パリ・ロンドンの旅
5/2 窓を開けて寝たら、明け方の雨で寒くて目が覚めた。
昼間はとても暑いが朝晩はけっこう冷え込む。
今回は朝食無しプランでの予約で、
ホテルで食べると12EURもするから、外で食べることにする。
出かけたのはピラミッド駅近くの「PAUL」、昨晩と同じカフェチェーン。
行ったのは8時前だが、8:30〜と書いてある朝食セットが頂けた。
太っちょの気のいいおじさんがサービスしてくれる。
コーヒーorジュース、バゲット、バター、ジャムで3.7EUR.
もっと安いクロワッサン+飲みものだと2.1EURというのもあった。
お店には通勤途中の人々がパンを買いにひっきりなしに立ち寄ってた。
美味しく食べたあと、ルーブル美術館に歩いて向かう。
8時半に到着。すでに大勢の人が中庭のピラミッドにある正門に行列している。
昨日お休みだったし、今日は月曜日なので、
オルセーなどの市立系美術館が閉まってるからどうしても混む。
ガイドブックに正門より真横のライオン門から入ると空いてるらしいので、行ってみる。
そこで、日本人の男性と会って少しお話。
奥様は今日はデパートめぐりだそうで、1日中ルーブルに浸るつもりと仰ってた。
その方はすでに「カルト・ミュゼ」を持ってらした。いいなぁ。
9時になっても、ライオン門の入場ゲートは数人しか来なくて、ここから入るのは穴場かも。
カルト・ミュゼ持参の人はどんどん入場して行くが、
入場券の自販機が故障で買えない。
係員もいろいろ試すが動かない。
窓口はまだ開いてないので、どうしようと思ったら、
「OK、行っていいよ」とのお言葉。へへへ、無料で入れちゃった。
さすがにとてつもなく広いルーブル。
お目当ての作品にたどり着くまでが遠い。
それでも、モナリザは見た。黒山の人だかり。
ぐるぐる廻っていろいろ2時間ほど見て外に出た。
ポン・ヌフ橋に行き、その近くの乗船場からBATOBUSに乗る。
1日券11EUR.多分1回しか乗らないからちょっと高いけど、
さっきルーブルで入場券分8.5EUR浮いたし、
まぁ、楽しそうだしっと乗船。数ヶ所の乗り場で乗り降り自由。
但し、ここの乗り場の切符売り場が閉まってたので、
船の係員と次の乗船場で一緒に降りて買うことになった。
セーヌ河のクルージングをしばし楽しみ、エッフェル塔の船着場で下車。
ちょうどお昼になったので、船着場のレストランでビュッフェ式のランチ。
先ほどの船の係員も見かけた。ごく普通の味で安かった。合計11.7EUR.
エッフェル塔は長蛇の列。
暑い日なので、アイスクリームが大流行。
約30分待ちでエスカレーターで2Fまで上り、
更に15分並んで最上階に上った。最上階まで10.7EUR.
良い天気なので、景観が素晴らしい。
屋根や建物の色が統一されてるのがいいのかな。
最上階は風邪が強くて肌寒かった。
また並んで下に降りたが、エッフェル内の売店のおみやげは割高で、
先ほどお昼を食べた船着場の売店の方がずっと安かったので、
また行ってみることにした。
ところが閉まってる。
少し待ったら店員さんが来たので、おみやげを購入。
イエナ橋を渡って、シャイヨー宮を抜け、
トロカデロ駅からメトロ6号でシャルル・ド・ゴール駅で下車。
凱旋門を見学。でもさっき並んで懲りたので、上には昇らない。
凱旋門に行くには、駅から外に出て、専用地下道で渡ることが出来る。
疲れたので、一旦ホテルに戻ることにする。
メトロ1号と7号を乗り継いでピラミッドで下車。
駅のすぐそばにある「Monoprix(スーパー)」でお水等を買って帰る。
少し休んでから、メトロでオペラ座近くの、
「ギャラリー・ラファイエット(デパート)」に行く。
ひんたの欲しがってた小銭入れと雑貨をいろいろ購入。
帰路はぶらぶら歩いて、夕食をホテルの近くの、
「La Souris Verte」で23EURのコース料理を頂く。
ここは日本のガイドブックに「安くて美味しい」とあったせいか、
お客さん全員が日本人だった。
前菜、メイン、デザートをそれぞれメニューから選ぶ。
どの料理も量がたっぷり。
味も濃厚で特にデザートは強烈だった。
なるほど美味しいお店だったが、
周り中日本人というのは、何だかパリに来た気がしなかった。
帰る頃になって地元の人もちらほらやって来たが…。
でも、ホテルまでは徒歩数分で帰れるのは助かった。
部屋に帰ったら、何だか涼しい。
今日はエアコンが作動してるようだ。良かった。
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