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読 書 日 記

(不定期日記です)


11月30日

先月13冊、今月5冊。やはり失速した・・・(笑)。
最近読んだ本。グレッグ・イーガン「しあわせの理由」、オースン・スコット・カード「消えた少年たち(上下)」、茅田砂胡「天使の舞闘会」、徳間書店刊「手塚治虫COVER(タナトス)編」。

感想。
「しあわせの理由」、順列都市に比べればはるかに読みやすい。短編集だからというわけでなく、解説を読んでも確かにそうだと書いてある。理系に弱いものにはありがたい短編集だ(笑)
「消えた少年たち(上下)」、カードの作品だから期待して読んだのだが、1回めは道のりがつらく、ラストの意外性に驚きはしたものの、さほど感動しなかった。カードのもう一面である、敬虔なモルモン教徒としての顔を考え、人間の醜さと愚かさ、家族愛と他者への深い愛を意識して読み直したとき、初めてラストに感動できたのである。それでもやはりラスト以外はツライ。いくらカードだからって、無理やりSF文庫にせず、せめてFT文庫にしてほしかったなぁ。そうすればもう少し誤解せずに読めたのに。
「天使の舞闘会」、暁の天使たちシリーズの6巻。これで完結だそうである。まあ面白く読めたし、いささか広げすぎた感のある話を、一応まとめて見せたところはさすが。しかし話はシリーズを変えてさらに続くらしい。読むとしたらキャラ萌えの観点で読むしかないだろうな(笑)
「手塚治虫COVER(タナトス)編」、昔COMがCOMコミックスと名を変え、判型も変わったとき悲しかった。それでも火の鳥の「望郷編」が連載されると聞いて買ったのだ。だがそれはわずか2回のみで、永遠に続きが書かれることはなかった(マンガ少年のは話がまったく違う)。やがてCOMは終焉を迎えるのである・・・。この本を買ったのはひたすらそのときのCOM版望郷編が再録されると聞いたため。手塚の作品を作家たちが小説化した短編群は御愛嬌。でもかまわない。自分も手塚ファンなのだから。


10月30日

先月にひきつづきシリーズ物の読破。勢いを駆ってさらに読書に励みたいたいが、失速するかも。
最近読んだ本。茅田砂胡「デルフィニア戦記(13〜18)」「暁の天使たち(シリーズ第1作)、神々の憂鬱(第2作)、海賊王の帰還(第3作)、二人の眠り姫(第4作)、女王と海賊(第5作)」、エリザベス・ヘイドン「デスティニィ−大空の子−(上下)」。

感想。
「デルフィニア戦記(13〜18)」、ファンタジーにもいろいろあるが、これは魅力的なキャラクターが活躍する歴史絵巻のタイプ。軽快な文章で読みやすく面白い、まさにライトノベルファンタジーの典型。ライトノベルという言い方は、(成り立ちを考えれば)差別的であまり好きではないが、確かにデルフィニア戦記のような作品はライトノベルというほうが合っているかも。むしろ勲章とさえ言えるかもしれない。やたらに難解な文章ばかりが至高じゃないから。
「暁の天使たち」シリーズ、乱暴に言えばスカーレット・ウィザードとデルフィニア戦記のカップリング。続刊中なのでなんとも言えないが、作品の方向次第で評価はかなりわかれるだろう。現時点では、お気に入りのキャラがどんな形であっても出てくれればOKという人でない限り、デルフィニアファンにはちときついかも。スカーレット・ウィザードファンとしては・・・4、5巻が快調で嬉しいが、これから先がどうなるかすごく不安。なにより世界は【神】が作ったという設定では、前作とは別ものと思ったほうがいいかもしれない。 ・・・ 物語をつむぐのは難しい。何もないところからひとつの世界を創りあげ、リアリティを持たせるにはそれなりの設定が要る。私は、SFでの設定の根底をなすものは、論理と一片の科学性だと思っているが、ファンタジーにはそれは要らない。説明不要で何でもあり、の【神】があるとすれば、その属性はファンタジーだろう(^^;; もちろんSFでもパロディ等必要としない作品もあるが・・。別ものと割りきって読めば楽しく、そういう人にはお勧め。
「デスティニィ−大空の子−(上下)」、ラプソディ、プロフェシィ、と続いた3部作の大団円。一段と分厚い(^^;; はじめ読みづらいのはそのせいかと思ったが、やがて物語りにひき込まれるうちにわかってきた。私はしらずしらずデルフィニア戦記のあの読みやすさに影響されていたのだ。ファンタジーにも王道があるとすればこれはど真ん中を行く。精緻につづられた世界、伝承、壮大なスケール。もちろんパターンは光と闇というオーソドックスな(ありふれた)域を出ないが、それゆえに力強い。書き手の”創造力”次第で、いくらでも新たな命を引き込めるという好例。ただし、読み手側にもそれを受け止めるだけの”想像力”がいるのだが。


9月27日

ゲームにとち狂って一冊も本を読んでいなかった8月(^^;; その反動なのか、9月はなんと現在19冊。エライ!(と自分で言ってどーする) といってもシリーズ物が二つなので4タイトルだけど。
最近読んだ本。茅田砂胡「スカーレット・ウィザード(1・2・3・4・5)」「スカーレット・ウィザード外伝」「王女グリンダ」「デルフィニア戦記(1〜12)」。

感想。
「スカーレット・ウィザード(1・2・3・4・5)」、身内が友人から借りて、私にぴったりだと自信満々で薦めた本。これが大正解! どんなときでも臆することなく、対等に渉りあえるような強い女性を是とする私が、ヒロインであるジャスミンを気に入ったのはいうまでもない。 いままでいろんなヒロインを見てきたが、これは史上最強ではないだろうか(少なくとも 強い ということにかけては確かにそうだ)。そのあまりに強烈な個性ゆえに、はじめは影が薄かったヒーローも、次第にキャラが立ちはじめ、最後にはとてつもない最強のカップルがところせましと暴れまくる(暴れるとしか言いようがない)痛快なスペースオペラ。科学考証は自分も弱いので問わないし、勢いで読ませるだけのことはある。欲を言えばはもう少し伏線があれば、一部にある唐突な印象を避けられたかもしれない。”強い女”アレルギーのアナクロ人間以外なら誰にでも、特に女性にお奨め。女性のツボを押さえたラストには結構泣ける。ちょっとあとがきが気になったので声を大にして言いたいが、これは立派なSFである。
「スカーレット・ウィザード外伝」、スカーレット・ウィザードのその後の物語。作者のもうひとつのシリーズである、デルフィニア戦記とからむことが暗示されるラスト。不安もあるが今後に期待。
「王女グリンダ」、「デルフィニア戦記(1〜12)」、王女グリンダは長大なファンタジーであるデルフィニア戦記の、原型とも言うべき作品で、出版社の交代という事態がなかったらこれがデルフィニア戦記となっていたそうである。ヒロインのグリンダが魅力的。デルフィニア戦記は実は18巻まであるので、最終巻まで読んでからでないと感想をかけないけれど、面白い。
この両シリーズが面白いので、借りてきてもらうのが待ちきれず、外伝を買い、現在本屋にその後のシリーズである暁の天使たちシリーズを注文中♪


7月31日

今月もぎりぎりに更新。ゲームにまたはまってしまい、本を読んでいない。更新しないほうがよかったかも(汗)
最近読んだ本。ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン3」、スーザン・プライス「500年のトンネル(上下)」、吉田秋生「YASHA(OFFICIAL GUIDEBOOK FIRST GENERATION)」。ちょっとどころかだいぶ少ない・・(^^;;

感想。
ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン3」、相変わらず面白い。気にかかっていたオリジナルキャラ達の運命が徐々に明らかになっていく。予想されたとはいえ、やはり・・・本編との整合性を保たせるためだろう。しかしジェシカがベネ・ゲセリットの命令に背いたわけを説明するために、あれだけのキャラとその運命が必要だったとは。第3部の「公家コリノ」が楽しみだ。
スーザン・プライス「500年のトンネル(上下)」、タイムトラベル・ファンタジーと銘打ってあるが、立派にSFかも(あまりガジェットに説明を割いてないあたりがファンタジー?)。なにより中世風ファンタジーにありがちな美化がないことが魅力的で、ラストの余韻もさすがにファンタジーらしくていい。タイムトンネル先の中世での生活(不潔で危険!)の存在感は圧倒的(^^;;ヒロインの迷いに同情するなぁ。
吉田秋生「YASHA(OFFICIAL GUIDEBOOK FIRST GENERATION」、YASHAの続編に当たる「イヴの眠り」が連載されはじめたのを機に、出された資料本。これ自体は悪くないんだけど(ファンにとっては嬉しい)、「イヴの眠り」の連載には懸念を抱いている。はじめから構想されている場合は別として、およそヒット作の続編ほどがっかりさせられるものはないから・・・。番外編は大歓迎なんだけど、続編となると、同じクオリティを維持してもあたり前でしかない。まあ、吉田さんの水準なら前作を下回ってもそんじょそこらのコミックを遥かに上回るけどね(笑)


6月30日

なんとかすべりこみセーフで更新。相変わらずだ・・・。
最近読んだ本。ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン2」、マイケル・スワンウィック「大潮の道」、松田道弘「メンタルマジック辞典」、志村有弘「陰陽師安倍清明」。ちょっと少ない・・(^^;;

感想。
ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン2」、いよいよジェシカとレトが結ばれる。ガーニイ・ハレックなど本編で語られていた人物達の因縁が、頬の傷にいたるまで事細かに語られ面白い。ただ描写は、本編に比べると少々えげつない。時代が違うからしかたないのか・・・。それと新シリーズで出したオリジナルキャラの動きや本編との整合性が気にかかる。どう始末をつけるんだろう?
マイケル・スワンウィック「大潮の道」、変革のときを迎えた惑星ミランダの謎を主人公が追うわけだが、華麗な文体と濃密な描写でミランダのあやしい雰囲気をよく出していて、いかにもネビュラ賞受賞作らしい。でも実はこの手は苦手、ストレートなSFのほうが好き。
松田道弘「メンタルマジック辞典」、手品には興味がある。Mr.マリックのようなメンタルマジックも好きなので原理を知りたくて買ったが、マジックの歴史や心霊術のトリック、イカサマ超能力の種明かしなどにもふれられており、面白い。
志村有弘「陰陽師安倍清明」、巷のブームを追う気にはならなかったが、陰陽師という存在にはもともと興味があったので。どちらかというと資料的な本。


5月29日

また1ヶ月経過で何とか更新。調子いいかも??
最近読んだ本。A・C・クラーク&スティーヴン・バクスター「過ぎ去りし日々の光(上下)」、サラ・ゼッテル「大いなる復活のとき(上下)」、グレッグ・イーガン「宇宙消失」、T・ハリス「ハンニバル(上下)」、まあまあ読んでるかも。

感想。
A・C・クラーク&スティーヴン・バクスター「過ぎ去りし日々の光(上下)」、う〜ん、ボブ・ショウの「去りにし日々、いまひとたびの幻」ほどの叙情感は無し(あっちもいいのは最初の2、3篇だが)。テクノロジーがもたらす人類の変革は地球幼年期の終わりなどと共通している。
サラ・ゼッテル「大いなる復活のとき(上下)」、設定に新味はさほどないが、話はなかなか面白い。登場人物が入り乱れる勢力争いで、どう役割を果たしているのか最初ちょっとわかりにくいのと、最後にもうひとひねり欲しかった。あとは話の要だからしかたがないとはいうものの、主人公等が「モノ」扱いされている点にも違和感を感じた。
グレッグ・イーガン「宇宙消失」、波動関数の収縮から出たアイデアの着眼点はいいのだがイメージしにくく、読みにくい。そういえば「順列都市」もそうだった。さすがはグレッグ・イーガン、というかこっちの頭が古すぎるんだろう(笑)
T・ハリス「ハンニバル(上下)」・・・「ハンニバル」は予想通り後味が悪い。何が悪いって、レクター博士のトラウマの原因となった妹ミーシャの運命。そのほかのどんな残酷描写よりこたえる・・・ミーシャが幼児だから現実とダブるのか? そしてレクター博士の異常さの原因が示唆された事で、誰にでもおこりうるという事実があらためて想起され、気分が悪いのだ。


4月29日

今回は1ヶ月経過。自分にしては上出来??
最近読んだ本。ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン(1)」、アン・マキャフリィ「だれも猫には気づかない」、J.K.ロ−リング「ハリ−・ポッタ−と炎のゴブレット(上下)」、和泉雅人「迷宮学入門」、まだ少なめ・・・。

感想。
ハーバート&アンダースン「公家ハルコンネン(1)」、「公家アトレイデ」の続編。少年だったレトやダンカンは大人になり、ジェシカも自分の運命を知る。若き日のガーニィ・ハレックやユエなども登場し、錯綜した運命の糸が綴られていくさまは、(デューンを知るものには)ある程度が予測がつくとはいえ絢爛豪華。2巻3巻が早く出ないかな・・・。
アン・マキャフリィ「だれも猫には気づかない」、SFではなく純然たるファンタジィ。悪が滅び、めでたしめでたしとなるハッピーエンドはわかっていても楽しい。かわいらしい小品。
J.K.ロ−リング「ハリ−・ポッタ−と炎のゴブレット(上下)」、市民図書館の順番が回って来たので(笑)。分厚くなってはいるがサクサク感は変わらずすぐ読める。作者は推理ファンなのかな?伏線に結構翻弄された(^^;;
和泉雅人「迷宮学入門」、言葉に限らず、常に物事は概念でさえも移り変わっていく。現在われわれが持つ”迷宮”という概念は、本来のそれではなく迷路の概念が混同されるようになったものなのだそうだ。一本道しかなく迷う事のない古代の迷宮から、錯綜した困難で迷いやすい現代の迷宮となるまでの過程がわかりやすく解説され、興味深い。それにしても”表象文化論”なんていう学問もあるんだなぁ。


3月31日

またもや2ヶ月。おそるべきサボりぶり(^^;;  しかも今回はハインライン更新のため再読したのを除けば、本をろくに読んでない。わずかにキース・ロバーツ「パヴァーヌ」、R・P・ファインマン「ご冗談でしょう、ファインマンさん(上下)」、川原泉「小人たちが騒ぐので」のみ。 代わりにゲーム2本をやりこんでいたわけで・・・ゲームの魔力おそるべし。

感想。
キース・ロバーツ「パヴァーヌ」、正確にはこれは再読というべきかも知れない。初めて読んだのは本屋で立ち読みしたサンリオ文庫。かなり昔の話でその日は持ち合わせがなく、翌日買いに行ったらもう売れていて、しかもサンリオ文庫はまもなく廃刊。以後幻の名作として名があがるたび、惜しい事をしたものだと後悔してきたので、扶桑社で出たときはただちに買った。今回未読本の中から掘り出したとき、いちどは読んでるから後回しにしようと思ったのだが、後回しにしなくてよかった(汗) いやもう描写がすごい。さんざんあちこちで言われてることだが、こんなにもうひとつのありえたかもしれない世界をリアルに描き出す”If”ものはめったにないと思う。例をあげれば信号塔。なるほどこんな技術だったのかと、目から鱗の信号塔の描写は、”モンテ・クリスト伯”に出てくる信号塔のエピソードと比べても遜色ないのではないかしらん。重厚で読みごたえ十分。
R・P・ファインマン「ご冗談でしょう、ファインマンさん(上下)」、名著と名高いが、氏の物理学での高名な業績を理解できもしない私に面白いだろうかとあやぶみつつ買った本。ところがどっこい。ファインマン氏はすごく魅力的な方なのだ。自分に正直で、何にでも好奇心を持ちつづけるファインマンさんの行動は、単なる奇人変人じゃありません。とかく型どおりにしか学べず、枠をはみ出せないひとにお勧め。
川原泉「小人たちが騒ぐので」、好きなんです川原さん。なかなか新刊がでないので淋しいです〜〜。


1月27日

やはり2ヶ月過ぎた(^^;;  実生活を言い訳にしてもしょうがない、怠けてるのに変わりはないから(笑)
最近読んだ本。ディヴィッド・ブリン「グローリー・シーズン(上下)」、グレッグ・イーガン「順列都市(上下)」、ロバート・J・ソウヤー「フレームシフト」、コニー・ウィリス「リメイク」、アン・マキャフリィ「フリーダムズ・チャレンジ−挑戦−」、山岸凉子「鬼」、山田ミネコ「ふふふの闇」・・・コミックまじりだけど少しは読んでるかな?

感想。
ディヴィッド・ブリン「グローリー・シーズン」、遺伝子改造で女性優位型の社会を築いている惑星での少女の冒険&成長物語。一気に読めて面白いが、読んでる間中どことなくかすかな違和感を感じた。なぜだろうと不思議だったが、あとがきを読んでなんとなくわかったような気がする。ディヴィッド・ブリンはジェンダーに取り組み、真面目に「考え」てくれたのだ。「思考」と「感情」は別物だ。当たり前だが男性である彼に女性と同じように感じろということはできない。論理的思考はジェンダーと無縁だが、その過程に根ざす、感情の影響を完全に拭い去ることは難しい。私はその匂いを感じていたのだ。 ただ、そんなことは気にすることはない(笑)ストーリー・テリングでは定評のある彼のこと、十分楽しめる。
グレッグ・イーガン「順列都市」、バーチャルものの一種だけど、最初ストーリーは追えてもアイデアがイメージしにくかった。単に私がアホなだけなのだが、読み返してやっと、ハードウェアがなくとも走るソフトウェアのイメージがつかめた。最近のSFはついてくのが大変(^^;;
ロバート・J・ソウヤー「フレームシフト」、遺伝子がらみのメインアイデアよりストーリーに重点をおいて読んだせいか、ハッピーエンドとは言い難いラストなのに、読後感はよかった。
コニー・ウィリス「リメイク」、変貌した未来の映画産業界で、それでもミュージカルを夢見るピュアなヒロインが魅力的。”ザッツ・エンターティメント”や”雨に唄えば”程度しか見たことないけど十分楽しめた。
アン・マキャフリィ「フリーダムズ・チャレンジ−挑戦−」、このシリーズの完結編。マキャフリィの作品としては平凡かな・・・時代を反映しているのか、ヒロインにいまいち感情移入しにくい。
山岸凉子「鬼」、いや〜怖いけど泣けてしまった。好きです山岸凉子さん。
山田ミネコ「ふふふの闇」、ファンだからつい買っちゃった・・・ふふふ。


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