☆Yogyakarta☆ 
「ボロブドゥール寺院」
 インドネシア初の世界遺産に登録された「ボロブドゥール」は、8世紀頃に建立されたと言われていますが、ムラピ山の噴火で埋もれ、ジャングルに取り残されたまま、19世紀初めにラッフルズ卿によって発見されるまで、忘れ去られていた遺跡です。
 同じ仏教のお寺でも日本のものとは違い、お坊さんは住んでいません。ガイドさんの説明によると、瞑想のためのお寺だそうです。 全体像を撮りたかったんですが、まだまだ修復中の箇所も多く、作業用のテントが写るので、あきらめざるをえませんでした。(T_T)
  この遺跡の最も有名な特徴が釣鐘状の「ストゥーバ」。下段と上段では開いている穴の形が違います。また、落雷のため、てっぺん部分は無いままです。
「噴火」
 せっかく早起きして朝日の写真を撮ろうと思ったのに、ムラピ山からの煙が邪魔になって・・・。残念!!
「ストゥーバ」
 「ストゥーバ」の中には仏様が安置されていますが、壊れて欠けているものも多く・・・。これは写真撮影用の「ストゥーバ」かしら?!(笑)
「レリーフ」
 回廊の壁には様々なレリーフが刻まれていますが、お釈迦様の生涯を表現したレリーフが圧巻です!
「パウォン寺院」
 「ムンドゥッ」「パウォン」「ボロブドゥール」の順に建てられたと言われており、この3つの寺院は一直線上に並んで建っているそうです。
 中には何もありませんでしたが、かつては仏像が安置されていたかも?!だそうです。
「ムンドゥッ寺院」
 こちらも「ボロブドゥール」と同じく、先端部分がありません。
 中には仏様が安置されており、写真撮影しようとすると、係り(?)のおじさんが大きな鏡で光を当ててくれます。(笑)
 「パウォン」「ムンドゥッ」ともとても小さなお寺ですが、土産物屋台はいっぱいです。(笑)
「プランバナン寺院」
 ジョグジャカルタ近郊にあるもう一つの世界遺産が「プランバナン」です。こちらは「ボロブドゥール」とは違い、ヒンズー教寺院です。
 ヒンズー教の神様“シヴァ”“ブラフマ”“ヴィシュヌ”の塔と、3人の神様の乗り物の塔が復元されていますが、ガイドさんの説明によると、一番長くかかった塔で50年以上、短くても一つの塔を復元するのに十数年はかかっているそうです。同じ世界遺産でも、ユネスコは「ボロブドゥール」の復興に力を入れているそうで、こちらは後回しになっているのだそうです。
 お天気が悪くて残念!!
「まだまだ」
 復元された塔の周りには、まだまだいっぱい、かつては塔が建っていたと思われる跡が残っていますが、肝心の石じたいが行方不明なので、復元はかなり困難なようです。
 ジョグジャカルタには色々な王朝が栄えたため、遺跡も宗教が様々です。めずらしく観光したので(笑)、写真がお寺ばっかりになってしまいました。(^^ゞ
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