某市営音楽室というのは、いわゆるバンドのリハーサル・スタジオの市営版。音楽室、会議室やホールが入ってる市営の施設だね。9時間使って2900円!安っ!前回のアルバム『ジャンボリー』もここ。ザ・ビフォアーズの名盤『嘘つきセブンティーン』(2001)もここ使ったんだった。メンバー4人全員カーキチなので(←ウソ)各自マイカーで集合、荷物を降ろしたら、駐車場探して停めに行かなきゃいけない。専用駐車場がないのが少し残念なのね。
まずは、マルのドラム・セット、録音師匠=篠原太郎クン(いつも大感謝!)に借りたマイク、マイクスタンド、ヘッドフォンアンプ、Roland VS-2480等のRECセット一式をセッティング。今回はバスドラム、スネアの上下、タム、フロアタム上下、ハイハット、トップのLR・・・以上9本のマイクをドラムに立ててたよ。9トラック使用仕様だ。セッティング完了したら、ドラムの音決め、レベル調節。軽く1時間はかかったねぇ。全録音準備完了したら、早速録音開始!・・・じゃなくて喫煙!メンバー4人全員喫煙者、意思の強いオトコの集まりだぜ。1F外の喫煙所まで行かなきゃいけないんだけど、外はポカポカいい天気。いつもよりだいぶ早いけどサクラはほぼ満開だ。
気持ちよく煙を吸い込んだあとはスタジオに戻り録音開始だ!前もってVS-2480に録音してあるジェフの仮歌、仮ギター、クリックにあわせて、ロビン(ベース)、ネロ(ギター)、マル(ドラム)が演奏。ドラムに9、ギター、ベースに各1の計11トラックをVS-2480に同時録音。ボクは録音監督&技師に専念だ。いいテイク(※注1)が録れるまで、1曲につき少なくて2回、多くて7回(!)演奏、何度か煙草休憩しつつ全10曲、20時頃には完了。ナカナカいいスタートを切ったんじゃん!。