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DoCoMoマジカルBOXプレゼント!!
米米CLUBから石井竜也へ
一夜限りの伝説ライブ

2001.11.23 マリンメッセ福岡

vol 1

vol.2 | vol.3

曲 目

<第
1部>
LEGEND
遠くへ…
君がいるだけで

MC


手紙
NOSTALGIA

ドラゴン・ハート


<第
2部>
OH! MY ANGEL
FOXY
TRAUMA

MC

浪漫飛行
GOLDEN FISH & SILVER FOX
HI TENSION LOVE
BOOGIE DEEP IN LOVE
Shake Hip!
Hip Shake
壮絶夜酒舞家

ENCORE
TIME STOP
愛してる

 

会場へ入る。
後ろから入ると、後方の座席がやぐらが組まれたように高い段の上にセッティングされている。
懐かしい、アリーナの雰囲気……

わたし達の席はGブロック。スタンド席の中央からやや下手に回ったところ。
この日はごまさまのラキチケで参加できた私でした。
前方には、一列にライトが並んでいて、そこから斜め上、客席へ向って光が放射されている。
まるで光のカーテン。
さては、あの向こうがステージか……
やがて光の隙間から中を見ることができた。
開演前はほのかに上に浮かぶオーケストラの場所が見えていて、──
さらにその上に羽のようなオブジェがうっすらと見える。
おそらくそこから下へ階段が伸びているのだろうなぁ……
などと想像していたらまさにその通りだった(笑)。

マリンメッセにちなんでか、BGMは波の音。。。

やがて、オーケストラが入ってくるのが光の隙間から見える。

やがて始まるチューニング。いよいよだ。


LEGEND
遠くへ…
君がいるだけで



すると、ステージ上段からHALの司祭登場。
「本日はようこそ、NTTDoCoMo九州プレゼンツ、
米米CLUBから石井竜也へ 一夜限りの伝説ライブへ起こしくださいました。……」
と、まずはご挨拶。
でもコスップレチンキョはなし…(あたりまえか〜:笑)
彼の語りも面白かった。……質実剛健、安全第一、無病息災……(笑)
このナレーションでまずは軽くカウンターパンチを食らったのでありました。
「最初は、映画『ACRI』から、LEGEND をお聞きください…」

静かに流れるオーケストラの音色。なんとも美しい。。。
そして時に会場を包み込む波のように盛り上がり、また静かに引いていく……
オーケストラの音色はなんとも奥深い感じ。
そこへ、マリーザのボイスが重なる。

ステージは上段にあるオーケストラの場所と、その下の本ステージに大きく分かれている。
ステージで一際目を引くのは、広いオーケストラ用のスペース。
巨大な白いバルコニーになっている。高さにして、人2人分くらいか。
壁面は半円のアールにくり抜かれた開口部。
それを覆い隠すように中央に階段があり、下の本ステージへ伸びている。
オーケストラ用バルコニーの上にも同じように白い壁、半円のアールを配し調和をとっている。

セットはすべて白。
全体が白い神殿のようにも見える。

ステージの上には大きな龍の顔のオブジェ。
それを中心にこうもりの翼のように白い布が広げられている ──。
さらにその上には月?地球?が──。なんとも美しいセットだ。

ごまぴんによれば、オーケストラに混じって、BHBもいた模様。
「金ちゃんがいるで」
と言われ慌てて双眼鏡を覗いた。……ピントが合ってきて、《ああ、ホントに金ちゃんだ。》
指揮者の正面に座っている。
金ちゃんとその横にいた金髪さんはオリタさんか?…(遠くてよくわからない)

心地よく旋律によっているとマリーザのボイスが、
「一夜かぎり伝説ライブ」の幕をあける。
「Open the door to the LEGEND ──」

暗がりの中、スルスルと誰か出てきたような感じ。
前の席がざわついている。
オケの中央に立つ黒い人影。……さては……
客席からは、すぐに「きゃーー」という歓声。(やっぱり:笑)
後でわっちゃんに聞くところによれば、
「どこからでも見て〜」
って感じで、す〜っと降りてきたらしい。
薄めのサングラス、黒っぽい、プリーツが縦に入ったワンピースのようなものを着て、
その下には白い長袖のシャツっぽい。。。
ちょっとマタニティちっく。これ言葉で表現しにくい…(笑)
するすると階段を下りてきたところで、<にっこーーー > と笑った。

注目の1曲目はなんと「遠くへ…」
《いきなりかい〜〜:笑》
まだ、じっくり聞く体勢が出来上がってなかったので、いきなりこんないい曲を持ってこられてちょっとビックリ。
できれば後の方にして欲しかったかな……。

紫色のバックに、緑のレーザー光が、ステージから客席へと伸びていく。
歌声はとても伸びやか。自らを抱きかかえるようにして歌っておられる。
歌いきったところで、ピっと姿勢を正してキメ。
やがて、伴奏にあわせて手をゆっくり上へ上げていき、
それをゆるゆると揺れながら下ろしていく。
アリーナに合わせて動きも大きめって感じ。
再び伸びやかにリフレイン。
おじさまの思い出から、この曲も少しずつ一人立ちをしていっているかのようだった。。

再び、ステージから光のカーテンが放射され、下手から上手へと流れていく。
なかなか効果的な照明〜。

そして、「君がいるだけで」
やはりこの曲では会場が沸く。当然、これは選曲される必須曲。
アリーナは早くもみんな立って手拍子が沸き起こる。
オーケストラをバックに、晴れやかなアレンジ。歌い方、節回しも少し変わっていた。
笑顔のびゅーちーがこの席からも見える。
チョビさまレポによると、色めきたった客席に、
「よしよし、うまいこと行ってるぞ」
って感じの表情だったとか。
また、ある人は、照れたような笑いで歌っておられたとか。
なんだか分かるような気もして微笑ましい……。

この曲をどうしても好きになれないわたし。
双眼鏡で見ていたごまぴんいわく、
「びゅーが嬉しそうに歌っている」
というので、自分の中に何かこの曲に対する変化が起きないかと思いつつ聞いていた──。
結果は……
ま、そういう曲があってもええやろ……(苦笑)。

この曲では、オーケストラフィールドから、本舞台へ落ちる側面に
紫色のライトでモザイク模様のようなピラミッドが映し出されている。
照明もなかなか凝っている。

MC。
「みなさまようこそ……」と、かしこまった感じ。
何となく鼻声。寝起きのような感じがしたけど、緊張のためかも。
「ドコモは九州で400万台も売れた」んだとか…。
「一夜限りの伝説のライブ。みんなで伝説を作っていきましょう。一緒にね。」
一緒にね…という言葉は、『みんな協力してくれよなぁ〜』って感じにも取れた。
「オーケストラは、稲田 靖と東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団のみなさま。」
と、オーケストラの紹介があって、──
ここで、オーケストラ団員起立。……(拍手が収まるのを待って)着席。

びゅー:「俺は育ちの悪いんで、こういう方々と一緒にできるというのは……
(ちょっと言葉に詰まって、またもや、) オーケストラのみなさんに拍手〜。」
またまた立ち上がるメンバーのみなさん。(笑)
《どうやら、狙ってはいないようだ……笑。》
気付いてわざと三度目やってくれるかな……
と、期待したけど、それは無かった……(笑)

映画のサントラを演奏したのをきっかけに映画話をひとくさり。
はじめ120人くらいいたスタッフが自分の撮りが終ると次々に帰っていって
最後はエディターという、テープを編集する人の2人きりになるという。
びゅー:「……さみしいんだ、これが……。コンサートも同じ。
これだけのメンバーとスタッフが集まり、お客さんが来てくれても終ったらみんな帰っていくでしょ。
残されるのはオレひとり……」
《またまたぁ〜、あなたの方がサッサと帰っていくでしょ〜:笑》

「一部はバラード中心のシットリしたコンサート。二部は踊り倒して……」
と、ライブの構成について説明があり、セットについては
「この日のために作ったセットです。ほかではやりませんから……
とっくり目に焼き付けて帰ってください。」

まるで、テレビの収録を見ているみたいな、硬いMC。こんなの初めてだった。
終始、「デス」「マス」調だったし〜(笑)
相当緊張されているような感じ。
もしかしたら、オーケストラとの共演ということで意識的にかしこまったのか……。
第二部とのメリハリもあったのかも。
まあ、そういうことにして置こう(笑)。


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