vol.3
浪漫飛行
GOLDEN FISH & SILVER FOX
HI TENSION LOVE
BOOGIE DEEP IN LOVE
Shake Hip! 〜Hip Shake
壮絶夜酒舞家
オーケストラがいたステージ上段にはシューク登場。
びゅーが高らかに、「シュークリーモーーー!」
《おお!なつかしや〜!》
(実はここで初めてマリちゃんに気付いた。なんという不覚…)
お顔が見えないので双眼鏡で確認。ホントだ!シュークだ〜。
シュークがいると、自然と踊りが……。なつかしい。
わたし達の前列の、兄さんがバリバリに踊っている。
こういう方がいると嬉しくなる。
── ここは掴みどころ。
歌いながらゆっくり下手へ歩いていくびゅー。
ひとしきりそこで歌って今度は上手へ。
お初のお客さんの心もグッと掴まれたことでしょう。
そういえば、こういうあざとい前フリも久々だった。
すっと曲に行かずに、ちょこっとした前フリを絡めるところがこれまたいいのだ〜(笑)。
すっかりハートフルな雰囲気に会場が酔いしれたところで、──
It's a Disco 〜
なんとかかんとか……ラップ調の繰り返し。
再びBHB登場。……多分、このタイミングだったと思う。
続けて、曲は「ゴルシル」。
コレ、期待してたのよ〜!(笑)
お初らしき一団が並ぶ後ろの席の視線も気にしつつ、それでも身体は動いてしまう(笑)。
しかも踊りはどんどんエスカレートするばかり。
ホールよりはすこしスペース広いのか、手を回すのもかなり大きくできて、足元のスペースも広い……。
この曲で、すぐ手が上がるリピーターと、上がらないお初組が一目瞭然だったとか。
間奏の後の、「ウォ〜〜オオオオ〜」で集まったメンバーが前へ出てくるところがワクワクする。
《さあ、いくでぇ〜》て気になって…(笑)
途中、間奏かどこかで、びゅーの投げキッスも飛び出していた〜。
立て続けに「HI TENTION LOVE」
ダンスの定番正統派路線。この曲大好きなのよ〜!
「ゴルシル」とセットでこられた日にゃ〜、これで弾けないでどうしましょう(笑)。
「君がいるだけで」や「浪漫飛行」で優しく手なづけておいて、懐に飛び込んだところで……って状況。
さすがは、カール様と異名をとっただけのことはある(笑)。
たたみかけるよに「BOOGIE DEEP IN LOVE」
照明が赤に変わる。サウンドが熱い……
ここでの見せ場はなんと言っても、BHBのソロ競演〜!
盛り上がる盛り上がる!ホーンってやっぱり素晴らしい。。
ダンスナンバーはさらに続く。
「Shake Hip! + Hip Shake」
途中、かがんで腰を動かすアブナイポーズ〜(笑)
「アハハ〜〜〜〜九州大好き〜」のサービスあり。
さらに、「イェッ、イェッ、イェ〜〜」などなどコール&レスポンス。
(これ、次の曲の時だったかも)
ステージから、「踊れ〜!騒げ〜!」って煽られまくりのハードな展開。
まさに<オレが潰れるかみんなが潰れるか。>
のダンスバトル。
そして、最後のとどめはもちろん「ソーゼツ」。
ここでシュパーッと銀テープが掃射される。
銀色に染まりながら客席のボルテージも最高潮。
間奏に行くところで、びゅーひとりだけ歌いつづけようとしたことは言わないでおこう(笑)。
「ワンワン〜」はかなりタメて遅めに入っていたため、
真似る客席にっとってはタイミングが合わなかった(笑)。
ソロ競演では、ギターやサンサーが入り乱れてイイ感じ。
ミナコちゃんも踊りに参加していた(恐らくShake
Hipくらいから)。
そして締めくくりでは久々マリちゃんのパーカッションソロを堪能。
再び歌。
ドアは、蹴り上げずに、腕いっぱいで殴りつけるようにしていた。
最後は、3回くらいじらされてジャンプ。
3回目はびゅーご自身も固まっていて、
「ささくれだっちゃった…」
などとおっしゃってました〜(笑)。
(大受け〜)
すぐにBGMで「Encore」がかかる。
今からアンコールだよ〜っていうお知らせか…(笑)。
BGMの中、再びオーケストラが登場。
やがて、メンバーが姿を見える。
マリーザのボイスがメンバーを紹介。
そして、── お待たせしました〜(笑)。
アンコールの曲は、米米CLUBのあの名曲。
私の大好きな「TIME STOP」〜!
しかも、オーケストラ付き。
TIME
STOP
愛してる
《おおおおお〜〜!嬉しい〜!!》
声は聞えるど姿は見えぬ…、あれ?どこ?
と思ったら、ステージのセリより上がってきた〜。
黒いロングコートに赤い縁取りがしてある。クリスマスみたい。
セットは満天の星空を演出。これもニクイ。
この曲こそ、ホーンがなくては…(笑)。
お待ちかねの間奏──
「トロンボーン、河合わかば〜〜。」
《きゃーーー! なんて嬉しい! 》
このソロ!久しぶり〜。 酔いしれました〜!
『酔いしれる』とはこの曲のためにあるんじゃないだろうか〜。
まさに正統派、ゴージャスバラード。
ブレイクで、テッペイちゃんの声だけになる聞かせどころ──
アリーナに響き渡るその素晴らしい声。
声が途切れた後の息を飲む瞬間。
♪my heart〜♪
の後は、間を置かず、♪揺〜れて♪
と続けておられたような……
各フレーズの後に区切りが入る昔の歌い方に比べて、余裕が感じられる。
客席を指さし、「KISS ME」の言葉もおしゃれにキメて……
コレを聞けただけで来た甲斐あり。本日もっとも嬉しかった曲でございました〜。
(この曲のところで、なんか笑わせてくれたポーズがあってんけど、
腰を使ったセクシー系だったような……
ん〜思い出せない。。。)
歌い終わったびゅーから、「それでは本日はどうもありがとうざいました〜。」
みたいなお言葉があって、下手へ帰りかける。
客席から「ええ〜〜」と不満の声。
待ち構えたように(笑)、歩みを止めて、
びゅー:「『えーー』を待ってたんですよ。その『えーー』を!」
すぐに中央に戻ってくる(笑)。
びゅー:
本当は、準備もしてないんですが、練習もしてないですよ。
……でも俺たちはプロですから(爆)。」
《わざとらしい言い方がオチャメ……》
びゅー:
打ち合わせなしでもできるんです。なんせプロですから。……
以心伝心でできるんです。楽譜も用意してません。
ひょっとしたら出来ないかも知れないけど……そのときはごめんなさい。
ほんとう練習もしてないんです。
《もうええって〜:笑》
ご本人も、
……そこまで言ったらバレますよね。。(笑)
「こんなに大人数のメンバーと、久々に大きな会場で気持ちよかったです。
……それでは最後の曲を聞いてください。」
その曲は、これまたファン泣かせの「愛してる」。
スモークが静かにステージを流れる。水色の淡い照明。
温かい歌い方。
どなたかが、歌い出しの「あ〜いしてる〜」が、とっても優しかったと言っていたけど、
まさにそうだった。
セクシーな感じじゃなく優しい「愛してる」。
優しく包まれていたいって感じの(爆)、心にひびく「愛してる」でした。
公演終了とみて、多くの客が席を立っていく。
《おお、そうか〜仕方ないわなぁ。今日はこれまでかな……》
などと思いつつ、とりあえず手拍子を続ける。
出口を目指す客が、手拍子組を見ながら通って行く。
やがて、帰る客が途切れはじめ、会場を見渡すと、それでも6〜7割(?)の客が残っている。
そして、打ち合わせたかのようにバッチリそろった手拍子が……。
《ええやん、ええやん…》
手拍子を続けながらも、多分これで終わりなんだろうなぁと思っていた。
しばらくして、──
鳴り止まぬ拍手の中、びゅーちー1人、コールに応えて出てきてくれた〜!!
《うおぉぉぉ〜〜》
両手で「まあまあ」と言うように客席を沈めようとしているが、一向に静かにならない(笑)。
びゅー:「〇〇〇〇〜〜〜!!!」
客:「きゃーーーーー!!」
結局、歓声でまったく聞えなかったけど、後で聞いてみると「さんきゅーー」と叫んでくれたとのこと。
チョビレポによれば、──
また、ベソかいてるようでしたね、、、あの表情は。(^_^;)
「感動した!」って感じですかね?(^_-)
── とのこと。
ご本人が満足されていると分かりとても嬉しい。
凝縮された豪華な2時間のステージ。
一般の招待客とコアなファンをひとつに結び付け、さらには副題の通り、
米米からソロへと変遷を遂げる石井竜也を、
オーケストラという乗り物にのせ、新たなティストで表現していた。
掲げられた龍のオブジェは彼の守護神のようだった。
もしくは、彼自身と言ってもいいのかも。
表現の形態は変わっても、それを貫くものは、
<龍>が表すところの、<石井竜也>そのものなのだろう。
「伝説」とは、米米から石井竜也へ新しい道を開拓しつつ
前へ進んでいこうとする一人の「龍-dragon」の伝説ってことだろうか。
今宵まさにその「伝説」が生まれたのでした。
Special
Thanks to レポートにあたり、お力をお借りしたみなさま。(50音順) ごまさま チョビさま わっちゃん。さま その他のみなさま どうもありがとうございました。 |