアッププロセスでの行動宣言をお願いします。
- キキ:
- 光属性の攻撃相手にイリュージョナリィアーマーはかえって邪魔になるのですが、解除はいつのタイミングですかね?
- GM:
- うーん。おそらくセットアッププロセスで良さそうが気がします。
解除して良いですよ。
次はルイの行動になります。
- ルイ:
- 防弾チョッキを着ている相手なのでブレストファイヤー浴びせたいのですが流石に結界を張る前に、気絶しているとはいえウッちゃんが後ろに居る状況でマシンアーム露出するのは表の生活的にかなり危険っ;
と言うわけで、行動遅延します。ツェッペリン、今度こそ結界頼んだぞ!
- ツェッペリン:
- 了解。では、ツェッペリンの行動。移動は操縦士であるクリアンに任せます。
<シールエリア>発動。でエンド。
まあ、ウッちゃんは気絶しているのでもう無害だと思いますがw
- ルイ:
- サンキュー、ツェッペリン!
いや、大丈夫だろうとは思うのですが、PC的にはなるべくクエスターと敵以外にマシンアーム見られたくないという気持ち(コンプレックス)が強いんですよね(^^;)
- GM:
- なるほど。それにウッちゃん以外でも誰かが通りかかる可能性もありますからね。
- ルイ:
- では、結界も張られたところで安心してボス目掛けて突っ込みます。
ガチャガチャンと変形して、今だ(中略)ファイヤー!!
命中の達成値は14、当たったときのダメージは8です。
- GM:
- こちらの防御は13。リーダーの体が炎に包まれる!
「ぐあぁ!!」火は軽減できないのでそのまま通ります。累積ダメージは9。
次のターンはエネミーですね。どうやら本気を出すようです。でもミー(笑)。
- クリアン:
- 正式採用されましたね(笑)。
- GM:
- リーダーはルイへ攻撃。命中は17です。
モブはキキへ攻撃。命中は11です。
(リーダー・モブ・キキ・ルイ)10m(クリアン・ツェッペリン)
ルイとキキは回避してください。
- キキ:
- 回避値はギリで11。かろうじて避けました。
- GM:
- キキへ向かった光線は長い髪の毛の先を少しかすめたが外れたという感じでしょうか。
- ルイ:
- 命中判定17は高い!!雑魚とはいえボスの意地ですかね。
回避14で失敗です・・
2D6 → 6 + 2 + (6) = 14
- GM:
- 雑魚には雑魚の意地があるのですw
リーダーは<猛攻>を使用して更に1d6のダメージを追加します。
「寄るな、バケモノ!!」と叫んで撃った光線はルイの体に命中。
- ルイ:
- し、しどい(T_T) でも確かに胴体が火炎放射器な奴に突っ込まれたら誰でもそう言うか〜
- GM:
- ダメージは14
ダメージが1でも抜けると、このラウンドは全ての判定に-1のペナルティです。
- クリアン:
- むう。ルイのHPがわからないが、1MP消費して<マジックシールド>でダメージ3軽減。
- キキ:
- 私の性格上、<光>ダメージでも受けちゃいますね。
1MP消費して、そのダメージを<庇護の剣>でもらいます。更にヘビィクリスタルの効果で1d6点ダメージ軽減します。
ダメージ軽減 1D6 → 1 = 1
クリアンの<マジックシールド>も私がもらいます!でも10点ダメージ通りました。
- GM:
- 漢だ!!いや、キキは女性かw そういうプレイ大好きです。
- ツェッペリン:
- ”うお!!あの譲ちゃん。惚れたぜ!!”と感嘆の声を上げる。発声機能はありませんがw
- ルイ:
- 「キキ、済まない!次こそ仕留めるゾ!!」
実はルイのHPは18もあって、とっても丈夫だったりするんですが(笑)
次ターンで判定ペナルティ無くて済むのは大きい!
- GM:
- つぎはクリアンの行動です。
(リーダー・モブ・ルイ・キキ) 10m (クリアン・ツェッペリン)
- ツェッペリン:
- 攻撃するならばツェッペリンは<クイック>使用します。
- クリアン:
- リーダーを<光線銃>で攻撃します。奴の動きを封じる!うわ、危うくファンブル。達成値13です。
命中 2D6 → 2 + 1 + (10) = 13
- GM:
- ぬふん。クリアンの出目が悪い。リーダーの回避は15でよけられてしまいました。
2D6 → 3 + 6 + (6) = 15
「なんであいつが光線銃を持っているんだ?」
敵は江戸時代の格好をした奴が同じ武器を持っているのにびっくりしているようです。
次はキキの番です。
- キキ:
- とりあえずモブを片付けます。へビィクリスタルでまた殴ります。
-1修正でも命中値は18点。っていうか<煌めく刃>でクリティカルです!
通れば<殴>11点のダメージです。
攻撃 2D6 → 5 + 6 + (7) = 18
ダメージ 1D6 → 1 + (9) = 10
クリティカル 1D6 → 1 = 1
- GM:
- クリティカルは流石に回避できません。
モブの最後の一人のみぞおちに鈍い音を立てて命中。雑魚は声も上げることなく地面に崩れ落ちます。
残りはリーダーだけです。
(リーダー・ルイ・キキ)10m(クリアン・ツェッペリン)
次はルイの行動でお願いします。
- ルイ:
- 再度ボスに熱い攻撃を繰り広げます。命中達成値は17!
しかしダメージは4。チョット不完全燃焼・・
- GM:
- 文字通りですなw
累積ダメージは13。実は外側は堅いが中は柔らかいw
「ぐあああ!!」と火達磨になってリーダー撃沈です。
- ルイ:
- 「やった!よくもバケモノ呼ばわりシテくれたなー!」
コンプレックス丸出しで、撃沈するリーダーに恨みがましい捨て台詞を吐きます。
- クリアン:
- お見事。拙者の出る幕なし。
- キキ:
- やりましたね!光線銃の撃ち合いに火炎放射器は有効だったんですね。ルイさんスゴイです♪
- GM:
- 光には耐性があったのにぃ。クリアンが当てる前に死んだので悔しいから書いておきます。
- クリアン:
- マスターが想定していた敵の実力を出し切れない時って悔しいですよね。
私もいつもそうです(笑)。
- GM:
- 戦闘は終了です。
遠野はその場に倒れたまま、「あなたたち・・・お願い、あいつらの仲間を追いかけて!あの子が・・・」
と言って立ち上がろうとするが、そのまま腕を押さえてまたうずくまる。
- キキ:
- 戦いに決着がついたので、倒れている遠野先生に駆け寄ります。
先生、大丈夫ですか!・・・逃げた敵がいるんですね?
逃げた方向や敵の外見を先生に確認して直ぐに追いかけようとしますが、ひとつ気になる事があります。
あの子って・・・誰の事ですか?
- ルイ:
- あの子って、写真の子?だとしたら、幼稚園くらいの女の子だろうか。
遠野の写真を盗み見たことをバラすことになるので、声に出しては聞きませんが。
「あいつら、先生の子供を攫ったんですか?小っちゃい子を連れてる奴を捜せばいいのかな」
追うべき相手の特徴を聞いてから追いかけようと、遠野に問いかけます。
- GM:
- 「私の子供じゃないわ。あの子は私の妹・・・あなたたちが会った『紫色』の子よ。」
「あの子を連れてあの黒服たちがあっちに逃げて行ったわ。お願い、追いかけて。」
と君たちの来た方向とは反対の方向を指差し、搾り出すように言う。
- ルイ:
- 「え!あの紫色の・・が、妹さんなんですか?」
バケモノ、という単語を何とか飲み込んで聞き返します。写真のあの子は普通だったのに・・
しかし、追いかけるのが先と思ってそれ以上は尋ねません。
- クリアン:
- ツェッペリンどの、かたじけない。ピョンと飛び降りる。
ルイどの!ツェッペリンどのと敵を追われよ!拙者も後から追う。
キキの後から遠野の様子を伺います。
- ルイ:
- 「OK!先生のことは頼んだヨ!」
颯爽とツェッペリンのサドルに飛び乗り、アクセルを勢いよく空ぶかしします。
「よし、ツェッペリン!追跡はキミの俊足に任せるゾ!」
- ツェッペリン:
- ”ああ、任せろ!相棒!!エンジンフルスロットルで行くぜ!!”
では、結界を解いてルイと爆走でシーン退場でいいですかね
- ルイ:
- 「とにかく、急いで追いかけてみマス!」
そして爆音と共に退場(笑)
- GM:
- 実は敵はこのシーンでは見つからないので、適当なタイミングで(かっこよく)ここに戻ってきてくださいw
「こうなった以上、あなたたちにもお話しなければならないわね。」
と遠野。ルイが戻ってくるまで(そして戻ってきてからも)遠野にいろいろと話を聞くことが出来ます。
- クリアン:
- お主の研究内容についても聞かせてもらえるかな。
- GM:
- このまま、遠野が傷を負ったままだとろくに喋られないので、適当に治療しましょうw
遠野はポケットからなにやら錠剤を取り出して飲み、しばらくすると落ち着いたようだ。
クリアンの質問を聞いて、深く息を吸い込むと、ゆっくりと話し出す。
「そうね、どこから話したらよいかしら?
私の研究・・・わかりやすく言えば、『生物』を作る研究なの。
この世界ではまだ実現されていないようだけど、私のいた世界ではそれが可能だったわ。
ただ、その方法は不完全なんだけれどね。そのため、私の世界は消滅してしまった・・・」
と、ここで寂しそうな顔を一瞬浮かべると、また遠野は話し出す。
「『生物』を作り出すにはそれなりの代償が必要なの。
一つは『別の生命』を使って作る方法。でも、これでは、結局プラスマイナスゼロで意味がないわね。
それで、もう一つが・・・私の世界を滅ぼした原因。
私はそれ以外の方法を追究していたんだけど、残念ながらまだ完成には程遠いわ。」
- キキ:
- 私はクリアンとここに残って遠野先生の様子を見ています。
・・・もう一つの方法ってなにかしら?それに、あの紫色の化物が先生の妹なの?
先生は一体どんな研究をしているのかしら。自分の妹まで研究材料にしているの?
と、色々想像しますけれど、黙って話を聞いています。
- クリアン:
- それはいかなる方法でござる?そしてその方法を用いる者共がおるのか?
- GM:
- 「もう一つの方法は・・・命に代わる強大な力を使うこと。
つまり、シャードやアビスシードを使うことね。
ただ、これらを制御するには人間の力は及ばなかった。
しかも、これらの人造人間を軍事に応用しようとしたのよ。
結局、暴走した人造人間によって世界は破滅。神への冒涜の報いね。」
と自虐的に嗤う。
そろそろ、オチがみなさんにばれているような気がします。特に長い付き合いのルイには(笑)。
遠野は話を続けます。
「私には、年の離れた妹がいてね。父と母が亡くなってからは、あの子の成長を見るのだけが生きがいだった。でも・・・
あの子はあの世界と一緒になくなってしまった。あの子には『能力』がなかったのよ。」
と、しばらく沈黙。
「私は寂しかったのね。いけないと思いつつ、あの子を望んでしまった。
でも、神はそれを許してはくれなかったわ。できたのは『紫色の肉塊』だけ。
自分のしたことを後悔したけれど、もう、遅すぎた・・・。
私はあの子を自由にする方法を探すことしか、罪をほろぼすことはできない。
だって、あの子はしゃべることも動くこともできないんだもの。
私に恨みの一つも言うことができないのだから・・・。」
「おそらく、妹は若葉山(大学のすぐそば)にある『生命工学先端技術センター』の人間にさらわれたのだと思うわ。
- クリアン:
- 近っ(笑)。
- GM:
- 実は私の地元の東北大&青葉山をイメージしていたりしますw
ジョギングで20分ぐらいの距離です。
- ルイ:
- 懐かしい(元地元)・・。ラスボスが八木山の仙人ってオチじゃないでしょうねw
- GM:
- 証拠があるわけではないのだけど、あそこは『タナトス』という組織と繋がっていて、人造人間を作成する研究をしているという噂があるわ。
水槽の中に残っていた『奈落』の気配。おそらく妹はアビスシードを植えつけられてしまったのだと思う。」
- ルイ:
- では、遠野が話し終わった頃にしおしおと戻ってきます。
「スミマセン、見失ってしまいました・・。どこか、アイツらの根城とか
行き先に心当たりありますか?」
というわけで、誰かルイに説明してください(笑)
- クリアン:
- ルイどの、戻られたか。実は…かくかくじかじか。
- ルイ:
- 「そうだったんですか。・・でも、その子は先生のこと、恨んではいないと思いマス。
きっと、怖くて先生に助けを求メテますよ。早く救い出してあげなきゃ。
だってその子は・・先生の大事な『もう一人の妹』なんデスから」
『紫色の子』の身の上を思い、悲痛な表情で呟きます。
- GM:
- さすがルイ、GMの好みをわかってらっしゃるw
- クリアン:
- とりあえずお主の妹を救うのが先決。『生命工学先端技術センター』とやらに向かおうか。
- キキ:
- そうですね。私が探していたのは、どうやら『紫色』の子のようですから、そこに行けばきっと会えると思います。
・・・それは、その子を”倒すため”ではなく、”救うため”にね!
と遠野先生に言います。
- ルイ:
- 「ソウですね、急ぎましょう!」
- GM:
- 熱いです!私の好みは人情系なのでそういう演出はとてもうれしかったりします。
番長学園!!だったら7点あげますw
君たちの励ましに対して、遠野は一言「ありがとう」という。
それ以外に言葉はいらないでしょう。
ほかにやりたいことがなければシーンを切ります。
行動がない場合も「なし」と宣言してください。
- キキ:
- 特にないです。
- クリアン:
- やることはないです。
HPが満タンじゃない人がいるかな?ヒールしますよ。
- キキ:
- 私は結構削られてますので、宜しくお願いします。
- クリアン:
- HPがいくつ減っているのかわからない(涙)。一応<ヒール>を2回やります。21ポイント回復です。これならバッチリでしょ。
ヒール 2D6 → 4 + 6 + (3) = 13
ヒール 2D6 → 3 + 3 + (3) = 9
- キキ:
- クリアン、サンキューです。
実は累積ダメージは10点(たぶん)なので、一発目で全快でしたね。D&Dだったら鼻血でてます(笑)。
- ルイ:
- 追加行動は特にないですが、遠野先生に追加で確認したいことがありました。
零二を攫った上に操っていた「透明」について、何か心当たり無いでしょうか?
紫の妹さんとは別人のように思われますが。タナトスの研究材料かな?
確認次第、研究室に向かいます。
- GM:
- 「残念ながら・・・もしかすると『生命工学先端技術センター』の実験動物かもしれないわね。
天山君を操っていたわけだから、私の妹をさらったグループと同一でしょうから。」
それでは、みなさんが生命工学先端技術センターへ向かうところでシーンを切ります。
- GM:
- マスターシーン
遠野は君たちが急ぐ後姿を見えなくなるまでじっと見つめていた。君たちが立ち去ってからしばらくすると、不意に遠野の背後から女の声。
「アイタタタ・・・クリアン殿ったら乙女の体を何だと思ってるんだろ?遠野先生、酷いと思わない?」
と頭をポリポリと掻きながらウッちゃんが遠野の傍まで歩いてくる。
遠野とウッちゃんの目が合うと、ウッちゃんはニッコリと笑みを浮かべる。
「・・・そっか、あの子愛されていたんだね。」
みなさんウッちゃんのことを忘れているので、マスターシーンを加えましたw
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