【 第 3 章】 あとがき

第3章、1カ月以上かけてやっと完成しました。
第1章や第2章が原作の内容を使った小ネタ連発でちょっとコミカルな感じで進んでいって
しまいましたが、第3章の後半からいきなりシリアスで重いストーリーになってしまってます。
(全然、シリアスになってなかったりして…(^^;)。)
空想小説は初めてですし、且つラブストーリーっぽいのを表現するは更に苦手ですので、
展開がめちゃくちゃな所はどうかご容赦の程を…

ちなみに今回は(2)〜(4)のように唯維ちゃんと零くんが接近する事で零くんと唯ちゃんの
2人を唯維ちゃんがどう思っているか、また、唯維ちゃんと零くんが接近するにつれて
2人の事を唯ちゃんがどう思っているかといったという唯ちゃんの心情を表してみたつもりです。
また(4)の最後で2人から眼を背けて嫉妬してしまう描写がありますが唯ちゃんも
恋する1人の女の子である事には変わりませんから、ほんの少しそういうのがあった方が良いかなと
思って入れてみました。ただし、あくまで「ほんの少し」ですけどね。

ちなみにこの話では唯ちゃんと零くんのキスシーンなどは入れないつもりでいます。
一応、「ハイスクール!奇面組 唯ちゃんの気持ち…の巻」のあのシーンが2人にとって
最初の…という前提で書いており、この話はそれより2〜3ヶ月前という設定で書いてますので。
ですから、唯維ちゃんと零くんの間にはこれ以上の進展は無いと思われます。
ヘタな事書いてしまったら、唯ちゃんファンのヒットマンに命狙われてしまいます(笑)。

第3章の最初で色男組が登場しています。ちょっと「3年奇面組」初期の色男組の様に
唯(唯維)ちゃんに軽くあしらわれるのを書いてみたかったので入れてみました。
ちなみに(1)の電車の中で色男組を追い出してしまうシーンですが、
以前「一応市立美術館 ぎゃらりぃ」の八木治さんが書いた小説のくだりを一部使わせて
貰っています。この場を借りて八木さんにはお礼申し上げます。

5月中はゴールデンウィーク以外、結構忙しかったり「したたか君」コンテンツに
力を注いでたりした事も手伝って完成が遅れてしまいました。
中でも3章の(3)と(4)の話は結局5回くらい書き直しました。
(4)の零くんと唯維ちゃんを抱きしめるシーンは初めから考えていたのですが、
どうやって2人きりにするか考えてしまい、零くんを迷子させたり、観覧車に乗せて
みたり(本編では千絵ちゃんに替わってますが)と色々なケースを考えてみましたが、
結局、「お化け屋敷」で…と言う事になりました。それでも内容が不自然に思われる所は
どうかご容赦ください。

遊園地での内容は観覧車と零くんと唯維ちゃんがお化け屋敷に入るシーンに限定してますが
本当はもっと色んな所に行っているはずです…でも、それを入れてしまうと極端に話が
長くなって書きたい事がぼやけてしまうので遊園地でどんな事をしたかはちょっと割愛してます。
もし入れるとしても別のストーリーを立ててという事になると思います。

あと、次の第4章で完結させるつもりでいます。この話を書いてからメールなどで唯維ちゃんの
事について色々仰って下さる方もいらっしゃるんですが(それはそれで気に入って頂いてるという
事で大変ありがたいです。)、それについては初めから最終章で明らかにするつもりでいました
ので第3章までは曖昧な所しか出していません。最も唯維ちゃんの台詞などから察しのついている
人も多いと思いますが。

第4章はなるべく早いうちに書き上げたいと思います。最後に読んでくださった方、感想とかを
メールや掲示板でして頂ければとても嬉しく思います(書いて頂いた方にはちゃんとレスします)。

2002/06/12 【56】

【第4章】 へ続く

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