SKETCH
- Book of GROUND
ANGEL -
2004.12.19 Zepp
Osaka
< vol. 2 >
■せつない気持ち
■RIVER
■抱いて
1曲目は懐かしいところで、「せつない気持ち」
T−STAGEのファイナル以来か?
ステッキのようなマイクスタンドを横に(ギターを持ってるつもり)、
ギターのフレーズにあわせてさり気に上下に動かすのがかっこいい。
続いては「RIVER」。
高音域の張るところで喉で歌っているのが気になる。
石盤には照明が当たり"満月"のようになる。それが月食のように欠けていき、やがて満ちてくる。
最後のフレーズ♪夢が叶うまで〜〜〜〜♪の伸ばしでのビブラート、いつもより強く長い。
さらに「抱いて」。
♪おぉ〜 というセクシーボイスは健在。
それを聴いても、自分の中に『ヒューーーー!』という気持ちが湧いてこない。
どうしてやろ?
バンド編成のためか、セクシーというよりは力強いだったからかな。
■MC
石井さん:
「ようこそ、スケッチへお越しくださいました。
この師走の慌しい中、数あるアーティストがライブをやっていますが、
石井を選んでくれたみなさんは日本を背負ってたつ方々です(笑)。
今日はね、こういう4人編成のバンドを組んでみました。
普通バンドやる人っていうのは、こういう編成からスタートするんですが、
僕はなんせ米米でしたから(笑)、もうデビューした時から12人いたんで、
最初からビックバンドだったんですよ。
それでね、一度、こういう基本に立ち返ってやってみようかと思って……。」
そして、メンバー紹介。
ドラムの人が、「妖術、、」とか言いながら呪文を唱える手振り。
怪しい…。(石井さんのリクエストであることはミエミエ)
名づけて、ザ、エンジェルマンズ。エンジェルマンズのズは「お酢」の「酢」と書くらしい。
「台風10個も来ましたね〜。
大阪も夏は暑かったでしょ。45度とかになってましたもんねー。」
「いやいや。」
客席のあちことから、みんな思い思いに、ツッコミの呟きを入れている。
狙った反応が返ってきて、張り切る石井氏(笑)。
「だから、、物事は大げさに言ったほうが面白いでしょ。
そんな38.5度とか、ちまちましたこと言ってみても、っとも面白くないじゃないですか〜。」
いやぁ、しかし、人生何が起こるかわかりませんね、人生は波乱万丈ですよ。」
というわけで、「ハランバンジョー」
■ハランバンジョー
■MY LOVE
■夢の迷い道で
演奏にあわせてやたらとピョンピョン跳んでいる石井さん。カッコいい、とは言えない(笑)。
続いて懐かしの(といってもドラガジでやってた?)「MY
LOVE」
それまでのローテンションが一気に盛り上がる(やっぱり米曲は懐かしい)。
しかし、ちゃんと振りを覚えていないなぁ(悔)。
そして、♪愛してる〜♪のところで、私たちの席あたりに視線が。
愛されてしまった、どうしよう(爆)。
続いては「夢の迷い道で」。
カーテンが照明の加減でブラウン色に染められる。
石盤には、どこまでも伸びる道の映像。
"砂を救い上げる男。空を見上げた。
マント、サングラス、ハット、石井さんだ。"
ここで、照明が実はカーテンの奥からも当たっていることに気づく。
間奏で、後ろ向きにピョンピョン跳びする姿が微笑ましい。(この日何度もやってました)
■MC
■「アナタノソラ」(朗読)
曲が終わり、水を飲む石井氏。
ボトルを置きながら、客がいることを意識してないように、低いトーンでポツリンとMCを始める。
「来年で20周年になるんですけど、、早いよねーー、
(前へ出て来てここで初めて客席を見る)
……あ、座ってください。(笑)」
そこへスタッフが木の机を出してくる。
石井氏、そこへ腰掛けて(小学生みたい)、
「今までお袋のために詞を書いたことはなかったんですけど、
今日はお袋のしを書いてみました。」
机の中から黒いノート(スケッチブック風)を取り出す。その仕草がなんとなく可愛い。
「あ、販売促進のためにこのオルゴールもセットして、と(笑)」
(グッズのオルゴール。ネジを巻き、音をだす。)
「これでよし。。。(満足げ)」
そして、詩の朗読が始まりました。「アナタノソラ」
これは入場時に配られた絵本とはまた違う詩でした。
聞きながら、鼻のあたりがツーンとしてきたその時、
「今あなたは年老いて、細い腕を差し出した。。」というところで、
石井さん、激しく咳き込む。
最初、涙をこらえたのかと思ったけど、喉?
喉にくるような歌い方してたしなぁ、だから言わんこっちゃない。
石井さん、おもむろに立って水を飲みに行く。
酔っ払いのようによたよたと歩くさまに。会場、笑。
笑うところになってもうたがな(苦笑)
しかし、転んでも笑いをとって切り抜けようとするところは、
流石に幾つもの修羅場をくぐりぬけたお方です。
再度トライ。またすぐに咽てしまう。
今度は水の入ったビンを手元に持ってきて、
一升瓶のようにラッパ飲み。
爆笑。
笑いを取りつつも、不本意だろうなぁ、と思っていたら、
石井さんは独り言のように、
「お母さんごめんなさい、……ほんとにごめんなさい。」
その呟き、分かる気がしました。
朗読を終え、「何言ってるかわかんなかったかなー」と言って曲へ。
■アナタノソラ(歌)
■天使の標的
先ほどの詩にメロディをつけたもの。椅子に座ったままで歌う。
夕焼け色の照明が曲調に合っている。
曲が終わり、立っち上がり中央へ。
水を飲み(今日はよく水を飲んでいる)、次曲「天使の標的」へ。
内心、『またかよ〜(苦笑)』
よっぽどこの曲好きなのねぇ、テッペイちゃん(笑)。
照明は紫とグリーンでとても綺麗でした。
■スケッチ・写真館
テーマ曲とともに石井さんが高らかに叫ぶ、「スケッチ写真館〜」
「さあ、続いてはスケッチ・写真館のコーナーです。
みなさまの中から、抽選で1名の方にステージに上がっていただきまして、
私と記念写真を撮るという、業界始まって以来の企画でございます(笑)。」
《キャハハ、ごま嬢の謎の言葉は、コレかぁ〜〜!:大爆笑》
(下手から箱を持ったスタッフ登場。)
「さあ、この中にはみなさますべてのチケットの半券が入っております。
つまり、ここに入ってない人はいない、必ず誰かが当たるというわけでございます。
では、今から私が手を突っ込んで、1枚引きます!(がそごそと、モッタイつける)
ハイ!
引きました。スケッチ始まって以来の2階席でございます。
では読み上げます──
、○列○○番のお客様です。おめでとうございます〜!!」
そして、立ち上がったのは、ナント、男性客!(爆)
会場からはドォ〜〜とウケ笑いが起こる。
男性が当たったのは初めてだそうです。
「さあそれでは、あの方がステージに辿り着くまでの間、私がトークでつなぐというわけでございます。
いかんせん、今日は2階席ですのでかなり辛いです。
繋ぐには長く、まとまったことを言うほどには長くもなく、大変中途半端なのでございます。
私の汗の半分以上はこのコーナーで流れるわけでございます(爆)。
さあ、とっとと着てほしい(笑)。まだ来ませんか?
まだのようでございます。
今日はなんせ2階からですから、慌てて落ちたら大変ですが、出来れば急いで着てほしい(笑)。
あ、来られました〜。
お名前は? ああ、そうですか、どちらから?
そうですか、
じゃあ、ここへ座っていただいて、(ナタノソラを朗読した椅子を勧める)」
その横に石井さんが立って肩を組むようなポーズ。
「では、今日はプロのカメラマンが来ておりますので、、じゃよろしくお願いします。」
(わざわざ言うところがアヤシイ。実はスタッフだったようです:爆)
ということで、男同士でパチリ。
『僕でいいんでしょうか?』というような、申し訳なさそうな仕草に会場からは笑いが絶えない。
それでも最後はちゃっかり握手をして退場していきました。
■浪漫飛行
■つれて行くよ
■心の言葉
続いてすぐに曲へ。
石井さん:「はい、急いで帰って、曲が始まりますよぉ〜(笑)」
ピポパポで始まるイントロ。ニポップスバージョンだっけ?
石盤には、時計の映像。どっかのPVで見たことあるゾ(笑)
♪My Freind〜♪
で大きく両手を手を上げて客席を見上げる。
そして曲の最後は、何を思ったか空手の突きのポーズでした。
「つれて行くよ」は意外な選曲でした。
次がシングル予定曲、「心の言葉」。
セピア色に変色した古い親子の写真の映像。愛娘の写真があったとかなかったとか(笑)。
熱唱してましたが、歌詞がほどんど聞き取れず、残念。