滝子山東稜・浜立尾根 04’6/14(月)

3週間ぶりの山なので、ちょっときつい急登が楽しめる滝子山に、惠能野から。
降りは浜立尾根の1220m地点から左に分岐して降り、途中左に折れて961m標高点を経て林道へ。
然し、この最後の道は尾根通しは藪が濃くなり、最後には右の植林帯の中の道に降りざるを得なかった。

大月駅⇒遊仙橋→惠能野川沿い→19号鉄塔→御正人ノタル→滝子山
→浜立山→浜立尾根→961m→林道→笹子駅 
エアリアのルートではないので歩程は不明だが、ホームページの記事から推定すると自分には7時間位。
水は2リットル。ザック重量は12kg。

新宿5:29⇒7:05大月
大月7:16発のハマイバ前行きのバスで遊仙橋で下車。歩き出し7時35分。
惠能野川沿いを遡る。 

集落を通り抜けると惠能野神社がある。何か工事中である。


最後の人家の先に、壊れた橋や何十年か前の廃車置場や廃屋があって、その先で沢を渡る 。
そこに鉄塔巡視路の黄色い標柱がある こちら   8:12。
分岐の標柱まで50分とある。

結構崩れかけた所もある道を行く。               なにやら山ノ神のような所もある。

一旦左岸から中州に下りて、また左岸に戻るようなところがある。中州で10分休憩。
9:04。右18号鉄塔へ40分、左19号鉄塔へ片道15分の標識がある。

2分ほど直進すると道の左に19号鉄塔への標識がある。
下の余白に「←滝子山 ガンバりましょう 2:00」とマジックで書入れがある。
2:00は2時間00分ということなのか。
うーん、前回、鉄塔から山頂まで2時間半位は掛かったので、自分には2時間40分だろう。
標準より3割以上早い人の書き込みだ。誰だか見当は付く。

惠能野川を渡って対岸の、巡視路特有のプラスチックの階段を上がって行く。

途中、ジグザグの屈曲部で間違って直進している踏み跡があったが、左上に折れて忠実に道を辿る。
ロープが2本垂れている崩落気味の険しい所があった。

ところどころに、プラスチックの階段があるので判りやすい。

鉄塔には16分後に到着した。9:22。 (地図はこちら 82KB)

南の山中に白い花の木が目立つ。マタタビだろうか。

鉄塔から先(西)の痩せ尾根を進む。

御正人のタルの手前のピークに着く。10:13。

お上人のタルへの下りは、ちょっと険しい所だ。 5分でタルに着く。
上り返してから暫くはなだらかだが、徐々に険しくなる。

標高1400mあたりは岩混じりの険しい急登が続く。
イワカガミらしき艶のある葉の群生が連続している。花は終わっている。


1590mの三角点から更に5分歩いて1610mの滝子山頂についた。11:48。

日射がきつい位の晴れなのだが、富士は8合目から上は雲のなかである。三つ峠は見える。

北側の大谷が丸、黒岳も勿論見える。大峠を挟んで雁が腹摺山も。

誰もいなかったが、間もなく鎮西池経由の単独者と寂ショウ尾根経由の3人組が到着した。
この時期虫が多い。刺す虫ではないようだ。
「どこでもベープ」を使用。ハエにも利くかどうか疑われたが、どういうわけか1匹落ちて来た。

山頂には丁度1時間いた。
12:48。更に鎮西ヶ池経由の1人と寂ショウ尾根経由の2人が到着したところで、出発する。
皆さん初狩駅に下るようである。

ひとり寂しく浜立山に向かう事にする。
前回通った道ではあるが、緑が濃くなると印象がだいぶ違う。

標高1450mあたりで、寂ショウ尾根へ向け左に曲がって下るカーブの所で直進方向に枯枝がおかれている。
その枯枝を乗り越えて更に西に向かう。明瞭な踏み跡が続いている。

少し上り返して二つ目の小さなピークが道の左にあり、「浜立山」と掛札がある。標高1452m。13:26。

7,8分ほどで、道が左にカーブして下る所で、直進方向が枯枝で閉じてある。左にテープ・布がある。


ここから下り始める。13:35。

途中、尾根に岩が連続する所で少し下を巻くような所が2箇所ある。

標高と方角を確認しながら尾根伝いに降りて行く。時折赤や黄色のテープがある。

標高1220m付近で道の左に大きな枯枝で閉じられた踏み跡がある。

素直に直進すれば滝子山一般登山道に降り立つのであるが、・・・・

当初の予定通り、物好きにも、枯枝を超えて左の分岐に進む。
尾根伝いに下る踏み跡がある。踏み跡は薄い。

1100m付近の大きな松の木のあたりで尾根から右にそれたが、少し早すぎたかもしれない。
右下のほうに僅かに盛り上がった所から先が尾根になっているようなので、そちらに近づいて行く。

GPSの地図画面を見ると予定通り、961mのある尾根である。この辺りが標高960m。

小広い所を歩いていると 次第に尾根から右にそれて踏み跡がなくなったので、左にトラバースして尾根道に戻る。

尾根をしばらく進むと、尾根伝いはブッシュが濃くなって来る。 
 

やがてザックがつかえて通れない状況になる。
尾根からそれて、
右の植林の中の斜面を下って行くと、右上から左に下ってくる作業道に出た。

途中、道を失ったが、この辺りまで降りてくると尾根の両側に作業道がある事は、
4月24日に確認しているので心配はなかった。

作業道を下って行くと、右の舗装林道に降りる階段があった。15:25。 


笹子駅までは、林道を下って吉久保から国道20号を経て約一時間。16:20着。

大月7:16⇒7:33遊仙橋→22分→7:55惠能野神社→17分→8:12標識→52分(10分休憩含み)
→9:04標識→18分→19号鉄塔9:22→54分→10:18お正人ノタル10:25→1時間23分
→11:48滝子山12:48
→浜立山13:26→49分→1220m分岐14:15→28分→961m14:43→42分→林道15:25→55分
→ 16:20笹子駅16:47⇒高尾


(あたりの地形図は こちら 130KB)
全行程の図は こちら  70k

04/04/21 滝子山東稜(殿平から19号鉄塔経由)  は こちら
04/05/06 滝子山南(寂ショウ)尾根  は こちら
04’11/03  滝子山1620m 一般コース は こちら

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