KIYOさんがGの音をわかったところで次へ進みます。
この講座の終着点は新ちゃんの「オープンG」です。
KIYOさん、頑張ろうね。
その2 音名と階名
〜ドレミはどの音からも始められる〜
ABCあるいはイロハという音の名前とドレミとはどんな関係にあるのでしょう?
実はドレミファソラシドはピアノの鍵盤(キー)のどの音からも始めることができます。
たとえば、やってみましょう。ピアノがあるといいのですが。昨日Gの音がわかりましたね。そのGの音からドレミファソラシドと始めてみましょう。
ピアノの鍵盤(キー)を白鍵だけでGから順に高い方にのぼっていきます。
あれ? シの音が変ですよね。このときはシの音を白鍵ではなくて半音上の黒鍵をひきます。この時のシの音はFではなくてF♯になるのです。ほら、ちゃんとドレミファソラシドになったでしょ。この時のドレミファソラシドはGから始まったので調子でいうとGメジャー、日本語でト長調と言います。
今度はFから始めてみましょう。白鍵だけをひいていくと今度はファの音が変です。この時のファの音は白鍵よりも半音下、B♭をひきます。この時の調子をFメジャー、ヘ長調と言います。
つまり、鍵盤上ではABCの音の位置は変わることがありませんが、ドレミは調子が変わると鍵盤上の位置が変わってしまうのです。ABCの音の名前を音名と言いますが、ドレミは階名と言います。
「ドレミはどの音からでも始められる♪」。それが今日のキーワードでした。
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