凶気の桜  〔2002/10/17東映系公開〕
  山口 進 ( 窪塚洋介 )
渋谷で生まれ育ち、渋谷に生きる若者。アメポンと化した現代の日本を憂い、市川・小菅らと共に自称ナショナリスト【ネオ・トージョー】を結社。特注の戦闘服を身にまとい、彼らは「奪還・強制・排泄」と称して、アメリカナイズされた半端な不良達を狩っていく。水平関係のネオ・トージョーだが、山口が実質リーダー的存在にも見える。硬派で女性には興味がなが、景子のことは認めている。担当は「強制」。
  市川 勝也 ( RIKIYA )
ネオ・トージョーの一員。山口ほど強いナショナリストとしての信念があるわけではないが、ネオ・トージョーでは「奪還」と称し、やはりアメリカナイズされた若者たちを克挙げする。やがて“消し屋”三郎に出会い、三郎の生き方に憧れると同時に“消し屋”の仕事にも興味を持ち始め、次第にネオ・トージョーを離れていく。その先には陰謀が仕組まれていることも知らずに…
  小菅 信也 ( 須藤元気 )
ネオ・トージョーの一員。ネオ・トージョーでは「排泄(=強姦)」を担当。頭より先に手が出てしまい、力づくで虚勢を張ることも多いため、頭で動く山口に対しコンプレックスを持ちライバル視している。やがて山口と衝突し、ネオ・トージョー脱退を決意。暴力団というシステムに組み込まれていく。
 
  遠山 景子 ( 高橋マリ子 )

渋谷区内に住む女子高生。現代の日本人に憂いを感じている、今時の高校生とは一味違う、凛とした女の子。渋谷で戦闘する山口に偶然出会い、次第に山口の中に自分と同じものを見つけ惹かれていく。ラクロス部。

  青田 修三 ( 原田芳雄 )
右翼系の暴力団・青修同盟の会長。うつ病に取り憑かれ、憂鬱な季節を生きている。ネオ・トージョーをかわいがる一方、若頭兵頭の独断的な行動に警戒し疑念を持っている。
  兵頭 秀次 ( 本田博太郎 )
青修同盟の若頭。大卒のエリートやくざ。独自の才覚で時代を読み、実質青修同盟を動かす。次第に昔堅気の会長青田の存在が邪魔に…
  “消し屋”三郎 ( 江口洋介 )

単なる殺し屋ではなく、人を殺しその人間の生きていた痕跡、存在自体を消すことをビジネスとしているプロの“消し屋”。

  浅井 彦六 ( 峰岸 徹 )

渋谷の繁華街から大きく外れた商店街、仕立て屋「テーラー浅井」の店主。ネオ・トージョーの特注の戦闘服を請け負う。現役を退いてはいるが右翼思想を持ち、ネオ・トージョーをかわいがり、応援する。

  青田 小夜子 ( 速水典子 )

青田会長の妻。うつ病を隠しながら生活する夫に甲斐甲斐しく尽くす。

(文:NUAN・2002/11)
 
 
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