◆雑用も進んでしましょう
どんな仕事でも進んでしよう、むしろ人の嫌がる仕事を進んでしよう。目立ちかっこよい仕事は進んでするが、カッコわるい雑用だと知らん顔している人がいる。掃除を例にとると、トイレをすすんで掃除しようということ。裏方三役という言葉があるが、幹事や世話人・仕掛人など、裏方で地味な仕事である。やってみての苦労は人間を磨き、よくものの分る人間を造ってくれる。
司会や幹事などを進んで引き受け、自分の持ち味を発揮していくこと、裏方に徹することは、芸能界でも、役者を目指しスターの付き人をやって芸を盗み一流となった人も多くいるように、自分の上司の黒子に徹していくことは、自分の実力を伸ばしチャンスをつかむには上司の期待にこたえることが前提だし、一番の近道なのだから。
◆これだけは人に負けないものをもつ
仕事でも、趣味でも、これはという際立った能力をつけましょう。どんなもんでも1つ得意なものがあると自信にもなるし、それが人間としてのイメージの骨格を形成してゆくのです。社内でのオンリーワンを目指すものを継続的につづけてゆくこと、生涯学習として自己啓発を実践してゆこう「継続は力なり」です。努力し続けている実績は必ず評価される。たとえ自分の上司が人を見る目が無いとしても、必ず社内に、実績をしっかり評価してくれる先輩なり上司がいて、あいつを自分の部署にと出番のチャンスを与えてくれる。
◆常に疑問をもつ
現状に満足せずに常に疑問をもつ。どの世界でもトップを占める人達は必ずと言ってよいほど「現状不満型」の人です。常に一所懸命に勉強をして一段階上を目指す努力をしてきた人なのです。
平社員の時は係長の、係長の時は課長の仕事が出きるよう一段上の仕事ができるように仕事を求め勉強しマスターして来ているのです。これは、「好きこそものの上手」で誰しも夢中になってやるゲームなど、好きな事では自然にやっているはずです。それを他の面(嫌いでもやらねければならないもの)でもやってみましょう。達成感があれば好きになってゆきます。公私ともに、指示されないと仕事をしない、誘われないと参加しない、ではいけません。仕事でも遊びでも、自分から経験してみようという積極性が必要です。そして、もっと効率的な方法は、これでいいのかと疑問をもってステップアップしていきましょう。
◆言い訳を決してしない
失敗をしてしまったら、決して言い訳をしない。「言い訳」は自分の失敗はそれなりの正当な理由があると主張すること。自分の立場が少しでもよくなると思うのは、大きな錯覚で、むしろ逆効果。言い訳を聞く方は、今更弁解されてもと、怒りを抑え聞いているだけであって、聞いてくれたからこちらの思いを理解してくれたと思うのは大きな間違い。相手の我慢に気付かないようではかえって自分の評価が下がるだけ。事情説明をするなら自分の見解は入れずに事実をそのまま説明し、謝ればよい。言い訳をする人は自己中心的で向上心がない。そう思われ信頼感がなくなるのです。言い訳しないのは、試練と思い同じ過ちを犯さない教訓とし、その経験から次の行動の励みとして行きましょう。
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