【プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング/THE PRINCESS DIARIES2 ROYAL
ENGAGEMENT 】   ☆☆☆☆
出演者: アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、クリス・パイン、ヘクター・エリゾンド
 おとぎ話らしく、すべてがまる〜く収まります。(笑) ロマンティック・コメディの王道を行ってい
ますので、作品としてはイマイチなのかもしれません。しか〜し、個人的にはこんな映画だ〜い
好きです♪ やっぱり見ていてウキウキ、ハッピーな映画じゃなくっちゃ!!出演者が楽しみな
がら演じているのは「オーシャンズ12」と一緒なのかもしれませんが、こちらは悪ノリじゃなくて、
夢見気分を味あわせてくれます。(^_^) ジュリー・アンドリュースの気品と茶目っ気に溢れた女
王様が本当に素敵です。ラストに「リゾートにはぜひジェノヴィアにお越しください。」とのナレー
ションが入りますが、行けるものなら行きたいです。(笑)
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【ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月/BRIDGET JONES THE EDGE
OF REASON 】   ☆☆☆☆
出演者: レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント、ジャシンダ・バレット
 すっごく感情移入して見てしまいました。(笑) 敏腕弁護士の彼に相応しい女性になろうとして
頑張ってみるもののドジばかり、おまけに美人で才媛のライバル(?)が登場となれば気持ちは
一気にマイナス思考へ。お互いに愛しているにもかかわらず、想いがかみあわなくてすこ〜し
ギクシャクしているところに彼から「まだ結婚は考えてない・・・。」なんて言われたら立ち直れま
せん。本当はもうすこ〜し自分に自信を持って、相手の言葉や気持ちを信じられればいいんで
しょうけど、マイナス思考に陥った女性にはしょせん無理な話です。そして気づいた時には・・・。
そんなせつな〜い女心が満載(?)の作品です。ヒュー・グラントは前作にも増してプレイボーイ
振りが板についていて素晴らしいです。(笑)
【ナショナル・トレジャー/NATIONAL TREASURE 】   ☆☆☆★
出演者: ニコラス・ケイジ、ショーン・ビーン、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ
 秘宝の手がかりが「独立宣言書」にあると気づくくだりはちょっと安直で強引ですが、手がか
りから手がかりへとテンポ良くすすみますし、ストーリーもよく練られていると思います。だけど、
娯楽作品としてはいまいちインパクトがないというか、アメリカ独立にまつわる秘密という壮大
なスケールのわりに、なんとな〜く地味なんですよねぇ。(笑) ニコラス・ケイジとジョン・ボイト
の父子関係も「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードとショーン・コネリーを彷彿させますが、
やっぱり強烈なインパクトがないんですよね。アメリカ独立にまつわる史実をもっと知っていれ
ば、違う意味で面白い作品かもしれません。ちょっと期待が大き過ぎたかも・・・。
【Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?/SHALL WE DANCE 】   ☆☆☆☆
出演者: リチャード・ギア、スーザン・サランドン、ジェニファー・ロペス
 オリジナルが素晴らしかっただけに、どのようにリメイクされるか興味半分、不安半分だった
んですが、全く違和感なく仕上がっていました。多少設定を変えてある部分もあるんですが、細
かい部分まで忠実に再現されています。リチャード・ギアとスーザン・サランドン夫婦のやりとり
については、さすがにアメリカ風に描かれていますし、エンディングもやはりハリウッドらしい終
わり方だったとは思いますが。ストーリーを知っているはずなのに可笑しいし、おもわず一緒に
リズムをとってしまいそうなぐらい楽しい作品です。そして・・・、やっぱりリチャード・ギアはめっ
ちゃくちゃかっこいいです〜!!(^^ゞ
【コンスタンティン/CONSTANTINE 】   ☆☆★
出演者: キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ
 予想通り(?)よくわからない作品でした。(笑) クリスマス以外キリスト教に縁のない身として
は、旧約聖書も天使と悪魔の関係もチンプンカンプンです。強いてこの作品のテーマをあげる
とするならば、“ 自己犠牲 ”と “ 信賞必罰 ”なのですが、結局のところ “ 全ては神の思惑どお
り(=神は偉大なり )”ってな感じですので、やっぱり私には理解できない世界です。ただ、主人
公は全く神を信じていないにもかかわらず、地獄に行かなくてすむように悪魔退治を続けたり、
余命いくばくもないと知っても煙草がやめられなかったりと、「マトリックス」のネオよりも人間くさ
いところは魅力です。
【ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ/HIDE AND SEEK 】   ☆☆☆
出演者: ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン
 結局そういうオチだったんだぁ・・・って感じです。途中のあのフリは何だったの??って言い
たい。(笑) でもまあ、「シークレット・ウインドウ」を見た時にも感じたんですが、この手の作品
を見た後ってくら〜い気持ちになっちゃうんですよね。(だったらどうして見に行くんだ!!って
ことなんですが。(^^ゞ )ストーリーが切なすぎるというか、悲しすぎるんですよね。救いがない
っていうか・・・。ダコタ・ファニングはあいかわらずの天才ぶりを発揮していますが、できれば
無邪気で愛くるしい彼女を見たいです。
【レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語/LEMONY SNICKET'S A SERIES OF
UNFORTUNATE EVENTS SUB 】   ☆☆☆★
出演者: エミリー・ブラウニング、リアム・エイケン、カラ&シェルビー・ホフマン、ジム・キャリー
 タイトルとは反対に、ユーモラスな作品かと思って見に行ったんですが、とてもシニカルな作品
でした。(もちろんユーモアを織り交ぜてはあるんですが。) 両親の死という不幸な出来事を悲
しむ間もなく、ジム・キャリー扮するオラフ伯爵の魔の手にたくましく立ち向かう姿には、思わず
「頑張れ〜!!」と言いたくなります。しかし、両親の秘密(火事の原因)の解明は、ネタフリが
大きいだけに、あまりにもあっけなさ過ぎた気がします。個人的にはジム・キャリーのオーバー
アクション演技はパスなんですが、かなりイカレてるオラフ伯爵にはピッタリでした。
【交渉人 真下正義】   ☆☆☆★
出演者: ユースケ・サンタマリア、寺島進、國村隼、水野美紀
 さすが映画って感じです。テレビとはスケールが全然違いますね。今回の準主役(?)「クモE
4−600」のデザインは全くイケてませんが(笑)、神出鬼没のアイデアには真実味があり、パニ
ック映画(?)にはお約束のドキドキハラハラもしっかり用意されています。しかし・・・、ラスト(犯
人の結末)には納得できません。あれで事件は解決したのでしょうか?!それとも次回作への
伏線??(笑) やっぱりラストがしまらないと、作品全体の印象がしまらないものになってしまい
ます。やっぱり刑事モノの基本は一話完結、犯人逮捕でしょ!!
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