久里浜 黒船来航

三浦半島の久里浜は、東京湾の最も狭まった浦賀水道に面した町。対岸には
房総半島が間近に見え、東京、横浜、横須賀へと様々な船が航行している。
久里浜からは房総金谷への東京湾フェリーも出ている。
 久里浜へは横浜横須賀道路の終点佐原ICでアクセスも良く、JR久里浜駅は
横須賀線の終着でもある。久里浜、三浦海岸へは程よいドライブが楽しめます。

久里浜は日本が開国し近代化へ進んだスタート地点。150年前の大事件の現場。
嘉永6(1853)6月3日、アメリカ海軍の4隻の軍艦が浦賀鴨居村沖に出現。歴史
に名高い「黒船来航」で、アメリカ東インド艦隊ペリー提督に率いられていた。翌年、
ペリー艦隊は再び来航し、久里浜に上陸してアメリカ大統領の親書を手渡した。
 房総半島の富津岬から浦賀水道の対岸に三浦半島を眺めると、火力発電所の
白い大きな煙突が確認でき、ちょうどその右奥が久里浜になる。狭い浦賀水道は
正に東京湾の喉もとで江戸にも近く、ペリー提督もいいポジションに艦隊を停泊させ
ましたね。150年前、久里浜は今では考えられない程の大騒ぎだったはず。久里浜
のペリー上陸の地には大きな記念碑が立ち、道路や店、看板と「黒船」「ペリー」の
文字が町中で見ることができます。

ペリー上陸記念碑

ペリー上陸の浜

東京湾フェリー

久里浜〜金谷を航行。浦賀水道をフェリーで
横切りながら、黒船来航の海を眺めるのも
いい。

房総半島を遠望

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横浜開港資料館
湘南海岸ドライブ
記念艦「三笠」(横須賀)

神奈川県横須賀市


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