漱石が到着したヴィクトリア駅。
遠方への路線のある国鉄の駅らしく、混雑している。
イギリスはIT化が進んでいるのか
たいていの駅にインターネットのできる電話潟端末がさりげなくある。
地下鉄の駅などでも炊いてあるのでびっくり。

ヴィクトリア駅の内部。
イギリスの国鉄はよく遅れる。
私が乗ったブリストル行きも20分遅れ。そのせいか、どのホームに列車が到着するかは直前まで駅のスタッフにも分からない。列車が来たら決めているという感じ。
クレイブ先生の住んでいたベーカー街。
シャーロックホームズの像がある。
ビッグベン。
鐘の音が学校のチャイムと同じで変な気分。
漱石第五の下宿のあったClaphamCommon駅。

地下鉄構内
倫敦の地下鉄もわかりやすくて便利。9:30以降だと乗り放題4ポンド40ペンス
駅の周辺
結構大きな通りでびっくり

近くに児童プールのある大きな公園があり、漱石もこの公園を散歩したそうだ。
同じく駅周辺
漱石第五の下宿。
三軒の長屋(テラスハウス)になっている。漱石の部屋は左端の3階。
現在は売りに出されていて、3億円以上の値が付いているとか。隣の家のおじさんはとても売れないだろうと言っていた。
部屋の横に付いたブループラーク。
これがあるからと言って居住者には特に規制とかはないそうだ。家の値打ちは多少は上がるかも知れないがたいしたことはないとのこと。
下宿の近所の家並み。
下宿代が安いと会ったので、もっと貧しそうな雰囲気かと思っていたが、結構静かで高級そうな住宅地。
キーツなどの文化人がこのあたりには住んでいたそうだ。
下宿の向かいの漱石記念館入り口。
建物全体の赤い入り口を入って三階にあがるとこのドアがある。
記念館内部。
夏休みでたまたま館長のSammyさんがいらして色々お話を伺った。
カーライルズハウス。現在はナショナルトラストが管理しているそうだ。
今は当時と違って、静かで落ち着いた住宅地。
建物の一番上が、カーらいる自身が建て増した「天に近き一室」
室内。
スタッフのリンさんにダメもとで頼んでみると、なんと、漱石自筆の入館者名簿を惜しげもなく見せてくれた!
上にK.Ikeda、下にN.Natume のサイン。
肖像画もかけてあって、「できのいいらっきょのような奥さん」の顔も見えた。
「カーライル博物館」の中に出てくる、屋根裏部屋にある「硝子《ガラス》張りの明り取り」の窓。
カーライルハウスの
「草木の茂る四角の庭」。
百年前と同じ樹木を植えているそうだ。
漱石が数えて「百三十五部」あると書いてある本棚。 HOMEに戻る
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