23. 外壁シーリング

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■2002年3月7日(木曜日)

外壁目地にシーリング材を充填する作業が始まりました。


まずは隙間の部分に接着剤(プライマー)を塗布していきます。職人さんの話では、接着剤は通常は無色透明だが、ヘーベルの場合は塗りむらや塗り忘れがないように色の付いたものを使用することになっているそうです。こんなところにも品質への配慮がされているのですね。


今日の作業は午前中で終了したようで、午後見に行ったときはトップハット部分だけが完了した状態でした。白い筋のような部分がシーリング材を充填した部分です。このときは1人で作業していました。作業は5〜6日かかると職人さんは言っていました。


使用されているシーリング材は「オート化学工業株式会社」のウレタン系シーリング材「ALCコーク タイプII」です。


9日にはほとんどの部分の処理が完了していました。ただ、シーリングしていないところに比べてシーリング剤充填部分は外壁の凹凸に併せて凹凸が見られます。硬化するときに収縮するのでしょうか。塗装した後にほかの部分との違いが目立たなければよいのですが、ちょっと心配です。施主の杞憂に終わればよいのですが。

・シーリング材について
シーリング材の種類にはウレタン系、変成シリコン系、シリコン系、ポリサルファイド系、アクリル系などがあり、それぞれ特性がことなり、使われる部位も異なります。ヘーベルで使われているウレタン系シーリング材は特に弾性や復元力に優れるという特徴があり、地震などによる目地の変形に対して効果的といえます。ただし同じくALC外壁に使われる変成シリコン系シーリング材と比べると紫外線劣化が大きいため、上塗り塗装のメンテナンスが大切だそうです。
なおメーカーのオート化学工業はウレタン系シーリング材のトップメーカーで、品質保証に関する国際規格(ISO9001)の認証取得企業でもあります。

・内壁工事用部材搬入

7日には内壁・間仕切り用の木枠や断熱材などが搬入されました。

いよいよ木工事が始まります。11日あたりから始まるようです。


断熱材はいろいろな種類のものが搬入されています。監督さんに聞いたところ、ファックスで説明をいただき、白い厚手のものはサニーライト、うす茶色のものは鐘淵化学工業(カネカ)のカネライトフォームだそうです。


このほかに部分的に旭化成建材の次世代高性能断熱材「ネオマフォーム」が使われるようです。
断熱材については改めて検討したいと思います。


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