37. クリーニング・工事完了検査

前のページ Top HatでGO!のトップへ さくポテのトップへ 次のページ


■2002年5月3日(金)-4日(土)

・クリーニング

連休中にもかかわらず3日、4日と屋内のクリーニング&ワックスがけ作業が行われました。


3日の朝、ゴミや余った部材を運び出していました。今日と明日で室内のクリーニングおよびワックスがけを行うそうです。


「ワックスがけ後は入れません」とのことでしたのでさっそく養生シートがはずされた屋内の様子をカメラに収めました。これは1階DKとリビングの様子です。


1階に二間ある和室の一つにはたたみ下収納(秘蔵っ庫)がすでに取り付けられ、シートでカバーされていました。主任さんの話ではたたみは最後(施主検査直前)に入る予定だそうです。


2階リビングも養生シートがはずされ、フローリングの全体が現れました。壁にはところどころスイッチやコントローラー類の穴がまだ空いた状態です。


3階の床の様子です。奥の壁面にはLAN用の端子が見えます。


階段の養生シートもはずされました。


このあとワックスがけをして、4日は終日内部での作業が行われていました。

■2002年5月6日-10日

・仕上げ作業

クリーニング終了後、各所の細かな仕上げ作業がさらに続けられていました。


6日には旭化成の社内検査が行われたとのことで、7日にみた妻の話では、写真のように要修正個所にマーキングが付けられていたとのことです。けっこう細かなところまでチェックされていたそうです。


建具が運び込まれ、最後の仕上げが行われていました。


キッチンや洗面台周りのすき間にシーリング材が充填されていました。


8日にはフェンスや仮設トイレなどが撤去されスッキリしました。正直な話、トイレの臭いはちょっとご近所に気兼ねしていたのでホッとしました。


10日にはほぼ仕上げ作業も終了し、非常にキレイになっていました。


2階の床は磨き上げられて美しいツヤが出ています。


■2002年5月11日(土)

・完了検査(お客様検査)

本日は工事完了検査(お客様検査)です。午後1時に現場に行くと、すでに担当者が集合していました。顔ぶれは旭化成ホームズのK監督さん、ガス・水道工事の担当さん、エアコンとAV・LAN配線の担当さん、それに先日異動になられた設計のHさんも駆けつけてくれました。営業のKさんは打ち合わせが入っていて参加できないと連絡をいただきました。営業ガンバって下さい。

検査は器具の使い方の説明を含めておおよそ以下のような順序で行われ、途中外構工事の相談を挟んで合計3時間ほどもかかりました。

ガス給湯器、ガスコンロ

点火、火力の調整がスムーズか、元栓の位置など

キッチン、洗面所、トイレ

水・温水がちゃんと出るか、流しや洗面台のボールにある程度水を溜めキャビネット下の扉を開けた状態で一気に水を流し、異音や水漏れがなくスムーズに排水するかなど

エアコン

正常に動作するか

電話、TV、LAN配線

設計図通りの配線になっているか

照明関係

ちゃんと動作するか、三路スイッチなどが予定通りになっているか

窓、シャッター、ドア・引き戸など

スムーズに開閉するか、開け閉めの際にぶつかったりするところはないか、がたつきはないかなど


このほか、インターホンやインターコール(非常呼び出し)、秘蔵っ庫の動作確認と使い方説明、分電盤や非常用はしご、物干し金物などの説明・・・。とてもいっぺんには覚え切れません。
チェックはほとんど問題なく完了しましたが、一部床フローリングに小さなキズがあったこと、玄関近くの外壁に小さなへこみ(たぶん部材の搬入時になにかがあたった?)を見つけたこと、またサッシの戸車がキィキィと音なりがあったので修正してもらうことにしました(サッシの音なりはその場で対応して下さいました)。
ただし、照明は引き渡し後に持ち込みで取り付ける予定ですし、エアコンも全ての動作はチェックし切れませんでしたので、引き渡し後にもう一度チェックする必要がありそうです。

なお、「室外給湯器の温度は最高75度まで上げることが出来ますが60度くらいまでを限度に使って下さい」との説明でした。サヤ管の規格が上限80度までなのでやや余裕を見て欲しいとのことでした。

また、CS放送受信のための準備配線とケーブルTV配線が予定と異なる状態であることが分かりました。このうちケーブルTVの配線の方は情報ボックスの接続を変更するだけで修正できましたが、CS放送の準備配線は壁内の配線を変更しなければならず、後日工事を行っていただくことになりました。どうも指示の混乱があったらしく、多くの人が関わるだけに連絡の行き違いはどうしても発生しがちなので、注意が必要だと感じました。

・外構工事開始

前2日ほど雨天が続いたので外構工事の開始が遅れていましたが、この日から本格的に工事が始まりました。工事に先立って業者の方が実際の寸法を測量したところ、再検討しなければならないところが何カ所か出てきました。
・玄関前に配置された水道メーターなどが寸法を制約し、アプローチの段差の取り方について再検討を余儀なくされた
・家の基礎の周りには「タマリュウ」という草を植えることになっているが、ここには基礎のベース部分が出っ張っているため下から水が抜けないという問題が発覚。検討の結果、土止めの縁石が接する部分の角を切り欠いて水抜きの穴を開けてもらうことで解決
・玄関前のラティスフェンスの予定の位置にちょうど縦樋が来ており、そのままでは人が通るための間隔が狭くなりすぎることがわかったため位置と取り付け方法を変更
・測量したところ道路の高さが家の中央付近で4cmほど低くなっていることがわかり、車庫スペースの勾配が端と中央付近で異なってしまうことが判明。これについてはそのまま施工してもらうことで了承

工程の最後になる外構工事は、細かい部分が現場合わせになるのはある程度仕方のないところとは思いますが、もう少し計画的に出来れば良かったかなとも思います。


玄関のアプローチ部分。このメーター類の配置が階段の寸法に制約となりました。


車庫スペースです。基礎のベースで水が抜けない問題が発覚しました。


いよいよ引き渡しが5日後に迫りましたが、何となくまだ実感が湧きません。住み始めてはじめて「自分の家」と思えるのでしょう。あとは無事家族全員が引っ越しを済ませるだけです。


前のページ Top HatでGO!のトップへ さくポテのトップへ 次のページ