三鷹の森ジブリ美術館

いつだったか、ローソンに入ったとき、 何気にＬｏｐｐｉをいじったらジブリ美術館を見つけました。 開館したときに予約できないなどと言われていたけど、 そういえば最近話題になっていないなぁと思いながら、 予約画面を開いたら、休みの日に予約できてしまいました。

２００３年１２月２３日（天皇誕生日）、 三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。 横須賀から三鷹は近くはありません。 電車だけで２時間はかかります。 案内では、ジブリ美術館は井の頭公園内で、 ＪＲ三鷹駅で降りてコミュニティバスを乗るようになっていました。 井の頭公園は吉祥寺だよなぁと思いながらも三鷹駅で降りました。 南口を出るとすぐにジブリ美術館の案内板があり、 その先に黄色いコミュニティバスが止まっていました。 小田急バスと書いてありました。 バスは玉川上水沿いを走り、ほどなくジブリ美術館に到着しました。 派手な建物を想像していたけど、雑草の生い茂る屋根のためか、 森の中に溶け込む様に建っていました。

１２時のチケットだったけど、１１時半ぐらいから、入場できました。 入ってすぐの所（地下１階）に、映画の原理を見せている部屋がありました。 特に面白いのが、人形を動かしてみせるゾートロープ。 １７〜１９体の少しづつ違う人形を軸を中心に並べ、 軸を中心に１秒１回転で回転させ、１秒に１８回のフラッシュを当てます。 すると、人形がまるで動いているように見えます。 原理がわかっていても、見とれてしまいます。 時々明かりを点けて種を見せているのですが、 そうでもしないと子供が見とれて大渋滞になってしまいます。 他に、一定速度で動いているフィルムにフラッシュを当てて フィルム上の絵が動いて見えるようにするなど、 原理がわかっていても驚くものを見せてくれました。

１階は、アニメが出来るまでを示したり、アニメの解説をするなど、まじめな展示でした。 大人向きで、子供は退屈で逃げてしまいました（笑）。 ラピュタ展をしていました。 人間が空に憧れた、いろんな空想の乗り物を考えた事や ラピュタで使われている事がかいてありました。 はばたく鳥形飛行機（オーニソプター）が展示してあって、 どうもジブリ美術館は本気で羽ばたく飛行機を飛ばしたいみたです。 模型飛行機で失敗したみたいで、最チャレンジしたいみたいです。 楽しそう。

中央ホールのあたりは、迷路の様に通路が入り乱れていました。 背が低い通路や階段があり、大人は頭上注意。 もっと仕掛けがあるのを期待したけど、それほどではありませんでした。 でもあまり複雑だと子供には危険かな。 ３階に「めい」行きのねこバスがいました。 ２歳児が窓から出入りできるような、子供向けの作り、子供が乗ってもへいきなような頑丈なつくりでした。 周りには１００匹ぐらいのまっくろくろすけがいました。

館内は撮影禁止だけど、館外はＯＫでした。 だから、屋上が記念撮影のスポットになっていました。

おなかが空いたので、カフェ「むぎわらぼうし」で食事をしました。 ナチュラル志向で味はおいしいかったです。 ケーキは普通の１人前より、１回り大きかった。 子供は大ご機嫌でした。 食器がかわいく、買うことになってしまいました。 値段が高いのが唯一の難点でした。

ミニシアターでオリジナルのアニメ映画をしていました。 メイとコネコバスの話。 １５分ほどの、トトロの続編のアニメでした。 どうやらネコバスは、大きくなるにつれて長さが長くなり、足の数も増えるみたいです。 このアニメでメイが捕まえたコネコバスは子供がやっと乗れる大きさで足が３本。 トトロに出てきたネコバスは、普通バスサイズで足が１０本。 このアニメではさらに大きな１００本以上の足を持つネコバス（バスというより電車）もいました。

気づいたら暗くなっていました。 井の頭公園を通り抜けるときには真っ暗。 吉祥寺駅から帰りました。 吉祥寺を見て回る時間がなくて残念。

関連リンク

ジブリ美術館(http://www.ghibli-museum.jp/)