■2002年3月25日(月)〜27日(水)
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25日からガス配管やTV・情報系の配線、電気配線の工事が入っていました。先日の中間確認をふまえてのことと思われます。
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天井はこんな感じで色とりどりの電線やチューブが入り乱れています。
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これは1階のガスコンセントの様子です。壁の両側にソケットが出るので、T字型の部品で2つに分岐して接続されています。
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ここは情報ボックスが取り付けられるところです。すごい数のケーブルが集まっています。
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テレビの同軸ケーブルはS-5C-FBというものが使われています。メーカーは四国電線です。
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外壁からBS用、CS用2本の同軸ケーブルが引き出され、屋上のアンテナポールのところに準備されています。
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・同軸ケーブルについて
テレビ用の同軸ケーブルはS-5C-FBという規格のものが使われています。聞いたことのない規格だったのでちょっと調べてみました。
その昔私がアマチュア無線をやっていた頃は(とっくにコールサインは失効してしまいましたが)、同軸ケーブルといえば5C-2Vとか、5D-2Vという規格でした。
調べてみると、その後衛星放送の普及やデジタル放送の開始などで、より広帯域・低損失で、ノイズに強いケーブルが求められるようになり、規格もだいぶ変わったようです。
5C-2V→S-5C-FV:
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絶縁物がポチエチレン(半透明)から発泡ポリエチレン(白色)に変わって770MHzから1,800MHzに対応
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S-5C-FV→S-5C-FB:
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アルミ箔のシールドの追加、銅線編組がスズメッキになって2,150MHzまで対応
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S-5C-FB→S-5C-FBL:
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アルミ箔のシールドが2重となってさらに2,600MHzまで対応
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BS放送とCS放送では周波数帯が異なり、特に今年の3月1日からスタートした110度CSデジタル放送は2,100MHz前後の周波数(アンテナでのコンバート後)を使用するため、ケーブルや分配機などに高い周波数に対応したものが必要とされ、同軸ケーブルも今後はS-5C-FBL(メーカーによってはS-5C-FBD)が標準になるといわれているようです。
分配機などは後からでも交換できますが、壁の中をはわせる同軸ケーブルは簡単に取り替えることができないため、110度CSを受信する予定の方でケーブルの総延長が長くなる可能性がある場合はS-5C-FBLを採用してもらった方が良いかもしれません。
ちなみにメーカーの四国電線という会社は国際品質基準であるISO9001の認証を取得しており、施工工務店や部材のメーカーまで一貫して信頼の置ける会社を採用することで、トータルな品質保証につなげたいというヘーベルハウスの姿勢を感じる気がします。
・トップハットの内部
トップハットの壁工事もだいぶすすみ、部屋の形が見えてきました。
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こちらがわは限度いっぱいまで広げ、40cmくらいの立ち上がりです。
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こちらは強度上の必要からフレームがあるのであまり奥まで部屋にすることができません。
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・その他
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見慣れないシートがあったので大工さんに尋ねてみたところ、遮音壁の中に貼るシートだそうです。
まるで鉛でできているかのように重く、持ち上げようとしても容易に持ち上がりませんでした。
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写真では見えにくいと思いますが、壁下地に使用される石膏ボードはタイガー君でおなじみの吉野石膏の「ハイクリンボード」です。タイガーハイクリンボードはホルムアルデヒドを吸収・分解する機能を持つ「健康志向の石膏ボード」(吉野石膏HPより)だそうです。
ちなみに吉野石膏ももちろんISO認証取得企業です。
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