■2002年3月23日(土曜日)
本日の参加者は、旭化成ホームズ上野営業所の監督Aさん、工事担当の太平ホームさんから2名、そして久しぶりにお顔を拝見した営業担当のKさん、設計のHさん、そしてインテリア・アドバイザー(IA)のEさんも来てくださいました。さらにガス・水道配管、エアコン・マルチメディア配線、外構工事の担当業者さんからそれぞれ1名。当方からは私と妻、そして1階の確認には父と母も顔を見せ総勢10名以上の大人数での確認作業となりました。 確認項目は多岐にわたり、確認箇所を全部ご紹介するのは難しいのですが、最後にAさんが作成し、私が確認のサインをして写しをいただいた「中間確認時記録書」には、以下の19のチェック項目が記載されています。確認はおおよそこれらの項目について行われました。
・配管工事の確認
この段階での変更は、2階キッチンの給湯器コントローラーの位置をキッチンカウンターの正面の壁からシンク横の壁に変更してもらったこと、トイレの確認のついでにタオルハンガーの位置を左から右へ変更してもらったことくらいです。 給湯器コントローラーはキッチンカウンターの正面にあった方が視認性はいいと思いますが、操作がキッチンカウンター越しになることや、キッチン上に棚や物を置く可能性ことなどを考慮して変更してもらいました。 またこの際、卓上型浄水器(シーガルフォー)のための分岐水栓を業者の方に渡し、取り付けをお願いしました。妻のたっての希望で、シーガルフォーはカタログハウスから取り寄せる予定ですが、松下製システムキッチンのハンドスプレー水栓に適合する分岐水栓がよくわからず、また品番が判明してからも入手するのに苦労しました。 ・エアコン取付位置の確認 続いてエアコンの取付位置やマルチメディア配線について、担当の方と確認して再度各階を回りました。エアコンの取付位置については問題なし。我が家では1階に2台、2階に3台、3階(トップハット)に1台の合計6台のエアコンが設置される予定です。このうち5台はヘーベルを通じての新規購入品、1台は現在の住居で使用している比較的新しいものを「施主支給品」として取り付けてもらう予定です。
しかし、エアコンは本体だけで考えることはできず、メーカーや機種によって配管の仕様も異なるなど、本体と取り付け工事は一体として考える必要があり、本体を外部で購入した場合は工事も外部業者に委託する必要があります。でないと品質を保証することができないというヘーベルの姿勢は正しいと思います。 また取り付けにあたってはヘーベル板に穴を開けなければなりませんし、隠蔽配管を行うためには天井裏や壁工事との調整をはからなければなりません。量販店を通して工事までを依頼した場合、施工者がヘーベルの躯体を熟知しているとは限らず、不安があります。聞くところによるとヘーベル板の中の鉄筋を切断してしまったりする例もあるようで、これではせっかくの強度が低下してしまいます。 我が家でも当初は量販店価格と比較もしましたが、こうしたことを考慮した結果、最終的にはヘーベルにお願いすることにしました。差額は長期ローンの中に組み入れればそれほどの負担にはなりませんし、安心料として割り切ることにしました。将来的なサポートについても一体として対応してもらえるので、責任の所在を巡ってトラブルになったりする心配を回避できる可能性が高くなります。 ・テレビ、電話、LANの確認 我が家の一帯は東京タワー方向に建つマンションの影になるため、地上波はケーブルテレビで供給されています。当面CSも見ないので、屋上にはBSアンテナだけを設置し、情報分電盤でCATVと混合して各部屋へ配信する予定でした。 また、マルチメディア・コンセントについては、家具の配置を考慮して何カ所か位置を変更しました。なお、当家のLAN配線計画はヘーベルの「マルチメディア先行配線システム」を若干変更してもらっています。詳細につきましては後日改めて説明させていただきます。 ・照明、照明スイッチ、コンセント、その他建具類の確認
・一部ACコンセントの位置、高さ変更 ・室内物干し金物の取付位置決め、1階の室内物干し金物をロングタイプに変更 ・廊下照明(ダウンライト)を人感センサー付に変更、これに伴いスイッチの配線を変更 ・トイレの照明スイッチを消し遅れ機能付きに変更(消灯後しばらくしてから換気扇が止まる) ・1階階段下物入れの天井仕上げを取りやめ(階段裏の鉄部が露出した状態に) ・ウォークイン・クローゼット内の棚とパイプ高さの変更 ・インターホン親機位置、インターコールシステムの取付位置変更 などなど。 それぞれ具体的な間仕切りの位置や動線を考慮しながら検討、決定していくのですが、なかなか骨の折れる作業でした。なかには図面上では距離があるように見えるので三路スイッチにしようとしていたところが、実際には両手を広げれば届いてしまうような距離であることがわかり、単独のスイッチに変更したところもありました。図面だけではなかなかわからないものです。
ダウンライトの取り付けには天井に埋める高さが必要なため、梁やパイプとの干渉も考慮に入れなければならず、神経を使います。こんな時にはIAのEさんが「そこのダウンライトは埋込高100ミリです」などと間髪を入れずフォローしてくれ、とても頼もしかったです。結果的には梁と干渉して取り付けに困る箇所はありませんでした。 また、ガスコンセントのある部屋には必ず換気口が必要ですが、1階の1室に設置されていないことに気が付き、急遽換気口の穴を開けることになるというハプニングもありました。 ・外構工事の確認
最後に「中間確認時記録書」にサインをして完了です。営業さんから「外壁の目地シーリングも確認しますか」と聞かれたのですが、雨で足場が危険なこともあり、ヘーベルの社内検査の結果を信じることにしてやめることにしました。
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