高川山 975.7m
2005/01/20 晴れ

初狩駅で降りたのは自分だけだった。
駅の北口から30mほど真っ直ぐ北に向かって歩き、右折する。指導標は道路の左側にあるので気づき難い。
凍った所のある道路を進み、右の方に下がって行く。
右に折れてトンネルで中央線の下を潜り、左に上がって行くと道なりに右に曲がる。
交差点では一番左の道が高川山への道である。道なりに右に曲がって自徳寺の霊園に沿って上がる。

1月16、17日に降った雪が残っている。
後ろの山々、特に滝子山が見事に見える。

駅から30分で、沢沿いのルートと尾根に取付く新ルート(男・女坂)の分岐に付く。
暫くは植樹林の中の登りである。 

植林が途切れる辺りから傾斜が増すのでアイゼンを装着した。
男坂には結構踏み跡もあるが、傾斜もきついので、今日は女坂を進む。こちらは傾斜が緩い。

男坂と合流して10分ほどで羽根子山方面への分岐がある。そちらへは独り?位の踏み跡しかない。
左の尾根筋を直登すると直ぐに山頂だ。まだ11時前だ。

1本前の電車で来たという先客が3人いた。   
単独男性が北に下って行く。大月まで行くつもりとか。女性2人連れは禾生駅に下りるそうだ。

山頂には古宿から毎朝上がって来るといわれる犬が常駐している。2001年9月頃からいるらしい。
首輪を着けているが現在飼い犬ではないらしい。メスで約10歳。誰が付けたか「ビッキーちゃん」
おとなしいが、お弁当を広げると目ざとく寄って来る。
おにぎりから少し分けてやったが、海苔は食べない。


しばらくすると初狩方面から単独男性が上がって来た。沢沿いコースからだそうだ。
雪の状態で可能なら大月まで歩きたいという。
更に2人づつで2組が上がってきた。

360度の眺望 だが、富士山だけは西側から吹く強風で東側に雲が生じて流れている。
拡大写真 21kb
東の九鬼山もくっきり見える。 こちら 35kb。 滝子山も良く見える。 こちら 37kb

山頂に1時間以上も居たので、そろそろ下ろう。

「田野倉駅、禾生駅」方面へ。

山頂から北に降りる道は雪が深く、ツボ足状態の踏み跡になっている。
上がって来る2人連れ2組に会った。
7、8分で「中谷入(田野倉駅)、古宿(禾生駅)」方面への分岐を右にわけ、直進の「松葉入」方向に進む。

更に4,5分で小ピークに田野倉への標識があり、北の尾根に進む方は枯枝で閉じてある。
踏み跡の通り、東に進む。ここから道は少し険しくなり痩せ尾根や急降下の所が出てくる。

単独で元気に上がって来る女性がいた。
「あとどれくらいですか」と問われたので、「下り始めて37分ですから、多分1時間程度でしょう。」
その女性は登り始めて2時間くらい、途中、むすび山で富士が綺麗だったと言っていた。

ほどなく平坦な尾根道が続くようになる。


山頂から50分ほどの鞍部で右に下るほうを指す「登山道(マジックで田野倉)」という指導標と、
その後ろに尾根筋を示す別の指導標「←むすび山:高川山→」があった。 (大月駅という表現は無い)

右の田野倉への道を下る。
途中倒木が連続して5本も邪魔しているような所があったが、緩やかな道を30分ほどで登山口に着いた。

高速道路を潜り、稲村神社の所でT字路になる。
角には、下って来た方向は「高川山 松葉入コース」とあり、右折方向には「高川山 中谷入・古宿コース」とある。

左折してT字路を右に進み、標識に従い右折、左折して田野倉駅に着く。 駅から高川山への指導標は無い。

松葉入から25分ほどかかった。売店は駅から3、4百m北なので、ビールを買わずに16:20発に乗る。
16時半には自宅に着いた。


高尾8:02発⇒8:53初狩8:58→9:27新ルート取付→9:53男坂分岐→10:36男坂合流→
10:46羽根子山分岐→10:53高川山12:00→12:06中谷入・古宿分岐→12:10田野倉分岐→
12:45むすび山分岐12:53→13:39登山口(松葉入)→14:05田野倉14:20⇒大月駅14:30⇒高尾


尚、
2002/3/17(日)の初狩駅→高川山→禾生駅は こちら

高川山は大月駅の近くまで尾根を伸ばしている。
大月駅→むすび山→峯山→高川山→初狩駅  こちら

高川山は九鬼山の側から見ると、滝子山南面や倉岳山北面と似た複雑な尾根を持っている。


もうちょっと、拡大写真17kb
東面には登山道の数も多いので、これからも色々楽しむ事が出来そうだ。
但し、北西面は採石事業の為、えぐられているし、立入禁止。

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