Ticket Museum 1981

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Karla Bonoff 81.1.26
中野サンプラザ

リンダ・ロンシュタットがカバーした事で、一躍有名になったカーラ・ボノフ。
シンプルなバンド編成で、自身のピアノの乗せてじっくりと「歌」を聞かせてくれた。
最近、こんなキャロル・キング系とも言えるシンガーソング・ライターは少なくなってしまいました。

Seawind 81.3.19
郵便貯金ホール

ハワイ出身のファンク系バンド。
ヴォーカルのポーリン・ウィルソンは今も現役で、最近TVドラマの挿入歌に使われていたので、名前を知らなくても、聞いた事のある人は大勢いるのでは。
このバンドにはスター・プレイヤーはいないけれど、抜群のチームワークの良さが最大の魅力(ジェリー・ヘイをクインシーに取られたのはイタかったけど...)。この日も、めちゃくちゃゴキゲンなライブでした。
そして、"嬉しい事件"が...
通常通りアンコールも終わり、客電も付き、コンサートの終了を告げるアナウンスが流れ、観客も半分位帰った時、メンバーがステージに現れ演奏をはじめたのだ!
こんなの初めて!2階席にいた僕は、1階に降りて観ていました。

Stuff 81.4.9
新宿厚生年金大ホール

毎年のように来日して、すっかり日本のファンにはおなじみになったスタッフ。でも、フルメンバーそろってのライブはこれが初めてだったと思う。

Randy Meisner 81.5.18
日本青年館

元イーグルスのベーシスト、ランディ・マイズナーのソロ公演。アルバムはいかにも80年代初期のウェスト・コーストってつくりで、今でも時々聞いている。
しかし、この日の彼はよくなかった。誕生日ってことで本番前に、酒を飲み過ぎたらしい。歌はわりとまともだったけど、喋りはただの酔っ払い。観客もどう反応すればいいか困っていた。当然、各メディアの評は厳しかった。

Quincy Jones 81.7.6 日本武道館
これはすごいコンサート。
マイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」、ブラザース・ジョンソン、パティ・オースティン、ジョージ・ベンソン、そして自身の「デュード」など次々とヒットアルバムを連発、「泣く子も黙る」大プロデューサーの来日、盛り上がらない訳がない。

メンバーも超豪華。
ドラムス: ジョン・ロビンソン、ベース: ルイス・ジョンソン、ギター: カルロス・リオス、キーボード: グレッグ・フィリゲンス、ヴォーカル:ジェームス・イングラム & パティ・オースティン、トランペット:ジェリー・ヘイ、ハーモニカおじさんことツゥーツ・シールマンス。さらに、ストリングスを十数人加えた大編成。(他のプレイヤーの名前がどうしても思い出せない)
クインシーの作品が次々と演奏されていく。古い曲もあった。ルイス・ジョンソンの4ビートはすごいよ!
誰よりも時間を与えられたのは、ツゥーツ・シールマンス。暖かく、和やかなステージにひときわ大きな拍手が送られた。

こんなコンサートはもうないのでは?


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