| テル（照夫：２０） 〔 窪塚洋介 〕 |
|
|
“信じることを恐れない、空から舞い降りたトンガリ帽子の天使”
幼少期に負った“頭の傷”が元で、その当時の純粋なままの心を持った青年。家の事情で祖母と二人暮しをする傍ら、祖母の経営するコインランドリーで働く。ランドリーで出会った女性（水絵）にいつしか魅かれていく。 |
| 水絵（２４） 〔 小雪 〕 |
|
過去、男性に裏切られ心に深い傷を持ち、その傷から盗癖がついてしまった女性。テルが働くコインランドリーで、ワンピースを忘れたまま帰郷してしまい、それを届けにはるばるやってきたテルと再開を果たす。ピュアなテルの存在に、いつしか心が癒されていく・・・。 |
| サリー 〔 内藤剛志 〕 |
|
水絵の忘れ物を届けようと彼女の故郷へ旅に出たテルを、偶然車で拾う。ビールが好きで、セレモニーで鳩を飛ばすという仕事をしている一風変わった男性。テルに「アイ」を教えたサリーだったが、そんな彼もテルに接することにより、再び自分自身のアイを求め旅立ってゆくことに。 |
|
|
| |
| 宮下 〔 田鍋謙一郎 〕 |
|
コインランドリーのお客。連勝連敗のボクサー。今度こそはと挑むのだが・・・ |
| 杖の老人 〔 松村克己 〕 |
|
コインランドリーのお客。嫁との折り合いが悪く、毎日シャツとパンツを一枚ずつ洗いに来る老人。 |
| 写真のおばさん 〔 角替和枝 〕 |
|
コインランドリーのお客。自分の撮った写真を、テルに見せに来る婦人。 |
| 水絵の母 〔 木野 花 〕 |
|
伊豆で美容院をしている水絵の母。水絵の盗癖、自殺未遂などの過去に対し腫れ物に触るように彼女に接する。 |
| 水絵の妹 〔 西村理沙 〕 |
|
小さな町で広がった姉（水絵）の噂に心痛めている高校生。水絵に口をきかない彼女だったが、彼がある動物に似ているという話から、溝が深かった姉妹の距離が・・・。 |
|
（文：ｍｏｍｏ 2002/11） |
