旅日記☆パース
4/1 朝から暴風雨。雨量は多くないが、
風がものすごくて折りたたみ傘では太刀打ち出来ない。
ロットネスト島行きは日曜日に延期決定である。
朝食に行く約束の8時に姉の部屋に行くと全員爆睡中。
叩き起こして、1Fの‘グローブ・ワインバー&レストラン’に行く。
普通に払うと33AS$とバカ高。
朝食付プランのはずだが、何故か伝票にサインしろと言う。
精算時に揉めそうな予感大。
子供分は支払うつもりなんだけど、全員分の請求が来たら困るな〜。
おかゆや味噌汁もあって、内容はヒルトンとしてはごく普通。
卵料理がスクランブルだけなのは残念。
でも、母はすごくいいわと喜んでた。
ここだけでなく、パースのレストランはどこも完全禁煙。
10時に出発。強い雨風の中、2ブロック歩いて、少し先のバス停から赤バスに乗る。
造幣局のバス停で下車。10:30のガイドツアーに何とか間に合った。
日本語ガイドのジェフさんと中を廻る。
昔の金の採掘風景や鉱石などを見た後、金の延べ棒作りの実演見学。
付属のショップで姪が小さな純金を買った。ちゃんと保証書付き。
赤バスを待っているとごく普通の路線バスに見えるバスが停まった。
聞くとこれも赤バスだと言う。
取りあえず乗ってみると確かに乗客はお金を払ってない。
どうやら、これも赤バスらしい。皆で「偽もん赤バス」と命名。
パース駅で下車して、フリーマントルに向かう。
駅の切符自動販売機はコインのみ使用可。
両替機はインフォメーションの外壁にあった。
小銭をたくさん手に自販機へ。
行き先のゾーンと切符の種類(大人、子供など)を押すと値段が出る。
お金を値段まで入れると切符が出てくる仕組み。
フリーマントルまでゾーン2で、片道大人3AS$、子供&シニア1.3AS$
往復切符は無くて片道ずつ買った。
行きは検札が来たが、帰りは来なかった。
12:30発の電車に乗って、終点のフリーマントルまで行く。
各駅停車の近郊路線で約20分くらいで到着。
相変わらず雨模様。
駅前からオレンジ(CAT)バスに乗り、街の中心あたりで下車。
雨もすごくて、おなかも空いたので、
目に付いたイタリアンレストラン‘JINO’に入る。
料理は運んでくれるが、飲み物はセルフのお店で、
飲み物を注文に行った私と甥っ子が、
出て来たホットチョコレートをぶっ掛けられてしまった。
幸い袖や靴にかかった程度だったが、飲み物代全額の17AS$が無料サービスになった。
フリーマントルはフィッシュ&チップスが美味しいと聞いてたので、
注文したら、材料の入荷が無いんだそう。
代わりのでも良いか?というので頼んだら、
ムール貝が山盛りに出て来た。美味しかった。
食事後、フリーマントル刑務所を見学に行く。
でも、途中通りがかったマーケットで長々とお買い物。
ここは屋根付きなので、雨でも風が強くても安心なのだ。
15:30頃刑務所に着く。
ここはガイドツアーに入らないといけない仕組み。
入場料は大人15、学生10、子供7.5AS$でカード払い可。
日本語ガイドフォンを貸してくれる。
延々と内部を見学。
テープ説明よりうち以外のお客用のガイドの説明がすご〜く長くて、ちょっと退屈。
途中お手洗いを借りたら、刑務所だけあって、外からしか鍵が掛からないのだ。
姪っ子曰く「これは刑務所の疑似体験だね」なるほど。
ガイドツアーは1時間15分掛かってやっと終了。
外に出るとまた暴風雨。ついに姪の傘が壊れた。
傘はもう役立たず、洋服のフードをかぶって歩く。
またマーケットに寄って、明日の朝食のパイや果物を買った。
明日は7:10ホテル出発なので、朝食をレストランで食べている暇が無いのだ。
駅まで歩き(7分くらい)、切符を買い17:30発の電車でパースに戻った。
雨がまだ降っているので、青バスに乗ってホテルに帰る。
一旦部屋で荷物整理して、夕食に出かける。
青バスを暴風雨の中10分ほど待ち、ノースブリッジへ。
雨はすごく降ってる。お店を選ぶ前に‘ソレント’のおばさんに客引きされて店に入る。
だが、店内は満席。
バーで待つように言われるが、どうもこのお店は子供連れには似合わなそう。
白い布のテーブルクロスだし、客層が良過ぎる。
他に行こうと出ようとしたら、おばさんが道路を隔てた向かいのお店に叫びだした。
「ちょっと、あんたんとこ6人空いてない?」
OKの返事が来るとおばさん「あの店は友達だからあっちに行け」と言う。
ハイハイと返事をして店を出た。
でも雨が降ってるし、道路は車ががんがん来るので中々渡れなさそう。
そこで、屋根のある歩道伝いに歩いて他のお店を捜す。
ごめんね、おばちゃん。
この辺りはイタリアンか中華の選択肢しかない。
中華はアレルギーのある甥っ子がNGなので、イタリアンを選択。
客引きのお兄さんに「6人すぐ座れるなら入るわよ」と、
姉が聞いたらOKだった‘VALENTINO'S’に入る。
店内は‘ソレント’と違ってがやがやとカジュアルな雰囲気で、子供連れでも大丈夫な感じ。
ここは紙のクロスだし。
スープやパスタ、仔牛など、少し薄味だったが、まぁ普通に美味しかった。
全部で96.4AS$と料金も安かった。
金、土曜日のみ深夜まで走っている青バスでホテルに戻った。
フロントで「明日の朝食を食べない替りに、
子供分の食事代に充当出来ない?」とお願い。
最初はダメだと門前払いだったが、
「大人4人分食べずに子供4人分に替えるのだからいいでしょ」と、
根気強く粘るとOKになった。
(後で、この交渉は全く意味が無かったことが判明)
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