HOME 
滝子山1620m南稜(寂悄尾根) 04’05/06(木)

前夜の予報で、天気が良いというので富士見の滝子山に出かけた。
予報は外れで、夜の番組で気象予報士が謝っていた。
登り降りの尾根では霧の中であったが、頂上は雲海の上であった。一日中関東一円が雲海の下だったのだ。

滝子山南稜(寂ショウ尾根)は最短のルートだが1300m以上の所で岩場が続くので上級向けと言われている。

新宿6:30⇒京王線⇒7:17高尾→JR高尾7:25⇒8:30笹子
笹子駅から国道20号を右に下って行くと橋の手前に、只今の気温11℃との電光表示がある。
約 20分下って吉久保入口バス停で左折、ガードをくぐって突き当りを右折、
稲村神社手前を左折して道なりに進むと高速道路の上を渡って桜公園の先、10分程で寂ショウ園の入口が
右にある。此処まで、駅から40分ほど。


右折して道なりに行くと3分程で登山道入口の標識がある。
登山口から20分程で送電鉄塔があり、その先10分程で林道に出る。

林道を横切り、擁壁の右手の切れ目から上がり、滑りやすい所をロープに掴まってよじ登る。
暫くは急登が続く。

930m付近で尾根に乗った感じになり、両側が雑木林の割合なだらかな道が暫く続く。


段々に痩せ尾根になった来て、標高 1300m位から岩場が始まる。
鎖やロープが張られているが、足場はあるのでロープにつかまる必要はあまりなかった。

むしろ、その後がちょっと険しい岩場が断続的にあるが、危険な所には巻き道がある。

1400m位の所から、幾つかの小ピークの辺りにコイワカガミが群生している。未だ蕾状態が多い。


右の方に巻き道があるのに気がつかず、危ない所を通過してしまった。
振り返ると立ち木にx印があって左には布で巻き道の案内があった。

岩場が終わって稜線に出る直前の急斜面が滑りやすく難儀した。
稜線に出て、右に山頂までは約20分かかる。山頂直下の急斜面は滑りやすかった。

山頂は雲海の上だった。他に誰も居ない。
北には 大谷ヶ丸、ハマイバ丸、黒岳、雁ヶ腹摺山などが雲の上に顔を出している。

西には遠く奥秩父や南アルプスも見える。
南には三つ峠、富士山が見えるが、東は雲海で殆ど隠れている。

下山は檜平を経て初狩駅に向かった。檜平の手前の新道は非常に滑りやすかった。
下から若い男性が独り上がってきた。急傾斜ではロープが張られているが、滑った跡が沢山ある。
檜平から先、尾根を左に外れる所までの尾根は緑が一杯のゆったりした下りだ。

分岐から先は檜の植林の中を下る綺麗な道だ。
沢沿いの道に変わると、沢の間を行くような所もあるなど、結構変化のある下りだが長い。


笹子8:30→寂ショウ園入口9:10→林道9:45→南稜分岐12:10→12:30滝子山頂13:05→
檜平13:38→14:07分岐→14:26最後の水場14:36→15:20滝子山登山口→15:50初狩駅

行程図は こちら 88k

04/04/21 滝子山東稜(殿平から19号鉄塔経由)  は こちら
04/06/14 滝子山東稜(遊仙橋から19号鉄塔経由)  は こちら
04’11/03  滝子山一般ルート(鎮西池)         は こちら

戻る   HOME