パリ・ロンドンの旅


5/4
7:30にホテルをチェックアウトして、

まずユーロスターの出発駅である北駅にメトロで向かう。

荷物を駅構内地下にある、ロッカー室で預かってもらうことにする。

最初に空港のようなX線検査があり、ロッカー室に入る。

大中小あり、うちは中(7EUR)にTUMIを2個
入れた。

荷物を入れて扉を閉め、レバーを右に廻し、

お金を入れるとロックされて預り証が出て来る仕組み。

ここは最長48時間まで預かってくれる。



ロッカー室の入口 TUMIが縦に入ります


時間があるので、北駅内のカフェで朝食。

パン(クロワッサンorバゲット)と飲みもので3.5EUR.

明るく感じの良いお店だった。


北駅カフェの朝食セット 明るいカフェ店内


RERに乗り、オルセー美術館に向かう。

しかし、乗り込んだRERが突然運転中止になってしまう。

何とか「アクシデント」ということだけわかった。

仕方なく、メトロに乗り換え、別のRER-C線でMusee d'Orsey駅で下車。

地上に出るとすでにオルセーには凄まじい長蛇の列。

ちょっと北駅でのんびりしたのと、RER不通のせいで出遅れてしまった。

この列だと、入場券も買わなきゃいけない私らは、軽く1時間は待たされそう。

これは無理と判断。

行き先を北駅近くのサクレクール寺院に変更する。

メトロのAnbersで下車。

この辺りは安い生地や服のお店もあり、下町って感じ。

サクレクール寺院の階段は見るからに大変そうなので、下からだけ見学。

似顔絵書きや、怪しい風体のお兄さんもいたりで、ちょっと危ない雰囲気。



サクレクール寺院 Anvers駅は外にある


11時に北駅に戻り、預り証にある暗証番号を打ち込み、ロッカーから荷物を出した。

ユーロスター用の改札はエスカレーターで上がった2Fにある。

ここで、1等用の改札へ。チケットを確認した後、出国検査。

続いて、イギリス入国審査もここでやってしまう。

荷物検査を済ませると、免税店が並ぶ通路。

その先の奥のほうに1等車用のラウンジがあった。

空港のラウンジと同じ感じの品揃えで、

パン・ショコラとカフェラテ、ワインを頂く。



ユーロスターの免税店 1等車用のラウンジ ラウンジでおやつタイム


アナウンスがあり、いよいよ出発時間(11:43)

2Fから直接ユーロスターの出発ホームにエスカレーターで下りていく。

車両ごとの入口に係員がいて、チケットをチェック。

うちは12号車の11と15番の座席。

番号が離れてるのでどうなのかなと思ってたら、

向かい合わせの2人がけシートだった。

車両ごとに大型荷物置き場があり、座席の間隔も広く、

テーブルも大きくやっぱり1等は快適。



ここから乗車します ユーロスター同士ですれ違いました 1等車風景


まず飲みもののサービス。

続いて前菜の載ったトレイ。

メインは魚かお肉か選べた。

飲みものはアルコールも飲み放題。

食事は機内食レベルかと杞憂してたのがうそみたいで、

ブラウンブレッドとバターが特に美味しかった。

途中、ベルギーのLILLEで少し乗客が乗ってきた。

その時私らは食事の真っ最中。

後から乗ってきた人にもちゃんと同じものがその後サービスされてた。


メニュー ワインも飲み放題 前菜(お魚の冷製サラダ) メイン(鶏肉のトマト煮込み)


肝心のトンネルはただの長いトンネルだったが、

イギリス領に入った途端、景色や家の風貌が全く変わったのに驚いた。

終点のウォータールー駅に13:25着(時差1時間あり)

まず地下鉄駅で「ワンディトラベルカード」購入を試みる。

これは地下鉄1日乗り放題券。

切符の自販機で日本語案内もあり、JCBカードでも買えた。4.7£



ウィータールー駅到着 ロンドンにようこそ
TUBUというだけあって丸い構内 切符自販機


ベイカールー線に乗り、8つ目のEdgware Roadで下車。

駅の外に出ればすぐ判ると言われた、

ヒルトン・メトロポールはなるほど駅のすぐそばにあった。

フロントは空いていて、お部屋はウエストウィングの13Fのデラックスルーム。

ラウンジアクセス可とのこと。

宿泊パックに付いてる夕食を19:30に予約する。

お部屋は広くて快適。

唯一の欠点は冷蔵庫がセンサー式で、他に何も入れられない…。



キングサイズが2台 お部屋は広いです
変わったアメニティ 洗面台 窓の下に2階建てバスが見えました


ちょっとひと休みして、地下鉄でChelsea Phyjic Gardenに行く。

ここは平日は水曜日しか開園してないのだ。

まずサークルラインに乗り、Sloane Square駅で下車。

そこから15分ほど歩いてやっと到着。

思いのほか小さな庭園で、地元の人が静かに観察していた。

次にKing's Rd.に出てショッピング。

Partridgi's(スーパー)でお店オリジナル紅茶を購入。


スローンスクエア駅近くの風景 チェルシーフィジックガーデン入口 庭園内風景


Sloane Square駅からサークルラインでTemple駅で降り、

コートールドギャラリーに行く。

ここは小さな個人美術館ながら有名な絵がたくさんあるのだ。

場所自体がサマセットハウスにあり、素敵な建物。

入場料5£で、シスレーやモネ、マネなど、TV等で見たことがある絵があった。



サマセットハウス コートールドギャラリー


続いてすぐ近くのナショナルギャラリーへ。ここは入場無料。

すごく広いので、見たい絵のあるイースト・ウィングだけ見て廻る。

ターナー、スーラ、他印象派の絵がずらり。

今日の2ヶ所の美術館でオルセーのリベンジになったかも。

ここの前はトラファルガー広場。鳩がいっぱいいた。



ナショナルギャラリー入口 St Martin-in-the Fields教会 トラファルガー広場


Charing Cross駅からベイカールー線でホテルに戻った。

通勤時間なのか、かなりの混雑。

ラウンジに行ってみる。

うちの部屋があるウエストウィングとは別の建物にあるので、ちょっと遠い。

余り広くなく、かなり混んでいて、空いてる座席を捜すのに苦労した。

それでも、ビールやおつまみもあり居心地はいい。



ヒルトンメトロポールのラウンジ ラウンジのカウンター


19:30に予約した1Fの「フィアンナ」に行く。

お部屋のカードキーに全ての情報が入ってるようだ。

同じレストラン内のバーが、サッカー中継に夢中の人達でちょっと騒がしい。

前菜、メインを数品の中からセレクト。

デザートはビュッフェからお好きなものを言われる。

ひんたは前菜にアスパラ、メインが鶏胸肉のロースト、

私は、トマトスープとリゾットを注文。



アスパラの生ハム巻き トマトスープ リゾット
鶏胸肉のロースト ビュッフェのデザート


別にまずくはなかった。

でもわざわざお金を出して食べるかと聞かれたらNOだ。

デザートはごく普通に美味しかった。

ワインとお水代9.1£のみ支払い。

部屋に戻る時にプールに行ってみたが、水が抜かれて調整中。

明日には泳げるらしい。





5/3後半へ    5/5へ