日記番外編:2004年、今年の日記帳と来年の日記帳。

毎年、この時期の楽しみの一つ。
「来年はどんな日記帳を使うか考えること」
特にコレと決めていないので毎年アレコレ楽しく探しています。


●今年はモールスキンdiary(large)を使いました(左写真の黒いノート)。
去年は途中まで手書き日記をつけていたけど、春に買ったCLIE(←コンテンツは放置…)が面白くて日記ソフトも入れてそれに切り替えていましたが、やっぱりデジタルだと物足りず、パソコンと違って長文の入力がとても面倒なので日記向きではない感じがして"紙の日記帳"を探していました。そんなときに銀座のソニプラで「モールスキン」を初めて見かけました。黒い重厚な表紙が印象的で、数日間どうしようか迷ったけど、そのころちょうど会社の先輩が「誕生日プレゼントなにが欲しい?」と言ってくれてたので「日記帳がほしい!」と買ってもらいました。記念にメッセージも一筆書いてもらって、最強のものになり(笑)おかげで今年一年毎日ちゃんと続けられました。すべてにおいて他力本願な1冊。分厚いのに1ページごとがとても開きやすくて書き心地最高!残りあと数日。

(右写真)表紙ウラに土田よしこタッチの熱いメッセージが!


A5サイズほど大型で1日1頁なので結構重いです。私はベッドのわきに置いて毎日寝る前に布団に入って一日の出来事を書きました。3年前の日記帳には楽しかったことはもちろん、夫婦喧嘩などネガティブなことまで毎日ちまちま書いていて今読み返すととてもアホすぎてそれはそれで面白いけど、すごくdeepなものでした。自身でゲンナリするので、まあ、あまり前向き超ポジティブ!もどうかと思うのでそれはそこそこにその日あったことをメモ的に、楽しかったこと、発見したこと、建設的なことだけを意識して書くようにしました。学生の時からの日記綴り経験だと、日記には明るい希望を書いた方が実現しやすいことがよくわかります。作家・武田百合子さんの影響でその日に食べたものも毎日書きました。このモールスキンはゴムバンドがついていて、例えばいろいろなものを貼ったりしてノートがふくらんできても閉じられる!というのも特徴のひとつです。私はあまり挟み込まなかったので、書き終わったところでバンドをパチンと閉じることで一日が終わるって、そういう合図代わりに使った感じでした。パチンとやったところで自分が「就寝モード」に切り替わるって感じかな。




●秋から日記と並行してこのスケジュール帳を使っています。
カバーをはずしてしまいましたが、これは藤沢優月さんの「夢をかなえる人の不思議の手帳(2005年日付入限定版)」というものです。藤沢さんの「夢をかなえる人の手帳術」や「夢をかなえる人の魔法の手帳」は書店の話題書のところにド〜ンとあってちょっと気になっていました。でもどうも"夢"とか"魔法"とかファンシ〜じみている…と敬遠していました。…が!その続編的な感じの新刊でこの青い手帳が書店に並んでいて、落合恵さんのイラストもかわいくてやっぱり気になり読んでみると全く"ファンシー"なものではありませんでした。勝手な誤解すみません(>_<)。現時点で大きな夢はなくても、普段の生活にもめりはりをつけて役立ちそうな感じで、これはいい!と始めました。ちょっとしたスケジュール(仕事のことはもちろん、家事のこと、洗濯だって掃除だっていい!この日のこの時間にやろっかな〜って簡単に書いておくだけ)もなんとなくスムーズに出来そうです。なるほど。これがやりたかったことが出来るって感覚なのかなあ。

1カ月表・1週間表・旬間表(1年を見渡せる大雑把に計画が立てられます。あ〜来年の夏にはこれしようとか大体でいいので書いておきます)などがついています。1カ月ごとに"手帳術"のコラムがあって、読んでスケジュールを書き込んでいくうちに藤沢さんの"手帳術"が得られるようになっているようです。ドリルみたいで楽しい。
青ペンで予定を書き込んでおいて、実際に過ごした事柄を赤ペンで書き込んでいます(ハルボンの手帳方式をまねっこ)。大きな予定がない日も"洗濯""クリーニング出す"とかそういうどうでもいいような身の回りのことも書いています。もともと何か予定のある日の段取りは前もってちまちまと考える方ですが、逆に何もない日はだらけてしまうので、こうして意識して時間を過ごすことはいいことかもしれません。
(左写真)いろいろ書き込んで自分でモチベーションをあげる。

   

今年のモールスキンダイアリーが書き心地もよかったし、紙が生成のモッタリした感じも好きで、またそれにしようと思いつつ、
何もネタがない日にはサイズが大きすぎて書くことがなかったので…じゃあ同じタイプの小型版=pocket版にしようかな〜どうしようかなあと
迷っているうちに今年使ってたlarge版がどこも完売で(>_<)、とりあえず2005年のpocket版を買っていたのですが、
上記の手帳に出会ってから日記の付け方を変えてみようと思いはじめてきました。

藤沢さんの文章の中に"グレーな時間"という考えがあって、それがいかに自分にとって
もったいない時間であるかちょっと意識するようになってきたから、じゃあ自分の動きの統計を取ってみようかと思ったので…
(まあ、統計は大げさですが、大雑把でいいので何時頃大体何をしていたかって感じで記録してみようと。)



・タイムテーブル方式で一日を時間を追ってふりかえり記入したい。
・と言ってもスケジュール帳ではなくてあくまでも日記帳なのでちまちま書き込める余白もほしい。
・1日1ページは必須。
(ここまではモールスキンでも条件クリアなのですが)

・毎日寝る前につけるのは正直眠くてしんどい日もある=あせって書いて雑になりがちだった。
・じゃあ、暇な時間にちょこちょこ書き込めよう持ち運べてカジュアルなのがいいなあ。



…となると黒いモールスキンは私には重厚すぎる。敬虔すぎるというかなんというか。
(家で書いていてもなんとなく黒い手帳で秘密めいて見えるのか、夫:emuが不審な顔をしたことがあった。
私が夫の悪口でも書きつづっていると思っているのか…浅はかなヤツめ(プンスカ))



それで、いろいろ探しました。今年は本当に手帳が流行っていて選びがいがありました。
1日1ページで小型のはなかなかナイのですが、まだまだ使ってみたい面白そうな手帳がいっぱいあって楽しいです。




●来年の日記帳にはクオバディス:ABP2を使ってみます。
ソニプラ限定らしいピンクのに決定。今までの自分にはない色です。第一印象で決めましたが何かの暗示なのかな…明るい年になるといいなあ〜ヤ〜ッホ〜(カラ元気!)。クオバディスにはweeklyスケジュール帳みたいなのしかないと勝手に思っていたけど、このABP2のように1日1ページのタイプもあったのですね。超軽量ではないけどカバンにいれても平気なサイズです。この手帳はタイムテーブルが朝7時〜21時まで(30分毎)なので「朝型人間にはぴったりじゃないか!」と。まだ言っとるか!※モールスキンdiaryにも8〜20時(1時間毎)の目盛りがついています。※とりあえず買っていたモールスキンpocketは、父が使ってくれることになりました。


(右写真)ブックバンド(ハイタイドの)と紺色の細字のボールペンを買いました。
なんでもスタイルから入るんです!い〜んですッ!






青い手帳に全部書いちゃえばいいのですが、スケジュール帳はあくまでも「これから」のことを整理するために、
日記帳には「今日」を記録したいので2冊にしました。ノートが好きなだけだろう!ワハハハハその通りです。
今の時点で手帳に赤ペンで書いてることがそのまま日記帳に移動するってことになるのかな〜とまだ自分の中で作戦会議中です。

なんのために日記をつけるのかはわからない人にはホントわからないみたいだけど(>>emuさんよう!)
つけるのが楽しいんですよ。まあまあ。シュミみたいなもんなのかな。

ぎゃ〜、クドクド長くなりました。おつきあいありがとうございました。



**参考サイト**

※モールスキンの日本公式サイトはまだないようです。

信頼文具舗
文房具を楽しく使う」(別冊f.b.tでも紹介→*)の和田さんのサイト。
モールスキンの性能や使い方についても丁寧な解説あり!!

モールスキン ミュージアム&ショップ

いろいろなタイプの紹介があります

OFFICE ONSA
藤沢優月さんのサイト

クオバディス・ジャパン

公式サイト



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