31. 木工事(6)

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■2002年4月13日(土)

・床暖房施工


1階床暖房が施工されました。


床暖房ユニットはガス温水式のもので、厚さ床断熱材と同じ12mmとなっており、ヘーベル仕様のもののようです。


床のパイプとの接合部分はこのような形をしています。作業員さんがわざわざめくって見せてくださいました。


床から出ている2本のパイプの片方が温水の入り側で、マットを循環してもう片方から戻る構造になっています。


施工された床暖房ユニットは、イノアックコーポレーション製の「小根太入りハード温水マット」です。同社のHPには今回施工されたものと同型の説明は掲載されておらず、床断熱材と同じ12mm厚であることからおそらくヘーベルハウス向けの特別仕様ではないかと思われます。参考までにベースとなっていると見られる同社の「ネダパネル」という、通常の床のネダの間に施工するタイプの商品の説明を引用します。

特長 

1.省力施工

・とっても軽いパネルです。 (DNS90:0.3kg/枚)
・パネルの側面と下面に緩衝材が付いてますので、根太と容易にフィットします。
・カッターナイフ等で簡単に加工できます。長さ調整が楽々、複雑な部屋形状にも適したパネルです。

2.高信頼性

・連続1本配管の為、漏水の心配がありません。

3.パネル下の断熱材は不要です。

・パネル本体が、熱伝導率わずか0.018kcal/mh℃と、断熱性に優れたイソシアヌレートフォームを使用しております。

・防水シート保護塗装

屋上防水シートの保護塗料がペイントされました。保護塗料はベランダ手すりの外側だけに行われます。手すりの内側は“クレガーレ”が敷かれる予定のため、保護塗料は塗らないことになっているそうです。


まず、下塗り材を塗布します。


下塗り材が乾いたら、その上から上塗り材を重ね塗りしていきます。


塗装が完了した状態です。午後5時半頃ですが、もうすっかり乾いているようです。


翌日の朝写したものです。ベランダ手すりの形状に合わせて塗られています。


使用された防水層保護塗料は、大橋化学工業の「フレームバリヤー」という製品です。特徴を同社のHPから引用します。

飛火試験合格塗料 フレームバリヤー

防水材や防水層の化粧仕上塗料は火災に対し無防備な場合が多く、飛火による屋根からの延焼を防ぐために屋根防水の防火対策が望まれてきました。
フレームバリヤーは JIS A 1312「屋根の防火試験方法に規定する飛火試験」に合格した屋根(屋上)防水層の表面保護仕上材です。
施工性・経済性も良く柔軟性、ノンスリップ性等の性能を有しております。


前述の通り、屋上ベランダの内側には“クレガーレ”という保護ネットが設置される予定ですが、防水シートの材質は熱には弱く、タバコの火が落ちただけでも穴が開いてしまうということです。ヘーベルでは保護ネットを施工する場合には保護塗料は塗らない仕様になっているようですが、クレガーレはネット状で隙間もあるようなので、ベランダ前面に塗布してもらった方が何かと安心できたかもしれません。

・その他

13日にはこのほか、AC電源ケーブルの引き込み、換気扇やアンテナケーブル引き出し部のカバーなどが取り付けられました。


換気扇開口部のカバーです。


アンテナ線引き出し部

AC電源ケーブルの引き込み


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