〜その1〜


Gの音って何? ってきいたKIYOさん。その質問に真面目にお答えします。
KIYOさんが、もしも、もしも、もしも、本当にGの音のことがわからないとしたら、新ちゃんが説明したオープンGコードを理解できたとは思えない。
という単純な発想から今日から超初級音楽講座を始めます。

その1 音には名前があります

ピアノの鍵盤を思い浮かべてみてください。
白い鍵盤を白鍵、黒い鍵盤を黒鍵と言います。
黒鍵をひとつも使わずにドレミファソラシドとひけますか?
このときのソの音がGの音です。
つまりピアノで黒鍵をまったく使わずにドレミとひくときの音階は、Cから始まって、CDEFGAH(B)Cとひいているのです。Cから始まるのでこのときの音階の調子をC調といいます。
そしてこのときの音階の響きは明るいですよね。この明るい音階は長音階です。英語でメジャーと言います。Cから始まる長音階はC長調。ドイツ語でCdur(ツェードゥア)、英語でCメジャー。
日本ではこの音の名前をABCを使わずにイロハで表します。
Cメジャーはハ長調と言います。これ、学校の音楽の時間に聞いたことあるでしょ?

さっきのHは何だって?
ドイツではCメジャーのシの音をH(ハー)というのです。そしてドイツではHの半音下をB(ベー)と言います。クラシックではこちらを使います。
でも英語の世界ではB、そしてその半音下はB♭(フラット)です。
B♭はピアノではBのすぐ左側の黒鍵をひきます。

KIYOさん、Gの音ってわかりました?
余計難しくなってたりして。今度からドイツ語はいっさい省きましょう。




KIYO:「H」の変わりが英語で「B」ならCDEFGABCと覚えれば良いんですよね。

NAOKO:そうです。

KIYO:メジャーとかマイナーとか聞いた事がありますが長調と短調(?、ここは出て来ていませんが想像すると・・・)のことだったのですね。

NAOKO:そ〜です! なんか私の講座の先を読んでますね。

KIYO:生徒はやる気ありますよ。先生よろしくお願いします。(ペコ)