vol.2
手紙
NOSTALGIA
ドラゴン・ハート
そして、「手紙」
慣れないオーケストラのため、入りが1泊ほど早くなる(爆)。
《あっちゃーー》と、となりのごまぴんと笑った。まあ、それもご愛嬌……
声は素晴らしい!
しゃべりは鼻にかかっていたのに歌になるとそれがまったく出ない。
AQIでもビックリしたけど、声が枯れていても歌になると
とてもきれいに声が伸びるのは一体どいういう技なんだろう。
ドラガジのエンジェル・ショータイムでこの曲を歌ったときの、
♪Wo〜w wow wow wow ♪
のリフレインが大好きだったが、今回そこは歌わず、ステージ中央のせりより下へ下がっていくびゅー。
《う〜ん、あそこが好きなのに〜》
ちょっと残念。オーケストラとするとこうことで、正統派の歌い方に徹していたように思われる。
しかし、この曲での照明は美しかった!
まず、基本色は紫。龍も紫色に染められている。
そこへ緑のスポットがステージの中の方へ差し込まれていて、
反対に黄色い照明が今度はステージから外へ向けて伸びている。
この黄色がポイントだった。
再びマリーザのボイス。
心に美しい思い出を残していって……みたいなことを言っている。。
最後に……ノスタ〜ルジア。って言葉が聞き取れた。
そして、曲は……「NOSTALGIA」(オーケストラによる演奏)
CD持ってないので分からなかったけど、映画「河童」のサントラとのこと。
これもいい曲だった。
どのシーンで使われてただろう…?
はじめ明るめの曲調で「愛してる」?
かと思ったらすぐに哀愁を帯びた曲調に変わっていった。
こころ揺さぶられるドラマチックで美しいメロディーにしばし陶酔。
このときはオレンジ色の照明に、紫のスポットが美しかった。
オーケストラを生で聴くのは恥ずかしながら、10年ぶりくらいだろうか。
シンフォニーの調べはピアニシモからフォルテシモまでの幅が豊かで、
大きな舟で波に揺られているような心地よさがある。
ぐわ〜〜んと盛り上がってきても、音が攻撃的にならない。
丸い風船がそのまま大きく膨れていくかのような厚みと奥行きがあって感動的だった。
曲終わり、光のカーテンが流れる。音楽は神秘学のオープニングに使われているもの。
オーケストラが退場している模様。かなり時間がかかっている。
《あれぇ〜、もう退場?》
と、この時はややあっけなく感じたけど、第二部で時間配分はこれで正解だと分かる。
やがて、心臓の鼓動。赤く点滅するドラゴンのオブジェ。
中央の階段がまん中で割れ、左右に移動していく。
実は私の席からは良く見えなかったのだけど、
下手からバンドのセットを載せた台が出てきて
あっという間にドラスレのセッティング完了。
そして、BHBとドラスレメンバーが入場してきたとのこと。
大掛かりなセットチェンジだった。
3人のダンサーが上のオケのいたところへ現われる。
宇宙遊泳のような不思議なダンスを披露。
このダンサー達が今回のために特別に編成されたもののよう。
性別すら見分けられなかったけど、後でよく見てみると、男性1名と女性2名。
チョビさまによると男性はラッキー池田みたいだったとか。
曲が変わり、Drag-onツアーで披露された「Dragon Sky」のリミックス版が流れる。
ディスコちっくダ。
両脇へ移動した階段を左右に分かれてダンサーが本ステージへ下りてていく。
それまで着ていた黒っぽい服を脱ぎ捨てて、白い軽やかな衣装へチェンジ。
そのあと、ダンサーの見せ場。
腕の力だけでの倒立には、おったまげた〜。。
拍手をしつつ、びゅーの登場が待たれるところ。。
(ここの間合いってかなり長かったのよ〜:笑)
OH!
MY ANGEL
FOXY
TRAUMA
スモークが焚かれ、黄色の照明に緑のレーザー光。
階段より現われたびゅーちー。グレーの毛皮のようなコート。
その中は赤いスーツ、赤いシャツ。黒いパンツ。
手にはステッキ。といういでたち。キマッテル!
そして曲目は、「OH! MY ANGEL」
《やった〜》
曲の持つ勢いといい、華やかさといい、二部幕開けとしてはもってこいのナンバー。
早くも飛び跳ねて踊るごまさま〜。
こりゃ負けてはいられない(笑)。
後ろということもあって、またまたわたくしは勝手気ままに躍らせていただきました。
BHBは、下手ボックスのような席が設置されていてそこへ座って演奏。
ポールモーリア・オーケストラみたい。
おそろいの赤いスーツ。表情は見えないものの、肩を持ちあげるように吹くわかばさんのシルエット。
下ちゃんのシルエト、オリタさんのオレンジヘッド……
かと思いきや、山本さんだった。
いや〜、とっても懐かしい。
コーラスは2人。びゅーちーが告知していた、ハルミちゃんとミナコちゃん。
そして、途中までまったく気付かなかったけど、マリちゃんがパーカッションで参加。
(踊りにかまけて、観察が甘い……)
歌の途中、「九州大好き〜!」のお言葉も飛び出す。
多くのファンが魅了された、間奏で、手を腰「ダダダ…」というところでは、
挑むように前へ突き進むというよりは、リズムをとりつつ次の歌への力を蓄えている感じ。
それがこの会場には合っていた。
「OH! MY ANGEL〜〜!!」
叫びは、花火が二箇所くらいで炸裂!
派手な演出に会場の盛り上がりもボルテージを増していく。
続いては、「FOXY」。ここでコートを脱ぐ。
《脱いで脱いでぇ、脱いじゃってぇ〜》
……すいません(反省)。
BHBが入って厚みの増したサウンド。AQIバージョン。
はやりこの曲にはホーンは不可欠〜。
キレのある演奏、やっぱりイイ!
ダンサーも3名で華やかな感じがする。
ここでも勝手に躍らせてもらいました〜。
生バンド付きディスコ状態。なんて贅沢!……(笑)
そして、ひそかに期待していた「TRAUMA」。
イントロで、セットの壁面にあるアールを利用して、照明で2本の虹が作られる。
チェックしたポーズは、間奏で頭を壁にぶつけるように揺らしながらリズムを取っていたところ。
下手をするとアブナイ人……突っ込み甲斐のある動きでした。
それと、2コーラス目が始まるあたりで、(よくやってらっしゃいますが)
いきなり身を沈めて、やや上手前列の客にアピール。
ここで、MC。
びゅー:「今日は、無料(タダ)! ……無料(タダ)です!(笑)」
いきなり『タダ』とは、笑った〜。
ホントにねぇ、そいういえば今まで無料ってことはなかったよなぁ。
(私はちょびっとだけ出したけど:爆)
びゅー:「タダでこんなすごいものが見れるなんて、幸せものですよ〜(笑)」
さらに、「オレがそっちに行って見てみたいくらい〜(笑)」
そして、コール&レスポンス。
びゅー:「うしろーーーー!」
客:「イェーーーーー!」(ここはきっちり声出させていただきました:笑)
びゅー:「気持ちいいですね〜。この、後ろからざわざわざわっ〜〜と来る感じが……
ここで、ごまさまが私をつついて、龍のオブジェの目が緑に光っていることを教えてくれた。
ホントだ、なんと芸が細かい。。
軽くメンバー紹介があり、
「うちのミナコもコーラスで入ってます。」
さらには、ダンサーの紹介。『ダンサブルQ2』というユニットとのこと。
ダンスのことに触れ、
「分からない方は、適当〜に身体を動かしといてください(笑)。
こういう感じで(と身体を揺らす、ややドラッグ状態、さっきのトラウマに近いかも)。
……アタマさえ揺れていたらなんとかなります(爆)。
じっとしてると『具合わるいんですか〜』なんて思われてしまいますからね〜(笑)。
(強調して)参加することが大事なんです!(笑)」
さらに、こんな素晴らしいコンサートを企画してくれた、
「DoCoMoに拍手〜!」
「拍手ついでに、メンバーに拍手〜!」
「ついでにスタッフにも拍手〜!」
そして、言いにくそうに、
「あのぅ〜〜わたしにも出来ましたらぁ……(爆)」
(会場) 拍手〜〜!
びゅーちー、大きく手を振り、
「いやいや、もう…そんな……一発でいいですから(笑)。」
そこで、ご希望どおりにわたし達は、一回だけ「パチン!」と……(爆)
やってしまうのですよねぇ、お調子モノなもんで。
演奏はドラゴンスレイヤーズ…て紹介してるときに、
下ちゃんが何か忘れ物を取りに帰るような雰囲気で袖に入って行こうとする。
びゅーちー「?」
段取りではここで、BHBが退場するみたいだった。
「あ、そうかそうか」って感じでBHBを送りだす(笑)。
《ええええ〜〜もう帰っちまうの〜〜。》
しかし、下ちゃんリラックスし過ぎ〜?(笑)
この時の下ちゃん、ちょっと気になった。
MCはつづく。
「九州はさすがに暖かいですねー。昨日のあったかかった。初夏を思わせる気候(爆)……
東京とは20度くらい違う……(爆)
ああ、そんなことはないか…」って自分で突っ込んでおられました。
でも夜は寒いんですよね。(このあたりから客電が暗くなっていく。おや?)
演劇っぽく「はくしょんっ!」とくしゃみ。
「あ、風邪だ……風が吹いてきたぞ〜」
子供みたいな言い方……(笑)
(それに合わせて風の音……)
びゅーは、「安っぽい演劇みてーだな……(笑)」
自分で突っ込むのがとってもおちゃめさん。
そこで、イントロが流れ……
「浪漫飛行」だ〜。
客席から沸き起こる大歓声。
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