2003.6.15      100TMX

常用フィルムとしているコダック・100TMXの現像テストを行ってみた。ついでに過去現像した
テクニカルパンとも比較してみた。
露出を1/2ステップで変化させたテストフィルムを2本作り、常用現像液(マイクロドールX1:3)で
条件を変えて現像し、各々のフィルムから適正露出と思われるコマをサンプルとした。

下の画像は横1024ピクセルの15インチ画面でこの画像を見た場合、約300倍に拡大されている。
すなわち6X6のネガを一辺約16mに拡大してその極一部を見ていることになる。
 (ややこしい計算が合っていれば)

さすがにテクニカルパンは粒子が目立たないが、100TMXでも十分な粒状性が得られている。
100TMXはプリントを直に見ると若干17分現像の粒子が粗く見えるが、14分現像と
ほとんど差がないと言っていいレベル。

粒子の荒れを気にせず、被写体のコントラストによって現像時間を調整できることが確認できた。

テクニカルパン 
テクニドール
100TMX
マイクロドールX(1:3)24度14分
(感度はISO64〜80と判断)
100TMX
マイクロドールX(1:3)24度17分
(感度はISO100前後と判断)

22倍に拡大プリントし、1200dpiでスキャン。

現像:マスコタンク1202(ブローニー2本用)、
    撹拌は現像液を注入後0.5分/1分/2分以降2分間隔で
    倒立2回(初期連続撹拌は行わず)
引伸機:LPL-VC7700、
引伸レンズ:nikon EL50mmF2.8(F5.6で露光)
ペーパー:イルフォード・マルチグレード(フィルター;3号)
スキャナー:EPSON GT-7600U

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