2003年11月7日(金)。天気は曇り。 平日のためか、葛西臨海公園は空いていました。 できて何年になるかわかりませんが、公園の歩道はかなりでこぼこが目立ちました。 多分埋立地なので、地盤沈下を起こしているのかもしれません。 子供2人を連れて、ゆっくり家を出たので、ついたらすでにお昼でした。 駅から水族園に向かう途中のレストランで食事にしました。
食後に葛西臨海水族園に入りました。
入園料は、観覧車の半券を持っていると割引になります。
観覧車に先に行くべきか、と悩んでしまいますが、いまさら観覧車まで行くのもめんどうなので、そのまま入りました。
水族園は車椅子に配慮しているので、いたるところにスロープがあります。
だから、ベビーカーを押しながらでも楽に回れます。
ゲートから進むと2階建ての建物の屋上に出ます。
ここから旧江戸川越しにディズニーリゾートが見えます。
正面のドーム内のエントランスホールに向かわないで、左手に行くとエレベータがあり、ここから1階に向かいます。
エレベータを降りると、そこは、水族園のバックヤードっぽい所でした。
魚のエサの匂いがプンプンしていました。すぐ警備員が飛んできて、大水槽の前まで案内してくれました。
ここで、子供をベビーカーから降ろしたけど、1歳の子と4歳の子がそれぞれ走り回るので、
空いていなかったら探すのが大変だったでしょう。
この水族園は大きなドーナツ型の水槽があり、マグロの飼育で有名です(たしか)。 他の水槽は、「魚がいる〜」と走り回ってみていたのが、大水槽では「でっかぁ〜い」になりました。 1m以上の大きさはありそうです。最近大水槽の水族館が増えてるので見慣れてきたけど、見ていてたのしいですね。 水族館は照明を暗くしているので、撮影した写真はブレたり人が黒い影になってたりしていました。 フラッシュ撮影をして、係員に怒られている人がいました。 気持ちはわかるけど、気を付けないとね。
先に進むと外でペンギンの展示をしていました。 かなり気に入ったようで、子供が目を輝かせて叫んでいました。 ペンギンの泳いでる姿は、上から見ると水鳥の様です。 でも水中から見ると、やっぱり羽の形が違いますね。 水に入るまでの歩く姿はとてもかわいい。右側のくくった柵には世界最小のペンギンがいました。
地域の水族館らしく、東京の海の展示もしていました。
それよりも興味深いのは、水槽の上がどうなってるか見る事ができる事でした。
展示室から見るとどの水槽も同じように見えるのですが、上から見ると、水槽の大きさが違ったり、
明るさを調整するためか、カバーをしたり、ライトをしたり、水をそうっと流すようになっていたりと、
水槽毎に個性があるようでした。
最後の展示は、魚ではなく海鳥でした。 天井が低くてかわいそうな気がしました。 岩にフンがついたりしてあまりきれいな感じはしませんでした。 ヌイグルミ等を売っている子供達はさわりまくっていました。 アザラシやペンギンはいいけど、ハンマーシャークやエイなど、かなりマニアックな感じのヌイグルミもありました。 こんなんで売れるんでしょうかねぇ。
外に出て、ゲートを右に行くと淡水生物館があります。
ゲートから帰ってしまう人が多いためか、あまり人気がありませんでした。
淡水生物館は自然状態に近い池や小川の、水面上と水面下をガラス越しに観察できるようになっていました。
面白い展示です。正直、池の方は水がよどんでいて、壁で区切られていても匂いがくさかったです。
でも小川の方は水が流れているので、生きている感じで、水面側で見ると魚はあまり見えなくても、
水中側から見るとたくさんの魚が泳いでいました。
ちょっとした小川でも、水の中にかなり空気が送り込まれている様子もよくわかります。
水族園をでて、大観覧車に行きました。 まったく空いていたので、そのまま乗りました。 曇りの平日なのでこんなもんでしょうか。 1周17分。 晴れてれば横浜や富士山やアクアラインや房総半島が見えるそうですが、 この日はディズニーリゾートを見るのがやっとでした。
Presented by Ishida So |