30. 吹付工事

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■監督さん引き継ぎ

4月8日夜、工事監督さんの引継のため、当方夫妻と前任監督のAさん、そして新任監督のKさんらが現場に集合しました。帰宅途中、約束の7時に現場に到着すると、監督さんたちはすでに到着し、大工さんとの顔合わせや現場の引継などをひととおり完了していたようです。

Aさんは別営業所に異動になり、新任監督のKさんも実は都内の別の営業所から当家の担当エリアの営業所に引っ越してくるのだそうです。社内的な事情でいろいろ組織変更などもあるようです。
小うるさい施主で前任者のAさんにはご苦労をおかけしました。「今後はホームページで工事の様子を見させていただきます」とおっしゃっていただきました。
営業のKさんからも「Aの異動の件ではご迷惑をおかけしますが、後任のKもベテランですのでご安心ください。」と電話をいただきました。その際、実は設計のHさんも異動になったと教えてくださいましたが「設計は一貫性も重要ですので、このまま最後まで担当します。」とのことでした。

写真はこのとき2階の階段下から、3階トップハットの天井を写したものです。7日・8日の作業で軽天が設置され、すでに断熱材が入っていました。断熱材は16K100mm厚のグラスウールです。

■外壁塗装(吹付工事)

ヘーベルハウスの「ロングライフ住宅基準」というカタログによれば、

15年周期のメンテナンスで美しい外観を保ち続ける、外壁3層塗装
外壁塗装は、塗装の厚みが工場焼き付けの数十倍もある現場吹き付け。一棟ごとに手作業で丁寧に3層塗装します。塗料には、水と紫外線に強い特殊原料を配合した耐水・耐汚染・耐候性にすぐれるアクリルシリコンを採用。ヘーベルハウスの外装塗装は、促進耐候性試験で15年以上の耐久性が確認されています。メンテナンスも容易で、上塗り層が限界になる前に塗り替えれば、いつも美しい外観を保てます。

・4月9日

8日の引継の際、窓や軒天がビニールシートで覆われているのに気づきました。
聞けば吹付工事のための養生シートだそうです。「養生はもう済んでますから明日から吹きつけですね」とのことでした。


前日は夜だったのでよく見えなかったのですが、翌朝見ると、全体がこれまでの養生シートの上からすっぽりと厚手のシートで覆われていました。8時前にはすでに塗装の作業員さんが到着しています。


トップハットもシートが掛けられています。また、屋上ベランダの周囲をぐるりと取り囲むように足場との間にも半透明のビニールシートで屋根が掛けられています。塗料の飛散を防ぐためかと思いましたが、聞くところでは雨よけなのだそうです。そういえば予報によればここ数日は不安定な天気が予想されています。


養生シートの内側の最上部はこのような状態で隙間なくビニールで覆われています。


窓やベランダドア、外樋などはビニールとガムテープで入念にカバーされています。


9日の作業では、シーリング材を充填してそれまで白く目立っていたところに、上からグレーの塗料で下塗りが行われました。


換気口などの金属部分にも下塗りされています。


・4月10日


10日はいよいよ色が付きます。工程としてはアーサーオレンジの下塗り材を吹き付けた後、上塗り材を塗る2ステップだそうです。(あれ?カタログの3層塗装というのは?)
これは午後2時頃の写真ですが、おそらく下塗りの状態ではないかと思われます。
注)その後K監督さんから電話をいただきまして、外壁ヘーベル板は工場出荷前に防水加工を行っているので、それを含めて3層塗装になるそうです。


これは10日の作業完了後の状態を11日の朝、作業前に写した写真です。「絶対にさわってはだめですよ」と言い渡されていたので、足場の上り下りも慎重に慎重に。


クローズアップで見ると光沢と深みのある、いい色合いが出ています。


2階ベランダ手すりの内側も同じように塗装されています。


ブラウンの窓枠との相性も良かったんじゃないでしょうか。


足場が外されるとなかなか見られなくなるので、あちこち写真を撮りまくってしまいました。


・4月12日

 

前日11日は午後から本格的な雨が予想されていたため、トップハットの塗装は翌日に持ち越され、雨が上がった12日の午後を中心に塗装が行われ、12日5時までにはトップハットの足場が取り外されました。

外壁塗料は藤倉化成のセラミトーンフレック(アーサーオレンジ)です。藤倉化成は東証一部上場で、例によってISO9001取得企業でもあります。同社のホームページに詳細な商品情報は載っていませんでしたが、ヘーベルハウスのカタログには「トルエン、キシレンなどの有害化学物質が一切含まれていない」と説明されています。

 

 

・木工事のその後

4月10日には3階トップハットの工事がほぼ完了しました。


トップハットへの階段を上がったところ。右端は屋上ベランダへのドアです。ドアの一部が階段に重なってしまっていますが、寸法の関係上やむを得ないところです。


階段の反対側の隅の部分です。こうした細かい部分はどうしても現場あわせの作業が必要になります。

12日には2階の間仕切り壁もかなり作業が進んでいました。


・その他

そのほか、いろいろな部材が続々と運び込まれています。


アイカセラールはキッチン周りに貼る化粧板です。左下に見えるのは和室用の天井板です。


天井板は吉野石膏製で、材質(基材)は石膏ボードです。

ホスクリーンは室内用物干し金物です。A型とA-W型があるのは、中間確認の際に一部をロングタイプのものに変更してもらったためです。


下記は和室用天井材について、吉野石膏のHPからの引用です。

吉野天井板の特徴

1.燃えない、有毒ガスが出ない
基材がせっこうボードですから、防火性に優れており、有毒な煙、ガスの発生がありません。

2.天然の杉木目を再現し、ラミネート加工
天然銘木が醸し出す木肌の風合いをもつ化粧紙をラミネートしたもので、美しい立体感がひときわ映えます。

3.美しい仕上がり
在来の張天・ラミ天などと同じように裏桟への釘打ち施工ですから、杉木目の美しさをそのまま生かせます。


と言うわけで、ヘビースモーカーの父の居室の天井材としては安心感が増したように思います。

 


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