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やすらぎのティータイム

現代の高ストレス社会において、疲れを癒し人の心にゆとりをもたらせるリラックス効果のある飲料として「お茶」が注目を集めています。
健康や美容面でも優れた効能がありますので、「ちょっと一息」したい時、ぜひお茶パワーを取り入れてみましょう。

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◇◆◇ お茶のヒーリング効果 ◇◆◇


ホッと一息リラクゼーション

お客様のおもてなしや仕事の合間に飲むお茶は、心を和ませ気分をゆったりさせてくれるので、自然と会話もはずみます。 こうしたお茶のリラックス効果はその味や香りからくるものもありますが、最近になって「テアニン」という成分が深く関わっている事がわかりました。

人がリラックス状態かどうかを測定するひとつのめやすに脳波があります。 脳波は周波数の低い順に、δ波・θ波・α波・β波・γ波の5種類に分類され、まどろみ状態に出現するのがθ波、リラックスしている状態で出るといわれているのがα波です。 テアニンを摂取していない時に比べ、テアニンを摂取した時は、脳の広範囲でα波が増大しているのが測定されています。

お茶を飲むとほっとしたり、心を落ち着かせるという「ヒーリング(癒し)効果」が脳波の解析からも科学的に証明されたことになります。

 ・δ波:(4Hz未満)かなり熟睡している時の状態
 ・θ波:(4〜7Hz)入眠時、浅い眠りの状態。いわゆるうたた寝の時。
 ・α波:(8〜13Hz)心身ともに安らいだリラックスした状態に多く出る。
 ・β波:(14〜25Hz)普通の生活状態や不安,緊張時などストレスが有ると多く出る。
 ・γ波:(25Hz〜 )怒っている時や、興奮している時、イライラした状態で多く出る。


テアニンとは何でしょう?

テアニンとはお茶特有の成分で、お茶の甘味や旨味成分であるアミノ酸の半分以上を占めています。
お茶の木の根で作られたテアニンは葉に移動し、日光に当たると渋味成分のカテキン(ポリフェノール)に変っていきます。 ですから日光を遮って育てた、碾茶(抹茶の原料)、玉露、かぶせ茶などの茶葉にはテアニンが多く含まれます。
その他にもテアニンは脳内神経物質であるドーパミンを増やす作用によって、記憶学習能力も向上させることが報告されています。


お湯の温度によって味も成分も変わる?

そうなんです、おいしいお茶をいれるのに、お湯の温度はとても大切なのです。
お茶の味は、渋味成分のカテキン、旨み(甘み)成分のテアニン、他カフェインなどで構成されています。 渋味のカテキンは80℃以上の高い温度で段階的に溶けだし、甘みのテアニンは50〜60℃の低い温度で溶けだす性質があります。
湯冷ましをしないで熱湯で緑茶をいれると、とても渋くなってしまうのはそのせい。

紅茶
おいしさは渋味にあるので、100℃の熱湯を使って、100℃から80℃位に下がる間に爽快な渋味成分を引き出す。
緑茶
渋味を抑えて旨み成分を引き出したり、渋味と甘みの両方をバランス良く引き出すことが、おいしくいれるポイント。甘味があって美味しいお茶のために、少し冷ました低い温度のお湯を使う。
並級煎茶
さっぱりとした渋味と旨み(甘み)を引き出すために少し高めのお湯を使いますが、上級煎茶は旨み(甘み)成分のテアニンを多く含んでいるので、その旨みを引き出すために低めのお湯を使う。
玉露
旨み(甘み)成分をたっぷり含んでいるので、50から60℃のお湯を使い、旨みを十分に引き出す。また、お茶の葉が開いて成分が出てくるまでに時間がかかるので、抽出時間は長めに。

少し面倒でも、美味しいお茶のために、お湯の温度に気を配りましょう。




一口にお茶と言っても、その種類や産地も様々。また、それぞれのお茶の製法も異なり、味わいも色々です。

日本を代表する9種類の日本茶、紅茶では生産地別に分類した中のインド産のものについて書いてみました。かなり種類の多い中国茶やハーブティについては少しずつ増やしていきますので、のんびり待っていて下さい(笑)



日本茶


紅茶


中国茶


ハーブティ




お茶ってどんな風にいいのでしょう?
家庭や職場、あるいはデートの時に……。分っているようで、意外に知られていない事まで、お茶のパワーを検証します。
それぞれのお茶の成分の比較から、イライラ時に良いとか、肌をきれいにするとか、なんと台所で使える裏技まで、現在一生懸命執筆中(笑)なので、どうぞお楽しみに!

なお、子猫もかなり多忙なので、おそらくここは・・・今年の夏以降かなぁ(滝汗)



naonyan



お茶


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