パリ・ロンドンの旅


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 朝食は昨日の夕食と同じ1Fの「フィアンナ」でビュッフェを頂く。

大勢の日本のツアー客がいた。朝食内容はごく普通。



目玉焼き待ってます ビュッフェ風景 今日の朝食


9時少し前にホテルを出発。

朝晩はかなり冷え込む。12〜13℃くらい。

Edgware Rord駅でゾーン1〜4のワンデイトラベルカードを買う。

6£(ピーク時料金)

これから、郊外のキュー・ガーデンに向かうのだが、

ディストリクトラインは何とも複雑な路線で悩んだ。

本数が少ないし、枝線で何方向にも分かれて行くし、

自分が乗りたい電車が中々来ない。

結局、Earl's Courtで乗り換えて、Kew Gardens駅にやっと到着。

駅からキュー・ガーデン(ヴィクトリアゲート)までは徒歩で5分くらい。

入場料は10£

入るとすぐ大きな売店とカフェがあり、

その先に広大な庭園が広がっていた。



巨大な温室 お休み中の鴨 泳ぐ鴨
あちこちあるベンチ こんなアーチも 蓮が咲いてました


147ヘクタールもある、巨大な世界遺産。

隅々まで廻っていたら1日では不可能な大きさ。

池の周りには鴨がいっぱい。

でも芝生に鴨のフンもいっぱい。

フランスの公園との違いは、芝生や大木が多くて、

お花は1ヶ所にまとめて植えること。

所々にベンチがあり、人々が読書や赤ちゃんを遊ばせてた。

庭園や温室を約2時間かけて見て周り、売店でお買い物。

ここはガーデングッズがたくさんあってうれしい(但し、安くはない
)


キュー・ガーデンのショップ すごい種の数 キュー・ガーデンのカフェ


Kew Gardens駅に戻り、1駅先のRichmond駅まで行く。

ここはテムズ河沿いの散策が素晴らしいとガイドブックにあったから。

しかし、着いたリッチモンドの街は普通の都会だった。

車は渋滞してるし、人は多いし、街並みもごく普通の地方都市。

取り合えず、テムズ河を目指して、駅から歩き出す。

約10分で河岸に着いた。

なるほど、この辺りは良い感じの散歩道。

地元の人も寛いだ印象。



リッチモンド駅 テムズ河岸辺 テムズ河岸辺2


また駅まで戻り、今度は始発のディストリクトラインに乗り、

South Kensingtonでピカデリー線に乗り換え、Covent Garden駅で下車。

ここはマイフェアレディの舞台になったところで、

シャーロックホームズにも度々登場する。

まずはお昼ごはんを食べようと、

ネット仲間に教えてもらった「Belgo」に行く。

駅から徒歩数分。

入口は1Fだが、お店は地下にあって、

長テーブル&椅子の大食堂って雰囲気。

わいわいがやがやと楽しい雰囲気のお店。

5.95£のランチを注文。

これは1品と飲みものがセットになったお得なもの。

ひんたはムール貝とビール、私はキノコのパイ詰めとお水。

イギリスだけどベルギー料理のお店だけあって、かなり美味。

おすすめのお店。



ベルゴ店内 ムール貝 キノコのパイ詰め


駅に戻りつつコヴェントガーデンをのぞく。

すぐ隣に交通博物館を発見。

ひんたの希望で中に入る。5.95£

古いバス車両や、電車の模型など、

少年たちにはたまらないだろう内容。

おみやげショップも、ここオリジナルの商品が多く楽しかった。



コヴェント・ガーデン コヴェント・ガーデン内部
交通博物館 交通博物館内部


地下鉄ピカデリーとベイカールーを乗り継ぎ、Oxford Circus駅で下車。

JCBプラザで予約しておいた今夜の「マンマ・ミーア」のチケットを受け取った。

又ベイカールーラインでホテルに一旦帰ってひと休み。

ちょうど17時前だったので、ラウンジでアフタヌーンティーを楽しむ。

ちゃんと3段トレイに、サンドイッチ、スコーン、ケーキが載ってた。

ひんたはいつものビール。

何だかお腹がいっぱいになったので、今日はこれが夕飯の代わりになった。



スコーンとケーキ 苺とブルーベリーのタルト サンドイッチ


18:30にホテルを出るが、

2人とも室内金庫に財布を忘れてしまい、ホテルに引き帰した。

おまけに、Piccadilly Circus駅の出口を間違えて、劇場が見つからない。

JCBのお姉さんが「駅を出ればマンマ・ミーアの看板が大きく見えますから、すぐわかりますよ」

と言ってたのを鵜呑みにしたのが失敗。駅から5分くらい歩き廻った。



プリンス・オブ・ウェールズ劇場 夜のピカデリー・サーカス 夜のピカデリーサーカス2


結局、目的のプリンス・オブ・ウェールズ劇場に着いたのは、

開演3分前とぎりぎりだった。

入口前にはダフ屋がずらり。

横の歩道には当日券待ちの列も。

座席は7列目で右の端っこ。

でも、小さな劇場なので、どの席でも良く観えそう。

観客は観光客が多いのか、カジュアルな服装が多く、ここも白人ばかりだった。

早口の英語のセリフになると今ひとつ聞き取れないが、結構いっしょに笑えた。

アバはほとんど知ってる曲ばかりだから、楽しかった。

途中の30分の休憩タイムには劇場内のバーが大繁盛。

この辺が日本とちょっと違う。

それにしても、本場の役者さんたちの歌のうまいことといったら!もう大感激だ〜!

最後は老若男女の観客も大乗りでダンシングクィーンのダンスと大合唱。

いやぁ、楽しかったね〜と22時頃、劇場を出て振り返ると、なるほど大きな看板があった。

帰りはすぐ駅に行けた。

いつものベイカールーラインでホテルに帰った。

地下鉄は夜でもそんなに危ない感じはなかった。





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